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第六話「高校生の失態」
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ベッドに横になりながら、私はついに一番思い出したくない記憶に辿り着いた。
高校二年生。
もうおもらしなんてしない。そう思っていた。中学三年間、なんとか乗り越えてきた。清水先輩の姿を見て、気をつけようと心に決めていた。
でも、まさか高校生になって、あんなことになるなんて。
それは、五月の暑い日だった。
昼休み、私は委員会の仕事に追われていた。図書委員として、新しく入った本の整理をしなければいけなかったのだ。
「瑞稀、この本も棚に入れておいて」
先輩に頼まれて、せっせと作業をする。気づけば、昼休みが終わる五分前になっていた。
トイレ、行きたい。
朝からあまり水分を取らないようにしていたけれど、それでも膀胱には尿が溜まっていた。
「ありがとう、助かった。じゃあ、教室戻って」
「はい」
図書室を出て、廊下を急ぐ。トイレに寄っていく時間はあるだろうか。
でも、教室までの途中にあるトイレには、すでに何人か並んでいた。これじゃ間に合わない。
「遅刻したらまずい」
そう思って、私はそのまま教室に向かった。
「まあ、一時間くらいなら我慢できるでしょ。五時間目が終わったらすぐトイレに行けばいい」
自分に言い聞かせながら、席に座った。
チャイムが鳴る。五時間目、数学の授業が始まった。
「それでは、教科書の87ページを開いて」
先生の声。みんなが教科書を開く音。
私も教科書を開いた。でも、もう尿意が気になっていた。
さっきまでは「ちょっと行きたいな」くらいだったのに、座った途端、膀胱がぎゅっと圧迫される感じがした。
「まずい、思ったより溜まってる」
でも、授業が始まったばかりだ。「トイレ行っていいですか」なんて、今更言えない。昼休みに行っておけばよかったのに。遅刻するのが怖くて我慢した自分を恨んだ。
「この問題を解いてみましょう」
先生が黒板に問題を書く。でも、全然頭に入ってこない。
足を組む。右足を上にして、ぎゅっと太ももを閉じる。少し楽になった気がする。
授業は続く。
「はい、次の問題」
黒板に向かう先生の背中を見ながら、私は足を組み替えた。今度は左足を上に。
十分が経った。二十分が経った。
尿意はどんどん強くなっていく。もう、問題なんて解けない。ノートに書かれた数式が、ぼやけて見える。
身体を前後に揺らす。少しでも気を紛らわせようと。でも、揺らすたびに膀胱が揺れて、逆効果だった。
三十分が経った頃、膀胱がズキズキと痛み始めた。
「痛い……」
小さく呟く。隣の席の友達が、ちらっとこちらを見た。
大丈夫なふりをして、ノートを見つめる。でも、もう限界に近かった。
足をぶるぶると震わせる。お尻をもじもじと動かす。でも、座っている状態では、できることが限られている。
「もう少し、もう少しだけ」
心の中で呟く。あと十五分。チャイムが鳴るまで、あと十五分。
でも、その十五分が永遠に感じた。
そして、その時だった。
ふっと、力が抜けた瞬間。
じょおおお。
温かいものが出た。パンツが濡れる感触。
「あ……」
慌てて力を入れ直す。止まった。でも、もう遅い。パンツがしっかり濡れている。重い。
「まずい、まずい」
顔が真っ青になる。このままじゃ、教室で全部漏らしてしまう。
高校生にもなって。クラスメイトの前で。おもらしなんて。
「絶対に嫌だ」
恥ずかしい。でも、もう限界だった。
震える手を挙げた。
「せ、先生……」
声が震えている。
「はい、何?」
先生が振り向く。
「あの……トイレ……」
「トイレ? 今?」
先生が少し困った顔をする。でも、私の必死な表情を見て、何か察したのか。
「……わかった。行っておいで」
「ありがとうございます」
立ち上がった。
その瞬間、すべてが崩壊した。
立ち上がる動作で、膀胱が一気に圧迫された。そして、今まで必死に押さえていた筋肉が、完全に制御を失った。
ふわっと一瞬体が軽くなり全身の力が抜ける感じがした。
そして次の瞬間。
「じゃあああああ!!」
勢いよく、おしっこが噴き出した。
「あ、ああああ!!」
声が出た。足がガクガクと震える。
「しょろろろろろ……」
止まらない。止められない。
「びちゃびちゃびちゃ……」
床におしっこが叩きつけられる音。スカートから、制服から、溢れ出すおしっこ。
靴の中に入り込む。靴下がびしょびしょになる。床に水たまりができていく。
「じゃああああああ……」
まだ出ている。限界まで我慢したせいで、量が多すぎる。全部出てしまう。止められない。
「え……」
「嘘……」
クラスメイトたちの声が聞こえる。
わざわざ立ち上がったせいで、全員の注目を集めてしまった。みんなが見ている。私のおもらしを。私の恥ずかしい姿を。
「びちゃびちゃびちゃびちゃ……」
音が教室に響く。静まり返った教室の中で、その音だけが聞こえる。
涙が溢れてきた。
「うう……」
泣き声が漏れる。
「ああ……」
止まらない…どうしようどうしようどうしよう。
「じゃああああ……しょろろろろ……」
長い。いつまで経っても終わらない。
ようやく、勢いが弱くなってきた。
「しょろ……ぽた……ぽた……」
最後の一滴まで、出し切った。
床には巨大な水たまり。びしょびしょの制服。濡れた靴下。水浸しの靴。
その場にしゃがみ込み、私は泣いていた。
「うう……ぐす……」
顔を覆って、ただ泣いた。
「瑞稀……」
先生が駆け寄ってきた。
「大丈夫、大丈夫だから」
優しい声。でも、大丈夫じゃない。全然大丈夫じゃない。
「みんな、席に座って。静かに自習しなさい」
先生がクラスに向かって言った。
ざわざわとした声。でも、みんな席に座った。
「瑞稀、保健室行こう。立てる?」
先生に支えられて、立ち上がった。足がふらふらする。
濡れたスカートが足に張り付く。靴がぐちゅぐちゅと音を立てる。
教室を出る。その間、ずっとクラスメイトの視線を感じていた。
廊下に出ても、涙が止まらなかった。
保健室に着いて、養護の先生が優しく迎えてくれた。
「大丈夫よ。着替えようね」
着替えを用意してくれる。全部着替えて、少し落ち着いた。
「お母さんに連絡するから、今日は帰りましょう」
先生の言葉に、ただ頷いた。
お母さんが迎えに来てくれた。
「大丈夫?」
優しく聞いてくれる。でも、答えられなかった。車の中で、また泣いた。
次の日。
学校に行きたくなかった。でも、行かなければいけない。
教室に入った瞬間、視線を感じた。
「おはよう」
普通に挨拶してくれる子もいた。でも、明らかに避ける子もいた。
休み時間、トイレに行った時、聞こえてきた。
「ねえ、昨日の……」
「見た見た。すごかったよね」
「高校生なのに……」
ひそひそと話す声。
私のことだ。
授業中も、時々視線を感じた。後ろの席の子たちが、小声で何か話している。
昼休み、一人で弁当を食べていると、仲の良かった友達が来てくれた。
「瑞稀、大丈夫?」
「……うん」
「気にしない方がいいよ。みんなすぐ忘れるから」
そう言ってくれる。でも、本当に忘れてくれるだろうか。
廊下を歩いていると、すれ違う子たちが、ちらっと見る。
「あの子……」
小さな声が聞こえる。
クラスの男子も、何か言っているのが聞こえた。
「マジかよ、高校生で……」
笑い声。
恥ずかしかった。消えてしまいたかった。
スマホの画面を見つめながら、今の私はあの時のことを思い出していた。
高校二年生。十七歳。
あれが、私の最後の大きなおもらしだった。
それから、大学生になって、社会人になって。もう二度とあんなことはないと思っていた。
でも、今日、終電のホームで。
また、あの感覚を味わってしまった。
「結局、私は変わってないのかな」
呟きながら、スマホの画面をスクロールする。
子供の頃からの記憶。たくさんのおもらしの思い出。
恥ずかしい記憶だけど、同時に、私の一部でもある。
「もう、大人なんだから」
そう自分に言い聞かせながら…
高校二年生。
もうおもらしなんてしない。そう思っていた。中学三年間、なんとか乗り越えてきた。清水先輩の姿を見て、気をつけようと心に決めていた。
でも、まさか高校生になって、あんなことになるなんて。
それは、五月の暑い日だった。
昼休み、私は委員会の仕事に追われていた。図書委員として、新しく入った本の整理をしなければいけなかったのだ。
「瑞稀、この本も棚に入れておいて」
先輩に頼まれて、せっせと作業をする。気づけば、昼休みが終わる五分前になっていた。
トイレ、行きたい。
朝からあまり水分を取らないようにしていたけれど、それでも膀胱には尿が溜まっていた。
「ありがとう、助かった。じゃあ、教室戻って」
「はい」
図書室を出て、廊下を急ぐ。トイレに寄っていく時間はあるだろうか。
でも、教室までの途中にあるトイレには、すでに何人か並んでいた。これじゃ間に合わない。
「遅刻したらまずい」
そう思って、私はそのまま教室に向かった。
「まあ、一時間くらいなら我慢できるでしょ。五時間目が終わったらすぐトイレに行けばいい」
自分に言い聞かせながら、席に座った。
チャイムが鳴る。五時間目、数学の授業が始まった。
「それでは、教科書の87ページを開いて」
先生の声。みんなが教科書を開く音。
私も教科書を開いた。でも、もう尿意が気になっていた。
さっきまでは「ちょっと行きたいな」くらいだったのに、座った途端、膀胱がぎゅっと圧迫される感じがした。
「まずい、思ったより溜まってる」
でも、授業が始まったばかりだ。「トイレ行っていいですか」なんて、今更言えない。昼休みに行っておけばよかったのに。遅刻するのが怖くて我慢した自分を恨んだ。
「この問題を解いてみましょう」
先生が黒板に問題を書く。でも、全然頭に入ってこない。
足を組む。右足を上にして、ぎゅっと太ももを閉じる。少し楽になった気がする。
授業は続く。
「はい、次の問題」
黒板に向かう先生の背中を見ながら、私は足を組み替えた。今度は左足を上に。
十分が経った。二十分が経った。
尿意はどんどん強くなっていく。もう、問題なんて解けない。ノートに書かれた数式が、ぼやけて見える。
身体を前後に揺らす。少しでも気を紛らわせようと。でも、揺らすたびに膀胱が揺れて、逆効果だった。
三十分が経った頃、膀胱がズキズキと痛み始めた。
「痛い……」
小さく呟く。隣の席の友達が、ちらっとこちらを見た。
大丈夫なふりをして、ノートを見つめる。でも、もう限界に近かった。
足をぶるぶると震わせる。お尻をもじもじと動かす。でも、座っている状態では、できることが限られている。
「もう少し、もう少しだけ」
心の中で呟く。あと十五分。チャイムが鳴るまで、あと十五分。
でも、その十五分が永遠に感じた。
そして、その時だった。
ふっと、力が抜けた瞬間。
じょおおお。
温かいものが出た。パンツが濡れる感触。
「あ……」
慌てて力を入れ直す。止まった。でも、もう遅い。パンツがしっかり濡れている。重い。
「まずい、まずい」
顔が真っ青になる。このままじゃ、教室で全部漏らしてしまう。
高校生にもなって。クラスメイトの前で。おもらしなんて。
「絶対に嫌だ」
恥ずかしい。でも、もう限界だった。
震える手を挙げた。
「せ、先生……」
声が震えている。
「はい、何?」
先生が振り向く。
「あの……トイレ……」
「トイレ? 今?」
先生が少し困った顔をする。でも、私の必死な表情を見て、何か察したのか。
「……わかった。行っておいで」
「ありがとうございます」
立ち上がった。
その瞬間、すべてが崩壊した。
立ち上がる動作で、膀胱が一気に圧迫された。そして、今まで必死に押さえていた筋肉が、完全に制御を失った。
ふわっと一瞬体が軽くなり全身の力が抜ける感じがした。
そして次の瞬間。
「じゃあああああ!!」
勢いよく、おしっこが噴き出した。
「あ、ああああ!!」
声が出た。足がガクガクと震える。
「しょろろろろろ……」
止まらない。止められない。
「びちゃびちゃびちゃ……」
床におしっこが叩きつけられる音。スカートから、制服から、溢れ出すおしっこ。
靴の中に入り込む。靴下がびしょびしょになる。床に水たまりができていく。
「じゃああああああ……」
まだ出ている。限界まで我慢したせいで、量が多すぎる。全部出てしまう。止められない。
「え……」
「嘘……」
クラスメイトたちの声が聞こえる。
わざわざ立ち上がったせいで、全員の注目を集めてしまった。みんなが見ている。私のおもらしを。私の恥ずかしい姿を。
「びちゃびちゃびちゃびちゃ……」
音が教室に響く。静まり返った教室の中で、その音だけが聞こえる。
涙が溢れてきた。
「うう……」
泣き声が漏れる。
「ああ……」
止まらない…どうしようどうしようどうしよう。
「じゃああああ……しょろろろろ……」
長い。いつまで経っても終わらない。
ようやく、勢いが弱くなってきた。
「しょろ……ぽた……ぽた……」
最後の一滴まで、出し切った。
床には巨大な水たまり。びしょびしょの制服。濡れた靴下。水浸しの靴。
その場にしゃがみ込み、私は泣いていた。
「うう……ぐす……」
顔を覆って、ただ泣いた。
「瑞稀……」
先生が駆け寄ってきた。
「大丈夫、大丈夫だから」
優しい声。でも、大丈夫じゃない。全然大丈夫じゃない。
「みんな、席に座って。静かに自習しなさい」
先生がクラスに向かって言った。
ざわざわとした声。でも、みんな席に座った。
「瑞稀、保健室行こう。立てる?」
先生に支えられて、立ち上がった。足がふらふらする。
濡れたスカートが足に張り付く。靴がぐちゅぐちゅと音を立てる。
教室を出る。その間、ずっとクラスメイトの視線を感じていた。
廊下に出ても、涙が止まらなかった。
保健室に着いて、養護の先生が優しく迎えてくれた。
「大丈夫よ。着替えようね」
着替えを用意してくれる。全部着替えて、少し落ち着いた。
「お母さんに連絡するから、今日は帰りましょう」
先生の言葉に、ただ頷いた。
お母さんが迎えに来てくれた。
「大丈夫?」
優しく聞いてくれる。でも、答えられなかった。車の中で、また泣いた。
次の日。
学校に行きたくなかった。でも、行かなければいけない。
教室に入った瞬間、視線を感じた。
「おはよう」
普通に挨拶してくれる子もいた。でも、明らかに避ける子もいた。
休み時間、トイレに行った時、聞こえてきた。
「ねえ、昨日の……」
「見た見た。すごかったよね」
「高校生なのに……」
ひそひそと話す声。
私のことだ。
授業中も、時々視線を感じた。後ろの席の子たちが、小声で何か話している。
昼休み、一人で弁当を食べていると、仲の良かった友達が来てくれた。
「瑞稀、大丈夫?」
「……うん」
「気にしない方がいいよ。みんなすぐ忘れるから」
そう言ってくれる。でも、本当に忘れてくれるだろうか。
廊下を歩いていると、すれ違う子たちが、ちらっと見る。
「あの子……」
小さな声が聞こえる。
クラスの男子も、何か言っているのが聞こえた。
「マジかよ、高校生で……」
笑い声。
恥ずかしかった。消えてしまいたかった。
スマホの画面を見つめながら、今の私はあの時のことを思い出していた。
高校二年生。十七歳。
あれが、私の最後の大きなおもらしだった。
それから、大学生になって、社会人になって。もう二度とあんなことはないと思っていた。
でも、今日、終電のホームで。
また、あの感覚を味わってしまった。
「結局、私は変わってないのかな」
呟きながら、スマホの画面をスクロールする。
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