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第弐話-GW
GW-4
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長四郎に電話をかけてから1時間が経ち、ひきのばしが限界にきていた。
燐もまた疲弊してきて素直に連行されようか、そんな事が頭をよぎる。
「ちょっと、待ってください」
制服警官達に声を掛けるパンツスーツ姿の女性。
「あの貴方は?」1人の制服警官が女性の身元を尋ねる。
「捜査一課、命捜班の絢です」
警察手帳を制服警官達に提示する。
「はっ!」
その場に居る制服警官は絢巡査長に敬礼する。
「羅猛燐さんですね」
絢巡査長は、燐に本人確認をする。
「はい」
「一川警部から話は聞いています」と燐に耳打ちをすると制服警官達の方を向き、方針を伝える。
「彼女の身柄は警視庁で預かります。いいですね?」
「はっ!!」また、敬礼して了承した旨を伝える。
「行きましょう」
絢巡査長はそう言うと燐を連れだって、覆面パトカーに乗せる。
シートベルトをしながら絢巡査長は、これからについて燐に説明する。
「これから近くのビジネスホテルに泊まってもらいます。詳しい話は明日、一川警部と長四郎さんを交えて伺います」
「・・・・・・・・・」
返事のない燐を見て、「大丈夫?」心配そうに声を掛ける。
「あ、はい。明日、お願いします」
我に返った燐は返事をする。
「じゃあ、行きましょう」
車を走らせて近くにあるビジネスホテルに移動する。
チェックインを済ました絢巡査長は燐を連れて部屋に移動する。
「申し訳ないけど、今日はここで」
「あ、いえ。夜分遅くにすいません」
「気にしないで。私は隣の部屋に居るので、何かあったら声を掛けてください。
これ、名刺です。おやすみなさい」
絢巡査長は燐に名刺を渡して燐も「おやすみなさい」と返事をして部屋に入る。
燐はそのままベッドに倒れ込むとそのまま眠りについた。
翌朝、陽の光で目を覚ました燐。
近くのデジタル時計を見ると、午前10時を示していた。
「もう朝か・・・・・・」
昨日の出来事が、噓であればいいのにと思う燐。
しかし、現実はそうはいかないようだ。
燐はスマホで隣の部屋に居る絢巡査長に電話をすると、ワンコール以内で電話に出た。
「もしもし」
「絢さんの携帯でお間違いないでしょうか?」
一応、間違い電話をしていないか燐は真っ先に確認する。
「大丈夫よ。起きたのね」
「はい」
「これから朝ご飯を食べに行きましょう」
「はい」
燐は身支度を終え、部屋を出ると部屋の前に絢巡査長が待っていた。
そのままチェックアウトをし、チェーン店の喫茶店に向かった。
「昨日はよく眠れた?」
絢巡査長は運転しながら、燐に当たり障りのない質問をする。
「は、はい」
「そう、それは良かった」
「あの、どうして事件について聞かないんですか?」
燐は疑問になっていたことを聞く。
「それはこれから行く所で聞くから。安心して、私は味方だから」
「はぁ」
昨夜、会ったばかりの人間に味方だと言われもなぁと燐は思う。
一方、長四郎と一川警部の男性陣は燐達が向かっている喫茶店で珈琲を飲みながら二人が到着するのを待っていた。
「にしても、一川さんに部下が出来るとは・・・・・・」
「それは命捜班、班長ですからね。あたし」一川警部は舌を出す。
「それも深夜の出動を部下に投げるとは、最低な上司ですね」
「そんなこと言わんとって欲しいと。
あたしは女性同士の方が、ええかなと思ってねぇ」
「そうですか」
アイスコーヒーの氷をストローでつつきながら一川警部の話を聞き流す。
「で、これがあたしの所に来ている情報」
一川警部が現在までの情報が纏められた捜査資料を長四郎に見せる。
「拝見します」
被害者は中尾襟 30歳
職業・丸の内にある会社に勤めるOL
死因は絞殺による窒息死
凶器は特定中
「現時点では犯人がよく分かりませんね。
ま、真っ先に疑われるのはラモちゃんですけど」
現場写真を見ながら、アイスコーヒーを飲む。
「そ、そんなことあたしは思わんとよ!!」
「急にどうしたんすか?」
一川警部を見ると、顔が引きつっていた。
「ま、まさか」
「そのまさかよ」
背後から燐の静かな声が聞こえ、長四郎は背筋を伸ばす。
「昨夜はよく眠れたみたいね。絢さんに丸投げして」
「ま、丸投げなんて、酷い。それは一川さんが・・・・・・」
ゆっくり、振り向きながら言い訳をする長四郎。
「問答無用!!!」
燐の制裁が始まり長四郎の断末魔が店の外まで響き渡るのであった。
燐もまた疲弊してきて素直に連行されようか、そんな事が頭をよぎる。
「ちょっと、待ってください」
制服警官達に声を掛けるパンツスーツ姿の女性。
「あの貴方は?」1人の制服警官が女性の身元を尋ねる。
「捜査一課、命捜班の絢です」
警察手帳を制服警官達に提示する。
「はっ!」
その場に居る制服警官は絢巡査長に敬礼する。
「羅猛燐さんですね」
絢巡査長は、燐に本人確認をする。
「はい」
「一川警部から話は聞いています」と燐に耳打ちをすると制服警官達の方を向き、方針を伝える。
「彼女の身柄は警視庁で預かります。いいですね?」
「はっ!!」また、敬礼して了承した旨を伝える。
「行きましょう」
絢巡査長はそう言うと燐を連れだって、覆面パトカーに乗せる。
シートベルトをしながら絢巡査長は、これからについて燐に説明する。
「これから近くのビジネスホテルに泊まってもらいます。詳しい話は明日、一川警部と長四郎さんを交えて伺います」
「・・・・・・・・・」
返事のない燐を見て、「大丈夫?」心配そうに声を掛ける。
「あ、はい。明日、お願いします」
我に返った燐は返事をする。
「じゃあ、行きましょう」
車を走らせて近くにあるビジネスホテルに移動する。
チェックインを済ました絢巡査長は燐を連れて部屋に移動する。
「申し訳ないけど、今日はここで」
「あ、いえ。夜分遅くにすいません」
「気にしないで。私は隣の部屋に居るので、何かあったら声を掛けてください。
これ、名刺です。おやすみなさい」
絢巡査長は燐に名刺を渡して燐も「おやすみなさい」と返事をして部屋に入る。
燐はそのままベッドに倒れ込むとそのまま眠りについた。
翌朝、陽の光で目を覚ました燐。
近くのデジタル時計を見ると、午前10時を示していた。
「もう朝か・・・・・・」
昨日の出来事が、噓であればいいのにと思う燐。
しかし、現実はそうはいかないようだ。
燐はスマホで隣の部屋に居る絢巡査長に電話をすると、ワンコール以内で電話に出た。
「もしもし」
「絢さんの携帯でお間違いないでしょうか?」
一応、間違い電話をしていないか燐は真っ先に確認する。
「大丈夫よ。起きたのね」
「はい」
「これから朝ご飯を食べに行きましょう」
「はい」
燐は身支度を終え、部屋を出ると部屋の前に絢巡査長が待っていた。
そのままチェックアウトをし、チェーン店の喫茶店に向かった。
「昨日はよく眠れた?」
絢巡査長は運転しながら、燐に当たり障りのない質問をする。
「は、はい」
「そう、それは良かった」
「あの、どうして事件について聞かないんですか?」
燐は疑問になっていたことを聞く。
「それはこれから行く所で聞くから。安心して、私は味方だから」
「はぁ」
昨夜、会ったばかりの人間に味方だと言われもなぁと燐は思う。
一方、長四郎と一川警部の男性陣は燐達が向かっている喫茶店で珈琲を飲みながら二人が到着するのを待っていた。
「にしても、一川さんに部下が出来るとは・・・・・・」
「それは命捜班、班長ですからね。あたし」一川警部は舌を出す。
「それも深夜の出動を部下に投げるとは、最低な上司ですね」
「そんなこと言わんとって欲しいと。
あたしは女性同士の方が、ええかなと思ってねぇ」
「そうですか」
アイスコーヒーの氷をストローでつつきながら一川警部の話を聞き流す。
「で、これがあたしの所に来ている情報」
一川警部が現在までの情報が纏められた捜査資料を長四郎に見せる。
「拝見します」
被害者は中尾襟 30歳
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凶器は特定中
「現時点では犯人がよく分かりませんね。
ま、真っ先に疑われるのはラモちゃんですけど」
現場写真を見ながら、アイスコーヒーを飲む。
「そ、そんなことあたしは思わんとよ!!」
「急にどうしたんすか?」
一川警部を見ると、顔が引きつっていた。
「ま、まさか」
「そのまさかよ」
背後から燐の静かな声が聞こえ、長四郎は背筋を伸ばす。
「昨夜はよく眠れたみたいね。絢さんに丸投げして」
「ま、丸投げなんて、酷い。それは一川さんが・・・・・・」
ゆっくり、振り向きながら言い訳をする長四郎。
「問答無用!!!」
燐の制裁が始まり長四郎の断末魔が店の外まで響き渡るのであった。
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