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第二章・病弱な貴公子と傍若無人な音楽家
壮大な夢の始まり
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―――夢を見た。
その夢は、幼い頃から度々見ている夢だった。
同じ夢を……というよりは、同じ人、同じ場所、同じ風景の夢を何度も見るなんて、そんな事ありえないと周りの人間は言う。
まだ両親が健在だった頃、その夢の話をすると、父がよくこう言った。
『雪斗は将来、小説家になれるなぁ』
違う。自分で考えて作り上げた話じゃないんだ。
夢の中で繰り広げられる世界であって、俺が作ったわけじゃない。
でも、夢ってのは一度見た事のある風景や、読んだ事のある本のイメージが作用してるって聞いた事がある。
俺ももしかしたら、幼い頃によく似た世界の映画か何かを見たのかもしれない。
――その世界は、とても古い時代のようだった。
中世ヨーロッパっていうのかな。ヨーロッパでもないかもしれない。
とにかく、『あの頃』な感じなわけだ。わかるか?
マリーアントワネットとか、そういうのがいるかもしれないって感じの時代ってわけ。
そして、俺はいつも白い部屋にいた。
天井も白ければ壁も白い。ただ、病院ではない。天井にはとても複雑な彫り物がしてある。それは天使だったり鳥だったり。とにかく色味はないけど、とても綺麗だった。
壁も同じだ。白で統一されているけど、ところどころに彫り物がある。手がこんであった。
その壁には窓もある。大きな窓で床から天井までガラス張りといった感じだ。
そこにはいつも、薄いレースのカーテンが引かれていて、暖かな日差しを部屋に招き入れていた。
で、俺はその部屋の……なぜだかいつも、大きなベッドの上にいた。
そう。ここは『その人物』の寝室だった。
『坊ちゃま。今朝のお加減はいかがですか?』
夢の最初は、だいたいこの言葉から始まった。
俺……というか、『その人』……。うーん。『その人』もおかしいな。
だって、夢の中での俺は、まだまだ子供だった。
歳でいうなら、たぶん、澄乃学園の生徒ぐらい。それも、初々しさの残る新入生ぐらいの感覚だ。
ただ、彼らよりも幾分も体つきが幼い男子だった。
ずっと病気で寝たままらしいから、仕方ない話かもしれない。
『今日は気分がとても良いよ。……ありがとう、マリア』
マリアと呼ばれた女性は、その子にずっとついているメイドだった。
メイドっても、メイド喫茶にいるようなメイドじゃないぞ?
マリアは歳でいうと40前後ぐらい。その子にしてみたら母親みたいなもんだ。
実際、マリアはその子の母親代わりだった。
その子の母親は……まぁ、父親もだけど、両親は常に屋敷にいなかったんだ。
どちらも忙しいんだろう。
何に忙しいのかなんて知らない。
その子はただただ、その大きなベッドの上だけが自分の世界だったんだから。
マリアが用意してくれた朝のスープを楽しんでいると、コンコンと扉をノックする音が聞こえた。
マリアが扉に向かい、そっと扉を開く。すると、廊下から入ってきたのは長身の若い男性だ。
短めの金髪を後ろに流して整え、きりっとした眉と目元がとてもカッコイイ。
『おはよう。今朝の具合はどうかな、私の弟君は』
『兄様。おはようございます。今日はとても調子がいいよ。この辺りも苦しくないんだ』
その子が掌で触れたのは、左の胸の上。つまり、心臓のあたり。
どうやらその子は俺と同じで……いや、俺よりもだいぶ調子の悪い心臓を抱えているらしい。
ずっとベッドの中で生活しなければならないのも、この心臓のせいだろう。
『ふむ。それは良かった。それなら……今日はお前と約束をした、楽団を招待しても大丈夫そうだな?』
『えっ! 本当!? 兄様、楽団を呼んでくださったの!?』
『ああ。お前の頼みを私が忘れるはずがないだろう? 違うか?』
『うん! 兄様はいつも、ボクのお願いをかなえてくれるよ。本当に嬉しいっ!』
『はは。お前の笑った顔が見られて、私も嬉しい』
大きな掌が、よしよしとその子の綺麗でサラサラな金髪の頭を撫でた。
嬉しそうに眼を細めて、兄、を見上げた。優しい顔がそこにあった。
滅多に顔を見ない両親の代わりとばかりに、その兄はその子の面倒を見ていたんだ。
少し歳が離れているのか、その兄も何かしら社会に出ている。
この家はどうやら、結構な大貴族様らしいから、国王やらなにやら、そのあたりと近い仕事をしているのかもしれないな。
『楽団はお前のランチに合わせてやってくる。この部屋で演奏するようにしてあるから、それまで待っていられるか?』
『うんっ! ちゃんと待ってるよ。それまで、兄様が買ってくれた御本を読んでいるね』
『……いい子だ』
また大きな掌がその子の頭を撫でた。その子は嬉しそうに、はにかんだ笑顔で肩をすくめた。
兄のことが大好きなんだろうな。伝わってくる。
『それでは私は出かけてくる。昼には戻ってくるから、一緒に音楽とランチを楽しもう。……では、あとは頼んだぞ、マリア』
『かしこまりました、アラン様。お気をつけていってらっしゃいませ』
アラン。それがどうやらその子の兄の名前らしい。
アランはもう一度その子の頭を撫でてから、部屋を出て行った。
『良かったですね、坊ちゃま。とても楽しみにされていましたもんね』
『うんっ! どんな音楽を奏でてくれるかな。……あ、そうだ!』
『どうかいたしましたか、坊ちゃま?』
『あ………ううん、なんでもない。なんでもないよ、マリア』
何か言いたげだが、その子はその『話』を飲み込んだ。
その内容は少し照れ臭くて、なんだか言うのが恥ずかしかったんだ。
『そうだ、マリア。僕、今日はもう少し朝食をいただきたいな。……なんだか、本当にとても元気になった気分なんだよ』
『まぁ! それはようございます! すぐに用意してまいりますね。パンを温かなミルクに浸して……などいかがでしょう』
『うん。とても美味しそうだね』
『はいっ。では、用意してまいります』
その子の言葉に、マリアは嬉しそうに笑顔を浮かべて部屋を後にした。
静かになった部屋の中で、その子は顔に笑顔を浮かべたまま、大きな窓の外へと視線を向ける。
今日はとても天気が良いみたいだ。つい先ほど東の空より現れた太陽の光はまだ優しくて、部屋に差し込むそれを見て頬がますます緩んでいく。
『……あ。聴こえてきた……』
静かな部屋で少年は息をひそめた。いよいよ静かになる。
そうしてゆっくりと瞳を閉じたと同時に、微かな歌声がその子の耳に届いたんだ。
それは窓の向こうから聴こえてきていた。しかも、とても遠くからだ。
だから、その子は懸命に耳を澄ませていた。
その子が初めてその歌声に気づいたのは、数か月前だった。
今日のようにマリアがいない朝早く、その歌声が風にのってその子の部屋へと届いている事に気づいたんだ。
その曲がとても気にいったその子は、早速マリアに尋ねた。
マリアは懸命にその曲がなんという曲なのかを調べてくれた。
おかげで、
『……グロリア』
その子は大好きになった曲の名前を知る事ができたんだ。
しかも、その曲の出どころまで調べてくれたマリア。
おかげでその曲は、少し離れたところにある大聖堂において、毎朝のミサで参加者たちが歌っている歌なのだと知る事ができた。
先ほど、少年がマリアに何か言おうとして口を閉ざしたのは……実は、この「グロリア」を、今日やってくる楽団が歌ってくれはしないだろうか、と思ったからだ。
しかし、誰も知らないかもしれない。それならお願いするのは少し、恥ずかしい気がしたんだ。
だから、飲み込んだってわけだ。
『まぁ。また聴こえておりますね、ミサの曲』
朝食を用意してくれたマリアが部屋に戻ってきた。
『うん。僕はこの歌、大好きだよ。心が落ち着くんだ』
『マリアも好きですよ。とても綺麗な歌ですもの』
マリアはそう言うと、もってきてくれた朝食を準備してくれた。
『さ、お食べくださいね、坊ちゃま。お体が一刻も早く治りますように』
『大袈裟だね、マリア。朝食を取ったぐらいじゃ、治らないよ』
おかしくて笑った。
『まぁ。アラン様に感謝しなければなりませんね。坊ちゃまがこんなに笑っていらっしゃるところが見られて、マリアはとても幸せですよ』
マリアがそう言うと、その子は少しだけ頬を赤くして、唇を尖らせてこう言ったんだ。
『もう。その『坊ちゃま』も、そろそろやめてよぅ。僕には マリユス っていう名前がちゃんとあるんだからね』
その子の言葉に、俺はハッとした。
今、この子、自分の名前、なんていった?
マリユス
だって!?
マリユス! マリユス!!
天寺優が言っていた、俺の前世での名前じゃないかっ!
この子がマリユスだったのか?
この夢は何度も見てきた夢だけど、不思議とその子の名前だけわからなかったんだ。
マリユス。マリユス。
マリユス・ド・ジョルジュア!!
俺はその名前を叫びながら、目を覚ましてガバッと体を起こしたんだ。
つづく
その夢は、幼い頃から度々見ている夢だった。
同じ夢を……というよりは、同じ人、同じ場所、同じ風景の夢を何度も見るなんて、そんな事ありえないと周りの人間は言う。
まだ両親が健在だった頃、その夢の話をすると、父がよくこう言った。
『雪斗は将来、小説家になれるなぁ』
違う。自分で考えて作り上げた話じゃないんだ。
夢の中で繰り広げられる世界であって、俺が作ったわけじゃない。
でも、夢ってのは一度見た事のある風景や、読んだ事のある本のイメージが作用してるって聞いた事がある。
俺ももしかしたら、幼い頃によく似た世界の映画か何かを見たのかもしれない。
――その世界は、とても古い時代のようだった。
中世ヨーロッパっていうのかな。ヨーロッパでもないかもしれない。
とにかく、『あの頃』な感じなわけだ。わかるか?
マリーアントワネットとか、そういうのがいるかもしれないって感じの時代ってわけ。
そして、俺はいつも白い部屋にいた。
天井も白ければ壁も白い。ただ、病院ではない。天井にはとても複雑な彫り物がしてある。それは天使だったり鳥だったり。とにかく色味はないけど、とても綺麗だった。
壁も同じだ。白で統一されているけど、ところどころに彫り物がある。手がこんであった。
その壁には窓もある。大きな窓で床から天井までガラス張りといった感じだ。
そこにはいつも、薄いレースのカーテンが引かれていて、暖かな日差しを部屋に招き入れていた。
で、俺はその部屋の……なぜだかいつも、大きなベッドの上にいた。
そう。ここは『その人物』の寝室だった。
『坊ちゃま。今朝のお加減はいかがですか?』
夢の最初は、だいたいこの言葉から始まった。
俺……というか、『その人』……。うーん。『その人』もおかしいな。
だって、夢の中での俺は、まだまだ子供だった。
歳でいうなら、たぶん、澄乃学園の生徒ぐらい。それも、初々しさの残る新入生ぐらいの感覚だ。
ただ、彼らよりも幾分も体つきが幼い男子だった。
ずっと病気で寝たままらしいから、仕方ない話かもしれない。
『今日は気分がとても良いよ。……ありがとう、マリア』
マリアと呼ばれた女性は、その子にずっとついているメイドだった。
メイドっても、メイド喫茶にいるようなメイドじゃないぞ?
マリアは歳でいうと40前後ぐらい。その子にしてみたら母親みたいなもんだ。
実際、マリアはその子の母親代わりだった。
その子の母親は……まぁ、父親もだけど、両親は常に屋敷にいなかったんだ。
どちらも忙しいんだろう。
何に忙しいのかなんて知らない。
その子はただただ、その大きなベッドの上だけが自分の世界だったんだから。
マリアが用意してくれた朝のスープを楽しんでいると、コンコンと扉をノックする音が聞こえた。
マリアが扉に向かい、そっと扉を開く。すると、廊下から入ってきたのは長身の若い男性だ。
短めの金髪を後ろに流して整え、きりっとした眉と目元がとてもカッコイイ。
『おはよう。今朝の具合はどうかな、私の弟君は』
『兄様。おはようございます。今日はとても調子がいいよ。この辺りも苦しくないんだ』
その子が掌で触れたのは、左の胸の上。つまり、心臓のあたり。
どうやらその子は俺と同じで……いや、俺よりもだいぶ調子の悪い心臓を抱えているらしい。
ずっとベッドの中で生活しなければならないのも、この心臓のせいだろう。
『ふむ。それは良かった。それなら……今日はお前と約束をした、楽団を招待しても大丈夫そうだな?』
『えっ! 本当!? 兄様、楽団を呼んでくださったの!?』
『ああ。お前の頼みを私が忘れるはずがないだろう? 違うか?』
『うん! 兄様はいつも、ボクのお願いをかなえてくれるよ。本当に嬉しいっ!』
『はは。お前の笑った顔が見られて、私も嬉しい』
大きな掌が、よしよしとその子の綺麗でサラサラな金髪の頭を撫でた。
嬉しそうに眼を細めて、兄、を見上げた。優しい顔がそこにあった。
滅多に顔を見ない両親の代わりとばかりに、その兄はその子の面倒を見ていたんだ。
少し歳が離れているのか、その兄も何かしら社会に出ている。
この家はどうやら、結構な大貴族様らしいから、国王やらなにやら、そのあたりと近い仕事をしているのかもしれないな。
『楽団はお前のランチに合わせてやってくる。この部屋で演奏するようにしてあるから、それまで待っていられるか?』
『うんっ! ちゃんと待ってるよ。それまで、兄様が買ってくれた御本を読んでいるね』
『……いい子だ』
また大きな掌がその子の頭を撫でた。その子は嬉しそうに、はにかんだ笑顔で肩をすくめた。
兄のことが大好きなんだろうな。伝わってくる。
『それでは私は出かけてくる。昼には戻ってくるから、一緒に音楽とランチを楽しもう。……では、あとは頼んだぞ、マリア』
『かしこまりました、アラン様。お気をつけていってらっしゃいませ』
アラン。それがどうやらその子の兄の名前らしい。
アランはもう一度その子の頭を撫でてから、部屋を出て行った。
『良かったですね、坊ちゃま。とても楽しみにされていましたもんね』
『うんっ! どんな音楽を奏でてくれるかな。……あ、そうだ!』
『どうかいたしましたか、坊ちゃま?』
『あ………ううん、なんでもない。なんでもないよ、マリア』
何か言いたげだが、その子はその『話』を飲み込んだ。
その内容は少し照れ臭くて、なんだか言うのが恥ずかしかったんだ。
『そうだ、マリア。僕、今日はもう少し朝食をいただきたいな。……なんだか、本当にとても元気になった気分なんだよ』
『まぁ! それはようございます! すぐに用意してまいりますね。パンを温かなミルクに浸して……などいかがでしょう』
『うん。とても美味しそうだね』
『はいっ。では、用意してまいります』
その子の言葉に、マリアは嬉しそうに笑顔を浮かべて部屋を後にした。
静かになった部屋の中で、その子は顔に笑顔を浮かべたまま、大きな窓の外へと視線を向ける。
今日はとても天気が良いみたいだ。つい先ほど東の空より現れた太陽の光はまだ優しくて、部屋に差し込むそれを見て頬がますます緩んでいく。
『……あ。聴こえてきた……』
静かな部屋で少年は息をひそめた。いよいよ静かになる。
そうしてゆっくりと瞳を閉じたと同時に、微かな歌声がその子の耳に届いたんだ。
それは窓の向こうから聴こえてきていた。しかも、とても遠くからだ。
だから、その子は懸命に耳を澄ませていた。
その子が初めてその歌声に気づいたのは、数か月前だった。
今日のようにマリアがいない朝早く、その歌声が風にのってその子の部屋へと届いている事に気づいたんだ。
その曲がとても気にいったその子は、早速マリアに尋ねた。
マリアは懸命にその曲がなんという曲なのかを調べてくれた。
おかげで、
『……グロリア』
その子は大好きになった曲の名前を知る事ができたんだ。
しかも、その曲の出どころまで調べてくれたマリア。
おかげでその曲は、少し離れたところにある大聖堂において、毎朝のミサで参加者たちが歌っている歌なのだと知る事ができた。
先ほど、少年がマリアに何か言おうとして口を閉ざしたのは……実は、この「グロリア」を、今日やってくる楽団が歌ってくれはしないだろうか、と思ったからだ。
しかし、誰も知らないかもしれない。それならお願いするのは少し、恥ずかしい気がしたんだ。
だから、飲み込んだってわけだ。
『まぁ。また聴こえておりますね、ミサの曲』
朝食を用意してくれたマリアが部屋に戻ってきた。
『うん。僕はこの歌、大好きだよ。心が落ち着くんだ』
『マリアも好きですよ。とても綺麗な歌ですもの』
マリアはそう言うと、もってきてくれた朝食を準備してくれた。
『さ、お食べくださいね、坊ちゃま。お体が一刻も早く治りますように』
『大袈裟だね、マリア。朝食を取ったぐらいじゃ、治らないよ』
おかしくて笑った。
『まぁ。アラン様に感謝しなければなりませんね。坊ちゃまがこんなに笑っていらっしゃるところが見られて、マリアはとても幸せですよ』
マリアがそう言うと、その子は少しだけ頬を赤くして、唇を尖らせてこう言ったんだ。
『もう。その『坊ちゃま』も、そろそろやめてよぅ。僕には マリユス っていう名前がちゃんとあるんだからね』
その子の言葉に、俺はハッとした。
今、この子、自分の名前、なんていった?
マリユス
だって!?
マリユス! マリユス!!
天寺優が言っていた、俺の前世での名前じゃないかっ!
この子がマリユスだったのか?
この夢は何度も見てきた夢だけど、不思議とその子の名前だけわからなかったんだ。
マリユス。マリユス。
マリユス・ド・ジョルジュア!!
俺はその名前を叫びながら、目を覚ましてガバッと体を起こしたんだ。
つづく
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