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第二章 クレイジー・パーティー・イン・ホスピタル
第8話 狂気の宴のはじまり
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新宮総合病院。
午後5時。
一階の守衛室では日勤と夜勤の交代時間を迎え、守衛の入れ替えが行われていた。
部屋の中には多数のモニターが設置され、防犯のために各フロアに設けられた監視カメラの映像が映し出されている。
その部屋を白衣に身を包んだ一人の男が訪れた。
それは脳外科医の氷上恭一だった。
「氷上先生じゃないですか。こんなところに何か用ですか?」
評判の新任医師が突然自分たちの仕事場を訪れたことに、守衛の男らは驚いて目を丸くした。
そんな彼らに氷上は手にさげたコンビニの袋を差し出して、にこやかに微笑んだ。
「お疲れ様です。良かったら食べて下さい」
缶コーヒーなどの飲料や軽食類の入った袋を思わず受け取りながら、中年の守衛は恐縮して頭を下げる。
「あ、いや。そんな……先生にわざわざこんなことしてもらうなんて」
「いえいえ。気になさらないで下さい」
そう言うと氷上は壁に設置された16の画面が集合したモニターを見上げる。
「へぇ~。このモニターで院内の様子を見ることが出来るんですね。画面の切り替えも出来るんですか?」
氷上が感心したようにそう声を上げると、気を良くした守衛の男らはパネルを操作する。
「ちょっと見ていて下さい」
そう言うとモニター上の画面が次々と切り替わっていく。
男らが前のモニターに目をやった瞬間に氷上は素早く左右の手で男らの後頭部に触れた。
途端に電気が走ったように守衛の男らは体を小刻みに震わせた。
だがそれもほんの一瞬のことで、すぐに男らはガクリと肩を落としておとなしくなる。
そんな彼らを蔑み切った目で見下ろすと、氷上は口元に満足げな笑みを浮かべた。
「おまえらは今から俺の目だ。しっかり働け。クズども」
そう言うと氷上は缶コーヒーのプルタブを開け、中身を男らの頭からドボドボとかけた。
冷たい茶色の液体が顔を伝い落ちるのも何も感じていないかのように、守衛の男らは虚ろな顔でモニターを見上げ続けるのだった。
午後5時。
一階の守衛室では日勤と夜勤の交代時間を迎え、守衛の入れ替えが行われていた。
部屋の中には多数のモニターが設置され、防犯のために各フロアに設けられた監視カメラの映像が映し出されている。
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「氷上先生じゃないですか。こんなところに何か用ですか?」
評判の新任医師が突然自分たちの仕事場を訪れたことに、守衛の男らは驚いて目を丸くした。
そんな彼らに氷上は手にさげたコンビニの袋を差し出して、にこやかに微笑んだ。
「お疲れ様です。良かったら食べて下さい」
缶コーヒーなどの飲料や軽食類の入った袋を思わず受け取りながら、中年の守衛は恐縮して頭を下げる。
「あ、いや。そんな……先生にわざわざこんなことしてもらうなんて」
「いえいえ。気になさらないで下さい」
そう言うと氷上は壁に設置された16の画面が集合したモニターを見上げる。
「へぇ~。このモニターで院内の様子を見ることが出来るんですね。画面の切り替えも出来るんですか?」
氷上が感心したようにそう声を上げると、気を良くした守衛の男らはパネルを操作する。
「ちょっと見ていて下さい」
そう言うとモニター上の画面が次々と切り替わっていく。
男らが前のモニターに目をやった瞬間に氷上は素早く左右の手で男らの後頭部に触れた。
途端に電気が走ったように守衛の男らは体を小刻みに震わせた。
だがそれもほんの一瞬のことで、すぐに男らはガクリと肩を落としておとなしくなる。
そんな彼らを蔑み切った目で見下ろすと、氷上は口元に満足げな笑みを浮かべた。
「おまえらは今から俺の目だ。しっかり働け。クズども」
そう言うと氷上は缶コーヒーのプルタブを開け、中身を男らの頭からドボドボとかけた。
冷たい茶色の液体が顔を伝い落ちるのも何も感じていないかのように、守衛の男らは虚ろな顔でモニターを見上げ続けるのだった。
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