忘れはしない

真田周市

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大好き

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思えば告白した頃が幸せのピークだったかな?


このときは告白してもどうせダメだろうって思ってたから。


でも、私は好きな人に告白しないで終わるなんて嫌だったから思い切って告白してみたんだよ。


「早希か、なんだよ、急に呼び出して」


「公くん、あのね、私、公くんのことが好きです!///」


言っちゃった...

って思った。

このときの私は振られる覚悟はできていた。


でも、振られない覚悟はできていなかった。


「なんだよ、俺から言おうと思ったのに」


だからおもわず


「えっ?!」


って言っちゃった。



「俺も、お前が好きなんだよ。だからOKに決まってんだよ///」


本当、まさかの答えだった。


まさか本当に付き合うことになるなんて。
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