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第三百三話 もぐもぐ
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ノエルののど自慢大会の受付を終えたわしは客席まで戻って来た。
「ノエルの歌か。楽しみじゃな」
「もの凄い笑顔だな。楽しみなのが丸わかりだ」
「そんなに分かりやすいか?」
「ああ。今までで一番の笑顔だ」
そんなに分かりやすいのであれば、他の者にも分かると見て間違いないか。まあ、バレても問題はないが。
「お主の見立ててでは、ノエルは何処まで行ける?」
「上手くいけば入賞するんじゃないか?」
「1位は無理か?」
「どうだろうな」
ホウリの言葉は曖昧じゃ。まあ、先に結果を聞くのは野暮か。
そんな事を話しながら、舞台上ののど自慢大会を見物する。
ぷりにゃんの格好をした女が振り付けつきで、ぷりにゃんのオープニングソングを歌っておる。振り付けも歌詞も完璧じゃ。まあ、ラビの方がクオリティが高いと思うがな。
「みんなー!ありがとー!」
ぷりにゃんの格好をした女が観客に手を振ってステージから降りる。
「さあ、続いての挑戦者は飛び入り参加のこの方です!」
「とうっ!」
ステージの端からノエルが飛び込んできた。
ノエルはステンドマイクからマイクを取る。
「初めまして!ノエル・カタラーナです!」
「よっ!世界一!」
盛り上げるために、いの一番に歓声を上げる。すると、ノエルはわしに気が付くと笑顔で手を振ってくれた。
『わああああ!』
観客もノエルに大きな歓声を上げる。ノエルほどの美少女が現れたら当たり前じゃな。
そんなノエルに司会の女がしゃがんで目を合わせる。
「ノエルちゃんは何を歌うのかな?」
「タンパンマンの歌!」
「子供らしい良い曲ですね。それではどうぞ!」
蓄音機からポップな曲が流れ始める。ノエルは曲に合わせて体を揺らせる。
「不安な夜を~♪過ごしたとしても~♪傍にいるよ~♪」
子供向けの劇の歌詞とは思えんほどに重苦しい歌詞がノエルの口から発される。
「明日の空を思い~♪大丈夫~♪一緒に進もう~♪」
ノエルの体の揺れが次第に大きくなっていく。そして、手を伸ばしたり、ステップを踏んだりして踊り出した。
「キレキレじゃな」
「俺と訓練してるんだぞ?あれくらいは出来て当たり前だ」
戦闘の訓練でダンスが上手くなるのか?まあ、ノエルとホウリじゃし、深く考えるのは止めておいた方がよいか。
そんな事を考えながら、ノエルに向かってカメラを向ける。
今日のノエルの格好は水色のワンピース。ノエルの銀髪が流れ、空に雲が浮かんでいるような美しさを感じる。
「ノエルー!良いぞー!」
写真を撮りながらノエルに声援を送る。すると、ノエルは微笑みながら、ダンスの動きを変えた。
さっきまでは激しい動きじゃったが、今は川を流れる水の様に優雅な動きじゃ。
観客も見入っているのか、先ほどまでの歓声が消えている。
「君を思う気持ちは無限~♪たとえ一人でも思いのパワーで進もう~♪」
最後のフレーズを歌いきったノエルは恭しく礼をした。そして、顔を上げてニコリと微笑んだ。
静かだった広場に、徐々に拍手が起こっていく。
『うわあああああああ!』
今までで一番の拍手をノエルは一身に受けながら、ノエルはステージの端に捌けていった。
「これは……思った以上に凄いのう」
「だな」
これは優勝確実じゃな。そう思いながら、わしはカメラを仕舞ったのじゃった。
☆ ☆ ☆ ☆
のど自慢大会が終わったわしらはディフェンドに来ていた。
オーナーのティムに軽く挨拶をし、わしらは窓際に通された。
「むう、やはり納得いかんな」
「まだ言ってんのか」
「あの後、プロの歌手が立て続けに現れたんじゃぞ?そんなのアリなのか?」
ノエルが歌った後、プロの歌手が3人飛び入り参加してきた。会場の盛り上がりは最高潮でノエルが霞んでしまった。
その結果、ノエルは4位となり惜しくも入賞を逃してしまったのじゃった。
「もしや、ホウリが仕組んだのではなかろうな?」
「違ぇよ。あんなの仕組んでなんになるって言うんだ」
「ならば、何故あんなにプロが飛び入り参加してきたんじゃ」
「ノエルの歌に感化されたんじゃないか?それぐらいしか心当たりがない」
「むう、そういうものかのう?」
確かにノエルの歌声には人の心を動かせそうな力を感じた。荒唐無稽と一蹴は出来ん。
「じゃが、ノエルが可哀そうじゃろ?勝ちを潰されたんじゃぞ?」
「ノエルは皆の前で歌えて楽しかったよ?」
「そうなのか?ノエルが良いならいいんじゃがな」
じゃが、簡単には納得は出来ん。いっその事、わしも乱入してやったほうがよかったじゃろうか?
「過ぎたことをグチグチと言ってても仕方ないだろ。そんな事よりも、ディフェンドのケーキを楽しもうぜ?」
「それもそうじゃな」
「ホウリお兄ちゃんとフランお姉ちゃんは食べたことあるんだよね?このお店のケーキってどんな感じなの?」
「見た目に楽しく、味も良いぞ」
「ババロアの中に花があったり、イチの実まで真っ白なショートケーキとかな」
「そんなに凄いんだ!楽しみ!」
ノエルが満面の笑みで体を左右に揺らす。どうやら、さっきののど自慢大会くらい楽しみみたいじゃな。
そんな笑顔にわしもホウリも自然と笑顔になってくる。
「お待たせいたしました」
そんな事を話していると、ティムがわしらの前に飲み物とケーキを置いた。
ケーキは真っ黒な円形のケーキじゃった。上には甘酸っぱいラズの実が乗せられておる。チョコケーキかのう?
「こちらのケーキはショコラムースでございます」
「今回は普通じゃな?」
「ディフェンドさんに限って普通なケーキを出す訳ないだろうが。なめんなよ?」
「お主はどこの立場で話しておるんじゃ」
「ディフェンドさんの恩人としての立場だ」
「そう言えば、この店を救ったこともあったか」
あの時も祭りじゃったか。あの時に食べたケーキの味は今でも覚えておる。あと、至福のひと時を邪魔した無礼者の顔ものう。
そんな恩人はショコラムースにスプーンを入れた。瞬間、
「……へぇ?」
ホウリのショコラムースが真っ赤に染まった。
「な!?何が起こったんじゃ!?」
「この世界には衝撃を与えると色が付く『チョハチョハ』っていう植物がある。それですね?」
「流石はホウリさん、その通りです。ちなみに、それぞれ皿で色は違いますので、どのような色が出るのかをお楽しみください」
「ランダム性を持たせておるのか」
わしも自分のショコラムースにスプーンを入れて見る。すると、真っ白なショコラムースへと姿を変えた。
「ノエルも!」
ノエルのショコラムースは深い緑色に変わった。どの色も鮮やかでとても美しい。
「それでは、ごゆっくり」
それだけ言い残すと、ティムは厨房へと戻っていった。
ショコラムースを口に入れてみると、濃厚な苦みと共に自然な甘みが口いっぱいに広がった。
「うむ、美味い」
「だな」
「じゃが、ノエルには苦すぎないか?」
「え?甘くて美味しいよ?」
ノエルがスプーンを咥えながら、小首をかしげる。
「ディフェンドは客によって味を変えてるからな。ノエルが子供だから苦さを抑えてあるんだろうよ」
「そこまで手間をかけておるのか」
凄い店だとは思っておったが、ここまでとはのう。
「あーあ、こんなに美味しいならロワお兄ちゃんとミエルお姉ちゃんとも来たかったなぁ」
ノエルがショコラムースを食べながら呟く。確かに、あやつらと共に来れたらもっと良かった。
「じゃが、ロワとミエルはデート中じゃしな。邪魔するのも野暮じゃろ」
「それに、あいつらには別でディフェンドのチケットを渡してある。俺達とは別になってしまうが、楽しんでいるだろうよ」
「そっか。じゃあ、大丈夫だね」
ノエルが笑顔に戻ってショコラムースを食べる。ノエルは本当に優しいのう。
「わしとしては、無事にデートできておるのかが心配じゃがな」
「その気持ちは分かる」
あやつら、特にミエルは恋愛ごとになるとポンコツになる。完璧にとは言わんが、無事にデートで来ておればいいが。
「それはミエルを信じるしかないだろ。俺達は目の前の瞬間を楽しもう」
「それもそうじゃな」
心配事を抱えたままだと、美味い物も不味くなる。ここはあやつらの事は忘れよう。
「うむ、やはりこのショコラムースは美味い。このクオリティのスイーツは魔国でも滅多に食えんぞ」
「世界で5本の指に入るくらいのクオリティだからな」
「このお店ってそんなに凄いんだ」
「その5本の指に入る店は全て行ったのか?」
「いや、エルフの街にある店だけ行けてない」
エルフの街か。魔国にある街じゃが、簡単には行けん。流石のホウリでもまだ行けておらんか。
「王都での準備が完了したら、旅に出るからな。その道筋で行こうとは思っている」
「王都での準備ってどのくらいで終わるんじゃ?」
「あと半年ってところだ。お前らも旅をする心の準備はしておけよ」
「「はーい」」
そんな事を話しつつ、わしらはディフェンドのケーキを堪能したのじゃった。
「ノエルの歌か。楽しみじゃな」
「もの凄い笑顔だな。楽しみなのが丸わかりだ」
「そんなに分かりやすいか?」
「ああ。今までで一番の笑顔だ」
そんなに分かりやすいのであれば、他の者にも分かると見て間違いないか。まあ、バレても問題はないが。
「お主の見立ててでは、ノエルは何処まで行ける?」
「上手くいけば入賞するんじゃないか?」
「1位は無理か?」
「どうだろうな」
ホウリの言葉は曖昧じゃ。まあ、先に結果を聞くのは野暮か。
そんな事を話しながら、舞台上ののど自慢大会を見物する。
ぷりにゃんの格好をした女が振り付けつきで、ぷりにゃんのオープニングソングを歌っておる。振り付けも歌詞も完璧じゃ。まあ、ラビの方がクオリティが高いと思うがな。
「みんなー!ありがとー!」
ぷりにゃんの格好をした女が観客に手を振ってステージから降りる。
「さあ、続いての挑戦者は飛び入り参加のこの方です!」
「とうっ!」
ステージの端からノエルが飛び込んできた。
ノエルはステンドマイクからマイクを取る。
「初めまして!ノエル・カタラーナです!」
「よっ!世界一!」
盛り上げるために、いの一番に歓声を上げる。すると、ノエルはわしに気が付くと笑顔で手を振ってくれた。
『わああああ!』
観客もノエルに大きな歓声を上げる。ノエルほどの美少女が現れたら当たり前じゃな。
そんなノエルに司会の女がしゃがんで目を合わせる。
「ノエルちゃんは何を歌うのかな?」
「タンパンマンの歌!」
「子供らしい良い曲ですね。それではどうぞ!」
蓄音機からポップな曲が流れ始める。ノエルは曲に合わせて体を揺らせる。
「不安な夜を~♪過ごしたとしても~♪傍にいるよ~♪」
子供向けの劇の歌詞とは思えんほどに重苦しい歌詞がノエルの口から発される。
「明日の空を思い~♪大丈夫~♪一緒に進もう~♪」
ノエルの体の揺れが次第に大きくなっていく。そして、手を伸ばしたり、ステップを踏んだりして踊り出した。
「キレキレじゃな」
「俺と訓練してるんだぞ?あれくらいは出来て当たり前だ」
戦闘の訓練でダンスが上手くなるのか?まあ、ノエルとホウリじゃし、深く考えるのは止めておいた方がよいか。
そんな事を考えながら、ノエルに向かってカメラを向ける。
今日のノエルの格好は水色のワンピース。ノエルの銀髪が流れ、空に雲が浮かんでいるような美しさを感じる。
「ノエルー!良いぞー!」
写真を撮りながらノエルに声援を送る。すると、ノエルは微笑みながら、ダンスの動きを変えた。
さっきまでは激しい動きじゃったが、今は川を流れる水の様に優雅な動きじゃ。
観客も見入っているのか、先ほどまでの歓声が消えている。
「君を思う気持ちは無限~♪たとえ一人でも思いのパワーで進もう~♪」
最後のフレーズを歌いきったノエルは恭しく礼をした。そして、顔を上げてニコリと微笑んだ。
静かだった広場に、徐々に拍手が起こっていく。
『うわあああああああ!』
今までで一番の拍手をノエルは一身に受けながら、ノエルはステージの端に捌けていった。
「これは……思った以上に凄いのう」
「だな」
これは優勝確実じゃな。そう思いながら、わしはカメラを仕舞ったのじゃった。
☆ ☆ ☆ ☆
のど自慢大会が終わったわしらはディフェンドに来ていた。
オーナーのティムに軽く挨拶をし、わしらは窓際に通された。
「むう、やはり納得いかんな」
「まだ言ってんのか」
「あの後、プロの歌手が立て続けに現れたんじゃぞ?そんなのアリなのか?」
ノエルが歌った後、プロの歌手が3人飛び入り参加してきた。会場の盛り上がりは最高潮でノエルが霞んでしまった。
その結果、ノエルは4位となり惜しくも入賞を逃してしまったのじゃった。
「もしや、ホウリが仕組んだのではなかろうな?」
「違ぇよ。あんなの仕組んでなんになるって言うんだ」
「ならば、何故あんなにプロが飛び入り参加してきたんじゃ」
「ノエルの歌に感化されたんじゃないか?それぐらいしか心当たりがない」
「むう、そういうものかのう?」
確かにノエルの歌声には人の心を動かせそうな力を感じた。荒唐無稽と一蹴は出来ん。
「じゃが、ノエルが可哀そうじゃろ?勝ちを潰されたんじゃぞ?」
「ノエルは皆の前で歌えて楽しかったよ?」
「そうなのか?ノエルが良いならいいんじゃがな」
じゃが、簡単には納得は出来ん。いっその事、わしも乱入してやったほうがよかったじゃろうか?
「過ぎたことをグチグチと言ってても仕方ないだろ。そんな事よりも、ディフェンドのケーキを楽しもうぜ?」
「それもそうじゃな」
「ホウリお兄ちゃんとフランお姉ちゃんは食べたことあるんだよね?このお店のケーキってどんな感じなの?」
「見た目に楽しく、味も良いぞ」
「ババロアの中に花があったり、イチの実まで真っ白なショートケーキとかな」
「そんなに凄いんだ!楽しみ!」
ノエルが満面の笑みで体を左右に揺らす。どうやら、さっきののど自慢大会くらい楽しみみたいじゃな。
そんな笑顔にわしもホウリも自然と笑顔になってくる。
「お待たせいたしました」
そんな事を話していると、ティムがわしらの前に飲み物とケーキを置いた。
ケーキは真っ黒な円形のケーキじゃった。上には甘酸っぱいラズの実が乗せられておる。チョコケーキかのう?
「こちらのケーキはショコラムースでございます」
「今回は普通じゃな?」
「ディフェンドさんに限って普通なケーキを出す訳ないだろうが。なめんなよ?」
「お主はどこの立場で話しておるんじゃ」
「ディフェンドさんの恩人としての立場だ」
「そう言えば、この店を救ったこともあったか」
あの時も祭りじゃったか。あの時に食べたケーキの味は今でも覚えておる。あと、至福のひと時を邪魔した無礼者の顔ものう。
そんな恩人はショコラムースにスプーンを入れた。瞬間、
「……へぇ?」
ホウリのショコラムースが真っ赤に染まった。
「な!?何が起こったんじゃ!?」
「この世界には衝撃を与えると色が付く『チョハチョハ』っていう植物がある。それですね?」
「流石はホウリさん、その通りです。ちなみに、それぞれ皿で色は違いますので、どのような色が出るのかをお楽しみください」
「ランダム性を持たせておるのか」
わしも自分のショコラムースにスプーンを入れて見る。すると、真っ白なショコラムースへと姿を変えた。
「ノエルも!」
ノエルのショコラムースは深い緑色に変わった。どの色も鮮やかでとても美しい。
「それでは、ごゆっくり」
それだけ言い残すと、ティムは厨房へと戻っていった。
ショコラムースを口に入れてみると、濃厚な苦みと共に自然な甘みが口いっぱいに広がった。
「うむ、美味い」
「だな」
「じゃが、ノエルには苦すぎないか?」
「え?甘くて美味しいよ?」
ノエルがスプーンを咥えながら、小首をかしげる。
「ディフェンドは客によって味を変えてるからな。ノエルが子供だから苦さを抑えてあるんだろうよ」
「そこまで手間をかけておるのか」
凄い店だとは思っておったが、ここまでとはのう。
「あーあ、こんなに美味しいならロワお兄ちゃんとミエルお姉ちゃんとも来たかったなぁ」
ノエルがショコラムースを食べながら呟く。確かに、あやつらと共に来れたらもっと良かった。
「じゃが、ロワとミエルはデート中じゃしな。邪魔するのも野暮じゃろ」
「それに、あいつらには別でディフェンドのチケットを渡してある。俺達とは別になってしまうが、楽しんでいるだろうよ」
「そっか。じゃあ、大丈夫だね」
ノエルが笑顔に戻ってショコラムースを食べる。ノエルは本当に優しいのう。
「わしとしては、無事にデートできておるのかが心配じゃがな」
「その気持ちは分かる」
あやつら、特にミエルは恋愛ごとになるとポンコツになる。完璧にとは言わんが、無事にデートで来ておればいいが。
「それはミエルを信じるしかないだろ。俺達は目の前の瞬間を楽しもう」
「それもそうじゃな」
心配事を抱えたままだと、美味い物も不味くなる。ここはあやつらの事は忘れよう。
「うむ、やはりこのショコラムースは美味い。このクオリティのスイーツは魔国でも滅多に食えんぞ」
「世界で5本の指に入るくらいのクオリティだからな」
「このお店ってそんなに凄いんだ」
「その5本の指に入る店は全て行ったのか?」
「いや、エルフの街にある店だけ行けてない」
エルフの街か。魔国にある街じゃが、簡単には行けん。流石のホウリでもまだ行けておらんか。
「王都での準備が完了したら、旅に出るからな。その道筋で行こうとは思っている」
「王都での準備ってどのくらいで終わるんじゃ?」
「あと半年ってところだ。お前らも旅をする心の準備はしておけよ」
「「はーい」」
そんな事を話しつつ、わしらはディフェンドのケーキを堪能したのじゃった。
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