364 / 472
第三百九話 ハチミツください
しおりを挟む
「ひ、ひどい目にあった……」
「久しぶりに命の危険を感じたぞ……」
フランさんにボロボロにされた僕らは、オダリムの街を歩いていた。
怪我はフランさんに直してもらったけど、心なしか体が重い。あの後、何度か挑んだんだけど、フランさんに攻撃が通じることが無かった。何回も打ちのめされて精神的なダメージも大きい。
その分、僕たちの連携力は上がったけどね。
僕は力無く空を見上げる。空は夕日で真っ赤に染まっている。
戦い始めたのは朝だった筈なのにもう夕方か。気絶しっぱなしだったから、時間の感覚が無くなってるや。
「お腹も空きましたね」
「何も食べずに戦っていたからな。何か食べて帰るか」
「そうですね。かつ丼でも食べて宿に────」
「おーい!」
店を探し始めた僕の目に、向こうからホウリさんがやって来くるのが映った。
「ホウリさん?どうしたんですか?」
僕らの前にやってきたホウリさんはオダリムの外壁の方へと指を向けた。
「今、オダリムの外壁に特注の兵器を上げているところなんだ。それを手伝ってくれないか?」
「えー?今からご飯食べるところだったんですけど?」
「わがまま言うな。この街の皆の安全が掛かってるんだぞ」
「そうですけどぉ」
「とりあえずコレをやるから食っとけ」
そう言って、ホウリさんがチョコバーを渡してくれる。僕は渋々受け取って、包み紙を剥がして口に入れる。
口に広がる甘みを我慢しつつ、なんとか胃にエナジーバーを収める。
「ミエルも食うか?」
「いただこう」
ミエルさんも同じようにエナジーバーを食べる。これでお腹が空いて力が出ないことはない筈だ。
「もう何も無ければ行くぞ」
「はーい」
ホウリさんに連れられて、オダリムの外壁までやってくる。すると、外壁の上から大きな兵器を引き上げていた。
「あれってバリスタですか?」
「ああ」
簡単に言えばバリスタとは巨大なボウガンみたいなものだ。矢の他にも火炎瓶とか飛ばせたりするけど、この機構だと矢を発射するので間違いないかな。
「これを上にあげるのを手伝うんですよね?」
「いや、お前らにやってもらいたいことは別にある」
「別?」
「とにかく上にあがろう。話はそれからだ」
バリスタには縄が括り付けられていて、壁の上から引き上げられている。その横の壁には梯子が掛かっていて、誰でも上がれるようになっている。
「ここからあがろう」
「分かりました。ミエルさん、お先に上がりますか?」
「なっ!?……遠慮する。ロワとホウリから上がってくれ」
「そうですか?じゃあ僕から」
ミエルさんは顔を赤くしたけど、すぐにいつもの調子に戻った。
不思議に思いながらも僕は梯子に手を掛ける。すると、ホウリさんがミエルさんに聞こえないように耳打ちをしてきた。
「なあ、ミエルは何を履いている?」
「え?スカートですけど?」
戦った時はズボンだったけど、戦闘後にスカートに着替えていた。だから、今はスカートを履いている。僕は面倒だから戦闘の時の格好だけど。
「お前はスカートを履いた奴を先に上らせるのか?」
「……あ」
上にスカートの人がいいたら、下から下着が見えてしまう。そんな簡単なことにも気づかないなんて恥ずかしい。
「次からは気を付けろ」
「は、はい」
心の中で反省しつつ、僕は梯子を上っていく。
外壁の頂上まで登り切ると、等間隔でバリスタが配置されていた。見えるだけでも100個はある。まだ襲撃があって1週間くらいだよね?よくこれだけ集めたものだ。
「あれ?あの人って?」
何気なく壁の上を見ていると、見知った人が目に留まった。
「ミンティさん?」
白衣を身にまとったその人は、発明家のミントさんだった。僕の携帯弓やホウリさんのワイヤー発射装置とかを発明した人だ。ノエルちゃんの裁判の時もお世話になったっけ。
ミントさんも僕に気が付くと軽く手を上げて来た。
上がって来たホウリさんとミエルさんと一緒に、ミントさんの元へと向かう。
「お久しぶりです」
「久しぶりだな。元気か?」
「おかげさまで」
握手しつつ軽く挨拶をする。ミエルさんとも同様に挨拶すると、ホウリさんが本題を切り出した。
「お前たちにはバリスタの調整をしてもらう」
「具体的には何をすればよいのだ?」
「草原の敵に向けて矢を発射して、標準に問題が無いか見てくれ」
「それくらいなら、他の者でも出来るだろう?なぜ私達なのだ?」
「どうせ暇してるんだろ?訓練がてら調整の手伝いをしてもらおうと思ってな」
「いや、今日はフランさんにボコボコされるのに忙しかったです」
「フランに喧嘩を売ったのか?死にたいのか?」
ホウリさんの言葉に僕は曖昧に笑う。確かにこれだけ聞いたら手の込んだ自殺と思われても仕方がないかな。
「それに、このバリスタには特殊な仕様があってな」
「特殊な仕様?」
「MPを矢として発射できるのだ」
「それは珍しい仕様だな」
そういえば、闘技大会の一回線でMPを発射する銃の使い手と戦ったっけ。あの銃の大きくなったものがこのバリスタってことか。
「前に国から依頼されてな。最近、発明を完成させたんだ」
「その発明を大量生産させて、壁の上に配置させてる訳だ。これが有ると無いとでは大きく違うからな」
確かに大型の兵器の有無は街の防衛に大きく関わってくる。今でも十分だと思うけど、相手の能力が分からない以上、用意を整えておくに越したことはない。
「沢山の矢を持ち運ばなくても良いのは楽ですね」
「だが、MPを大量に使うのは体に負担が掛かる。長期戦には向かないな」
「そこは適度に交代することで何とかするしかないな」
そういう話をしつつ、ミントさんがバリスタを軽く叩く。
「そういう訳だ。頼めないか?」
「僕は良いですよ」
「私も問題無い」
「助かる。じゃあ、使い方を説明しよう」
ミントさんがしゃがんでグリップの部分を指さす。
「ここにMPを込めれば矢が生成される。過剰なMPを防ぐために、ある程度のMPを込めるとMPが込められなくなる」
「無理に込めようとすると壊れるから注意しろ」
「了解です。まずは僕からいきますね」
僕はグリップを握ってMPを込め始める。10くらい込めたあたりでMPが込めづらくなる。
「これで良いんですかね?」
「ああ。魔物に狙いを付けて放ってくれ」
言われた通りに、ゴブリンの頭に狙いを付けて引き金を引く。すると、バリスタから青いエネルギー状の矢が放たれる。
そして、矢はゴブリンの胸に命中し貫通した。ゴブリンは鮮血を噴き出しながら光の粒となった。
「どうだ?」
「狙ったよりも右のゴブリンに命中しました。あと、矢の軌道が下に落ちやすいみたいですね」
「なるほど」
ミントさんは僕の言葉を持っていた紙にメモしていく。
「他に何か気付いたことは?」
「威力がかなり高いですね。5発も当てればミノタウロスでも倒せそうです」
「MP10でそれほどの威力か」
「MP効率を極限まで高めたからな。これさえあれば、ある程度の魔物であれば問題無いはずだ」
ミントさんはバリスタを分解すると、中をいじり始めた。
「……これでよし。もう一度試してくれ」
「分かりました」
僕は同じようにゴブリンの頭を狙って引き金を引く。すると、青い矢がゴブリンの頭に命中した。
「凄いです。短時間の調整で完璧な精度になりました」
「当然だ。この調子で他のバリスタも調整しよう」
「はい……え?他のバリスタ?」
僕は壁の上に並んでいるバリスタに目をやる。見えてるだけで100個。全部で何個あるか分かったものじゃない。
「調整ってこれ全部ですか?」
「勿論だ。全部やらないと意味が無いだろう?」
「……何時間かかるんですか?」
「1日で終われば良いんじゃないか?」
「そ、そうですか」
僕は顔を引きつらせながら返事をする。
「ミエルは俺と調整だ」
「分かった。この数は手分けしないと終わらないだろうしな」
そう言う訳で、深夜まで僕らはバリスタの調整をやった。結局、調整は1日では終わらずに何週間もかかったのだった。
「久しぶりに命の危険を感じたぞ……」
フランさんにボロボロにされた僕らは、オダリムの街を歩いていた。
怪我はフランさんに直してもらったけど、心なしか体が重い。あの後、何度か挑んだんだけど、フランさんに攻撃が通じることが無かった。何回も打ちのめされて精神的なダメージも大きい。
その分、僕たちの連携力は上がったけどね。
僕は力無く空を見上げる。空は夕日で真っ赤に染まっている。
戦い始めたのは朝だった筈なのにもう夕方か。気絶しっぱなしだったから、時間の感覚が無くなってるや。
「お腹も空きましたね」
「何も食べずに戦っていたからな。何か食べて帰るか」
「そうですね。かつ丼でも食べて宿に────」
「おーい!」
店を探し始めた僕の目に、向こうからホウリさんがやって来くるのが映った。
「ホウリさん?どうしたんですか?」
僕らの前にやってきたホウリさんはオダリムの外壁の方へと指を向けた。
「今、オダリムの外壁に特注の兵器を上げているところなんだ。それを手伝ってくれないか?」
「えー?今からご飯食べるところだったんですけど?」
「わがまま言うな。この街の皆の安全が掛かってるんだぞ」
「そうですけどぉ」
「とりあえずコレをやるから食っとけ」
そう言って、ホウリさんがチョコバーを渡してくれる。僕は渋々受け取って、包み紙を剥がして口に入れる。
口に広がる甘みを我慢しつつ、なんとか胃にエナジーバーを収める。
「ミエルも食うか?」
「いただこう」
ミエルさんも同じようにエナジーバーを食べる。これでお腹が空いて力が出ないことはない筈だ。
「もう何も無ければ行くぞ」
「はーい」
ホウリさんに連れられて、オダリムの外壁までやってくる。すると、外壁の上から大きな兵器を引き上げていた。
「あれってバリスタですか?」
「ああ」
簡単に言えばバリスタとは巨大なボウガンみたいなものだ。矢の他にも火炎瓶とか飛ばせたりするけど、この機構だと矢を発射するので間違いないかな。
「これを上にあげるのを手伝うんですよね?」
「いや、お前らにやってもらいたいことは別にある」
「別?」
「とにかく上にあがろう。話はそれからだ」
バリスタには縄が括り付けられていて、壁の上から引き上げられている。その横の壁には梯子が掛かっていて、誰でも上がれるようになっている。
「ここからあがろう」
「分かりました。ミエルさん、お先に上がりますか?」
「なっ!?……遠慮する。ロワとホウリから上がってくれ」
「そうですか?じゃあ僕から」
ミエルさんは顔を赤くしたけど、すぐにいつもの調子に戻った。
不思議に思いながらも僕は梯子に手を掛ける。すると、ホウリさんがミエルさんに聞こえないように耳打ちをしてきた。
「なあ、ミエルは何を履いている?」
「え?スカートですけど?」
戦った時はズボンだったけど、戦闘後にスカートに着替えていた。だから、今はスカートを履いている。僕は面倒だから戦闘の時の格好だけど。
「お前はスカートを履いた奴を先に上らせるのか?」
「……あ」
上にスカートの人がいいたら、下から下着が見えてしまう。そんな簡単なことにも気づかないなんて恥ずかしい。
「次からは気を付けろ」
「は、はい」
心の中で反省しつつ、僕は梯子を上っていく。
外壁の頂上まで登り切ると、等間隔でバリスタが配置されていた。見えるだけでも100個はある。まだ襲撃があって1週間くらいだよね?よくこれだけ集めたものだ。
「あれ?あの人って?」
何気なく壁の上を見ていると、見知った人が目に留まった。
「ミンティさん?」
白衣を身にまとったその人は、発明家のミントさんだった。僕の携帯弓やホウリさんのワイヤー発射装置とかを発明した人だ。ノエルちゃんの裁判の時もお世話になったっけ。
ミントさんも僕に気が付くと軽く手を上げて来た。
上がって来たホウリさんとミエルさんと一緒に、ミントさんの元へと向かう。
「お久しぶりです」
「久しぶりだな。元気か?」
「おかげさまで」
握手しつつ軽く挨拶をする。ミエルさんとも同様に挨拶すると、ホウリさんが本題を切り出した。
「お前たちにはバリスタの調整をしてもらう」
「具体的には何をすればよいのだ?」
「草原の敵に向けて矢を発射して、標準に問題が無いか見てくれ」
「それくらいなら、他の者でも出来るだろう?なぜ私達なのだ?」
「どうせ暇してるんだろ?訓練がてら調整の手伝いをしてもらおうと思ってな」
「いや、今日はフランさんにボコボコされるのに忙しかったです」
「フランに喧嘩を売ったのか?死にたいのか?」
ホウリさんの言葉に僕は曖昧に笑う。確かにこれだけ聞いたら手の込んだ自殺と思われても仕方がないかな。
「それに、このバリスタには特殊な仕様があってな」
「特殊な仕様?」
「MPを矢として発射できるのだ」
「それは珍しい仕様だな」
そういえば、闘技大会の一回線でMPを発射する銃の使い手と戦ったっけ。あの銃の大きくなったものがこのバリスタってことか。
「前に国から依頼されてな。最近、発明を完成させたんだ」
「その発明を大量生産させて、壁の上に配置させてる訳だ。これが有ると無いとでは大きく違うからな」
確かに大型の兵器の有無は街の防衛に大きく関わってくる。今でも十分だと思うけど、相手の能力が分からない以上、用意を整えておくに越したことはない。
「沢山の矢を持ち運ばなくても良いのは楽ですね」
「だが、MPを大量に使うのは体に負担が掛かる。長期戦には向かないな」
「そこは適度に交代することで何とかするしかないな」
そういう話をしつつ、ミントさんがバリスタを軽く叩く。
「そういう訳だ。頼めないか?」
「僕は良いですよ」
「私も問題無い」
「助かる。じゃあ、使い方を説明しよう」
ミントさんがしゃがんでグリップの部分を指さす。
「ここにMPを込めれば矢が生成される。過剰なMPを防ぐために、ある程度のMPを込めるとMPが込められなくなる」
「無理に込めようとすると壊れるから注意しろ」
「了解です。まずは僕からいきますね」
僕はグリップを握ってMPを込め始める。10くらい込めたあたりでMPが込めづらくなる。
「これで良いんですかね?」
「ああ。魔物に狙いを付けて放ってくれ」
言われた通りに、ゴブリンの頭に狙いを付けて引き金を引く。すると、バリスタから青いエネルギー状の矢が放たれる。
そして、矢はゴブリンの胸に命中し貫通した。ゴブリンは鮮血を噴き出しながら光の粒となった。
「どうだ?」
「狙ったよりも右のゴブリンに命中しました。あと、矢の軌道が下に落ちやすいみたいですね」
「なるほど」
ミントさんは僕の言葉を持っていた紙にメモしていく。
「他に何か気付いたことは?」
「威力がかなり高いですね。5発も当てればミノタウロスでも倒せそうです」
「MP10でそれほどの威力か」
「MP効率を極限まで高めたからな。これさえあれば、ある程度の魔物であれば問題無いはずだ」
ミントさんはバリスタを分解すると、中をいじり始めた。
「……これでよし。もう一度試してくれ」
「分かりました」
僕は同じようにゴブリンの頭を狙って引き金を引く。すると、青い矢がゴブリンの頭に命中した。
「凄いです。短時間の調整で完璧な精度になりました」
「当然だ。この調子で他のバリスタも調整しよう」
「はい……え?他のバリスタ?」
僕は壁の上に並んでいるバリスタに目をやる。見えてるだけで100個。全部で何個あるか分かったものじゃない。
「調整ってこれ全部ですか?」
「勿論だ。全部やらないと意味が無いだろう?」
「……何時間かかるんですか?」
「1日で終われば良いんじゃないか?」
「そ、そうですか」
僕は顔を引きつらせながら返事をする。
「ミエルは俺と調整だ」
「分かった。この数は手分けしないと終わらないだろうしな」
そう言う訳で、深夜まで僕らはバリスタの調整をやった。結局、調整は1日では終わらずに何週間もかかったのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ペーパードライバーが車ごと異世界転移する話
ぐだな
ファンタジー
車を買ったその日に事故にあった島屋健斗(シマヤ)は、どういう訳か車ごと異世界へ転移してしまう。
異世界には剣と魔法があるけれど、信号機もガソリンも無い!危険な魔境のど真ん中に放り出された島屋は、とりあえずカーナビに頼るしかないのだった。
「目的地を設定しました。ルート案内に従って走行してください」
異世界仕様となった車(中古車)とペーパードライバーの運命はいかに…
~クラス召喚~ 経験豊富な俺は1人で歩みます
無味無臭
ファンタジー
久しぶりに異世界転生を体験した。だけど周りはビギナーばかり。これでは俺が巻き込まれて死んでしまう。自称プロフェッショナルな俺はそれがイヤで他の奴と離れて生活を送る事にした。天使には魔王を討伐しろ言われたけど、それは面倒なので止めておきます。私はゆっくりのんびり異世界生活を送りたいのです。たまには自分の好きな人生をお願いします。
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
僕だけ入れちゃうステータス欄 ~追放された凄腕バッファーは、たまたま出会った新人冒険者たちと真の最強パーティーを作り上げる~
めでめで汰
ファンタジー
バッファーの少年カイトのバフスキルは「ステータス欄の中に入って直接数字を動かす」というもの。
しかし、その能力を信じなかった仲間からカイトは追放され迷宮に置き去りにされる。
そこで出会ったLUK(幸運)値の高い少女ハルと共にカイトは無事迷宮から生還。
その後、カイトはハルの両親を探すため地下迷宮の奥へと挑むことを決意する。
(スライム、もふもふ出てきます。女の子に囲まれるけどメインヒロインは一人です。「ざまぁ」もしっかりあります)
社畜のおじさん過労で死に、異世界でダンジョンマスターと なり自由に行動し、それを脅かす人間には容赦しません。
本条蒼依
ファンタジー
山本優(やまもとまさる)45歳はブラック企業に勤め、
残業、休日出勤は当たり前で、連続出勤30日目にして
遂に過労死をしてしまい、女神に異世界転移をはたす。
そして、あまりな強大な力を得て、貴族達にその身柄を
拘束させられ、地球のように束縛をされそうになり、
町から逃げ出すところから始まる。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
不死身のボッカ
暁丸
ファンタジー
逓信(ていしん)ギルドに所属する甲殻人ボッカ。歩荷(ぼっか=運搬人)だからボッカと素性を隠す特急便の運搬人。
小柄な身体に見合わぬ怪力、疾風のスピードと疲れ知らずのスタミナで、野を越え山越え荷物を運ぶ。
逓信ギルドの運搬人になったのは、危険な迷宮には入りたく無いから。面倒と危険を避けてすんなり仕事を終わらせたいのに、時にギルド支部長に命じられ行きたくも無い魔獣狩りの運搬人として駆り出される。
割とチートな身体能力を持ちながら、戦闘能力はからっきしで過剰な期待はされたく無い。こんな殺伐とした異世界生活なんかとっとと終わらせて眠るように死にたいと願う、そんな<不死身の歩荷>のお話。
※種族名とか用語は前作と共通にしてますが、別の世界の物語です。世界観も若干違います。
※「歩荷」とは一般的にいう「ポーター」のことですが、長距離運送も兼任しています。
※作者が設定厨なので、時々本筋に関係ない解説回が入ります。
※第16回ファンタジー小説大賞にエントリーしてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる