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第百七十二話 あれは嘘だ
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ノエルちゃんの入学式が終わって、僕とミエルさんは騎士団に向かっていました。その理由は言うまでもないでしょうが、僕の入団式の為です。
「なんだか緊張しますね」
「前に来た事あるだろう?」
「そうですけど、あの時は見学だけでしたし、緊張なんて欠片もなかったんですよ」
「そんなものか。まあ、気楽に行けばいいのではないか?」
「そうですね……」
「何かあれば私も力になろう。恐らく別の部署になるだろうから、出来る事は少ないだろうが」
「ありがとうございます、ミエルさん」
そう言ってミエルさんは優しく微笑む。ミエルさんは優しいなあ。出来れば同じ部署で働きたいけど、ミエルさんが長官さんに僕と別の部署が良いと言ってたから、多分違うのだろう。
バクバクとうるさい心臓を抱えながら、僕は騎士団への道を進む。緊張で胃がキリキリと痛むけど慣れないとね。
緊張を解すためにミエルさんと他愛のない話をしながら歩いていると、騎士団が見えて来た。
見学の時や試験の時に見た筈だけど、いざ勤務するとなると全く違って見える。なんて言えばいいのか分からないけど、前よりもキラキラしている気がする。
「じゃあ、私は『魔物対策部署』に向かっておく。ロワはどこに行くんだ?」
「いったん長官室に向かうように言われてます」
「そうか。だったら終わる時間が合えば一緒に帰るらないか?」
「良いんですか?」
「勿論だ」
「分かりました。終わったら食堂で待ち合せましょう」
「ああ」
こうして、僕はミエルさんとエントランスで分かれる。
僕は両頬を叩いて気合を入れて、騎士団の中へ踏み出す。よし、不安だけど頑張って行こう!
☆ ☆ ☆ ☆
「という訳で、今日からこの『魔物対策部署』に配属された、ロワ・タタン君です。皆、拍手!」
『『『わあああああ!』』』
「ちょっと待てぇぇぇぇぇ!」
皆さんが拍手で歓迎してくれる中、ミエルさんが長官さんに向かって掴み掛かる。
「なんでロワがここにいるんですか!?私、ロワは別の部署に配属して欲しいって言いましたよね!?」
「確かにそう言っていたね」
「だったら───」
「でも、承諾はしてないよね?」
「う……」
長官さんにぴしゃりと言われてミエルさんが言葉を失う。しかし、引き下がらずに長官さんに詰め寄る。
「だ、だったらロワがこの部署に配属された合理的な理由を説明してください!恣意的な理由で配属先を決めてるんだったら問題ですよ!?」
「えー、その方が面白そうじゃない?」
「恣意的な理由の極み!」
「面白そうなら仕方ないわね」
「ミエルの困っている姿は俺達に癒しを与えてくれるしな。周りの為になっているし名采配だな」
「ケット!リン!余計な事を言うな!」
ミエルさんが青い顔をして膝を付く。
そんなミエルさんの肩を長官さんが笑顔で叩く。
「面白そうというのは冗談だよ。ちゃんとロワ君の適性を考えた結果だ」
「適正?」
「そう。ロワ君は戦闘技能がかなり高いんだけど、特に集団戦にかなり高い適性があるんだ。集団戦を主体とするこの部署にぴったりだろう?」
「パーティーを組んでいるので当たり前だと思いますけど?」
「そのパーティーでの経験を買ったんだ。ミエル君もロワ君の戦闘技能の高さは知っているだろう?」
「確かにそうですけど……」
長官さんの言葉を聞いたミエルさんは複雑そうな表情で立ち上がる。
良かった、ミエルさんへの嫌がらせだったら僕も気まずくなる所でした。ちゃんとした理由があってホッとしました。
まだ不満そうなミエルさんの耳に長官さんは口を寄せて囁いた。
「そう言う事だからさ、観念してロワ君と一緒に働いてね。ミエル君がフラれて気まずくなったとかなったら配属先を変えるから気軽にいってね」
「自分がフラれた事を気軽に言う人はいませんよ……」
長官さんの言葉を聞いたミエルさんががっくりと項垂れる。良く聞こえなかったけど、何を話していたんでしょう?
ミエルさんに囁いた長官さんはニッコリ笑うと、僕の方へ向き直った。
「ミエル君も納得したみたいだし、ロワ君も頑張ってね」
「あ、はい」
僕が頭を下げると長官さんは満足そうに出ていった。ミエルさんは最後まで長官さんの後ろを睨みつけていたままだった。
僕は恐る恐るミエルさんに囁く。
「あ、あのミエルさん……やっぱり僕と一緒に働くのは嫌だったでしょうか?今からでも長官さんに部署変更のお願いをしてきた方がいいですか?」
「……なってしまった物は仕方ない。とりあえずこれからよろしく頼む」
「はい!お願いします!」
よかったー、知ってる人がいない中で働くのは不安だったんだ。この部署には知ってる人が結構いるし安心だ。
ホッと胸を撫でおろしていると、後ろから誰かが肩を組んできた。びっくりして誰なのか見てみると、見学の時にお世話になったケットさんだった。
「よおロワ。試験をパスしたんだな。おめでとさん」
「ケットさん、ありがとうございます。死ぬ程頑張ったので良かったです」
「大げさだな。闘技大会の戦いを見てたんだが、ロワくらいの実力なら余裕だろ?」
「あはは……」
実技じゃなくて筆記の方が問題でした、って素直に言った方が良いでしょうか?うん、黙っておきましょう。
僕が曖昧に笑っていると、リンさんもやって来た。
「ロワ君、合格おめでとう。これからよろしくね」
「リンさん、ありがとうございます。これからよろしくお願いしますね」
「よし、それじゃ訓練するか」
「え?他の皆さんに自己紹介しなくて良いんですか?」
「見学に来た時にやったから大丈夫だろ。そんじゃ、仕事するぞ」
「は、はい。何をすればいいですか?」
「まずは先輩の背中を見て、仕事を覚えるんだ」
そう言って、ケットさんが自分の背中を親指で指します。その顔は心なしか何かを期待しているようです。
「分かりました、ケット先輩」
「先輩、なんて良い響きなんだ……」
ケット先輩が言葉を噛みしめるように目を瞑って頷く。
「よし!先輩に任せてけ!いいだろ、ミエル?」
「分かった。ロワの教育はケットに任せる。ただし、リンも一緒に教えてくれ。ケットだけだと不安で仕方がない」
「分かったわ」
「俺だけで問題ないだろ?」
「勤務中に他部署の女性を口説きに行く奴だけでは心配に決まっているだろう?」
「な、なんでそれを……」
「私宛にクレームが来ているからに決まっているだろう。次にクレームが来たら減給だからな?」
「くっ……」
ケット先輩は悔しそうに歯を食いしばる。そんなケット先輩をミエルさんは一瞥して僕とリン先輩に視線を向ける。
「私は団長室で書類仕事をしてくる。何か、特にケットの勤務態度について何かあれば伝えに来てくれ」
「わかりました」
そう言うと、ミエルさんは部屋を出る為に扉へと向かった。書類も捌かないといけないなんて、団長って大変なんだなぁ。
「そう言う事だから、分からない事があったら私に聞いてね」
「ちょっと待て、俺がロワの先輩なんだから俺が質問に答えるべきだ」
「私だってロワ君の先輩だよ?」
「あ、それじゃ、一つ聞きたい事があります」
「なんだ!」
「なあに!」
お二人が目をキラキラさせて僕に顔を近づけてくる。お二人の圧力の凄さを感じて、額から汗が流れる。
「み、ミエルさんって騎士団に入りたての時ってどうでしたか?」
「ロワ!?何を聞いているのだ!?」
「うわぁ!?」
質問した瞬間、ミエルさんが脱兎の如く跳んできました。今まで見てきた中で一番素早いかもしれません。
「いえ、ちょっと気になりまして」
「気になっても今聞く事じゃないよな!?」
ミエルさんが僕の方を掴んで必死になって揺らします。
その様子を見ていたお二人がヒソヒソとお互いで話します。
「どうするよ、どれを話す?」
「無難に料理してここら一帯を汚染した事とかは?」
「それはインパクト足りないんじゃないか?デーモンの一撃を受けても無傷だったエピソードはどうだ?」
「お前ら!?余計な事は言うなよ!?」
その後、部署内でケット先輩とリン先輩とミエルさんの追いかけっこが始まったのだった。
「なんだか緊張しますね」
「前に来た事あるだろう?」
「そうですけど、あの時は見学だけでしたし、緊張なんて欠片もなかったんですよ」
「そんなものか。まあ、気楽に行けばいいのではないか?」
「そうですね……」
「何かあれば私も力になろう。恐らく別の部署になるだろうから、出来る事は少ないだろうが」
「ありがとうございます、ミエルさん」
そう言ってミエルさんは優しく微笑む。ミエルさんは優しいなあ。出来れば同じ部署で働きたいけど、ミエルさんが長官さんに僕と別の部署が良いと言ってたから、多分違うのだろう。
バクバクとうるさい心臓を抱えながら、僕は騎士団への道を進む。緊張で胃がキリキリと痛むけど慣れないとね。
緊張を解すためにミエルさんと他愛のない話をしながら歩いていると、騎士団が見えて来た。
見学の時や試験の時に見た筈だけど、いざ勤務するとなると全く違って見える。なんて言えばいいのか分からないけど、前よりもキラキラしている気がする。
「じゃあ、私は『魔物対策部署』に向かっておく。ロワはどこに行くんだ?」
「いったん長官室に向かうように言われてます」
「そうか。だったら終わる時間が合えば一緒に帰るらないか?」
「良いんですか?」
「勿論だ」
「分かりました。終わったら食堂で待ち合せましょう」
「ああ」
こうして、僕はミエルさんとエントランスで分かれる。
僕は両頬を叩いて気合を入れて、騎士団の中へ踏み出す。よし、不安だけど頑張って行こう!
☆ ☆ ☆ ☆
「という訳で、今日からこの『魔物対策部署』に配属された、ロワ・タタン君です。皆、拍手!」
『『『わあああああ!』』』
「ちょっと待てぇぇぇぇぇ!」
皆さんが拍手で歓迎してくれる中、ミエルさんが長官さんに向かって掴み掛かる。
「なんでロワがここにいるんですか!?私、ロワは別の部署に配属して欲しいって言いましたよね!?」
「確かにそう言っていたね」
「だったら───」
「でも、承諾はしてないよね?」
「う……」
長官さんにぴしゃりと言われてミエルさんが言葉を失う。しかし、引き下がらずに長官さんに詰め寄る。
「だ、だったらロワがこの部署に配属された合理的な理由を説明してください!恣意的な理由で配属先を決めてるんだったら問題ですよ!?」
「えー、その方が面白そうじゃない?」
「恣意的な理由の極み!」
「面白そうなら仕方ないわね」
「ミエルの困っている姿は俺達に癒しを与えてくれるしな。周りの為になっているし名采配だな」
「ケット!リン!余計な事を言うな!」
ミエルさんが青い顔をして膝を付く。
そんなミエルさんの肩を長官さんが笑顔で叩く。
「面白そうというのは冗談だよ。ちゃんとロワ君の適性を考えた結果だ」
「適正?」
「そう。ロワ君は戦闘技能がかなり高いんだけど、特に集団戦にかなり高い適性があるんだ。集団戦を主体とするこの部署にぴったりだろう?」
「パーティーを組んでいるので当たり前だと思いますけど?」
「そのパーティーでの経験を買ったんだ。ミエル君もロワ君の戦闘技能の高さは知っているだろう?」
「確かにそうですけど……」
長官さんの言葉を聞いたミエルさんは複雑そうな表情で立ち上がる。
良かった、ミエルさんへの嫌がらせだったら僕も気まずくなる所でした。ちゃんとした理由があってホッとしました。
まだ不満そうなミエルさんの耳に長官さんは口を寄せて囁いた。
「そう言う事だからさ、観念してロワ君と一緒に働いてね。ミエル君がフラれて気まずくなったとかなったら配属先を変えるから気軽にいってね」
「自分がフラれた事を気軽に言う人はいませんよ……」
長官さんの言葉を聞いたミエルさんががっくりと項垂れる。良く聞こえなかったけど、何を話していたんでしょう?
ミエルさんに囁いた長官さんはニッコリ笑うと、僕の方へ向き直った。
「ミエル君も納得したみたいだし、ロワ君も頑張ってね」
「あ、はい」
僕が頭を下げると長官さんは満足そうに出ていった。ミエルさんは最後まで長官さんの後ろを睨みつけていたままだった。
僕は恐る恐るミエルさんに囁く。
「あ、あのミエルさん……やっぱり僕と一緒に働くのは嫌だったでしょうか?今からでも長官さんに部署変更のお願いをしてきた方がいいですか?」
「……なってしまった物は仕方ない。とりあえずこれからよろしく頼む」
「はい!お願いします!」
よかったー、知ってる人がいない中で働くのは不安だったんだ。この部署には知ってる人が結構いるし安心だ。
ホッと胸を撫でおろしていると、後ろから誰かが肩を組んできた。びっくりして誰なのか見てみると、見学の時にお世話になったケットさんだった。
「よおロワ。試験をパスしたんだな。おめでとさん」
「ケットさん、ありがとうございます。死ぬ程頑張ったので良かったです」
「大げさだな。闘技大会の戦いを見てたんだが、ロワくらいの実力なら余裕だろ?」
「あはは……」
実技じゃなくて筆記の方が問題でした、って素直に言った方が良いでしょうか?うん、黙っておきましょう。
僕が曖昧に笑っていると、リンさんもやって来た。
「ロワ君、合格おめでとう。これからよろしくね」
「リンさん、ありがとうございます。これからよろしくお願いしますね」
「よし、それじゃ訓練するか」
「え?他の皆さんに自己紹介しなくて良いんですか?」
「見学に来た時にやったから大丈夫だろ。そんじゃ、仕事するぞ」
「は、はい。何をすればいいですか?」
「まずは先輩の背中を見て、仕事を覚えるんだ」
そう言って、ケットさんが自分の背中を親指で指します。その顔は心なしか何かを期待しているようです。
「分かりました、ケット先輩」
「先輩、なんて良い響きなんだ……」
ケット先輩が言葉を噛みしめるように目を瞑って頷く。
「よし!先輩に任せてけ!いいだろ、ミエル?」
「分かった。ロワの教育はケットに任せる。ただし、リンも一緒に教えてくれ。ケットだけだと不安で仕方がない」
「分かったわ」
「俺だけで問題ないだろ?」
「勤務中に他部署の女性を口説きに行く奴だけでは心配に決まっているだろう?」
「な、なんでそれを……」
「私宛にクレームが来ているからに決まっているだろう。次にクレームが来たら減給だからな?」
「くっ……」
ケット先輩は悔しそうに歯を食いしばる。そんなケット先輩をミエルさんは一瞥して僕とリン先輩に視線を向ける。
「私は団長室で書類仕事をしてくる。何か、特にケットの勤務態度について何かあれば伝えに来てくれ」
「わかりました」
そう言うと、ミエルさんは部屋を出る為に扉へと向かった。書類も捌かないといけないなんて、団長って大変なんだなぁ。
「そう言う事だから、分からない事があったら私に聞いてね」
「ちょっと待て、俺がロワの先輩なんだから俺が質問に答えるべきだ」
「私だってロワ君の先輩だよ?」
「あ、それじゃ、一つ聞きたい事があります」
「なんだ!」
「なあに!」
お二人が目をキラキラさせて僕に顔を近づけてくる。お二人の圧力の凄さを感じて、額から汗が流れる。
「み、ミエルさんって騎士団に入りたての時ってどうでしたか?」
「ロワ!?何を聞いているのだ!?」
「うわぁ!?」
質問した瞬間、ミエルさんが脱兎の如く跳んできました。今まで見てきた中で一番素早いかもしれません。
「いえ、ちょっと気になりまして」
「気になっても今聞く事じゃないよな!?」
ミエルさんが僕の方を掴んで必死になって揺らします。
その様子を見ていたお二人がヒソヒソとお互いで話します。
「どうするよ、どれを話す?」
「無難に料理してここら一帯を汚染した事とかは?」
「それはインパクト足りないんじゃないか?デーモンの一撃を受けても無傷だったエピソードはどうだ?」
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