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ケイアポリス王国編
転生者の相棒は笑う
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sideアル『ガルラ村・夜』
ガルラ村の警備がどうなっているかと聞かれると、この村にも当然警備隊というものが存在する。とは言ってもアシュレイさんを隊長、私の父が副隊長のありふれた人数の男子からなるボランティアのようなものであり、騎士団のように特殊な訓練を経ているわけではない。
農業の合間に棒きれを振って魔物が来た時に備えているだけだ。実際はシルが昼間は風の繭で村の警戒を行い、夜は私と父、そして警備隊が村周辺を見回っている。
そして、周囲を警戒していた私にとってそれは唐突な出来事だった。
「少し...良いですか?」
「最期の夜です、休んでいた方が良いのでは?」
レミーア様か、村では、そこらの村娘と変わらない簡素な服装で仕事をしていたのだが、今は少しだけ化粧をして私の目の前に立っている。
少しキツイ香水の匂いも健在だ。
少し気配を探ると、レミーア様の侍女であるエルザさんが遠くの木の裏にいるのを見つけ、少しした後に気配が完全に失せた。
、、、、マジで何者なんだ、あの侍女。
「寝れませんでした、王になるということも、人に命令するのも。新鮮なことでしたから」
彼女は転生者だ、シルに聞いた限りでも彼女自身は元の世界でもただの一般人でしかない。
そんな女性が国を背負う、ケイアポリス王国は、はっきり言って大国だ。この大陸に覇権を上げるのには十分な国力を持っており、今は反乱や他国からの侵攻で疲弊しているが、王の裁量いかんによってはかなり発展の見込みがあるだろう。
それを背負う、彼女にはその才覚は十分にあった。
「私は森の調停者だ、王とは違います。ですが、、、、粗野な私にも理解できることはあります、貴方は気高いと。」
風が吹いた気がした、王族に何言ってるんだと頭を殴りたくなる自分がいるが、何故か言葉が出てしまったので仕方がない。
「好感度3イベント、最高!!!!!」
「え?」
「いえ、なんでもありません。ありがとうございます、少し元気が出ました。」
レミーア様がぺこりと頭を下げる、絶対に嘘だ。イベントとかスチルとかシルから散々聞いた単語だぞ。
「やはり、貴方もケイアポリスの文官として私に仕えてくれませんか?側近として側にいてくれれば、むっむしろ側近になってくれればこれ以上のことはありませんが!」
「申し訳ありません、シルがほっとけない性分でしてね。アレは冒険者志望ですし、私は、、、、一応『相棒』らしいので」
「や、やっぱりあの男のせい!?そ、そうですか。それは残念です。なら、せめて王室の庭園に招待させて下さい、叔父様が自ら手入れした花達や、オワリの国から送られて来た『盆栽』というものがとても美しいのですよ。」
「何ですかそれはちょっと気になりますね、盆栽?書物でしか拝見したことは無いのですがとても興味深いですね。あのわびさびと言われる独特の雰囲気はオワリのものでしか出せないものだと考えています。見たいです!是非招待して下さい。」
おっとしまった、つい興奮してしまった。
王族には無礼だったか?まぁシルよりはマシだろうが。
「好きな物には一直線、好き、尊い、、、、」
「は?」
「いえ、やっぱりアル様は素敵だなと思っただけです、、、、」
鼻血が出ていたので、ハンカチで顔を抑えながら潤んだ目でこちらを見てくる。
もしかしてこの人、かなりヤバイ人なのでは無いだろうか。
「アル様、、やはり、私は王などより」
「おおおおおおおおおおおおおおいいいいいいいいい!!!!!!アルぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
うるさい。
「ちょっと、シルフィールド。流石に今のは不敬罪だわ」
「うるせぇぞ王族 (笑) アルと何話してやがったんだ!」
「今の間は一体何!?というか貴方アル様ルート見てないからこのシチュエーションの尊さがわからないのよ!死ね!クソガキ!今回の作戦が終わったら不敬罪で死刑にしてやるわ!」
「やれるもんならやってみろ、台風起こして自慢の王城を吹き飛ばしてやるわ!」
「シル、それだと王城にある庭園が吹き飛んでしまう。やめてくれ」
「あ、そうなの?じゃあやめるわ」
「意外と素直ねアンタ!?」
うるさい。
シルフィールドが突撃して来て、夜の野原に3人で寝転ぶような形で並んで星を見ていた。
少しだけエルザさんの殺気が膨らんでいるような気がしたけど、すぐに引っ込む。
すいません、勘弁して下さい。
「やっぱりキレイね~ここ、田舎の星ってなんでこんなに綺麗なのかしら。」
「なんにもねぇとこだよ、親父やみんながずっとここで暮らしてる意味が俺にはわからないね。」
「その言い方は傷つくぞ、シル。少なくともお前の父である師匠はこの村を気に入って命を賭けるのだから。」
「へいへい、わかったよかーちゃん」
「貴方、アル様をかーちゃん呼ばわりしたわね!?殺すわよ!」
「うるせぇアヴァロムを乙女ゲーと勘違いしたクソ女が!」
「はぁ?ゲームをどういう風に楽しむかはユーザーの勝手だろ。お前みたいにゲームの楽しみ方を一辺倒にしかできない奴は豚の餌にしてやるわ!」
「何この姫さま、罵詈雑言の語彙力が凄い」
シル、ドン引きするのはやめてくれ。
エルザさんは私とアルを殺そうとするのはやめて下さい、シルは殺気は読めないので気づいてない見たいですが、私は強烈に感じるので。
「そもそも、貴方を庇って死ななかったら私はまだ生きてたのよ!」
「言ってろ!そのかわりお前はこの世界に来れなかったけどな!!」
「そりゃそうだ!ありがとう!」
「どういたしまして!」
仲良いな、この2人
転生者、といつこともあり当然ながら2人は前世の記憶というものが存在するらしい。
で、頭上に落ちて来た石を喰らったのがシルフィールド、それを庇おうとして共に下敷きになったのがレミーア様というわけだ。
同年代なのも納得だ、自称神、彼はそう名乗っていたらしいが、転生できる時点で神確定なのでは?いや、まぁ情報が無さすぎてなんとも言えないのも真実だが、うさんくさそうな男性というだけではね。
「ねぇ、やっぱり私の側にいてくれない?窮屈だし、そもそも貴方のせいでこの世界に来る羽目になったんだから、少しは面倒見てくれても良いんじゃない?」
「まぁ、そりゃそうか。わーった、なんかあった時は助けてやる。だがな、日常的にケイアポリス王国にいるってのは無理だ。なんせ俺には夢がある」
「何よ」
「最強になって俺ツエーーーーすることだ!!!」
「馬鹿なの?」
全くもって同意見です、レミーア様。止めて下さい。
「てことでーー無理デェス!うははははは!取りたいアイテムが山のようにある!」
「アル様、この人斬り捨てても大丈夫かな?」
駄目です、レミーア様。
というか、エルザさんは私とアルを殺そうと(以下略)
アルフィリオン=ファラサールの精神状態
恐怖 (殺されそう)
ガルラ村の警備がどうなっているかと聞かれると、この村にも当然警備隊というものが存在する。とは言ってもアシュレイさんを隊長、私の父が副隊長のありふれた人数の男子からなるボランティアのようなものであり、騎士団のように特殊な訓練を経ているわけではない。
農業の合間に棒きれを振って魔物が来た時に備えているだけだ。実際はシルが昼間は風の繭で村の警戒を行い、夜は私と父、そして警備隊が村周辺を見回っている。
そして、周囲を警戒していた私にとってそれは唐突な出来事だった。
「少し...良いですか?」
「最期の夜です、休んでいた方が良いのでは?」
レミーア様か、村では、そこらの村娘と変わらない簡素な服装で仕事をしていたのだが、今は少しだけ化粧をして私の目の前に立っている。
少しキツイ香水の匂いも健在だ。
少し気配を探ると、レミーア様の侍女であるエルザさんが遠くの木の裏にいるのを見つけ、少しした後に気配が完全に失せた。
、、、、マジで何者なんだ、あの侍女。
「寝れませんでした、王になるということも、人に命令するのも。新鮮なことでしたから」
彼女は転生者だ、シルに聞いた限りでも彼女自身は元の世界でもただの一般人でしかない。
そんな女性が国を背負う、ケイアポリス王国は、はっきり言って大国だ。この大陸に覇権を上げるのには十分な国力を持っており、今は反乱や他国からの侵攻で疲弊しているが、王の裁量いかんによってはかなり発展の見込みがあるだろう。
それを背負う、彼女にはその才覚は十分にあった。
「私は森の調停者だ、王とは違います。ですが、、、、粗野な私にも理解できることはあります、貴方は気高いと。」
風が吹いた気がした、王族に何言ってるんだと頭を殴りたくなる自分がいるが、何故か言葉が出てしまったので仕方がない。
「好感度3イベント、最高!!!!!」
「え?」
「いえ、なんでもありません。ありがとうございます、少し元気が出ました。」
レミーア様がぺこりと頭を下げる、絶対に嘘だ。イベントとかスチルとかシルから散々聞いた単語だぞ。
「やはり、貴方もケイアポリスの文官として私に仕えてくれませんか?側近として側にいてくれれば、むっむしろ側近になってくれればこれ以上のことはありませんが!」
「申し訳ありません、シルがほっとけない性分でしてね。アレは冒険者志望ですし、私は、、、、一応『相棒』らしいので」
「や、やっぱりあの男のせい!?そ、そうですか。それは残念です。なら、せめて王室の庭園に招待させて下さい、叔父様が自ら手入れした花達や、オワリの国から送られて来た『盆栽』というものがとても美しいのですよ。」
「何ですかそれはちょっと気になりますね、盆栽?書物でしか拝見したことは無いのですがとても興味深いですね。あのわびさびと言われる独特の雰囲気はオワリのものでしか出せないものだと考えています。見たいです!是非招待して下さい。」
おっとしまった、つい興奮してしまった。
王族には無礼だったか?まぁシルよりはマシだろうが。
「好きな物には一直線、好き、尊い、、、、」
「は?」
「いえ、やっぱりアル様は素敵だなと思っただけです、、、、」
鼻血が出ていたので、ハンカチで顔を抑えながら潤んだ目でこちらを見てくる。
もしかしてこの人、かなりヤバイ人なのでは無いだろうか。
「アル様、、やはり、私は王などより」
「おおおおおおおおおおおおおおいいいいいいいいい!!!!!!アルぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
うるさい。
「ちょっと、シルフィールド。流石に今のは不敬罪だわ」
「うるせぇぞ王族 (笑) アルと何話してやがったんだ!」
「今の間は一体何!?というか貴方アル様ルート見てないからこのシチュエーションの尊さがわからないのよ!死ね!クソガキ!今回の作戦が終わったら不敬罪で死刑にしてやるわ!」
「やれるもんならやってみろ、台風起こして自慢の王城を吹き飛ばしてやるわ!」
「シル、それだと王城にある庭園が吹き飛んでしまう。やめてくれ」
「あ、そうなの?じゃあやめるわ」
「意外と素直ねアンタ!?」
うるさい。
シルフィールドが突撃して来て、夜の野原に3人で寝転ぶような形で並んで星を見ていた。
少しだけエルザさんの殺気が膨らんでいるような気がしたけど、すぐに引っ込む。
すいません、勘弁して下さい。
「やっぱりキレイね~ここ、田舎の星ってなんでこんなに綺麗なのかしら。」
「なんにもねぇとこだよ、親父やみんながずっとここで暮らしてる意味が俺にはわからないね。」
「その言い方は傷つくぞ、シル。少なくともお前の父である師匠はこの村を気に入って命を賭けるのだから。」
「へいへい、わかったよかーちゃん」
「貴方、アル様をかーちゃん呼ばわりしたわね!?殺すわよ!」
「うるせぇアヴァロムを乙女ゲーと勘違いしたクソ女が!」
「はぁ?ゲームをどういう風に楽しむかはユーザーの勝手だろ。お前みたいにゲームの楽しみ方を一辺倒にしかできない奴は豚の餌にしてやるわ!」
「何この姫さま、罵詈雑言の語彙力が凄い」
シル、ドン引きするのはやめてくれ。
エルザさんは私とアルを殺そうとするのはやめて下さい、シルは殺気は読めないので気づいてない見たいですが、私は強烈に感じるので。
「そもそも、貴方を庇って死ななかったら私はまだ生きてたのよ!」
「言ってろ!そのかわりお前はこの世界に来れなかったけどな!!」
「そりゃそうだ!ありがとう!」
「どういたしまして!」
仲良いな、この2人
転生者、といつこともあり当然ながら2人は前世の記憶というものが存在するらしい。
で、頭上に落ちて来た石を喰らったのがシルフィールド、それを庇おうとして共に下敷きになったのがレミーア様というわけだ。
同年代なのも納得だ、自称神、彼はそう名乗っていたらしいが、転生できる時点で神確定なのでは?いや、まぁ情報が無さすぎてなんとも言えないのも真実だが、うさんくさそうな男性というだけではね。
「ねぇ、やっぱり私の側にいてくれない?窮屈だし、そもそも貴方のせいでこの世界に来る羽目になったんだから、少しは面倒見てくれても良いんじゃない?」
「まぁ、そりゃそうか。わーった、なんかあった時は助けてやる。だがな、日常的にケイアポリス王国にいるってのは無理だ。なんせ俺には夢がある」
「何よ」
「最強になって俺ツエーーーーすることだ!!!」
「馬鹿なの?」
全くもって同意見です、レミーア様。止めて下さい。
「てことでーー無理デェス!うははははは!取りたいアイテムが山のようにある!」
「アル様、この人斬り捨てても大丈夫かな?」
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