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俺はマリア達の元に急いで戻った。
「マリア、大丈夫か!!」
俺はマリアの元に駆け寄り『世界樹の樹液』を飲ませた。
するとみるみる内にマリアは元気を取り戻す。
「良かった・・・」
俺は安堵の表情を浮かべていたらテウスが話かけてきた。
「トリス兄ちゃん、なんか雰囲気変わったね」
「長い間、修行してたからな・・・」
「長い間?僕達はそんなに長い時間は待ってないよ」
「俺にとっては長い時間だったんだ」
「トリス兄ちゃん、必死だったから時間の感覚も長く感じてたのかもね」
そんなやり取りをしていたらマリアの体調は完全に良くなり、出発する準備ができていた。
「心配かけてごめんね。私はもう大丈夫だから先を急ぎましょう」
「わかった。その前にマリアに渡しておきたい物がある」
そう言って俺は『七星剣』をマリアに渡した。
「これは・・・?」
「金角から譲り受けた物だ。7つの星を切れる刀だそうだ。マリアならきっと扱えるはずだ」
「どんなに強い刀と言われていても、今まで私の力に耐えた刀は存在しなかった。でもこの刀なら大丈夫かもしれない」
そう言ってマリアは七星剣に魔力を込め始めた。
七星剣はみるみる内に黒く光り始め、圧倒的な魔力に共鳴するかのように、やがて大地が震え始めた。
「この七星剣なら私の実力を発揮する事ができるかもしれない。トリス、ありがとう」
「お礼は世界樹の根本にいる金角に言ってくれ」
「そうね、じゃあさっそくだけど行こう」
「そういえば、魔人サンビー達は・・・」
「彼らなら自分達の巣に帰って行ったわ」
「きちんとお礼を言いたかったけど、いないなら仕方ないな。先を急ぐとするか」
俺は再び世界樹の元に戻ってきた。その頃には金角の傷はだいぶ癒えてきていた。
「あなたが金角ね、私の名前はマリア。あなたからもらった七星剣は大事に使わせてもらうわ」
「お前さんが剣の使い手か、少し実力を見せてはくれないか」
「えぇ、いいとも」
「全てを飲み込む黒き星『黒星刀・七星剣』、全てを防ぐ漆黒の鎧『黒甲羅の鎧』」
漆黒の七星剣と漆黒の鎧が具現化された。
「ニンゲンでここまでの漆黒を具現化できるとはな・・・黒き者よ、私も力になろう」
金角はマリアの手を握り始めた。
「この力は魔人融合と言われるものだ。お前は新たな力を授かる事になる。この力があれば、きっとお前達は世界を変えられる」
金角の体はマリアの中に吸い込まれるようにして消えていった。
「我は魔人カブト・金角。イヤ、もうその名は捨てよう。我は漆黒の鬼人・ヘラク。金角の名は幻とされていた金色の鬼人・天空牙に憧れてつけた名前」
金色の鬼人・天空牙・・・それは俺の中に住む鬼人の名前。
「だが金色の鬼人の前に我は手も足も出なかった・・・だがこれでも混沌蟲の王・魔人カブトと呼ばれていた存在。足手まといにはならないはずだ。よろしくな」
こうしてマリアは新たな力を手に入れた。
「マリア、大丈夫か!!」
俺はマリアの元に駆け寄り『世界樹の樹液』を飲ませた。
するとみるみる内にマリアは元気を取り戻す。
「良かった・・・」
俺は安堵の表情を浮かべていたらテウスが話かけてきた。
「トリス兄ちゃん、なんか雰囲気変わったね」
「長い間、修行してたからな・・・」
「長い間?僕達はそんなに長い時間は待ってないよ」
「俺にとっては長い時間だったんだ」
「トリス兄ちゃん、必死だったから時間の感覚も長く感じてたのかもね」
そんなやり取りをしていたらマリアの体調は完全に良くなり、出発する準備ができていた。
「心配かけてごめんね。私はもう大丈夫だから先を急ぎましょう」
「わかった。その前にマリアに渡しておきたい物がある」
そう言って俺は『七星剣』をマリアに渡した。
「これは・・・?」
「金角から譲り受けた物だ。7つの星を切れる刀だそうだ。マリアならきっと扱えるはずだ」
「どんなに強い刀と言われていても、今まで私の力に耐えた刀は存在しなかった。でもこの刀なら大丈夫かもしれない」
そう言ってマリアは七星剣に魔力を込め始めた。
七星剣はみるみる内に黒く光り始め、圧倒的な魔力に共鳴するかのように、やがて大地が震え始めた。
「この七星剣なら私の実力を発揮する事ができるかもしれない。トリス、ありがとう」
「お礼は世界樹の根本にいる金角に言ってくれ」
「そうね、じゃあさっそくだけど行こう」
「そういえば、魔人サンビー達は・・・」
「彼らなら自分達の巣に帰って行ったわ」
「きちんとお礼を言いたかったけど、いないなら仕方ないな。先を急ぐとするか」
俺は再び世界樹の元に戻ってきた。その頃には金角の傷はだいぶ癒えてきていた。
「あなたが金角ね、私の名前はマリア。あなたからもらった七星剣は大事に使わせてもらうわ」
「お前さんが剣の使い手か、少し実力を見せてはくれないか」
「えぇ、いいとも」
「全てを飲み込む黒き星『黒星刀・七星剣』、全てを防ぐ漆黒の鎧『黒甲羅の鎧』」
漆黒の七星剣と漆黒の鎧が具現化された。
「ニンゲンでここまでの漆黒を具現化できるとはな・・・黒き者よ、私も力になろう」
金角はマリアの手を握り始めた。
「この力は魔人融合と言われるものだ。お前は新たな力を授かる事になる。この力があれば、きっとお前達は世界を変えられる」
金角の体はマリアの中に吸い込まれるようにして消えていった。
「我は魔人カブト・金角。イヤ、もうその名は捨てよう。我は漆黒の鬼人・ヘラク。金角の名は幻とされていた金色の鬼人・天空牙に憧れてつけた名前」
金色の鬼人・天空牙・・・それは俺の中に住む鬼人の名前。
「だが金色の鬼人の前に我は手も足も出なかった・・・だがこれでも混沌蟲の王・魔人カブトと呼ばれていた存在。足手まといにはならないはずだ。よろしくな」
こうしてマリアは新たな力を手に入れた。
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