最弱の職業【弱体術師】となった俺は弱いと言う理由でクラスメイトに裏切られ大多数から笑われてしまったのでこの力を使いクラスメイトを見返します！

国会議事堂内部

「はっ！？」

「どうした和希！？」

　隣にいる佐藤がそう呟いた。

「...いや、なんでもない」

　そうは思いながらも(まさかな？)と空也のことを心配している自分がいた。

　そしてそのまま中央玄関を開いて声を上げた。

「二階堂！　きてやったぞ！」

　その声に呼応するかのように2人の刺客が現れた。

「おっ！　やっぱりきたな佐藤！」

「ああ～ん♡やっぱり実物は物凄く可愛いわね♡ 佐藤ちゃん♡」

　となぜか2人共佐藤の方に興味津々なようだった。

「大山と春日だな。二階堂はどこにいる！？」

　と言う俺の言葉と共に2人は答えてくれた。

「この先の皇族室よ。でもまああなた達がたどり着くことはないわね」

　と言う春日の言葉と共に戦闘が始まった。

「だって貴方達2人はここで力尽きるんですもの♡」

　その言葉と共に佐藤は大山の方に攻撃を仕掛けて左の棟に入って行った。

「和希こいつは任せろ！」

「ああ！　任せた！　俺は春日を倒す！」

　そう叫ぶと早速リィカを召喚するのだった。