日常

大きな足腰

文字の大きさ
上 下
5 / 69

⑤孤独

しおりを挟む


人の名前が覚えられない。
全く興味が湧かないからだ。



でも全員覚えられないわけではない。
鮮明に覚えられる人もいる。
むしろ知りたくなる人もいる。



できればそうなってくれ。
みんなと同じ行動、思考、格好とかするから分からなくなる。
もっと人間臭いところを見せてくれ。





お前ら言っておくけど表情とかも同じだぞ。
気持ち悪い。
なんなら仕草とかも。




そんなんで孤独を紛らわすな。
そんなことしても心はずっと孤独だぞ。あとから気がついた時ほんとに死にたくなるぞ。






早く気付け。
気づいた上でそうしてるとか言うなよ。
気付いてるぶるな。





そういう奴らは優先席に座って譲らなきゃ不味いのに譲らない奴らと一緒だ。




反射で譲れ。

瞬時に動け。




動けないんだったら、
お前は死ぬまで孤独だ。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

食べる喜び噛み締めて

ミステリー / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

豊玉宗匠の憂鬱

歴史・時代 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:1

タラコ唇さんの趣味の世界(13)

大衆娯楽 / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:2

王子からマーメイドになれと命令された♂♀

恋愛 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:27

おっさん、猫になる

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:5

ジャンティエス~マドンナの宝物~

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:1

一寸法師の異世界転生録

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

コンセントにも都合というものがある

現代文学 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:2

処理中です...