オタクと噴水と ファンタジー編

影悪・ドレミ

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第3章 それぞれの魔法

放っておけない理由

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3人が練習してる中、一人お話しをしている者いた。
リンクだ。
リンクは花が咲き誇る草原にいた。

リンク「お花さん。貴方達は平和的ですね。」

リンクの魔法は植物系。
なので植物(花)と話す事も簡単。

花「でも雨が全然降らない日とかは辛いよ。」
リンク「そうなんですか。」
花「ああ。けれど仲間がいるからね。」
リンク「だから頑張れる。ですね。」
花「そうさ。でも君はどうなんだい?」
リンク「僕ですか?」

花は不思議そうに話し始める。

花「頼み事の受け入れも、そもそもここに来る事さえ乗り気じゃ無かったんだろう?
弱味を握られてる訳でも無いのにどうして断らないんだい?」

リンクは花の質問にニッコリとし答えた。

リンク「彼らには僕が付いてないといけませんから。」

リンクは続ける。

リンク「僕がいないとまとまらないしで危険ですし。…なんだか、放っておけないんですよねぇ。」
花「君は優しいね。」
リンク「そんな事無いですよ。」

話し終えるとリンクは立ち上がる。

リンク「さぁ!彼らが魔法の腕前を上げていると思うので僕も特訓しなくては!」

杖を構える。

リンク「…んん~、やはり回復だけではやっていけませんよね…。」
花「そんなこともないと思うけど、」

リンク(乗り物が作れたんです。他にもなにか活用法が見付かるかもしてませんし、ある程度操れるようになりたいっ。)

構えた杖の先から植物のツルが大量に飛び出してきた。
そしてそれは重く引っ張られて、リンクはバランスを崩しクルクルと回る。

魔法が切れた頃にはリンクはツルでぐるぐる巻き状態。

リンク「………。」
花「魔力の調整は初めのうちはまだコツを掴んでないから難しいよね。」

その日リンクは何度か挑戦したが、

リンク(上手く操れるようにはなりましたけど、やはり攻撃となると上手く扱えません…。)





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次回・スプレーの魔法

ロフウ「僕は召使いです。」
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