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第二百七十八話 沈むように溶けていくように
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話は騎士団がスミルの街に向かう少しまで遡る。
俺はフランと一緒にリビングにいた。ノエルはもう寝かせたし、ロワは部屋で勉強中。ミエルは騎士団関係で出掛けている。
そんな訳で、俺はフランと二人きりな訳だが、俺達は何か話をしている訳じゃない。各々が好き勝手をやっている。
フランは劇の台本を読みながら、口を開いた。
「のうホウリ」
「なんだ?」
俺は魔法巻物を書きながら答える。
「最近、毎日のように夜遅くまでお主と過ごしておるじゃろ?」
「そうだな」
「いつまでこんな事をするんじゃ?」
「相手が動くまでだ」
「いつ動くんじゃろうな?」
「俺と一緒は嫌か?」
「嫌ではない。最近は公演も昼じゃし。じゃが、終わりが見えんとなると、小言の1つも言いたくなるじゃろ」
「言いたい事は分かるな」
ここ1週間くらいはフランに夜中まで付き合ってもらっている。結局、何もないから申し訳ないな。何か埋め合わせでも考えるか。
フランは台本にペン入れを行い、台本を閉じる。
「わしも必要なことだとは理解しておるんじゃがな。そろそろ眠くなってきたわい」
「そうだな。良い時間だしそろそろお開きに───」
その時、玄関に近づいてくる気配を感じ、俺とフランは玄関へ向く。そして、その直後に乱暴なノックが響いた。
「すみません!?ホウリさんとフランさんはいらっしゃいますか!?」
「来たな」
俺とフランは玄関に向かい扉を開く。そこには、予想通り焦りの表情をした王城の兵士がいた。
「夜分遅くにすみません、実は国王から協力要請がありまして────」
「要件は分かってる。すぐに城に向かう」
「ありがとうございます。馬車を用意してますので……」
「馬車じゃ遅い。走っていくぞ」
「へ?」
茫然とする兵士の脇を俺とフランは抜ける。
「やっと出番じゃな。さっさと済ませるぞ。コネクト」
フランの言葉と同時に俺の体からMPがあふれ出て来る。
MPを共有するコネクト。バカみたいにMPを持っているフランが使えば、使いたい放題だ。
「手加減してくれよ。距離が離れすぎると、コネクトの範囲外になる」
「努力はしておこう」
「確約してくれ」
俺はあふれるMPを全身に巡らせる。
「雷装!」
そして、MPを全て雷に変換する。敏捷性を向上させる雷装。フランのMPを使えば、音速すら超えることもできる。これなら、数分で城までたどり着ける。
「え?え?」
「いくぞ」
「うむ」
何が起こっているのかを理解していない兵士を置いといて、俺とフランは夜の街に駆け出す。
『しかし、本当にくるとはのう』
音速以上の速さのため、声ではなく念話で会話してくる。
『俺も来ない方が良いとは思ってた。だが、そうも行かないのが現実ってものだ』
『お主の言葉には重さがあるのう』
今回の事態は百害あって一利なしだ。しかも、対処しないと甚大な被害が出るから質が悪い。
『今回は、フランの力を全面的に借りることになる』
『あーあ、明日からの劇はしばらく出られんか』
『その辺りは俺が対処しておく』
『わしが心配しておるのは、事前にチケットを取って楽しみにしてくれた者に対してじゃ。急に中止では可哀そうじゃ』
『そうだな、劇の公演数を増やすか?』
『それはそっちで調整ほしいのう。今は話している時間が無い』
『それもそうだな』
明かりの少ない街を駆け抜けていると、王城が見えて来た。
そのままの勢いで突っ込み、城門の兵士の前で立ち止る。
「な、なんだお前たちは!?」
「キムラ・ホウリだ。王命により推参した」
冒険者カードを槍を構えている兵士に提示する。話は通っていたのか、冒険者カードを確認した兵士は槍を収めた。
「これは失礼いたしました。人王がお待ちです。こちらへどうぞ」
兵士が合図を出すと、閉まっていた門が開いた。
「王の元へご案内いたします」
「城内の間取りは把握しているので、その必要は無いです」
「し、しかし、城内へ入る際は兵士による監視が必要で……」
「王には許可を貰ってるので大丈夫です」
「時間が無いんじゃろ?早く行くぞ」
「だな」
俺達は見張りの兵士を置いて、城内へ駆けだす。正直、あんな問答をしている暇もない。今は一刻も早く人王の元へ向かうことを優先したい。
何度か来ている城の中を駆け巡り、王のいる部屋の前までたどり着く。
コンコンと軽くノックをして、中からの返事を待つ。
「入れ」
人王の声が中からして、俺達は部屋に入る。
部屋の中は薄暗く、人王が長机の前に座っていた。傍には闘技大会の後に招待された時にいた兵士もいる。確かフランに噛みついていた奴だったか。首になってなかったんだな。
長机の上には書類が散乱している。まとめる余裕も無いらしい。
「良く来たな、魔王、ホウリ」
「呼ぶのが後1分遅かったら寝て居たぞ」
「それは運が良かったな。とりあえず、お茶も出ないが座ってくれ」
促されるまま俺達は席に着く。すると、俺の前に1枚の書類が置かれた。
「これが被害の報告ですか?」
「そうだ」
「……そっちか」
「どうした?」
フランが横から書類を覗き込んでくる。そして、思わず眉を顰めた。
「オダリムで魔物の大群じゃと?」
「王都じゃなくてオダリムか。交通の要所を断ちに来たな」
「規模は街を壊滅させられる程度。あと半日で到着するとのことだ」
てっきり王都が狙われると思ったんだが、予想が外れたか。
「魔法陣を使って、物資と戦力を送り込む必要がありますね。少なくとも王都の騎士団は送ったほうがいいでしょうね」
「王都の騎士団だけで迎え撃てるのか?」
「この規模の魔物だと、騎士団だけでは無理ですね。冒険者にも要請をかけましょう」
「かなり危険な討伐となるぞ?金を積んでも人が集まるか……」
「そこは俺が上手くやります。人王は魔法陣の使用許可と、物資の提供をお願いします」
「うむ、分かった」
だが、大量の魔物を用意してこの程度で終わるとは思えない。恐らく、他にも何か目的が……
「お、おい……」
俺達が話を進めていると、傍に居た兵士が口を挟んできた。
頭を抱えている人王の代わりに俺が答える。
「なんですか?」
「話が見えてこないんだが、何がどうなってるのだ?」
「何故お主に説明せねばならん?今は時間が惜しいのだぞ?」
「説明してやってくれ。この者は騎士団や憲兵へ命令を下す際の最高責任者だ」
「ここにいるから、身分は高いと思っておったが、そうじゃったのか」
「分かりました。私が説明しましょう」
俺は微笑みながら説明を始める。
事の発端は1週間前、神から神の力を感じたと報告を受けたことから始まる。
王都が邪神から力を貰った者に襲撃されてから、神にはこの世界で神の力が使われないか警戒してもらうように言っておいた。
俺の調査術は万能じゃない。神から力を貰った奴が森にでも隠れたら、探し出すことはほぼ不可能と言っても良いだろう。
つまり、神の力を感じたと報告を受けてから、考えられる対策を打つしかない訳だ。
まず、俺は人王に王都襲撃のような事件が近いうちに起こる可能性を説明した。そして、襲撃があった場合は必ず俺に報告するように頼んだ。
その後は、王都の見回りを強化したり、怪しい奴がいないかを調査したりしていた。
以上の説明を神の存在を濁しつつ、兵士に教える。
「なるほど、だから話が早かったと……ん?魔王がここにいる理由はなんですか?」
「わしが居れば大抵の敵は倒せるからじゃ」
夜中に襲撃されて対応が後手に回るのが一番の痛手だ。だから、最高戦力であるフランと夜中のギリギリまで起きていて、呼び出しにすぐ対応できるようにしてた訳だ。
「本来であれば、魔国に協力要請を行うのは避けたがったが、背に腹は代えられないだろう」
人王が顔を歪めながら話す。魔国に貸しを作るのは外交戦略上、避けておきたいんだろう。まあ、フランはそんな細かいことを気にしないとは思うが。
「魔王、お前ひとりで殲滅することは出来ないのか?」
「わしの力は小回りが利かんからな。街を囲まれるように進軍されているのを一気に殲滅しようとすると街ごと潰しかねん」
「なので、フランには一方の敵を殲滅してもらい、他は騎士団と冒険者で抑えて貰いたいです」
「それが一番被害が少なくなるか」
「決まりだな。早速、騎士団に連絡を……」
(コンコン)
話がまとまりかけたところに、ノックの音が響く。
「入れ」
人王が許可を出すと、扉が開いて兵士が入って来た。
「何用だ?」
「報告します」
兵士は持っていた紙を見ながら、報告を始める。
「騎士団の魔物対策部署がスミルの街へ緊急招集されました」
「何?」
「相手は?」
「ヤマタノオロチです」
「ヤマタノオロチ?」
確かに強力な魔物だが、スミルの騎士団なら何回も戦いっている相手だ。
「数は?」
「1体です」
大群で来たわけでもない。なのに王都へ協力要請?
「何かあるな」
「何があるにしても、王都の騎士団がスミルに行っているのは不味いのではないか?」
「ああ。まずは、あいつらに手を貸す必要があるな」
「人王や、ワープの許可をくれんか?」
「分かった。許可を出そう」
「ありがとうございます。いくぞ、フラン」
「うむ」
こうして、俺達は王城を後にしたのだった。
俺はフランと一緒にリビングにいた。ノエルはもう寝かせたし、ロワは部屋で勉強中。ミエルは騎士団関係で出掛けている。
そんな訳で、俺はフランと二人きりな訳だが、俺達は何か話をしている訳じゃない。各々が好き勝手をやっている。
フランは劇の台本を読みながら、口を開いた。
「のうホウリ」
「なんだ?」
俺は魔法巻物を書きながら答える。
「最近、毎日のように夜遅くまでお主と過ごしておるじゃろ?」
「そうだな」
「いつまでこんな事をするんじゃ?」
「相手が動くまでだ」
「いつ動くんじゃろうな?」
「俺と一緒は嫌か?」
「嫌ではない。最近は公演も昼じゃし。じゃが、終わりが見えんとなると、小言の1つも言いたくなるじゃろ」
「言いたい事は分かるな」
ここ1週間くらいはフランに夜中まで付き合ってもらっている。結局、何もないから申し訳ないな。何か埋め合わせでも考えるか。
フランは台本にペン入れを行い、台本を閉じる。
「わしも必要なことだとは理解しておるんじゃがな。そろそろ眠くなってきたわい」
「そうだな。良い時間だしそろそろお開きに───」
その時、玄関に近づいてくる気配を感じ、俺とフランは玄関へ向く。そして、その直後に乱暴なノックが響いた。
「すみません!?ホウリさんとフランさんはいらっしゃいますか!?」
「来たな」
俺とフランは玄関に向かい扉を開く。そこには、予想通り焦りの表情をした王城の兵士がいた。
「夜分遅くにすみません、実は国王から協力要請がありまして────」
「要件は分かってる。すぐに城に向かう」
「ありがとうございます。馬車を用意してますので……」
「馬車じゃ遅い。走っていくぞ」
「へ?」
茫然とする兵士の脇を俺とフランは抜ける。
「やっと出番じゃな。さっさと済ませるぞ。コネクト」
フランの言葉と同時に俺の体からMPがあふれ出て来る。
MPを共有するコネクト。バカみたいにMPを持っているフランが使えば、使いたい放題だ。
「手加減してくれよ。距離が離れすぎると、コネクトの範囲外になる」
「努力はしておこう」
「確約してくれ」
俺はあふれるMPを全身に巡らせる。
「雷装!」
そして、MPを全て雷に変換する。敏捷性を向上させる雷装。フランのMPを使えば、音速すら超えることもできる。これなら、数分で城までたどり着ける。
「え?え?」
「いくぞ」
「うむ」
何が起こっているのかを理解していない兵士を置いといて、俺とフランは夜の街に駆け出す。
『しかし、本当にくるとはのう』
音速以上の速さのため、声ではなく念話で会話してくる。
『俺も来ない方が良いとは思ってた。だが、そうも行かないのが現実ってものだ』
『お主の言葉には重さがあるのう』
今回の事態は百害あって一利なしだ。しかも、対処しないと甚大な被害が出るから質が悪い。
『今回は、フランの力を全面的に借りることになる』
『あーあ、明日からの劇はしばらく出られんか』
『その辺りは俺が対処しておく』
『わしが心配しておるのは、事前にチケットを取って楽しみにしてくれた者に対してじゃ。急に中止では可哀そうじゃ』
『そうだな、劇の公演数を増やすか?』
『それはそっちで調整ほしいのう。今は話している時間が無い』
『それもそうだな』
明かりの少ない街を駆け抜けていると、王城が見えて来た。
そのままの勢いで突っ込み、城門の兵士の前で立ち止る。
「な、なんだお前たちは!?」
「キムラ・ホウリだ。王命により推参した」
冒険者カードを槍を構えている兵士に提示する。話は通っていたのか、冒険者カードを確認した兵士は槍を収めた。
「これは失礼いたしました。人王がお待ちです。こちらへどうぞ」
兵士が合図を出すと、閉まっていた門が開いた。
「王の元へご案内いたします」
「城内の間取りは把握しているので、その必要は無いです」
「し、しかし、城内へ入る際は兵士による監視が必要で……」
「王には許可を貰ってるので大丈夫です」
「時間が無いんじゃろ?早く行くぞ」
「だな」
俺達は見張りの兵士を置いて、城内へ駆けだす。正直、あんな問答をしている暇もない。今は一刻も早く人王の元へ向かうことを優先したい。
何度か来ている城の中を駆け巡り、王のいる部屋の前までたどり着く。
コンコンと軽くノックをして、中からの返事を待つ。
「入れ」
人王の声が中からして、俺達は部屋に入る。
部屋の中は薄暗く、人王が長机の前に座っていた。傍には闘技大会の後に招待された時にいた兵士もいる。確かフランに噛みついていた奴だったか。首になってなかったんだな。
長机の上には書類が散乱している。まとめる余裕も無いらしい。
「良く来たな、魔王、ホウリ」
「呼ぶのが後1分遅かったら寝て居たぞ」
「それは運が良かったな。とりあえず、お茶も出ないが座ってくれ」
促されるまま俺達は席に着く。すると、俺の前に1枚の書類が置かれた。
「これが被害の報告ですか?」
「そうだ」
「……そっちか」
「どうした?」
フランが横から書類を覗き込んでくる。そして、思わず眉を顰めた。
「オダリムで魔物の大群じゃと?」
「王都じゃなくてオダリムか。交通の要所を断ちに来たな」
「規模は街を壊滅させられる程度。あと半日で到着するとのことだ」
てっきり王都が狙われると思ったんだが、予想が外れたか。
「魔法陣を使って、物資と戦力を送り込む必要がありますね。少なくとも王都の騎士団は送ったほうがいいでしょうね」
「王都の騎士団だけで迎え撃てるのか?」
「この規模の魔物だと、騎士団だけでは無理ですね。冒険者にも要請をかけましょう」
「かなり危険な討伐となるぞ?金を積んでも人が集まるか……」
「そこは俺が上手くやります。人王は魔法陣の使用許可と、物資の提供をお願いします」
「うむ、分かった」
だが、大量の魔物を用意してこの程度で終わるとは思えない。恐らく、他にも何か目的が……
「お、おい……」
俺達が話を進めていると、傍に居た兵士が口を挟んできた。
頭を抱えている人王の代わりに俺が答える。
「なんですか?」
「話が見えてこないんだが、何がどうなってるのだ?」
「何故お主に説明せねばならん?今は時間が惜しいのだぞ?」
「説明してやってくれ。この者は騎士団や憲兵へ命令を下す際の最高責任者だ」
「ここにいるから、身分は高いと思っておったが、そうじゃったのか」
「分かりました。私が説明しましょう」
俺は微笑みながら説明を始める。
事の発端は1週間前、神から神の力を感じたと報告を受けたことから始まる。
王都が邪神から力を貰った者に襲撃されてから、神にはこの世界で神の力が使われないか警戒してもらうように言っておいた。
俺の調査術は万能じゃない。神から力を貰った奴が森にでも隠れたら、探し出すことはほぼ不可能と言っても良いだろう。
つまり、神の力を感じたと報告を受けてから、考えられる対策を打つしかない訳だ。
まず、俺は人王に王都襲撃のような事件が近いうちに起こる可能性を説明した。そして、襲撃があった場合は必ず俺に報告するように頼んだ。
その後は、王都の見回りを強化したり、怪しい奴がいないかを調査したりしていた。
以上の説明を神の存在を濁しつつ、兵士に教える。
「なるほど、だから話が早かったと……ん?魔王がここにいる理由はなんですか?」
「わしが居れば大抵の敵は倒せるからじゃ」
夜中に襲撃されて対応が後手に回るのが一番の痛手だ。だから、最高戦力であるフランと夜中のギリギリまで起きていて、呼び出しにすぐ対応できるようにしてた訳だ。
「本来であれば、魔国に協力要請を行うのは避けたがったが、背に腹は代えられないだろう」
人王が顔を歪めながら話す。魔国に貸しを作るのは外交戦略上、避けておきたいんだろう。まあ、フランはそんな細かいことを気にしないとは思うが。
「魔王、お前ひとりで殲滅することは出来ないのか?」
「わしの力は小回りが利かんからな。街を囲まれるように進軍されているのを一気に殲滅しようとすると街ごと潰しかねん」
「なので、フランには一方の敵を殲滅してもらい、他は騎士団と冒険者で抑えて貰いたいです」
「それが一番被害が少なくなるか」
「決まりだな。早速、騎士団に連絡を……」
(コンコン)
話がまとまりかけたところに、ノックの音が響く。
「入れ」
人王が許可を出すと、扉が開いて兵士が入って来た。
「何用だ?」
「報告します」
兵士は持っていた紙を見ながら、報告を始める。
「騎士団の魔物対策部署がスミルの街へ緊急招集されました」
「何?」
「相手は?」
「ヤマタノオロチです」
「ヤマタノオロチ?」
確かに強力な魔物だが、スミルの騎士団なら何回も戦いっている相手だ。
「数は?」
「1体です」
大群で来たわけでもない。なのに王都へ協力要請?
「何かあるな」
「何があるにしても、王都の騎士団がスミルに行っているのは不味いのではないか?」
「ああ。まずは、あいつらに手を貸す必要があるな」
「人王や、ワープの許可をくれんか?」
「分かった。許可を出そう」
「ありがとうございます。いくぞ、フラン」
「うむ」
こうして、俺達は王城を後にしたのだった。
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