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第二百二十九話 ひいふっとぞいきったる
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バギーバイクで移動すること1日。道の向こうにハイファイの街が見えて来た。
「そろそろバギーバイクを止めるぞ」
「はーい」
僕らはバギーバイクを止めてそれぞれのアイテムボックスに仕舞う。そして、ハイファイの街まで歩いて向かう。
「結構人がいるね?」
街の門に並ぶ人を見てノエルちゃんが呟く。
「ここでしか作成できないアイテムも多いからな。行商人とかも多いが、冒険者もかなりの人数が利用している」
「そうなんだ」
「あの人数だと、かなり並びそうですね。ホウリさんパワーで何とかなりませんか?」
「ハイファイには初めて行くからな。悪いが特別扱いは無いぞ」
「ちぇー」
見たところ、100人以上は並んでいる。僕たちの番になるまでに3時間はかかりそうだ。
ここで待っていても街に入れないし、諦めて並ぼう。
「うーん?時間的にギリギリかな?」
「何か急いでるの?」
「ちょっとね」
「やっぱりアレが目的か」
やっぱりホウリさんは知っていたのか反応が薄い。
「アレってなあに?」
「実は今日から弓の博覧会がハイファイであるんだよね」
ハイファイの街で開発された弓関係の物が展示される博覧会。気に入ればそのまま購入することもできる。
「で、その博覧会で的当ての大会があるんだけど、優勝賞品が白銀の弓なんだ」
「白銀の弓?強いの?」
「強くはないよ。けど、見た目がかなり良くて貴重な『スタープラチナム』をふんだんに使った弓なんだ」
「実用性じゃなくて、トロフィーみたいな扱いだな」
非売品だし、手に入れられれば弓つかいにとって最高の名誉だ。
「博覧会を知った時に来たいとは思っていたんですけど、遠くて諦めてたんですよ」
「それで丁度良くトリシューラを調達しに、ハイファイに来る機会があった訳だな」
「はい。本当にラッキーでした」
弓も買い換えようと思っていたし、良いのがあったら買い換えようかな。
「どんな弓があるのかな~、楽しみだな~」
「そう言えばさ、ロワお兄ちゃんはどんな弓が良いとかあるの?」
「難しい質問だね?弓に甲乙は付けがたいけど、僕の好みは長弓だね。特に『ララフラ』製の弓は張りが強くて好みなんだよね。でも最近は軽量化が主流で───」
「あーあ、始まったよ」
ホウリさんの呟きは聞こえず、僕は弓の説明を続けた。
☆ ☆ ☆ ☆
「───けど、僕的には軽量化よりも張りの強さを重視するべきだと思っていて……」
「次の方どうぞー」
僕が説明をしていると、突然呼ばれた。あれ、もう順番か。以外に早かった。
「言っておくが、3時間半は経っているからな?」
「もうそんなに経ってたんですか?」
「ああ。ノエルは途中で寝てしまったんだが、気付いていたか?」
そう言われて、僕はホウリさんの後ろで寝ているノエルちゃんに気が付く。
「少しは周りを見られるようになれよ?」
「す、すみません」
「まあいい。今は街に入ろう。ノエル、起きろ」
「……ふぇ?」
ノエルちゃんは目を覚ましてよだれを拭く。
「あれ?ここは?」
「ハイファイの門だ。今から入街の手続きをするぞ」
「はーい」
僕らは門で簡単な手続きをして何事もなくハイファイの中に入る。
「おおー!ここがハイファイの街かー!」
さっきまで寝ぼけまなこだったノエルちゃんが、勢いよく両手を上げて叫ぶ。
「あんまりうるさくするなよー。他の人たちの迷惑になる」
「あ、ごめんなさい」
シュンとしたノエルちゃんがこちらに戻ってくる。
僕も改めてはハイファイの街を見渡してみる。技術の街と言われているけど、ぱっと見は王都との違いはない。けど、よく見てみると細かい所で見なれない物がある。
店の扉には四角いベルのような機械が付いている。待ち行く人には眼鏡みたいなものをつけている。武器ひとつとっても、ギザギザの剣や先の刃が付いていない槍など、見なれない物が多い。
「見てるだけでワクワクしますね」
「あまりキョロキョロするなよ?よそ者だってバレて金をすられるぞ?」
「お金はアイテムボックスに入れていますし、大丈夫ですよ」
「最近は他人のアイテムボックスから物を盗む機械が発明されたらしいからな。油断はするなよ?」
ホウリさんの言葉に僕は冷や汗を流す。
「そ、そんな事があるんですか?」
「ああ。近づいてくる奴には気を付けろよ」
肝に銘じておかないと、瞬く間に一文無しになってしまうだろう。
ワクワクを押えつつ、ホウリさんに付いていって宿に入る。
宿でホウリさんがお金を払っている間にノエルちゃんが袖を引っ張ってきた。
「そういえばさ、この街には何日くらいいるの?」
「2日間だね。目的のトリシューラは明日買いに行くよ」
「今日は弓の博覧会に行くの?」
「そうだね」
事前に見ていた地図を思い出す。
「ここからなら十数分で着くかな」
「もう始まってるかな?」
「始まっているよ」
本音を言えば開催した瞬間に突撃したいけど、こればっかりはしょうがない。
「見たことも無いような弓があるんだろうな~。この日の為にお金を貯めておいたんだよ」
「いいなー。ノエルもホウリお兄ちゃんにお金を借りようかな?」
「良いんじゃないかな」
これを機にノエルちゃんも弓の良さが分かってくれると嬉しいな。
「宿取れたぞ。全員同じ部屋だけど文句言うなよ」
「ノエルは良いよ」
「僕も問題ないです。じゃあ行きましょうか」
「そうだな」
こうして、僕たちは博覧会が行われる展示場まで向かう。その途中でも僕とノエルちゃんは街のいたるところに目移りしては、ホウリさんに引っ張られるという事を繰り返した。
そんなこんなで展示場である、「ペガサスクラウン」までついた。
「ついたー!」
「おっきーい!」
展示会場の建物は1階建てだけど、思わず声を上げるほどに広かった。ノエルちゃんの学校の敷地くらいはあるんじゃないかな?
開催してから時間が経っているにも関わらず、人が多く出入りしている。やっぱり弓は人気なんだ。ちょっと嬉しい。
「さあ、入ろうか!」
「あまりはしゃぎ過ぎるなよ」
「分かってますよ」
スキップしながら会場に入る。すると、中には色んな企業のブースがあり、様々な弓が飾ってある。
「凄い!こんなに多くの弓を見るのは初めてですよ!」
「俺達は気にせず好きに見てくれ」
「ありがとうございます!」
何を見ようかな。とりあえず、片っ端から見ていこうかな。
僕は目に付いた弓に近づく。この弓は短弓で普通の弓にカバーのようなものが付いている。展示パネルには『遠近両用弓』と書いてある。
「すみません、これはどういう弓ですか?」
展示している企業の人が僕に微笑みかける。
「『トライホーン』へようこそ。こちらは遠近に対応できる弓になっております」
「そんなことが出来るんですか?」
「はい。MPをこの弓に込めると張りの強さが大幅に変わるんです」
「へぇ、面白いですね」
戦闘中にMPの量を調整するのは難しいけど、使いこなせれば有用そうだ。
「引いてみて良いですか?」
「是非どうぞ」
弓を手に取ってMPを込めずに引いてみる。
かなり張りが弱い。これだとMPを込めずに戦うのは厳しそうだ。
次にMPを1だけ込める。すこし強くなったけど、まだ戦うには弱い。込めるMPを5、7、10と多くしていく。
すると、11を超えた瞬間に弓の強さが一気に強くなる。
「うおっ!」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
思わず弦を話してしまったけど、怪我はない。どうやら、一定のMPを超えると一気に張りが強くなるみたいだ。これは調整が難しい。
「いかがですか?使いこなせれば戦術の幅が広がりますよ?」
「そうですね。発想はかなり良いと思うんですが、実践では使いにくいかもしれないですね」
「そうでしたか……」
「とりあえず1つください」
「え?」
落ち込みかけていた企業の人が目を見開く。
「いいんですか?」
「ええ。この弓を使いこなせればMPの操作が上手くなりそうです。今の僕にはピッタリです」
「ありがとうございます!」
企業の人が勢いよく頭を下げる。頑張っている人を見ると応援したくなるんだよね。ちょっと甘いかな?
「で、いくらなんですか?」
「はい。この弓は100万Gでございます」
「…………へ?」
値段を聞いた僕は財布を取り出して中身を見る。そして、後ろにいたホウリさんに向かって苦笑いを浮かべる。
「ホウリさん」
「なんだ?」
僕は勢いよく頭を下げる。
「お金を貸してください」
こうして、僕は早々に一文無しになったのだった。
「そろそろバギーバイクを止めるぞ」
「はーい」
僕らはバギーバイクを止めてそれぞれのアイテムボックスに仕舞う。そして、ハイファイの街まで歩いて向かう。
「結構人がいるね?」
街の門に並ぶ人を見てノエルちゃんが呟く。
「ここでしか作成できないアイテムも多いからな。行商人とかも多いが、冒険者もかなりの人数が利用している」
「そうなんだ」
「あの人数だと、かなり並びそうですね。ホウリさんパワーで何とかなりませんか?」
「ハイファイには初めて行くからな。悪いが特別扱いは無いぞ」
「ちぇー」
見たところ、100人以上は並んでいる。僕たちの番になるまでに3時間はかかりそうだ。
ここで待っていても街に入れないし、諦めて並ぼう。
「うーん?時間的にギリギリかな?」
「何か急いでるの?」
「ちょっとね」
「やっぱりアレが目的か」
やっぱりホウリさんは知っていたのか反応が薄い。
「アレってなあに?」
「実は今日から弓の博覧会がハイファイであるんだよね」
ハイファイの街で開発された弓関係の物が展示される博覧会。気に入ればそのまま購入することもできる。
「で、その博覧会で的当ての大会があるんだけど、優勝賞品が白銀の弓なんだ」
「白銀の弓?強いの?」
「強くはないよ。けど、見た目がかなり良くて貴重な『スタープラチナム』をふんだんに使った弓なんだ」
「実用性じゃなくて、トロフィーみたいな扱いだな」
非売品だし、手に入れられれば弓つかいにとって最高の名誉だ。
「博覧会を知った時に来たいとは思っていたんですけど、遠くて諦めてたんですよ」
「それで丁度良くトリシューラを調達しに、ハイファイに来る機会があった訳だな」
「はい。本当にラッキーでした」
弓も買い換えようと思っていたし、良いのがあったら買い換えようかな。
「どんな弓があるのかな~、楽しみだな~」
「そう言えばさ、ロワお兄ちゃんはどんな弓が良いとかあるの?」
「難しい質問だね?弓に甲乙は付けがたいけど、僕の好みは長弓だね。特に『ララフラ』製の弓は張りが強くて好みなんだよね。でも最近は軽量化が主流で───」
「あーあ、始まったよ」
ホウリさんの呟きは聞こえず、僕は弓の説明を続けた。
☆ ☆ ☆ ☆
「───けど、僕的には軽量化よりも張りの強さを重視するべきだと思っていて……」
「次の方どうぞー」
僕が説明をしていると、突然呼ばれた。あれ、もう順番か。以外に早かった。
「言っておくが、3時間半は経っているからな?」
「もうそんなに経ってたんですか?」
「ああ。ノエルは途中で寝てしまったんだが、気付いていたか?」
そう言われて、僕はホウリさんの後ろで寝ているノエルちゃんに気が付く。
「少しは周りを見られるようになれよ?」
「す、すみません」
「まあいい。今は街に入ろう。ノエル、起きろ」
「……ふぇ?」
ノエルちゃんは目を覚ましてよだれを拭く。
「あれ?ここは?」
「ハイファイの門だ。今から入街の手続きをするぞ」
「はーい」
僕らは門で簡単な手続きをして何事もなくハイファイの中に入る。
「おおー!ここがハイファイの街かー!」
さっきまで寝ぼけまなこだったノエルちゃんが、勢いよく両手を上げて叫ぶ。
「あんまりうるさくするなよー。他の人たちの迷惑になる」
「あ、ごめんなさい」
シュンとしたノエルちゃんがこちらに戻ってくる。
僕も改めてはハイファイの街を見渡してみる。技術の街と言われているけど、ぱっと見は王都との違いはない。けど、よく見てみると細かい所で見なれない物がある。
店の扉には四角いベルのような機械が付いている。待ち行く人には眼鏡みたいなものをつけている。武器ひとつとっても、ギザギザの剣や先の刃が付いていない槍など、見なれない物が多い。
「見てるだけでワクワクしますね」
「あまりキョロキョロするなよ?よそ者だってバレて金をすられるぞ?」
「お金はアイテムボックスに入れていますし、大丈夫ですよ」
「最近は他人のアイテムボックスから物を盗む機械が発明されたらしいからな。油断はするなよ?」
ホウリさんの言葉に僕は冷や汗を流す。
「そ、そんな事があるんですか?」
「ああ。近づいてくる奴には気を付けろよ」
肝に銘じておかないと、瞬く間に一文無しになってしまうだろう。
ワクワクを押えつつ、ホウリさんに付いていって宿に入る。
宿でホウリさんがお金を払っている間にノエルちゃんが袖を引っ張ってきた。
「そういえばさ、この街には何日くらいいるの?」
「2日間だね。目的のトリシューラは明日買いに行くよ」
「今日は弓の博覧会に行くの?」
「そうだね」
事前に見ていた地図を思い出す。
「ここからなら十数分で着くかな」
「もう始まってるかな?」
「始まっているよ」
本音を言えば開催した瞬間に突撃したいけど、こればっかりはしょうがない。
「見たことも無いような弓があるんだろうな~。この日の為にお金を貯めておいたんだよ」
「いいなー。ノエルもホウリお兄ちゃんにお金を借りようかな?」
「良いんじゃないかな」
これを機にノエルちゃんも弓の良さが分かってくれると嬉しいな。
「宿取れたぞ。全員同じ部屋だけど文句言うなよ」
「ノエルは良いよ」
「僕も問題ないです。じゃあ行きましょうか」
「そうだな」
こうして、僕たちは博覧会が行われる展示場まで向かう。その途中でも僕とノエルちゃんは街のいたるところに目移りしては、ホウリさんに引っ張られるという事を繰り返した。
そんなこんなで展示場である、「ペガサスクラウン」までついた。
「ついたー!」
「おっきーい!」
展示会場の建物は1階建てだけど、思わず声を上げるほどに広かった。ノエルちゃんの学校の敷地くらいはあるんじゃないかな?
開催してから時間が経っているにも関わらず、人が多く出入りしている。やっぱり弓は人気なんだ。ちょっと嬉しい。
「さあ、入ろうか!」
「あまりはしゃぎ過ぎるなよ」
「分かってますよ」
スキップしながら会場に入る。すると、中には色んな企業のブースがあり、様々な弓が飾ってある。
「凄い!こんなに多くの弓を見るのは初めてですよ!」
「俺達は気にせず好きに見てくれ」
「ありがとうございます!」
何を見ようかな。とりあえず、片っ端から見ていこうかな。
僕は目に付いた弓に近づく。この弓は短弓で普通の弓にカバーのようなものが付いている。展示パネルには『遠近両用弓』と書いてある。
「すみません、これはどういう弓ですか?」
展示している企業の人が僕に微笑みかける。
「『トライホーン』へようこそ。こちらは遠近に対応できる弓になっております」
「そんなことが出来るんですか?」
「はい。MPをこの弓に込めると張りの強さが大幅に変わるんです」
「へぇ、面白いですね」
戦闘中にMPの量を調整するのは難しいけど、使いこなせれば有用そうだ。
「引いてみて良いですか?」
「是非どうぞ」
弓を手に取ってMPを込めずに引いてみる。
かなり張りが弱い。これだとMPを込めずに戦うのは厳しそうだ。
次にMPを1だけ込める。すこし強くなったけど、まだ戦うには弱い。込めるMPを5、7、10と多くしていく。
すると、11を超えた瞬間に弓の強さが一気に強くなる。
「うおっ!」
「大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
思わず弦を話してしまったけど、怪我はない。どうやら、一定のMPを超えると一気に張りが強くなるみたいだ。これは調整が難しい。
「いかがですか?使いこなせれば戦術の幅が広がりますよ?」
「そうですね。発想はかなり良いと思うんですが、実践では使いにくいかもしれないですね」
「そうでしたか……」
「とりあえず1つください」
「え?」
落ち込みかけていた企業の人が目を見開く。
「いいんですか?」
「ええ。この弓を使いこなせればMPの操作が上手くなりそうです。今の僕にはピッタリです」
「ありがとうございます!」
企業の人が勢いよく頭を下げる。頑張っている人を見ると応援したくなるんだよね。ちょっと甘いかな?
「で、いくらなんですか?」
「はい。この弓は100万Gでございます」
「…………へ?」
値段を聞いた僕は財布を取り出して中身を見る。そして、後ろにいたホウリさんに向かって苦笑いを浮かべる。
「ホウリさん」
「なんだ?」
僕は勢いよく頭を下げる。
「お金を貸してください」
こうして、僕は早々に一文無しになったのだった。
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