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第三章 天地をあざむく者たち
第5話 消失する光
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「ウナギだよ」
自身が手掛けた薬液で大ウナギと化したブレイディはそう言うと、背後から僕の体を包み込むように巻き付いてくる。
まるで大蛇のようなその体が僕をすっぽりと覆い尽くした途端に頭上から飛んできたナイフが、ブレイディのヌメッとした表皮の上を滑って近くに落ちた。
建物の屋上から僕らを狙う痩せ悪魔のナイフはブレイディの肌を傷つけることは出来ない。
手ごたえを感じたブレイディは自らの体で僕を包み込んだまま言った。
「よし。これなら簡単にはナイフは当たらない。アルフレッド君はワタシの頭にしがみついてくれ。このまま例の区画まで強行突破だ」
「で、でもウナギって魚でしょ? こんな地面の上を……」
「ウナギは皮膚呼吸が得意で陸上移動も出来るんだ。特にこんな雨で湿っぽい日はおあつらえ向きさ」
ブレイディは素早く僕の体を離すと僕を頭に乗せ、体をくねらせながら地面を這って前に進んでいく。
体を覆うヌルヌルとした粘液と雨で湿った地面が摩擦を減らし、ブレイディはまるで泳ぐようにスイスイと地面の上を移動することが出来る。
後方から痩せ悪魔がナイフを連続で投げてくるけれど、ウネウネと蛇行するウナギの体に当てるのは難しく、当たったとしても粘液によって上滑りして落ちていき、ブレイディを傷つけることは出来ない。
ウナギ姿のブレイディは嬉しそうに言う。
「よし。この薬液は当たりだぞ。あのノアとかいう竜人娘の鱗をヒントにして用意した物なんだ」
さすが懺悔主党の主要メンバーだけあってブレイディもノアのことを知っているのか。
そして思いのほか速いウナギの陸上移動によってとうとう前方に例の区画が見えてきた。
路地の先にはこちらの雨天とは対照的に、晴天の表世界が見えてくる。
もうすぐだ!
だけどそれまで距離を空けてナイフを投げてきた痩せ悪魔もラチが明かないと思ったようで、建物の屋上から身を踊らせて地面に着地すると、一気に距離を詰めてきた。
「逃がさん!」
初めて痩せ悪魔が怒りを露わにして声を荒げた。
鬼のような形相で僕らのすぐ後ろまで迫ってくる。
くっ!
まずい!
だけど痩せ悪魔がウナギ・ブレイディの尻尾を掴もうとすると、その表皮のヌメりで滑ってしまった。
「チイッ!」
業を煮やした痩せ悪魔はものすごい勢いで僕らの頭上に飛び上がるとナイフを振り上げて襲いかかってきた。
ね、狙いは僕だ。
その時、ブレイディの頭が大きくのけぞり、そして振り下ろされる。
「行けっ! アルフレッド君!」
「うわっ!」
その弾みで僕は前方に投げ出された。
そのおかげで路地の先の境界線がぐんぐん目の前に迫って来る。
僕は空中で必死にもがき、頭を打たないように背中から地面に落ちた。
「うげっ!」
背中を打って一瞬、息が詰まったけれど僕はそのまま転げるようにして境界線に必死に手を伸ばす。
僕の手だけが境界線の向こう側に確かに突き出たんだ。
多くの上級天使たちが行き交う大通りがすぐ先にあるから、彼らに見つからないように僕は体をこちら側に残したまま手だけで強く念じる。
来い。
Eライフル。
僕の手に戻ってこい。
そして……僕の手はさっきとは違って確かな手応えを感じていた。
Eライフルが……来る!
僕の後方では大ウナギとなったブレイディが痩せ悪魔の体に絡み付いてその動きを止めてくれている。
だけど痩せ悪魔は これを力で強引に引き剥がそうとしていた。
長くはもたないぞ。
早く来い。
早く!
Eライフル!
僕がことさら強く念じたその時、空っぽだった手の中に実体のある物質が感じられた。
ついに僕の手の中にEライフルの銃身が握られる。
よしっ!
僕は即座にEチャージボタンに親指を当てて感情を込める。
痩せ悪魔はナイフを手にブレイディの体を引き裂こうとしている。
僕をアシストするためにブレイディは危険な役を買って出てくれているんだ。
彼女を助けなきゃ!
「ブレイディ!」
親指に振動が伝わるのを感じた僕は声を上げ、同時にブレイディはパッと痩せ悪魔から離れる。
その瞬間、僕はEライフルを構えて思い切り引き金を引いた。
銃口から発射された虹色の光線が一直線に痩せ悪魔に向かう。
だけど……。
「えっ?」
Eライフルから射出された光線は何故だか痩せ悪魔の手前で消失してしまったんだ。
な、何で?
予想だにしなかった事態に僕は一瞬、頭が真っ白になって固まってしまった。
そんな僕を見た痩せ悪魔は、ナイフを逆手に持ち一気に襲いかかってきた。
クソッ!
次のチャージをする暇もない。
咄嗟に僕はEライフルを槍のように構えて必死に応戦の姿勢をとる。
そんな僕に向かって痩せ悪魔は鋭くナイフを投げつけてきた。
僕はこれを銃身で叩き落とそうとしたけれど、ナイフは想像以上に速くて僕は慌ててしまった。
ナイフを払い落とそうとした銃身は空振りし、鋭利な刃が僕の右の太ももを切り裂く。
「つあっ!」
激痛が右足に走り、足の力がガクッと抜ける。
その場に倒れ込みそうになる僕の眼前に痩せ悪魔が猛然と突進してきた。
痩せ悪魔は僕の首を左手で掴むと、そのまま僕を建物の壁に押し付ける。
「ぐっ!」
壁に後頭部を打ちつけられた痛みに呻く僕の首すじに、痩せ悪魔は冷たいナイフを当てた。
そして冷徹な目で僕を見ると底冷えのするような声で言う。
「無駄な手間を取らせるな。言え。ここで何をするつもりだった?」
「うぐぐ……」
「アルフレッド君!」
ウナギ姿からいつの間にか元の少女の姿に戻っていたブレイディが僕を救おうと、痩せ悪魔に向かって試験管を投げた。
両手が塞がっている痩せ悪魔だけど、これを黒い鞭のような尻尾で叩き落としてしまう。
地面に落ちた試験官は粉々に割れ、雨に濡れた路面を凍らせる。
さっきと同じ凍結薬だ。
「二度目は通じん。そこの女。ここで何をするつもりだったのか言え。言わないのであればコイツを今すぐ殺す」
痩せ悪魔はナイフの刃で僕の喉をなでる。
僕は右足の痛みで崩れ落ちないよう堪えるのに精いっぱいだ。
ブレイディはわずかに顔を引きつらせながらも、口の端を吊り上げて笑みを見せる。
「彼を殺してもゲームオーバーで元の世界に戻るだけさ。そうなれば困るのは君だろう? ミスター・デビル」
ブレイディは強気にそう言った。
だけどその途端、痩せ悪魔は持っているナイフを僕の喉から離し……いきなり僕の左の太ももに突き立てた。
「あぐああっ!」
「ああっ! アルフレッド君!」
とてつもない痛みによって気を失いそうになり、僕は持っていたEライフルを落としてしまった。
ぐぅぅぅ。
も、もうダメだ……。
痛すぎて何も考えられない。
耐え難い苦痛に膝から崩れ落ちる僕だけど、痩せ悪魔はそんな僕の腕を掴んで無慈悲に立ち上がらせると壁に押し付けた。
「そうか。ならば殺すのはやめだ。死んだ方がマシと思えるくらい苦しめてやる」
そう言うと痩せ悪魔は僕の左の太ももに突き刺さったままのナイフを右手でグリグリと押した。
「いあああああっ!」
「アルフレッド君!」
駆け寄ってこようとするブレイディをジロリと睨みつけると痩せ悪魔はナイフを押す手を止めて警告の声を発する。
「止まれ。それ以上近づけば再びコイツのさえずる声を聞かせてやる」
「くっ……」
暗く低い声でそう言う悪魔は、もう一本のナイフを取り出してそれを僕の頬に当てた。
ブレイディは悔しそうに唇を噛んで立ち止まった。
僕は掠れる声を必死に絞り出した。
「ブ、ブレイディ。僕は大丈夫。君はここから逃げるんだ」
もうダメだ。
痛みで気を失いそうだ。
切り札になるはずだったEライフルはなぜか痩せ悪魔に対して効果がなかった。
いよいよ打つ手がなくなった僕は遠ざかる意識に抗う気力を失い、視界が暗くなっていく。
せめて……せめてブレイディだけでも逃げて欲しい。
僕がそんなことを考えたその直後のことだった。
唐突に身近で激しく羽ばたく羽音を聞いたのは。
自身が手掛けた薬液で大ウナギと化したブレイディはそう言うと、背後から僕の体を包み込むように巻き付いてくる。
まるで大蛇のようなその体が僕をすっぽりと覆い尽くした途端に頭上から飛んできたナイフが、ブレイディのヌメッとした表皮の上を滑って近くに落ちた。
建物の屋上から僕らを狙う痩せ悪魔のナイフはブレイディの肌を傷つけることは出来ない。
手ごたえを感じたブレイディは自らの体で僕を包み込んだまま言った。
「よし。これなら簡単にはナイフは当たらない。アルフレッド君はワタシの頭にしがみついてくれ。このまま例の区画まで強行突破だ」
「で、でもウナギって魚でしょ? こんな地面の上を……」
「ウナギは皮膚呼吸が得意で陸上移動も出来るんだ。特にこんな雨で湿っぽい日はおあつらえ向きさ」
ブレイディは素早く僕の体を離すと僕を頭に乗せ、体をくねらせながら地面を這って前に進んでいく。
体を覆うヌルヌルとした粘液と雨で湿った地面が摩擦を減らし、ブレイディはまるで泳ぐようにスイスイと地面の上を移動することが出来る。
後方から痩せ悪魔がナイフを連続で投げてくるけれど、ウネウネと蛇行するウナギの体に当てるのは難しく、当たったとしても粘液によって上滑りして落ちていき、ブレイディを傷つけることは出来ない。
ウナギ姿のブレイディは嬉しそうに言う。
「よし。この薬液は当たりだぞ。あのノアとかいう竜人娘の鱗をヒントにして用意した物なんだ」
さすが懺悔主党の主要メンバーだけあってブレイディもノアのことを知っているのか。
そして思いのほか速いウナギの陸上移動によってとうとう前方に例の区画が見えてきた。
路地の先にはこちらの雨天とは対照的に、晴天の表世界が見えてくる。
もうすぐだ!
だけどそれまで距離を空けてナイフを投げてきた痩せ悪魔もラチが明かないと思ったようで、建物の屋上から身を踊らせて地面に着地すると、一気に距離を詰めてきた。
「逃がさん!」
初めて痩せ悪魔が怒りを露わにして声を荒げた。
鬼のような形相で僕らのすぐ後ろまで迫ってくる。
くっ!
まずい!
だけど痩せ悪魔がウナギ・ブレイディの尻尾を掴もうとすると、その表皮のヌメりで滑ってしまった。
「チイッ!」
業を煮やした痩せ悪魔はものすごい勢いで僕らの頭上に飛び上がるとナイフを振り上げて襲いかかってきた。
ね、狙いは僕だ。
その時、ブレイディの頭が大きくのけぞり、そして振り下ろされる。
「行けっ! アルフレッド君!」
「うわっ!」
その弾みで僕は前方に投げ出された。
そのおかげで路地の先の境界線がぐんぐん目の前に迫って来る。
僕は空中で必死にもがき、頭を打たないように背中から地面に落ちた。
「うげっ!」
背中を打って一瞬、息が詰まったけれど僕はそのまま転げるようにして境界線に必死に手を伸ばす。
僕の手だけが境界線の向こう側に確かに突き出たんだ。
多くの上級天使たちが行き交う大通りがすぐ先にあるから、彼らに見つからないように僕は体をこちら側に残したまま手だけで強く念じる。
来い。
Eライフル。
僕の手に戻ってこい。
そして……僕の手はさっきとは違って確かな手応えを感じていた。
Eライフルが……来る!
僕の後方では大ウナギとなったブレイディが痩せ悪魔の体に絡み付いてその動きを止めてくれている。
だけど痩せ悪魔は これを力で強引に引き剥がそうとしていた。
長くはもたないぞ。
早く来い。
早く!
Eライフル!
僕がことさら強く念じたその時、空っぽだった手の中に実体のある物質が感じられた。
ついに僕の手の中にEライフルの銃身が握られる。
よしっ!
僕は即座にEチャージボタンに親指を当てて感情を込める。
痩せ悪魔はナイフを手にブレイディの体を引き裂こうとしている。
僕をアシストするためにブレイディは危険な役を買って出てくれているんだ。
彼女を助けなきゃ!
「ブレイディ!」
親指に振動が伝わるのを感じた僕は声を上げ、同時にブレイディはパッと痩せ悪魔から離れる。
その瞬間、僕はEライフルを構えて思い切り引き金を引いた。
銃口から発射された虹色の光線が一直線に痩せ悪魔に向かう。
だけど……。
「えっ?」
Eライフルから射出された光線は何故だか痩せ悪魔の手前で消失してしまったんだ。
な、何で?
予想だにしなかった事態に僕は一瞬、頭が真っ白になって固まってしまった。
そんな僕を見た痩せ悪魔は、ナイフを逆手に持ち一気に襲いかかってきた。
クソッ!
次のチャージをする暇もない。
咄嗟に僕はEライフルを槍のように構えて必死に応戦の姿勢をとる。
そんな僕に向かって痩せ悪魔は鋭くナイフを投げつけてきた。
僕はこれを銃身で叩き落とそうとしたけれど、ナイフは想像以上に速くて僕は慌ててしまった。
ナイフを払い落とそうとした銃身は空振りし、鋭利な刃が僕の右の太ももを切り裂く。
「つあっ!」
激痛が右足に走り、足の力がガクッと抜ける。
その場に倒れ込みそうになる僕の眼前に痩せ悪魔が猛然と突進してきた。
痩せ悪魔は僕の首を左手で掴むと、そのまま僕を建物の壁に押し付ける。
「ぐっ!」
壁に後頭部を打ちつけられた痛みに呻く僕の首すじに、痩せ悪魔は冷たいナイフを当てた。
そして冷徹な目で僕を見ると底冷えのするような声で言う。
「無駄な手間を取らせるな。言え。ここで何をするつもりだった?」
「うぐぐ……」
「アルフレッド君!」
ウナギ姿からいつの間にか元の少女の姿に戻っていたブレイディが僕を救おうと、痩せ悪魔に向かって試験管を投げた。
両手が塞がっている痩せ悪魔だけど、これを黒い鞭のような尻尾で叩き落としてしまう。
地面に落ちた試験官は粉々に割れ、雨に濡れた路面を凍らせる。
さっきと同じ凍結薬だ。
「二度目は通じん。そこの女。ここで何をするつもりだったのか言え。言わないのであればコイツを今すぐ殺す」
痩せ悪魔はナイフの刃で僕の喉をなでる。
僕は右足の痛みで崩れ落ちないよう堪えるのに精いっぱいだ。
ブレイディはわずかに顔を引きつらせながらも、口の端を吊り上げて笑みを見せる。
「彼を殺してもゲームオーバーで元の世界に戻るだけさ。そうなれば困るのは君だろう? ミスター・デビル」
ブレイディは強気にそう言った。
だけどその途端、痩せ悪魔は持っているナイフを僕の喉から離し……いきなり僕の左の太ももに突き立てた。
「あぐああっ!」
「ああっ! アルフレッド君!」
とてつもない痛みによって気を失いそうになり、僕は持っていたEライフルを落としてしまった。
ぐぅぅぅ。
も、もうダメだ……。
痛すぎて何も考えられない。
耐え難い苦痛に膝から崩れ落ちる僕だけど、痩せ悪魔はそんな僕の腕を掴んで無慈悲に立ち上がらせると壁に押し付けた。
「そうか。ならば殺すのはやめだ。死んだ方がマシと思えるくらい苦しめてやる」
そう言うと痩せ悪魔は僕の左の太ももに突き刺さったままのナイフを右手でグリグリと押した。
「いあああああっ!」
「アルフレッド君!」
駆け寄ってこようとするブレイディをジロリと睨みつけると痩せ悪魔はナイフを押す手を止めて警告の声を発する。
「止まれ。それ以上近づけば再びコイツのさえずる声を聞かせてやる」
「くっ……」
暗く低い声でそう言う悪魔は、もう一本のナイフを取り出してそれを僕の頬に当てた。
ブレイディは悔しそうに唇を噛んで立ち止まった。
僕は掠れる声を必死に絞り出した。
「ブ、ブレイディ。僕は大丈夫。君はここから逃げるんだ」
もうダメだ。
痛みで気を失いそうだ。
切り札になるはずだったEライフルはなぜか痩せ悪魔に対して効果がなかった。
いよいよ打つ手がなくなった僕は遠ざかる意識に抗う気力を失い、視界が暗くなっていく。
せめて……せめてブレイディだけでも逃げて欲しい。
僕がそんなことを考えたその直後のことだった。
唐突に身近で激しく羽ばたく羽音を聞いたのは。
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