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ケイアポリス王国編
ある兵士は革命を起こす
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sideとある王国兵士『王都』
クソったれな世界だ
俺は目の前にある惨状を見て誰にも聞こえないようにそう呟く、俺は王国の兵士だった。誇り高きケイアポリス王国の騎士だった。
だった、というのはもう俺の心に『誇り』なんてものが欠けちまってるからだらう。
「あぁっ、その品物だけは勘弁を!その品はイリス卿より賜った我が家の家宝!」
「うるせーっ!うっとおしいんだよ!これからこの国はな、父上が宰相となって新しい国に生まれ変わるんだよ!てめぇ、この国ナンバー2の息子に無礼な真似をしてただで済むと思うなぁ!」
目の前にいるゴミ?あぁ、この国の宰相の息子らしい。この国は少し前に政変があって、今までの王族が全員殺された。
まぁ今までの王族はごく一部を除いて軒並みクズだったから誰も悲しまない。というか貴族とかいう連中がいくら死のうと、基本的に俺たちの生活にゃ関係ねーからな。どうでもいい。
だが、目の前でこんなクソみたいな映像を見せつけられちゃ話は別だ。
目の前で王国の兵士達がどんどん荷物を運び込んでいる、この店は今度街路を整理する時に邪魔だったからと撤去を指示した店だ。立ち退き期限はあと10日ほどあったはずだ。
「我々が命じた時点で直ぐに立ち退きをせぬなど言語道断!よって館の主人は投獄し、家財は没収する!」
「取引もあるのです!立ち退き期間が来る前には撤収するつもりでした!貴族様、信じて下さい!」
「汚い手で私に触るなこのクズがぁ!」
あーーー斬りたい。
目の前で無抵抗の店主をボコボコにしてるこのゴミ貴族をぶった斬ってどっか別の国に行きたい。だが給料を貰ってる身でそれをするのはあまりにも不義理というものだろう、事実この貴族の金払いは悪くない。
だから、これは不可抗力なんだ。仕方の無いことなんだ。
そう、自分を納得させようとした瞬間に
事件は起きた。
「痛ッッ!誰だ!この私に石をぶつけたのは!」
「やめろ!父さんをいじめるな!」
その子はほんの少年だった、恐らく店主の息子だろう。目の前にいる子はボロボロになって呻いている父親の目の前に立って、涙目になりながらゴミ貴族を見つめていた。
・・・・・・
「貴様ァ、、この私に、大貴族になるこの私になんと無礼な!!ダリウス、コイツを、コイツを斬れ!」
あのなぁ
知ってはいたがお前、何回お前に失望させられりゃ気がすむんだよ。
自らの誇りのために人を斬る、まぁ理解できんくもない。
ガキを斬るというのは頂けねーがな、器の小ささが滲み出るから。
まぁそれも百万本譲っていいだろう。
だが、何故自分でやらねぇ?
「俺がやっていいのですか?」
「きょ、許可する!やれい!『暁の剣豪』!」
瞬間、俺の体がゆらりと動く
「抜剣」
それだけ呟いた。
いつものルーティーンだ。次の瞬間、命じられた通りに少年の胴体は泣き別れ
「へ?」
しなかった、悪い、無理。
体が勝手に、ゴミ貴族をぶった切っていた。
やっちまった、こりゃねーちゃんに怒られるかなぁ
「ふ、副団長が乱心したぁ!?」
「剣を抜け!暁の剣豪が裏切ったぞ!!」
まぁ、そうなるよなぁ。
「ボウズ、ちょっと後ろに下がっとけ。」
「暁の剣豪、龍殺しの?」
「おっこんなオジサンを覚えてくれているとは、俺もまだまだ現役だね。」
龍殺し
俺はそのパーティーメンバーの1人だった、まぁリーダーが駆け落ちしやがって今じゃ肩身の狭い王国兵士だ。まぁこんな人生と諦めてたんだけどね。
全部で30人ぐれーのゴミ貴族の部下達が俺を取り囲み始める。
やべーこれは流石に短絡的すぎたかな、、、、
「投稿しろ、その方が楽でいい」
流石の戦略差に余裕でそう言い放つ男に対して、俺は余裕でこう返した。
「悪いな、無理だわ」
「なら死ね」
迫り来る剣
撤退?ナシだな、後ろには店主と息子がいる。受け止める?それも無理だ、30もの手を受け止める手段は無い。質より量とは良く言ったもんだぜ。
まぁ、ただで死ぬ気も無いしな!!
てか、あっ
すまん、あの人が来た、これ勝ったわ。
構える、多数の剣が俺に向かい走り、そして後ろから全員斬られた。
「は?」
兵士達の肉体が、馬に乗ったその人に肉片に変えられていく、本日2度目のは?。1度目はゴミ貴族、2度目はそのゴミ貴族の兵士だ。俺も人のことは言えないがな。
その姿は、王都にあるものなら誰でもしってる顔だった。
龍殺し、俺にとっちゃあ憧れの人で、それでいてパーティー解散の原因を作ったひでー人。
「久しぶりに来たと思ったら、何してるんだ?アシュレイ!」
「お前こそ何しようとしてたんだ?まぁいい、この国に革命を起こしに来た!一緒に来るか?」
「悪いな、俺が一足早く革命は起こしてた!」
「何ぃ!流石は剣豪だ!行くぞ!冒険者ギルドに助力を仰ぐ!」
「今からかよぉ!行き当たりバッタリだな!」
「まぁ俺らしいだろ?ついてこい!」
この世界はクソったれな世界だ。
たった今、少しだけマシになったがな!
クソったれな世界だ
俺は目の前にある惨状を見て誰にも聞こえないようにそう呟く、俺は王国の兵士だった。誇り高きケイアポリス王国の騎士だった。
だった、というのはもう俺の心に『誇り』なんてものが欠けちまってるからだらう。
「あぁっ、その品物だけは勘弁を!その品はイリス卿より賜った我が家の家宝!」
「うるせーっ!うっとおしいんだよ!これからこの国はな、父上が宰相となって新しい国に生まれ変わるんだよ!てめぇ、この国ナンバー2の息子に無礼な真似をしてただで済むと思うなぁ!」
目の前にいるゴミ?あぁ、この国の宰相の息子らしい。この国は少し前に政変があって、今までの王族が全員殺された。
まぁ今までの王族はごく一部を除いて軒並みクズだったから誰も悲しまない。というか貴族とかいう連中がいくら死のうと、基本的に俺たちの生活にゃ関係ねーからな。どうでもいい。
だが、目の前でこんなクソみたいな映像を見せつけられちゃ話は別だ。
目の前で王国の兵士達がどんどん荷物を運び込んでいる、この店は今度街路を整理する時に邪魔だったからと撤去を指示した店だ。立ち退き期限はあと10日ほどあったはずだ。
「我々が命じた時点で直ぐに立ち退きをせぬなど言語道断!よって館の主人は投獄し、家財は没収する!」
「取引もあるのです!立ち退き期間が来る前には撤収するつもりでした!貴族様、信じて下さい!」
「汚い手で私に触るなこのクズがぁ!」
あーーー斬りたい。
目の前で無抵抗の店主をボコボコにしてるこのゴミ貴族をぶった斬ってどっか別の国に行きたい。だが給料を貰ってる身でそれをするのはあまりにも不義理というものだろう、事実この貴族の金払いは悪くない。
だから、これは不可抗力なんだ。仕方の無いことなんだ。
そう、自分を納得させようとした瞬間に
事件は起きた。
「痛ッッ!誰だ!この私に石をぶつけたのは!」
「やめろ!父さんをいじめるな!」
その子はほんの少年だった、恐らく店主の息子だろう。目の前にいる子はボロボロになって呻いている父親の目の前に立って、涙目になりながらゴミ貴族を見つめていた。
・・・・・・
「貴様ァ、、この私に、大貴族になるこの私になんと無礼な!!ダリウス、コイツを、コイツを斬れ!」
あのなぁ
知ってはいたがお前、何回お前に失望させられりゃ気がすむんだよ。
自らの誇りのために人を斬る、まぁ理解できんくもない。
ガキを斬るというのは頂けねーがな、器の小ささが滲み出るから。
まぁそれも百万本譲っていいだろう。
だが、何故自分でやらねぇ?
「俺がやっていいのですか?」
「きょ、許可する!やれい!『暁の剣豪』!」
瞬間、俺の体がゆらりと動く
「抜剣」
それだけ呟いた。
いつものルーティーンだ。次の瞬間、命じられた通りに少年の胴体は泣き別れ
「へ?」
しなかった、悪い、無理。
体が勝手に、ゴミ貴族をぶった切っていた。
やっちまった、こりゃねーちゃんに怒られるかなぁ
「ふ、副団長が乱心したぁ!?」
「剣を抜け!暁の剣豪が裏切ったぞ!!」
まぁ、そうなるよなぁ。
「ボウズ、ちょっと後ろに下がっとけ。」
「暁の剣豪、龍殺しの?」
「おっこんなオジサンを覚えてくれているとは、俺もまだまだ現役だね。」
龍殺し
俺はそのパーティーメンバーの1人だった、まぁリーダーが駆け落ちしやがって今じゃ肩身の狭い王国兵士だ。まぁこんな人生と諦めてたんだけどね。
全部で30人ぐれーのゴミ貴族の部下達が俺を取り囲み始める。
やべーこれは流石に短絡的すぎたかな、、、、
「投稿しろ、その方が楽でいい」
流石の戦略差に余裕でそう言い放つ男に対して、俺は余裕でこう返した。
「悪いな、無理だわ」
「なら死ね」
迫り来る剣
撤退?ナシだな、後ろには店主と息子がいる。受け止める?それも無理だ、30もの手を受け止める手段は無い。質より量とは良く言ったもんだぜ。
まぁ、ただで死ぬ気も無いしな!!
てか、あっ
すまん、あの人が来た、これ勝ったわ。
構える、多数の剣が俺に向かい走り、そして後ろから全員斬られた。
「は?」
兵士達の肉体が、馬に乗ったその人に肉片に変えられていく、本日2度目のは?。1度目はゴミ貴族、2度目はそのゴミ貴族の兵士だ。俺も人のことは言えないがな。
その姿は、王都にあるものなら誰でもしってる顔だった。
龍殺し、俺にとっちゃあ憧れの人で、それでいてパーティー解散の原因を作ったひでー人。
「久しぶりに来たと思ったら、何してるんだ?アシュレイ!」
「お前こそ何しようとしてたんだ?まぁいい、この国に革命を起こしに来た!一緒に来るか?」
「悪いな、俺が一足早く革命は起こしてた!」
「何ぃ!流石は剣豪だ!行くぞ!冒険者ギルドに助力を仰ぐ!」
「今からかよぉ!行き当たりバッタリだな!」
「まぁ俺らしいだろ?ついてこい!」
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