だって僕はNPCだから 3rd GAME

枕崎 純之助

文字の大きさ
52 / 89
第四章 竜神ノア

第2話 焼け落ちた森で

しおりを挟む
「アルフレッド様~。お久しぶりです~」
 
 この場にそぐわないノンビリとしたそのしゃべり方。
 そこに現れたのは懺悔主党ザンゲストのメンバーである獣人アビーだった。
 本当は犬族の女の子なんだけど、今はブレイディの薬で鳥になっているんだろうね。
 彼女は僕らの頭上をクルクルと弧を描いて飛ぶと僕の肩に止まった。

「ひ、久しぶりだね。アビー」
「お元気そうで~。それより大変なんです~。ミランダさんの手助けが必要なんです~。イチャついているところ大変申し訳ないのですが~ご助力お願いします~」

 アビーがそう言うや否や雷鳴のようなミランダの怒声が響き渡る。

「だ、誰がイチャついてるのよ! ふざけんな! この鳥女!」
「うひぃ~! アビーは本当は犬女なのです~。そして空中痴話ゲンカは犬も食わないのです~。ミランダさんもお変わりなくお元気そうで何よりです~」

 そう言うとアビーはそれ以上どやしつけられる前に、僕らを先導して飛んで行ってしまう。

「つ、ついて行かないと。ミラン……イデデデデデッ!」

 突然、ミランダがカブリと僕の耳たぶを噛んだ。
 痛い痛いっ!
 すぐに離してくれたけれど、耳たぶがヒリヒリと痛む。
 な、何なんだ一体もう。

「フン。仕方ないから今回はこれでカンベンしてやるわよ。次同じことしたら耳を食いちぎってやるんだから」
「こ、怖いって」

 で、でもとりあえずお仕置きは終わったみたいだ。
 耳は痛いけれど僕はホッと息をついた。
 ミランダは再び僕を抱えると、アビーの後を追いながら不満げに言う。

「まったく。ジェネットのところのあの犬娘か。それにしても……何であんたはアルフレッド『様』で私はミランダ『さん』なのよ」
「いや、僕に聞かれても」
「家来のくせに生意気よ。まったく」

 ブツブツ言いながらもミランダはアビーについていく。
 彼女もアビーには一度救われているから、その恩義は忘れていないんだろうね。
 決して義理堅いとは言わないけれど、借りをそのままにしておけるミランダじゃないから。

 それから僕らはアビーについていき、薄い雲をいくつか抜けた先に、僕らのように宙を漂う人影を見つけたんだ。
 だけどその人影はジリジリとゆっくり、そして時にガクッと急速に降下している。
 不自然なその様子に目をらした僕は、それが誰だか分かって即座に声を上げた。

「ヴィクトリア! ブレイディ! それにエマさん!」

 そう。
 気絶しているブレイディを抱えているヴィクトリアをさらに上から両手で必死に抱えていたのは、懺悔主党ザンゲストのメンバーであるエマさんだった。

 長くつやのある亜麻色の髪に翡翠ひすいような緑色の瞳、そして透き通るような白い肌。
 抜群のプロポーションを惜しげもなくさらすような露出の多い謎の法衣。
 砂漠都市ジェルスレイムで初めて出会った時よりも、さらにその妖艶な美貌びぼうに磨きがかかっている。

 そうか。
 彼女もシスターだから法力で空中浮遊が可能なんだ。
 とは言っても彼女の空中浮遊は覚束おぼつかない様子だった。
 その理由は明白だ。

「ふ、2人は無理だってばぁ! 重量オーバーだからぁ!」

 そう。
 大柄なヴィクトリアと気絶してグッタリしているブレイディの2人分を抱えて飛ぶのはエマさんにはキツイんだ。
 砂漠都市ジェルスレイムで初めて会った彼女はセクシーな踊り子の衣装に身を包み、いつも余裕の表情を浮かべた大人の女性だった。
 でも今はそんな余裕は微塵みじんもなく、必死に歯を食いしばっている。
 そんな彼女の周りを飛び回りながらアビーが甲高い声を出した。

「このままではエマさんが過重量で墜落してしまうのです~。ミランダさん。お助けを~」

 そう言うアビーにミランダは顔をしかめた。

「チッ! 情けないわねぇ。こっちだって2人抱えているのよ」
「そ、そのうち1人は小さなお子様でしょぉ! こっちは若干1名が非常に大きくていらっしゃるから、ほぼ3人分抱えているようなもんなのよぉ!」

 必死の声を上げるエマさんにミランダは妙に納得する。
 その視線はヴィクトリアに向けられていた。

「まあ、そのデカ女1人で2人分の重量はあるわね」
「ねえよ! 失礼なこと抜かすな!」

 2人の大変失礼な発言に、ヴィクトリアは顔を真っ赤にしてわめく。
 そのたびに彼女を抱えたエマさんの高度がガクンガクンと下がっていく。

「ちょ、ちょっと暴れないでぇ! もうこれ以上は無理無理無理ぃ~!」

 や、やばいぞ。
 今にも落っこちてしまいそうで見ていられない。
 僕はたまらずにミランダに進言した。

「ミ、ミランダ。もう1人引き受けてあげられる?」
「チッ! まったく。何でこの私が……」

 ミランダは文句を言いながらもエマさんに近づき、ヴィクトリアが抱えるブレイディを引き受けた。
 ミランダならではのステータスの高さで、右手にノアを抱えた僕を、左手にブレイディを抱えても、彼女は平然としている。
 顔は不機嫌そのものだけど。

「何で3人も抱えなきゃならないのよ。面倒くさい。アル。やっぱりそのチビガキを捨てなさい」
「ま、まあまあミランダ。君の力なら3人くらい問題ないでしょ?」
「……あんたごと捨てようかしら」
「カンベンして!」

 不機嫌そうなミランダに対してエマさんがさらに彼女の気分を損ねるようなことを言う。

「出来ればブレイディじゃなくて、こっちの女戦士さんを引き受けてほしかったわぁ」
「冗談じゃないわよ。そんな重そうな女」
「アタシを押し付け合うんじゃねえ!」
「さ、3人とも。騒いでないで早く地上にお願いします」

 そろそろ地に足をつけたいよ。
 いつまでも空中で足をブラブラさせているのはどうにも落ち着かない。

「とりあえずゾーランと落ち合う場所に向かうわよ」

 それから僕らはミランダの誘導で焼けた森を目指して降下していくけれど、後方に遠ざかる天樹の塔を振り返り、僕は少し心配になった。
 
「ジェネットとアリアナは大丈夫かな?」

 2人はまだ牢にとらわれたままなんだろうか。
 神様がついていてくれるとはいえ心配だ。
 そう言う僕の周囲を飛んでいたアビーが答えた。

「主からの情報では2人とも無事なのですが、アルフレッド様が脱獄したことがとうとうバレて、2人の拘束監視がより厳重になったとか~」
「ええっ?」

 神様が持ってきた小型の3Dホログラム投影機で誤魔化ごまかしていたけれど、ついに僕の脱獄がバレちゃったのか。
 そうなるとジェネット達への風当たりがより強くなるのは避けられない。
 仕方のないこととはいえ僕は責任を感じ、彼女たちの身を案じずにはいられなかった。
 そんな僕の様子を察したのかミランダが僕の背後で言う。

「あれこれ考えても仕方ないでしょ。あの憎らしいほど図太いジェネットがそのくらいのことで弱音を吐くとは思えないわよ。あいつの泣きっ面だったら見てみてたいけどね」
「ミランダ……そうだね。ジェネットたちならきっと大丈夫だよね」

 自分を納得させるようにそう言う僕をアビーがなぐさめてくれる。

「そういえば~キャメロンという商人の人が~シスター・ジェネットやアリアナさんたちを解放するよう天使たちに訴えかけているそうなのです~」
「キャメロンが? そうなのか」
「もちろん天使の皆さんも~ハイそうですか~とはいかないみたいですが~」

 それはそうだろうね。
 でも、キャメロン少年も力を貸してくれているんだ。
 僕は彼の助力をありがたく、そして心強く感じて勇気付けられた。
 そんな僕を見てミランダがあきれたように鼻を鳴らした。

「フンッ。そろそろ着地するわよ」
 
 ようやく地表が見えてきて、それから僕らは焼けた森に降り立った。
 久しぶりに踏みしめる土の大地に僕は心の底から安心したせいか、その場にへたり込んでしまった。
 ああ。
 土の感触がこんなにもありがたく感じられるのは初めてだよ。
 やっぱり人は土を踏んで生きるもんだよね。
 そんな僕を見たミランダが鼻を鳴らして叱咤しったの声を上げる。

「情けないわねぇ。やみの魔女の家来がそんなんでどうするの。しっかりしなさい」
「し、仕方ないだろ。空を飛べない僕には宙に浮いた状態は恐怖でしかないんだから」
「あそこのデカ女はへっちゃらみたいだよ」

 見るとヴィクトリアは平然と仁王立ちし、森の中を見回している。
 いや、彼女はそもそも心身が鋼鉄で出来ているようなもんだからね?

「と、ところでこの森の中にさっきのゾーランたちがいるの?」
「隠れ場所があるのよ。ついてきなさい」

 そう言うミランダに続いて僕らはそれからしばらく森の中を進んでいく。
 僕の後ろには縄で縛り上げられたノアを肩に担いだヴィクトリアが歩いていた。
 ちなみに地上に降り立つと同時にブレイディが目を覚まし、エマさんや犬の姿になったアビーと一緒に後方からついてくる。

 昨日の昼間には青々とした葉が茂っていた森は、ノアに焼かれてすっかり姿を変えてしまっていた。
 木々はそのみきを黒く焼かれ、葉はすっかり焼け落ちて、せ細った枝が無惨な姿をさらしている。
 ノアが残した爪痕つめあとは深い傷となっていたんだ。
 森の様子を見回しながらブレイディが僕に聞いてきた。

「あの巨大竜になったノアがこの森をこんなふうに?」
「うん。口から吐き出す強烈な熱波でね。ブレイディ。ノアを何とか正気に戻せないかな」

 ノアの傷ついた顔を思い返した僕はブレイディにそうたずねる。
 僕の問いを受けたブレイディは足元を歩く犬のアビーに視線を落とした。

「アビー。どうにか出来ないかい?」
「どこかに落ち着いたら、アビーがノアさんを解析してみるのです~。ノアさんの体内のプログラムを詳しく調べられれば、きっと対処法は見つけられるのです~」

 そうだ。
 アビーはシステム・トラブルを回復する能力に長けている。
 彼女ならノアを元に戻せるかもしれない。
 僕は少し希望の光が見えたような気がして、幾分心が軽くなるのを感じた。

「シッ!」

 その時、先頭を歩くミランダがそう言って唐突に足を止めたんだ。
 後に続く僕らは皆、動きを止めて腰を落とす。

「天使のプレイヤーたちがいるわ」

 木陰こかげに身を隠したミランダが指差す先、前方50メートルほどのところに数名の天使たちがいたんだ。
 ミランダの言う通り、彼らの頭上に浮かぶ輪のさらに上に、プレイヤーであることを表す緑色の逆三角形マークが見えた。

 脱獄囚の僕と逃亡犯のミランダ、それに不正侵入者のブレイディたち。
 今、天使たちに見つかるととても厄介やっかいなことになるぞ。
 僕らは息を潜めて彼らの動向を見守ることにした。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。

秋田ノ介
ファンタジー
  88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。  異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。  その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。  飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。  完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。  

スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る

ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。 異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。 一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。 娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。 そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。 異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。 娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。 そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。 3人と1匹の冒険が、今始まる。 ※小説家になろうでも投稿しています ※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!  よろしくお願いします!

外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜

KeyBow
ファンタジー
 この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。  人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。  運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。  ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。

処理中です...