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しおりを挟む「ああぁっ、っんんっ……」
「好き、ツェイ……愛してる」
「んんっ、あああっ、私も……好き……ああっ……」
また再開された激しい挿抜に腰が浮く。行き場をなくした蜜が弾け飛んで足と腹を濡らしている。
「ああっ、またイく……あああっ」
「うん、……一緒に……っ」
「あああっ……んんっ……ああああっ!!」
「っぅ……」
一際強く感じるところを突かれると身体を駆け巡る快感。その快感に蠢く蜜壷がギュッとしまって中に埋められた肉棒を締め上げる。その締めつけにドクドクと肉棒が震えたのを感じると、何度も奥に熱い白濁を放たれた。
(熱い……)
「はぁ……はぁっ……」
放たれていたのが落ちついてから、荒く息を吐くツーツェイを優しく抱き締めて頭を撫でてくれる。
「辛くなかった?」
「はぁ……大丈夫……」
「……下手だったかも、ごめんね」
心配そうに見上げるテオドールに目を開いてきょとんとしてしまう。その瞳に恥ずかしそうに目線を逸らしている。
(下手……? 初めてだから分からないけど……)
「すっごく気持ちよかったです」
逸らしてた目線をツーツェイに戻して、呆然としてたかと思えばテオドールの顔が真っ赤に染まっていく。どうしたのだろうとツーツェイが首を傾げたとき……。
「ッ!?」
中に埋められたままだった肉棒がまた硬く熱を取り戻しているのに硬直する。ぐるぐると脳内を駆け巡る疑問。
(え? ええ? 出したら終わりじゃないの!?)
「っあぁっ!?」
そのままテオドールが身体を起こすと埋められた肉棒の角度が変わって違うところが刺激されて、声が漏れてしまう。
「ごめん……」
「あ、あの……テオ……っん!」
ツーツェイの片足を持ち上げて足首に口付けを落とす。ゆっくりと見下ろして笑う。
「煽ったのはツェイだから。覚悟してね?」
(は、はいーーーー!?)
ツェイの心の中の叫び声は響くことはなく、次の瞬間、言葉にならない嬌声だけが部屋に響いた。
◇◇◇
「ツェイ、パン美味しい」
「はい……そうですね……」
にこにこと満足そうに笑って、昨日焼いたパンを食べる男の前でツーツェイはげっそりとしながらパンを口に運んだ。
あの後、夜更けまで何度も抱き潰されて体が悲鳴をあげた。『もう腰が限界です!』と涙目で訴えたけれどすぐに白魔術で強制的に回復させられて、また明け方まで抱かれるのを繰り返された。
「ツェイ? まだ身体辛い?」
「え……ちが……」
「また元気になれるよう白魔術かけてあげるね。ツェイは僕の魔術が好きだもんね」
にっこりと笑って指先から温かな白い粒をツーツェイに降らす。それに周りにいる使用人たちがうっとりと見蕩れているけれど……。
(白魔術師とするのは危険だわ!!)
ツーツェイは恐怖で震えながら、そう心の中で叫んだ。
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