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技術研究②
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GE.HE.NA.第四計画派ならびに衛士人権団体、そしてCHARM開発企業連盟による世界中に存在する非人道的な実験を繰り返すGE.HE.NA.過激派ラボと第五計画派の暗殺。
それは世界同時に行われた。
日本の陥落地域にあるGE.HE.NA.過激派超大型ラボを襲撃する航空爆撃部隊と艦隊砲撃部隊、XM3強化を受けた真昼、愛花、シノアそれに加えて顔を隠した衛士四人、そしてアーマードコア100機と特殊部隊が1000人。
「凄い数ですね」
「それだけ本気って事だよ」
「あの顔を隠した衛士は信用できるのですか?」
「コピー小隊のこと? うん、私が横浜が貰ってきたんだ。万が一に備えてね。基本は機動射撃戦しかしないけど、誤射とかはしないと思うから安心して」
「わかりました」
作戦開始時刻と同時に攻撃を開始した。
GE.HE.NA.過激派もそれに対抗するように改造デストロイヤーを放ち、迎撃してくる。
空に展開した航空部隊からの爆撃支援。更に海に展開した艦隊と機甲部隊からの砲撃。密度が高い砲撃が梨璃達が目標とするGE.HE.NA.ラボに撃ち込まれる。しかし数としてはデストロイヤーが圧倒的でラージ級に守られたミドルやスモール級が撃ち漏らしになった赤色の大群が、青の攻撃部隊に襲いかかっていく。機動を活かし、無理にその場にとどまらないまま、移動をしながらの遊撃。それは味方の損耗率を減らすことに繋がるが、デストロイヤーの撃破速度も緩むことになる。必然として、漏れでたわずかなデストロイヤー達が山間部を抜けることとなった。一方で、機甲部隊が展開している方向は徹底的に守られていた。
『抜けてきたけど十二分に殲滅できる数だよ。各員、戦闘態勢へ移行。装備を確認』
真昼の指示に、了解の声が返ってくる。
士気は十分。故に、真昼は思った。勝てない道理が存在しないと。そして、丘の向こうから超えてくる影を捉えていた。ラージ級に、ミディアム級が100体かあるいはそれよりも少し多い程度だった。
『ラプラス完全起動。往くよ――――私に続け!』
真昼の号令と共に、戦闘が開始された。前方より、少し速度を落としているラージ級が土煙を上げながら迫ってきた。真昼は正面より距離をつめながら、命令を飛ばした。混成部隊とはいえ、一番槍には真昼の部隊と決まっていたことだった。真昼は自分に続く六人を視界の外に収めながらに意識し、命令を下した。
『各員! 陣形を保ちつつ、攻勢接敵! GE.HE.NA.ラボからの変異型デストロイヤーからのレーザー照射の危険性があるため高度注意、復唱!』
『了解、高度注意!』
6人の衛士がラージ級を目前とした時に、空を舞った。GE.HE.NA.過激派からのレーザー攻撃の脅威には晒されない的確な高度を保ちつつ、即座に宙空で反転行い、自分たちの下を通りぬけ、背中を晒したラージ級の後頭部に弾丸を叩きこんでいった。
気色の悪い体液と、肉体が地面に散らかり、致命の損傷を受けたラージ級が次々に物言わぬ死骸となってその場に横たわっていった。
『そのまま、前方にいるラージ級と応戦! 必ず2人で、互いに死角を補いながら叩け!』
『了解!』
『シノアさん出すぎです!』
『了解、一歩下がります!』
真昼は目の前のラージ級を叩きながら、周囲にも注意を向けていた。幸いにして、敵の数は少ない。ラージ級も、最初の接敵で7体ほどは血祭りに上げた。比較的スモール級の方が多く、ラージ級の数は総数で40もいなかった。数分もあれば、後方にいるアーマードコア部隊と更に後方に待機している特殊部隊で十分に対処可能な数であった。
と、思っていた直後だった。
『デストロイヤーサーチャーに巨大反応!! ケイブ開きます!!』
「な、何この大きさ」
空が割れた。
そこから二体のギガント級が落下してくる。50メートル級の巨大なヒュージだ。複数の目玉と触手を持ち、分厚い装甲を装備している。チェンソーのような腕を振り回して真昼達に攻撃を仕掛けた。
真昼は舌打ちしながら、スモール級を切り払う。
「ギガント級が二体……コピー小隊へ。作戦コードS11。行動を開始せよ」
『コピー小隊了解』
顔を隠した四人の衛士は一気にギガント級に飛びかかる。
「全員、コピー小隊を援護! コピー小隊をギガント級に近づかせて!」
「ですが、あのままではあの四人はギガント級に」
「いい、それで良い。近づけば良いの。逆に私達は距離をとって」
「りょ、了解」
真昼達はコピー小隊に群がれるデストロイヤーを掃討する。シノア達は困惑しながらも真昼の指示に従って射撃しながら後方へ下がる。コピー小隊はまるでデストロイヤーを恐れていないように攻撃を掻い潜りながらギガント級まで近づく。
『コードS11発動』
「対ショック姿勢!!」
真昼の声と同時に巨大な爆発が起きた。爆風が地面を舐めとって、爆風に含まれたマギが鋭い刃のように巻き込まれたデストロイヤー達をズタズタに切り裂いていく。
真昼達は地面に伏せて、衝撃が無くなるのを待つ。そして立ち上がると、そこには巨大なクレーターがあった。地下200メートルにあるGE.HE.NA.過激派の実験ラボのゲートが丸出しになっていた。
「せ、生存反応無し。コピー小隊全滅」
愛花が呟く。
真昼は呆然とする味方を鼓舞するように強い口調で言う。
「コピー小隊が道を切り開いてくれた! これを無駄にしないで! 衛士を先頭に、特殊部隊をアーマードコアが護衛して目標施設に侵入する!」
『了解』
作戦コードS11
横浜基地で鹵獲したアストラ級ヒュージから得たコアの一部を加工して、魔力スフィア弾頭に改造。マギを込めると爆発するようにする。
それをネストによって量産が可能なった人造衛士に持たせて、スキル一気呵成によって大量の魔力を一度に注入する。すると暴走したエネルギーは周囲を巻き込んで炸裂して破壊の嵐を巻き起こす。
別名:衛士爆弾。
今回は変異型デストロイヤーだった為、デストロイヤーに襲われたが、通常のデストロイヤーは彼女達のことをデストロイヤー(味方)だと誤認してデストロイヤーの姫と同じ状況が発生、デストロイヤーを引き寄せつつ攻撃受けない状況を作り出し、爆発させれば大きな戦果が得られると期待されている。
少なくとも変異ギガント級デストロイヤーを四発で跡形もなく消し飛ばす威力は保証された。横浜基地にはまだ数百の在庫がある。これを運用すればネストの奪還は可能だろう。
「進めぇえぇええ!! デストロイヤーを倒して特殊部隊を援護して!! 一人も逃すな!!」
『了解!!』
衛士が先行してデストロイヤーを倒しながら研究所に入っていく。特殊部隊が研究員を射殺しながら進み、アーマードコアが入口を見張る。真昼は先へ先へ突き進み後続を置き去りしながら最下層へ急ぐ。途中に実験体と思われるデストロイヤー化した衛士に襲われるが、躊躇いなく首を刎ねて蹴り飛ばす。そして研究所の地下にあるデータパンクに端末を接続して情報を全て第四計画のラボにコーピーする。
この作戦には、人道的な人間も多数参加している。もし彼らがこの研究を見たら、非人道な実験として繰り返されないように世界に共有することなく削除してしまうかもしれない。それは実験体になった衛士対する冒涜だ。
使えるものは全て使って、目標を達成する糧とする。
これが最善の在り方だ。
世界同時のGE.HE.NA.過激派に対する攻撃は成功を収めた。GE.HE.NA.の上層部は入れ替わり、これからは論理と法律を遵守して衛士の人権に配慮した技術の発展を目指すと誓った。
真昼は帰還した横浜基地のシャワー室で血と汗を流しながら、呟く。
「これで背中は安全になりました。あとは前を向くだけです」
『過激派だね、真昼は』
「人類共通の敵がいて、滅亡間近なのに同士討ちするなんて馬鹿みたいじゃないですか」
『だから滅ぼしたのかい? 争う事が無いように、効率的な総力戦ができるように』
「私は……最善を尽くしているだけです」
『その最善は、何を持って最善なんだろうね』
「それは……デストロイヤーの殲滅と、頑張った人達が報われる世界のために」
『その頑張った人達とは、誰だ?』
「研究者や衛士、普通に暮らして経済を回す人達です」
『そうか……気付いていないんだね、真昼。その中にもう一つは入ってる人達がいるよ』
「誰ですか」
『それは自分で気付く事だ』
そう言って時雨は消えていった。
「あと一つ……何?」
それは世界同時に行われた。
日本の陥落地域にあるGE.HE.NA.過激派超大型ラボを襲撃する航空爆撃部隊と艦隊砲撃部隊、XM3強化を受けた真昼、愛花、シノアそれに加えて顔を隠した衛士四人、そしてアーマードコア100機と特殊部隊が1000人。
「凄い数ですね」
「それだけ本気って事だよ」
「あの顔を隠した衛士は信用できるのですか?」
「コピー小隊のこと? うん、私が横浜が貰ってきたんだ。万が一に備えてね。基本は機動射撃戦しかしないけど、誤射とかはしないと思うから安心して」
「わかりました」
作戦開始時刻と同時に攻撃を開始した。
GE.HE.NA.過激派もそれに対抗するように改造デストロイヤーを放ち、迎撃してくる。
空に展開した航空部隊からの爆撃支援。更に海に展開した艦隊と機甲部隊からの砲撃。密度が高い砲撃が梨璃達が目標とするGE.HE.NA.ラボに撃ち込まれる。しかし数としてはデストロイヤーが圧倒的でラージ級に守られたミドルやスモール級が撃ち漏らしになった赤色の大群が、青の攻撃部隊に襲いかかっていく。機動を活かし、無理にその場にとどまらないまま、移動をしながらの遊撃。それは味方の損耗率を減らすことに繋がるが、デストロイヤーの撃破速度も緩むことになる。必然として、漏れでたわずかなデストロイヤー達が山間部を抜けることとなった。一方で、機甲部隊が展開している方向は徹底的に守られていた。
『抜けてきたけど十二分に殲滅できる数だよ。各員、戦闘態勢へ移行。装備を確認』
真昼の指示に、了解の声が返ってくる。
士気は十分。故に、真昼は思った。勝てない道理が存在しないと。そして、丘の向こうから超えてくる影を捉えていた。ラージ級に、ミディアム級が100体かあるいはそれよりも少し多い程度だった。
『ラプラス完全起動。往くよ――――私に続け!』
真昼の号令と共に、戦闘が開始された。前方より、少し速度を落としているラージ級が土煙を上げながら迫ってきた。真昼は正面より距離をつめながら、命令を飛ばした。混成部隊とはいえ、一番槍には真昼の部隊と決まっていたことだった。真昼は自分に続く六人を視界の外に収めながらに意識し、命令を下した。
『各員! 陣形を保ちつつ、攻勢接敵! GE.HE.NA.ラボからの変異型デストロイヤーからのレーザー照射の危険性があるため高度注意、復唱!』
『了解、高度注意!』
6人の衛士がラージ級を目前とした時に、空を舞った。GE.HE.NA.過激派からのレーザー攻撃の脅威には晒されない的確な高度を保ちつつ、即座に宙空で反転行い、自分たちの下を通りぬけ、背中を晒したラージ級の後頭部に弾丸を叩きこんでいった。
気色の悪い体液と、肉体が地面に散らかり、致命の損傷を受けたラージ級が次々に物言わぬ死骸となってその場に横たわっていった。
『そのまま、前方にいるラージ級と応戦! 必ず2人で、互いに死角を補いながら叩け!』
『了解!』
『シノアさん出すぎです!』
『了解、一歩下がります!』
真昼は目の前のラージ級を叩きながら、周囲にも注意を向けていた。幸いにして、敵の数は少ない。ラージ級も、最初の接敵で7体ほどは血祭りに上げた。比較的スモール級の方が多く、ラージ級の数は総数で40もいなかった。数分もあれば、後方にいるアーマードコア部隊と更に後方に待機している特殊部隊で十分に対処可能な数であった。
と、思っていた直後だった。
『デストロイヤーサーチャーに巨大反応!! ケイブ開きます!!』
「な、何この大きさ」
空が割れた。
そこから二体のギガント級が落下してくる。50メートル級の巨大なヒュージだ。複数の目玉と触手を持ち、分厚い装甲を装備している。チェンソーのような腕を振り回して真昼達に攻撃を仕掛けた。
真昼は舌打ちしながら、スモール級を切り払う。
「ギガント級が二体……コピー小隊へ。作戦コードS11。行動を開始せよ」
『コピー小隊了解』
顔を隠した四人の衛士は一気にギガント級に飛びかかる。
「全員、コピー小隊を援護! コピー小隊をギガント級に近づかせて!」
「ですが、あのままではあの四人はギガント級に」
「いい、それで良い。近づけば良いの。逆に私達は距離をとって」
「りょ、了解」
真昼達はコピー小隊に群がれるデストロイヤーを掃討する。シノア達は困惑しながらも真昼の指示に従って射撃しながら後方へ下がる。コピー小隊はまるでデストロイヤーを恐れていないように攻撃を掻い潜りながらギガント級まで近づく。
『コードS11発動』
「対ショック姿勢!!」
真昼の声と同時に巨大な爆発が起きた。爆風が地面を舐めとって、爆風に含まれたマギが鋭い刃のように巻き込まれたデストロイヤー達をズタズタに切り裂いていく。
真昼達は地面に伏せて、衝撃が無くなるのを待つ。そして立ち上がると、そこには巨大なクレーターがあった。地下200メートルにあるGE.HE.NA.過激派の実験ラボのゲートが丸出しになっていた。
「せ、生存反応無し。コピー小隊全滅」
愛花が呟く。
真昼は呆然とする味方を鼓舞するように強い口調で言う。
「コピー小隊が道を切り開いてくれた! これを無駄にしないで! 衛士を先頭に、特殊部隊をアーマードコアが護衛して目標施設に侵入する!」
『了解』
作戦コードS11
横浜基地で鹵獲したアストラ級ヒュージから得たコアの一部を加工して、魔力スフィア弾頭に改造。マギを込めると爆発するようにする。
それをネストによって量産が可能なった人造衛士に持たせて、スキル一気呵成によって大量の魔力を一度に注入する。すると暴走したエネルギーは周囲を巻き込んで炸裂して破壊の嵐を巻き起こす。
別名:衛士爆弾。
今回は変異型デストロイヤーだった為、デストロイヤーに襲われたが、通常のデストロイヤーは彼女達のことをデストロイヤー(味方)だと誤認してデストロイヤーの姫と同じ状況が発生、デストロイヤーを引き寄せつつ攻撃受けない状況を作り出し、爆発させれば大きな戦果が得られると期待されている。
少なくとも変異ギガント級デストロイヤーを四発で跡形もなく消し飛ばす威力は保証された。横浜基地にはまだ数百の在庫がある。これを運用すればネストの奪還は可能だろう。
「進めぇえぇええ!! デストロイヤーを倒して特殊部隊を援護して!! 一人も逃すな!!」
『了解!!』
衛士が先行してデストロイヤーを倒しながら研究所に入っていく。特殊部隊が研究員を射殺しながら進み、アーマードコアが入口を見張る。真昼は先へ先へ突き進み後続を置き去りしながら最下層へ急ぐ。途中に実験体と思われるデストロイヤー化した衛士に襲われるが、躊躇いなく首を刎ねて蹴り飛ばす。そして研究所の地下にあるデータパンクに端末を接続して情報を全て第四計画のラボにコーピーする。
この作戦には、人道的な人間も多数参加している。もし彼らがこの研究を見たら、非人道な実験として繰り返されないように世界に共有することなく削除してしまうかもしれない。それは実験体になった衛士対する冒涜だ。
使えるものは全て使って、目標を達成する糧とする。
これが最善の在り方だ。
世界同時のGE.HE.NA.過激派に対する攻撃は成功を収めた。GE.HE.NA.の上層部は入れ替わり、これからは論理と法律を遵守して衛士の人権に配慮した技術の発展を目指すと誓った。
真昼は帰還した横浜基地のシャワー室で血と汗を流しながら、呟く。
「これで背中は安全になりました。あとは前を向くだけです」
『過激派だね、真昼は』
「人類共通の敵がいて、滅亡間近なのに同士討ちするなんて馬鹿みたいじゃないですか」
『だから滅ぼしたのかい? 争う事が無いように、効率的な総力戦ができるように』
「私は……最善を尽くしているだけです」
『その最善は、何を持って最善なんだろうね』
「それは……デストロイヤーの殲滅と、頑張った人達が報われる世界のために」
『その頑張った人達とは、誰だ?』
「研究者や衛士、普通に暮らして経済を回す人達です」
『そうか……気付いていないんだね、真昼。その中にもう一つは入ってる人達がいるよ』
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