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第二百三十五話 ここからここまで全部ください
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レストランからの帰り道、僕はウキウキしながらスキップしていた。
「ふんふーん」
「上機嫌だな?」
「そりゃそうですよ。長年夢だったトリシューラの作成方法が知られましたし、また来ていいって言われましたし」
「ふーん。かなり能天気なんだな」
「どうしてですか?」
ホウリさんから冷たい視線を向けられる。
考えてみても思い当たる節は無い。自分で言うのもなんだけど、上手く話せたと思う。褒められこそすれ、呆れられる覚えはない。
「まあ、ロワに分かると思っていない。というか、今回は俺のミスだ」
「ホウリさんのミス?珍しいですね?」
「何を間違えたの?」
「ロワのイケメンがマスクで隠しきれなくなってきた。ロワみたいなイケメンに至近距離で優しい言葉を掛けられたらどうなると思う?」
「好きになる!」
「正解。賞品にお土産をいくつか奢ってやろう」
「やったー!」
ホウリさんの言葉に僕は頭を抱える。
「……自分の顔の事を忘れてました」
「俺も気配りが足りなかったな。すまなかった」
いつでも来て良いって言われたけど、これじゃ行きにくい。けど、長い間行かないと変に心配されるかもしれない。どうしようか?
「俺から兄の方に王都住みである事は伝えておく。遠くに住んでいると分かれば、行けない理由になるだろ」
「そうですね。お願いします」
ハイファイの街に来たら寄ってみようかな。でも、2人きりで会うと良くないかな?
「うーん、どうしたものですかね?」
「すぐには答えは出ないだろう。今はお土産について考えたらどうだ?」
「そうですね」
すぐに決めないといけない訳でも無いし、今はお土産を考えよう。
「で、何か買いたい物はあるか?」
「僕は騎士団の皆さんへ買います」
「俺はフランに買うか。ロワはミエルに買う物を選んでくれるか?」
「わかりました」
騎士団の皆さんへは大入りのお菓子にするとして、ミエルさんへは何を買おうか。
「包丁とか買ったら料理のモチベーションも上がりますかね?」
「良いと思うぞ」
ミエルさんが料理のモチベーションを上げるのは少し怖いけど、悪意がある訳じゃないんだし大丈夫だろう。……ホウリさんもいるし、大丈夫だよね?
少しだけ背筋に冷たい物を感じる。冷たさを振り切る様にノエルちゃんに話しかける。
「ノエルちゃんは何を買うの?」
「クラスの皆とオカルト研究クラブの皆に買おうかな」
「そういえば、クラブ活動はどう?楽しい?」
「まだ部室貰えてないから活動出来てないんだー」
「帰るころには部室が用意できている筈だ。そうなったらクラブ活動も出来るんじゃないか?」
「当たり前のように、学校の内部事情を把握してるんですね」
クラブ活動は学校生活の醍醐味の一つだ。体験できて本当に良かった。
「何を買うつもりなの?」
「えーっと、カール君にはペンでしょ、レズンちゃんにはハンカチで、コアコちゃんには……」
「ちょっと待って、皆に別々の物を買うの?」
「そうだよ?みんな一緒よりも、欲しいと思った物を上げた方が良くない?」
「それはそうかもしれないけど……」
サラッととんでもない事を言う。クラスの人数って20人くらいだろうし、全員のお土産を選ぶなんてかなりの手間だ。
「本人が良いっていうなら良いだろ。別に帰るのを明日にしても良い訳だし、選ぶのに時間をかけても問題ない」
「ホウリさんがそう言うなら僕も良いです」
「決まりだな。ここら辺は観光客用の店も多いし、じっくり選べばいい」
「はーい」
この街は珍しい物が多い。お土産を物色するだけで1日が終わりそうだ。
「まずはこのお店から見てみようか」
「アクセサリー屋さん?いいね!」
目についたアクセサリー屋さんに入ってみる。お店の中には様々なアクセサリーが棚に並んでおり、何人かのお客さんが物色している。
雰囲気はファンシーな感じで、若い女の人が好きそうだ。
「ミエルさんへのお土産を探すには丁度いいかもですね」
「包丁じゃないの?」
「他に良いのがあ会ったらそれにしようかなって思ってね」
「じゃあさ、ネックレスとかが良いんじゃない?」
「そうだね。何かエンチャントされている物だったら完璧なんだけど」
エンチャントってかなり珍しいし、無くても可笑しくはない。
「そういえば、ホウリさんのネックレスにもエンチャントが付いているんですよね?」
「そうだな。俺のエンチャントはコレトに付けて貰った」
「僕もネックレスを買ってコレトさんにエンチャントしてもらえませんか?」
「次にコレトに会えるのがいつになるか分からないからな。お土産にするなら現実的じゃないな」
「そうですか。残念です」
そもそも適した素材じゃないとエンチャントの効果は薄いし、他の機会にしよう。
2人といったん別れて店の中を探してみる。
「何か良いのは無いですかね~」
イヤリングやネックレス、指輪といった様々なアクセサリーがある。しかも、ハートやひし形、赤や青というようにバリエーションも豊富で、それを選べばいいか悩む。
「……ミエルさんってどんな物が好きなんだろ?」
「お客さま、何かお探しですか?」
「うわっ!」
後ろから突然声をかけられ、飛び上がる。振り向くと、笑顔を張り付けた店員さんがいた。
丁度いいし、店員さんに良い物が無いか聞いてしまおう。
「あの、女性への贈り物なんですけど、おすすめは有りますか?」
「彼女さんへの贈り物ですね?お任せください」
「いえ、彼女じゃないんですけど……」
僕の言葉が聞こえていないのか、店員さんが店の奥へと進んでいく。まあ、訂正するほどの事でもないか。
店員さんは星形のネックレスを手に取った。
「こちらのネックレスは有名なデザイナーである『アスタリスク』がデザインしたんですよ」
「そうなんですか」
よく知らないけど有名なんだ。見た感じだと結構可愛らしいし、ミエルさんに贈るのはピッタリかも。
「おいくらですか?」
「30万Gでございます。アスタリスクの商品がこの値段は、かなりお買い得ですよ」
「………………」
手持ちの3倍以上かあ。ホウリさんに借りれば払えなくはないけど、そこまではする必要性を感じない。
「やっぱり、他の物も見ます」
「そうですか」
店員さんは残念そうにネックレスを棚に戻す。
店員さんに更に物を勧められない様に離れる。他に良さそうな物はないかな?
続けて物色をしていると、ノエルちゃんが棚にある商品を凝視していた。
「ノエルちゃん?どうしたの??」
「あ、ロワお兄ちゃん。このブローチ見てみて」
ノエルちゃんが指を指した方を見ると、リボンの中央にブローチが付いたものがあった。中央のブローチは楕円形で赤や青といった様々な色がある。
「これ欲しいの?」
「うん」
「お小遣い足りそう?」
「ううん」
ノエルちゃんが値札を見て首を振る。値札には20万Gと書かれていた。子供のお小遣いで買うには厳しい値段だ。
「うーん、僕が何とかするには高いかな」
「だよね」
「どうした?」
困っているとホウリさんがやって来た。
「実はノエルちゃんに欲しいブローチがあるんですけど、高くて手が出ないんです」
「これか。結構良い物だし仕方ないな。なんなら俺が払ってもいいぞ?」
「いいの?」
「さっきのクイズの時に払うって言ったろ?」
「冗談じゃなかったんですね」
僕の失敗にも意味はあったみたいだ。それだけで心が救われる。
「良かったね」
「うん!ありがとホウリお兄ちゃん!」
「良いってことよ。で、どの色が欲しいんだ?」
「赤と紫と緑と黄と白と黒!」
「6つも?」
「ダメ?」
「別に良いぞ。何に使うかは察しがつく」
「わーい!」
ノエルちゃんが満面の笑みでブローチをレジへと持っていく。
「本当に良いんですか?」
「ああ。必要なものだろうし、120万Gならまだ安い」
「120万Gは十分高いと思いますけどね」
ホウリさんは現金で払い、ノエルちゃんがホクホク顔でブローチが入った箱を受け取る。
「わーい!」
「誰に上げるの?」
「オカルト研究クラブの皆にあげるんだ!」
「なるほどね」
確かにお揃いの物があれば楽しい。6つ欲しがっていたの納得だ。
「ロワお兄ちゃんはミエルお姉ちゃんに何か買ったの?」
「いやー、流石にこの店の商品は手が出なかったかな」
ネックレス1つに30万Gは無理だ。今後買うとしたら結婚指輪とかかな。
そんな訳でお土産を買った僕らは次の日にハイファイを旅立ったのだった。
「ふんふーん」
「上機嫌だな?」
「そりゃそうですよ。長年夢だったトリシューラの作成方法が知られましたし、また来ていいって言われましたし」
「ふーん。かなり能天気なんだな」
「どうしてですか?」
ホウリさんから冷たい視線を向けられる。
考えてみても思い当たる節は無い。自分で言うのもなんだけど、上手く話せたと思う。褒められこそすれ、呆れられる覚えはない。
「まあ、ロワに分かると思っていない。というか、今回は俺のミスだ」
「ホウリさんのミス?珍しいですね?」
「何を間違えたの?」
「ロワのイケメンがマスクで隠しきれなくなってきた。ロワみたいなイケメンに至近距離で優しい言葉を掛けられたらどうなると思う?」
「好きになる!」
「正解。賞品にお土産をいくつか奢ってやろう」
「やったー!」
ホウリさんの言葉に僕は頭を抱える。
「……自分の顔の事を忘れてました」
「俺も気配りが足りなかったな。すまなかった」
いつでも来て良いって言われたけど、これじゃ行きにくい。けど、長い間行かないと変に心配されるかもしれない。どうしようか?
「俺から兄の方に王都住みである事は伝えておく。遠くに住んでいると分かれば、行けない理由になるだろ」
「そうですね。お願いします」
ハイファイの街に来たら寄ってみようかな。でも、2人きりで会うと良くないかな?
「うーん、どうしたものですかね?」
「すぐには答えは出ないだろう。今はお土産について考えたらどうだ?」
「そうですね」
すぐに決めないといけない訳でも無いし、今はお土産を考えよう。
「で、何か買いたい物はあるか?」
「僕は騎士団の皆さんへ買います」
「俺はフランに買うか。ロワはミエルに買う物を選んでくれるか?」
「わかりました」
騎士団の皆さんへは大入りのお菓子にするとして、ミエルさんへは何を買おうか。
「包丁とか買ったら料理のモチベーションも上がりますかね?」
「良いと思うぞ」
ミエルさんが料理のモチベーションを上げるのは少し怖いけど、悪意がある訳じゃないんだし大丈夫だろう。……ホウリさんもいるし、大丈夫だよね?
少しだけ背筋に冷たい物を感じる。冷たさを振り切る様にノエルちゃんに話しかける。
「ノエルちゃんは何を買うの?」
「クラスの皆とオカルト研究クラブの皆に買おうかな」
「そういえば、クラブ活動はどう?楽しい?」
「まだ部室貰えてないから活動出来てないんだー」
「帰るころには部室が用意できている筈だ。そうなったらクラブ活動も出来るんじゃないか?」
「当たり前のように、学校の内部事情を把握してるんですね」
クラブ活動は学校生活の醍醐味の一つだ。体験できて本当に良かった。
「何を買うつもりなの?」
「えーっと、カール君にはペンでしょ、レズンちゃんにはハンカチで、コアコちゃんには……」
「ちょっと待って、皆に別々の物を買うの?」
「そうだよ?みんな一緒よりも、欲しいと思った物を上げた方が良くない?」
「それはそうかもしれないけど……」
サラッととんでもない事を言う。クラスの人数って20人くらいだろうし、全員のお土産を選ぶなんてかなりの手間だ。
「本人が良いっていうなら良いだろ。別に帰るのを明日にしても良い訳だし、選ぶのに時間をかけても問題ない」
「ホウリさんがそう言うなら僕も良いです」
「決まりだな。ここら辺は観光客用の店も多いし、じっくり選べばいい」
「はーい」
この街は珍しい物が多い。お土産を物色するだけで1日が終わりそうだ。
「まずはこのお店から見てみようか」
「アクセサリー屋さん?いいね!」
目についたアクセサリー屋さんに入ってみる。お店の中には様々なアクセサリーが棚に並んでおり、何人かのお客さんが物色している。
雰囲気はファンシーな感じで、若い女の人が好きそうだ。
「ミエルさんへのお土産を探すには丁度いいかもですね」
「包丁じゃないの?」
「他に良いのがあ会ったらそれにしようかなって思ってね」
「じゃあさ、ネックレスとかが良いんじゃない?」
「そうだね。何かエンチャントされている物だったら完璧なんだけど」
エンチャントってかなり珍しいし、無くても可笑しくはない。
「そういえば、ホウリさんのネックレスにもエンチャントが付いているんですよね?」
「そうだな。俺のエンチャントはコレトに付けて貰った」
「僕もネックレスを買ってコレトさんにエンチャントしてもらえませんか?」
「次にコレトに会えるのがいつになるか分からないからな。お土産にするなら現実的じゃないな」
「そうですか。残念です」
そもそも適した素材じゃないとエンチャントの効果は薄いし、他の機会にしよう。
2人といったん別れて店の中を探してみる。
「何か良いのは無いですかね~」
イヤリングやネックレス、指輪といった様々なアクセサリーがある。しかも、ハートやひし形、赤や青というようにバリエーションも豊富で、それを選べばいいか悩む。
「……ミエルさんってどんな物が好きなんだろ?」
「お客さま、何かお探しですか?」
「うわっ!」
後ろから突然声をかけられ、飛び上がる。振り向くと、笑顔を張り付けた店員さんがいた。
丁度いいし、店員さんに良い物が無いか聞いてしまおう。
「あの、女性への贈り物なんですけど、おすすめは有りますか?」
「彼女さんへの贈り物ですね?お任せください」
「いえ、彼女じゃないんですけど……」
僕の言葉が聞こえていないのか、店員さんが店の奥へと進んでいく。まあ、訂正するほどの事でもないか。
店員さんは星形のネックレスを手に取った。
「こちらのネックレスは有名なデザイナーである『アスタリスク』がデザインしたんですよ」
「そうなんですか」
よく知らないけど有名なんだ。見た感じだと結構可愛らしいし、ミエルさんに贈るのはピッタリかも。
「おいくらですか?」
「30万Gでございます。アスタリスクの商品がこの値段は、かなりお買い得ですよ」
「………………」
手持ちの3倍以上かあ。ホウリさんに借りれば払えなくはないけど、そこまではする必要性を感じない。
「やっぱり、他の物も見ます」
「そうですか」
店員さんは残念そうにネックレスを棚に戻す。
店員さんに更に物を勧められない様に離れる。他に良さそうな物はないかな?
続けて物色をしていると、ノエルちゃんが棚にある商品を凝視していた。
「ノエルちゃん?どうしたの??」
「あ、ロワお兄ちゃん。このブローチ見てみて」
ノエルちゃんが指を指した方を見ると、リボンの中央にブローチが付いたものがあった。中央のブローチは楕円形で赤や青といった様々な色がある。
「これ欲しいの?」
「うん」
「お小遣い足りそう?」
「ううん」
ノエルちゃんが値札を見て首を振る。値札には20万Gと書かれていた。子供のお小遣いで買うには厳しい値段だ。
「うーん、僕が何とかするには高いかな」
「だよね」
「どうした?」
困っているとホウリさんがやって来た。
「実はノエルちゃんに欲しいブローチがあるんですけど、高くて手が出ないんです」
「これか。結構良い物だし仕方ないな。なんなら俺が払ってもいいぞ?」
「いいの?」
「さっきのクイズの時に払うって言ったろ?」
「冗談じゃなかったんですね」
僕の失敗にも意味はあったみたいだ。それだけで心が救われる。
「良かったね」
「うん!ありがとホウリお兄ちゃん!」
「良いってことよ。で、どの色が欲しいんだ?」
「赤と紫と緑と黄と白と黒!」
「6つも?」
「ダメ?」
「別に良いぞ。何に使うかは察しがつく」
「わーい!」
ノエルちゃんが満面の笑みでブローチをレジへと持っていく。
「本当に良いんですか?」
「ああ。必要なものだろうし、120万Gならまだ安い」
「120万Gは十分高いと思いますけどね」
ホウリさんは現金で払い、ノエルちゃんがホクホク顔でブローチが入った箱を受け取る。
「わーい!」
「誰に上げるの?」
「オカルト研究クラブの皆にあげるんだ!」
「なるほどね」
確かにお揃いの物があれば楽しい。6つ欲しがっていたの納得だ。
「ロワお兄ちゃんはミエルお姉ちゃんに何か買ったの?」
「いやー、流石にこの店の商品は手が出なかったかな」
ネックレス1つに30万Gは無理だ。今後買うとしたら結婚指輪とかかな。
そんな訳でお土産を買った僕らは次の日にハイファイを旅立ったのだった。
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