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決別②

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「おい...、なんだその目は?」

 私の目は実の親に殺意を向けていた。

「やめろ...真菜...!」

 掠れた声でそう呟く和希兄ちゃんに私はこう呟いた。

「大丈夫だよ和希兄ちゃん。私はもう...。

 自分で迷いを振り払い、目の前の男を殺す事だけに終始する。

 私自身が全ての感情を押し殺す殺意の塊となった。

「ふぅ...」

 と吐息を放つと目の前の男は私に向かって魔法を放つ。

「こいつは挨拶がわりだ! 【オメガ・ダーク】!」

 凄まじい闇の波動が私に向かって飛んでくるのだが...。

「【暗殺術・深淵】」

 私の体が闇の中へと消え去ると奴は大きな声で笑い出した。

「ははっ! やはりお前はその程度の雑魚だったんだよ!!! 雑魚は消えてなくなれ!」

 勝ち誇る奴の影の中から私は姿を現したが、ここまで近づいても奴は私の存在に気がつかない。

(...さようなら)

 私はそう心の中で呟くと【バックアタック】と【急所突き】を合わせて奴の心臓を狙うのでした。
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