132 / 150
外伝1 四聖会議
新しい魔族の王は、聖人です
しおりを挟む
「魔王...どうする?」
「あの子がやるので確定なんでしょ~ならいいよ。魔王様の遺言だしね」
「立候補で投票制とかないんですかね!?かつて魔王様が言っていたことのように!」
「論外だギール、はい次。ここに半こ押せ」
「インギョジダイ、ゴウジンニアトヲマガゼユックリトジダヨゼイヲ」
「それも却下です、ウォーカー。魔王軍は現在人手が足りません。キリキリ働いて下さい、あ、この書類間違えてますよディナス」
「そもそも何故私はここにいるのだ・・・私はそろそろグリーンのところに合流したいのだが)
「却下です。ケイアポリス王国と魔族の間にはまだしがらみが多くあります。ここは魔族に貢献し、人間と魔族の架け橋にディナス殿にはなって頂きます。」
「うう・・・・」
魔王城場内の一室にて
ウルフィアス
ウォーカー
ギネル
ビネルの魔族幹部達に、ディナスを加えた面々は、魔族が多く抱える問題に頭を悩ませていた。
ディナスを覚えている者はいるだろうか、人魔対戦の時にパンドラの箱から救い出してもらった恩を返すためにグリーンの陣地にて参戦し、大活躍したリザードマンである。
彼は人魔対戦の後に魔族領に帰り、同胞と共に自らの集落に戻った。そして、跡目争いで分裂寸前だったリザードマンを1つにまとめ、首領としてそこに居座ったのだ。
なお、跡目筆頭だったパーソレープという若者が涙目だったとここに付随しておく。そして、今こうして魔族と一緒に書類仕事に明け暮れているのだが。
「あ、ディナス殿には空席の魔族幹部の6位に入って頂きますので、異論は認めません」
「いやいや、断るが、私はあくまでグリーンの・・」
「魔族とのパイプがあれば後々良いこともあると思うなぁ、彼は新興家族として立つようですよ?魔族との交渉は当面は帝国がやるでしょうが、その情報とかも欲しいでしょうし。リザードマンの首領としても悪い話ではないと思うのですがねぇ、名前だけでも良いですし」
「う・・うむ、名前だけなら」
うまく、丸め込まれてしまっていた。そして、今 (こきつかわれている)に至る。
「新しい魔王様とは、どのようなお方なのですか?私には良く分からないのだが」
「あ、ディナスは最近来たばかりだから知らないか。新しい魔王様は先代の魔王様の長男で、多分この世で魔王に最も相応しくない方」
「は、それはどういう」
「魔王様がいらっしゃいます!」
扉の向こうからメデューサの声が響き、魔王軍幹部達の集まる席、その仕事場所の扉が勢い良く放たれる。途端に白と銀に体を彩られた、鬼神が現れた。
その体は175センチ程度の、人間なら普通、魔族なら決して大きくはないと言えるその体に、豪奢な冠と服装は、下手すれば人間の王に見えなくもない。顔も肌も人間に近く、遠くから見れば人間に見えなくもない。
目もとはふにゃっとした締まりのない顔を見せており、口元も微妙に笑っているような顔を常にしている。
聖魔鬼神ーー彼は自らをこう称した。
「久しぶりだね、みんな!父上の代わりによろしく頼むよ」
彼は、普段は魔王が座るはずの席にどっかりと座り込み、開幕からこう伝えた。
「これが魔王だと?私のイメージとは全く・・」
「だから言っただろうディナス殿。魔王に似合わないと」
「え?何みんなそんなこと言ってたの?ひどいなぁ。僕は真面目にやってるのに!」
そう言いながらも彼ーー新魔王は笑みを崩さない。それがかえって不気味さを感じるということに、魔族幹部達はようやく気付いた。
「あれ?静かになったね、じゃあ今後のことを話すね!これから魔族は人間との、具体的には帝国との融和を図る。シナリオ的には、父上が勝手に暴走して逆らえませんでした!クソ野郎が死んだので人間には恨みもありません!エルフと獣人の解放もされましたし、改めて正式に友好条約を結んで下さい。これで行くからね~」
魔族幹部全員が噴き出した、このシナリオが、あまりに前魔王、つまりは父を貶める提案であることは明白だからだ。
「ま、魔王様!それではあまりにも前王、父上様に申し訳が立たないでしょう!」
「なんで?死んだ奴に興味はないし、人間との徹底的な軋轢を産んだ原因は間違いなく父上でしょ、せっかくだから悪事は全部あの人が命令したことにするから。異論がある奴は後で個別に僕のところに来て?勿論僕の意見に反対するなら、力ずくでどうにかできるんだよね」
そう言うと、魔王の体から魔力が噴き出し始める。その魔力は紛れもなく前魔王の魔力に酷似しており、彼が間違いなく魔王の息子であり、正当なる後継者である証明でもあった。
それと同時に、彼がこの中で最も魔王、否父の死を最も悲しんだことも知っているのだ。いやまぁ事情はわかっているようだが、それでもなお父が去り、これからこの国を背負っていくと言う重圧。それを彼は1人で受けようとしているのだ。こうなって当然だろう。
しかも、彼は王としては最善手を打っている。止める者など、この中にいるはずもなかった。
「わかりました、我々魔族。これから貴方様に先代とも変わることのない忠誠を尽くします」
そう言って扉から入って来たのはアスカモーだった。深々と玉座の前へ移動し、臣下の礼を取る。実は一部では彼が次の魔王になるのだと噂されていた、魔王から神器を受け継いだ者、として祭り上げられる始末でもあった。そんなことをアスカモーが受け入れる訳もないし、逆に粛清する始末ではあったが。
「アスカモー、君が真っ先にやってくれると思ったよ」
そう言って、新魔王は笑った。
他の幹部達も続々とアスカモーに続き臣下の礼を取る。魔王軍の、アルフィィオスを除けば実質臣下No.2の男が臣下の礼を取る。この意味がわからない者など、この場には存在しなかった。
「ありがとう、みんな。じゃあ、僕たちも前に進もうか。まずは戦力増強、救ったエルフ達の中からも使えそうな人材を探すよ。」
聖魔王・・後にそう呼ばれることになる彼は、後に教会より聖人認定がなされ、勇者との戦いで陰ながら戦闘をサポートした聖アルゴスと並んで2大聖人と呼ばれることになる。
この裏では、人間との融和を図りたい魔王の思惑が裏ではあったものの、彼はこれより聖魔王を名乗り、躍進を続けていくことになる。次なる戦いに備えて。
「あの子がやるので確定なんでしょ~ならいいよ。魔王様の遺言だしね」
「立候補で投票制とかないんですかね!?かつて魔王様が言っていたことのように!」
「論外だギール、はい次。ここに半こ押せ」
「インギョジダイ、ゴウジンニアトヲマガゼユックリトジダヨゼイヲ」
「それも却下です、ウォーカー。魔王軍は現在人手が足りません。キリキリ働いて下さい、あ、この書類間違えてますよディナス」
「そもそも何故私はここにいるのだ・・・私はそろそろグリーンのところに合流したいのだが)
「却下です。ケイアポリス王国と魔族の間にはまだしがらみが多くあります。ここは魔族に貢献し、人間と魔族の架け橋にディナス殿にはなって頂きます。」
「うう・・・・」
魔王城場内の一室にて
ウルフィアス
ウォーカー
ギネル
ビネルの魔族幹部達に、ディナスを加えた面々は、魔族が多く抱える問題に頭を悩ませていた。
ディナスを覚えている者はいるだろうか、人魔対戦の時にパンドラの箱から救い出してもらった恩を返すためにグリーンの陣地にて参戦し、大活躍したリザードマンである。
彼は人魔対戦の後に魔族領に帰り、同胞と共に自らの集落に戻った。そして、跡目争いで分裂寸前だったリザードマンを1つにまとめ、首領としてそこに居座ったのだ。
なお、跡目筆頭だったパーソレープという若者が涙目だったとここに付随しておく。そして、今こうして魔族と一緒に書類仕事に明け暮れているのだが。
「あ、ディナス殿には空席の魔族幹部の6位に入って頂きますので、異論は認めません」
「いやいや、断るが、私はあくまでグリーンの・・」
「魔族とのパイプがあれば後々良いこともあると思うなぁ、彼は新興家族として立つようですよ?魔族との交渉は当面は帝国がやるでしょうが、その情報とかも欲しいでしょうし。リザードマンの首領としても悪い話ではないと思うのですがねぇ、名前だけでも良いですし」
「う・・うむ、名前だけなら」
うまく、丸め込まれてしまっていた。そして、今 (こきつかわれている)に至る。
「新しい魔王様とは、どのようなお方なのですか?私には良く分からないのだが」
「あ、ディナスは最近来たばかりだから知らないか。新しい魔王様は先代の魔王様の長男で、多分この世で魔王に最も相応しくない方」
「は、それはどういう」
「魔王様がいらっしゃいます!」
扉の向こうからメデューサの声が響き、魔王軍幹部達の集まる席、その仕事場所の扉が勢い良く放たれる。途端に白と銀に体を彩られた、鬼神が現れた。
その体は175センチ程度の、人間なら普通、魔族なら決して大きくはないと言えるその体に、豪奢な冠と服装は、下手すれば人間の王に見えなくもない。顔も肌も人間に近く、遠くから見れば人間に見えなくもない。
目もとはふにゃっとした締まりのない顔を見せており、口元も微妙に笑っているような顔を常にしている。
聖魔鬼神ーー彼は自らをこう称した。
「久しぶりだね、みんな!父上の代わりによろしく頼むよ」
彼は、普段は魔王が座るはずの席にどっかりと座り込み、開幕からこう伝えた。
「これが魔王だと?私のイメージとは全く・・」
「だから言っただろうディナス殿。魔王に似合わないと」
「え?何みんなそんなこと言ってたの?ひどいなぁ。僕は真面目にやってるのに!」
そう言いながらも彼ーー新魔王は笑みを崩さない。それがかえって不気味さを感じるということに、魔族幹部達はようやく気付いた。
「あれ?静かになったね、じゃあ今後のことを話すね!これから魔族は人間との、具体的には帝国との融和を図る。シナリオ的には、父上が勝手に暴走して逆らえませんでした!クソ野郎が死んだので人間には恨みもありません!エルフと獣人の解放もされましたし、改めて正式に友好条約を結んで下さい。これで行くからね~」
魔族幹部全員が噴き出した、このシナリオが、あまりに前魔王、つまりは父を貶める提案であることは明白だからだ。
「ま、魔王様!それではあまりにも前王、父上様に申し訳が立たないでしょう!」
「なんで?死んだ奴に興味はないし、人間との徹底的な軋轢を産んだ原因は間違いなく父上でしょ、せっかくだから悪事は全部あの人が命令したことにするから。異論がある奴は後で個別に僕のところに来て?勿論僕の意見に反対するなら、力ずくでどうにかできるんだよね」
そう言うと、魔王の体から魔力が噴き出し始める。その魔力は紛れもなく前魔王の魔力に酷似しており、彼が間違いなく魔王の息子であり、正当なる後継者である証明でもあった。
それと同時に、彼がこの中で最も魔王、否父の死を最も悲しんだことも知っているのだ。いやまぁ事情はわかっているようだが、それでもなお父が去り、これからこの国を背負っていくと言う重圧。それを彼は1人で受けようとしているのだ。こうなって当然だろう。
しかも、彼は王としては最善手を打っている。止める者など、この中にいるはずもなかった。
「わかりました、我々魔族。これから貴方様に先代とも変わることのない忠誠を尽くします」
そう言って扉から入って来たのはアスカモーだった。深々と玉座の前へ移動し、臣下の礼を取る。実は一部では彼が次の魔王になるのだと噂されていた、魔王から神器を受け継いだ者、として祭り上げられる始末でもあった。そんなことをアスカモーが受け入れる訳もないし、逆に粛清する始末ではあったが。
「アスカモー、君が真っ先にやってくれると思ったよ」
そう言って、新魔王は笑った。
他の幹部達も続々とアスカモーに続き臣下の礼を取る。魔王軍の、アルフィィオスを除けば実質臣下No.2の男が臣下の礼を取る。この意味がわからない者など、この場には存在しなかった。
「ありがとう、みんな。じゃあ、僕たちも前に進もうか。まずは戦力増強、救ったエルフ達の中からも使えそうな人材を探すよ。」
聖魔王・・後にそう呼ばれることになる彼は、後に教会より聖人認定がなされ、勇者との戦いで陰ながら戦闘をサポートした聖アルゴスと並んで2大聖人と呼ばれることになる。
この裏では、人間との融和を図りたい魔王の思惑が裏ではあったものの、彼はこれより聖魔王を名乗り、躍進を続けていくことになる。次なる戦いに備えて。
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる