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最終話 未来へ
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共和国領の北部の港町。
そこに存在する共和国政府の迎賓館では、銀髪の姉妹が共に3日間ほどを過ごして交流を持っていた。
クローディアとチェルシーだ。
生き別れの姉妹であった2人は和解を経て、こうして親交を深めるようになったのだ。
共和国と王国の戦いが停戦を迎えてから半年の間に、これが2度目の交流だった。
前回はクローディアが王国北部の港町に出向き、体調が回復したショーナも交えて3日間を共に過ごした。
2度目となる今回はチェルシーが共和国を訪問したのだ。
まずは首都を訪れてクローディアの夫であるイライアス大統領に挨拶を済ませたチェルシーはその後、墓地に赴いた。
ジリアンとリビーの墓前に花を手向けるためだ。
墓石の前で詫びの言葉を口にしながらチェルシーは2人の冥福を祈った。
その傍にはずっとクローディアが付いて見守っていた。
それから2人は北部の港町に戻り、そこで買い物をしたり遊覧船に乗ったりと姉妹水入らずの時間を過ごしたのだ。
当初はぎこちなかった2人だが、2人きりで過ごすうちに次第に打ち解けていった。
そして3日目になりチェルシーが王国に帰国する日を迎えると、クローディアは寂しそうな顔で言ったのだ。
「もう帰っちゃうのね。残念だわ。明日はプリシラの14歳の誕生日だから、あなたももう一泊して一緒にお祝い出来ればいいのに……」
「姉様……それ本気で言ってる? ワタシが顔を出したらせっかくのお祝いの場が凍り付くわよ。ワタシもどんな顔でプリシラに会えばいいのか分からないし」
そう言って姉の話を一蹴するチェルシーだが、それでもポツリと言った。
「誕生日おめでとうって……彼女に伝えておいて。人に聞かれないところでそっと」
チェルシーはこうしてクローディアとは会えている。
しかし彼女の夫のイライアスとも挨拶の時以外は会っておらず、さすがにヴァージルとウェンディーにはとてもではないが会えない。
かつての誘拐犯であるチェルシーの顔を見たら2人とも怖がってしまうだろう。
同じように敵として死闘を繰り広げたプリシラにおいそれと会う気にはなれないのだ。
だがそんなチェルシーも精一杯歩み寄ろうとしてくれているのだと感じ、クローディアは嬉しそうに頷く。
「ええ。伝えておくわ。きっとプリシラは……喜んでくれる。あの子は大きな心で皆を照らす太陽みたいな子だもの。必ずあなたのことも受け入れてくれるわ」
そう言って微笑むクローディアに、確かにその通りだと笑みを浮かべながらチェルシーは頷くのだった。
☆☆☆☆☆☆
「これはどうだ? 逸品だぞ」
店の奥でそう言ってジャスティーナが指差した小刀を見て、ジュードは思わずため息をついた。
共和国領ビバルデ。
共和国内をあちこち旅して回っていたジャスティーナとジュードの2人は明日に控えたプリシラの誕生日を祝うためにこの街で贈り物を選んでいた。
しかしジャスティーナが武器や防具など色気のない物ばかりを選ぶのでジュードは困り果てていたのだ。
「ジャスティーナ。プリシラは14歳の女の子だぞ。もっとあるだろう。女の子が喜びそうなお洒落な装飾品とか服とか靴とか」
そう言うジュードはすでにプリシラのために高価な装飾品をいくつか選び出していた。
ジャスティーナは面白くなさそうに鼻を鳴らす。
「フンッ。私はそういうのは詳しくないんだよ。おまえが選べ」
そう言いながらも真剣に店の棚を睨み続けるジャスティーナにジュードは苦笑しつつ、彼女の贈り物選びに助言を送るのだった。
☆☆☆☆☆☆
ダニアの都ではエステルとオリアーナ、そしてエリカとハリエットの4人が兵舎に集まり、それぞれ真剣な面持ちでプリシラへの手紙を書いていた。
明日、14歳の誕生日を迎えるプリシラに送るお祝いの手紙だ。
もちろん4人ともそれぞれプリシラへの贈り物は用意しており、その贈り物に添える手紙を書いているのだ。
王国での戦いが終わってからこの半年の間に、この4人はそれぞれ誕生日を迎えていた。
プリシラは4人それぞれに贈り物をしてお祝いの席を設けただけでなく、皆に祝福の手紙を送ったのだ。
そんな友達思いのプリシラのために、今度は4人がそれぞれ心を込めて手紙を書こうということになった。
「それにしてもネルの奴、結局一度も帰ってこないわね。プリシラの誕生日くらい帰ってきてお祝いしなさいよ」
ハリエットはそう言って唇を尖らせた。
次期女王であるプリシラの誕生日は、ダニアの者ならば誰もが知っている。
プリシラが生まれた日は国を挙げて祝福したからだ。
むくれるハリエットにエリカは嘆息する。
「ネルが他人の誕生日に興味あるわけないよ。そもそもプリシラの誕生日自体覚えていないかもしれないし。百歩譲って覚えていたとしても、ネルがプリシラのために手紙を書いている姿なんて想像できる?」
そう言うエリカに皆は声を上げて笑う。
1人足りないが、明日はこの4人で盛大にプリシラの14歳の誕生日を祝うつもりであり、皆その顔を高揚させて準備に勤しむのだった。
☆☆☆☆☆☆
「ックション! ……んあっ。誰か噂してやがるな?」
ダニアの都から遠く離れた見知らぬ土地でネルは1人そう呟くと、よく晴れた空を見上げる。
そして故郷に残してきた年下の友の顔を思い浮かべた。
「そういやそろそろプリシラの誕生日だな。14歳か。へっ。せいぜい楽しくやりな」
ネルの言葉は初夏を思わせる陽気の空に溶けていくのだった。
☆☆☆☆☆☆
春が終わり、初夏の陽気を思わせる日々が続いていた。
岩山の上に築かれたダニアの都には強い日差しが降り注いでいる。
額にじんわりと汗を浮かべながら、ココノエの少女ヤブランは洗濯物を金聖宮の庭に干していた。
王国での戦いから半年と少し。
つい1ヶ月前にこのダニアの都に移住してきたばかりのヤブランは少しずつここでの生活に慣れ始めていた。
王国では王妃ジェラルディーンのためにシャクナゲの罪を証言した。
その際、逆上したシャクナゲによりヤブラン自身のエミルの逃亡幇助の罪も暴露された。
しかしヤブランは王妃に協力した功績により投獄を免れ、ダニアの都への国外追放という処分にのみ落ち着いたのだ。
全てはジェラルディーンの取り計らいだった。
もちろん事前にヤブランが銃火器等の知識や技術を持っていないことを厳しく検証された上でのことだが。
ちなみにシャクナゲは公妾の立場を剥奪され、国家権力を私物化しようとした罪により縛り首となった。
哀れな最期だった。
一方、ダニアに移住したヤブランをエミルは大喜びで迎えた。
エミルの家族も彼女を歓迎し、今ヤブランはエミルが家族で住まう金聖宮で住み込みの侍女として働いていた。
王国で小間使いとして働いていた彼女は仕事を覚えるのも早く、すぐに掃除や洗濯などの作業を難なくこなすようになっていた。
そして……。
「ヤブラン。先生が来てるわよ。授業が始まるって」
そうヤブランに呼びかけたのは庭に出てきたプリシラだ。
ヤブランはプリシラに礼を言ってペコリと一礼し、残っていた洗濯物を手早く干すと小走りで屋内に戻っていく。
向かうはエミルの部屋だ。
エミルの部屋に勉強を教えに訪れる教師の小姓が、ヤブランにも一緒に勉強を教えてくれるのだ。
ヤブランは賢い娘だった。
それを早くから見抜いたボルドがブリジットに提言し、ヤブランにも教育の機会を与えてあげたいと言ったのだった。
そうしてヤブランは毎日、午後の3時間ほどを勉強に当てていた。
元々、知識を得ることに貪欲なヤブランは喜んで勉学に勤しんでいる。
「ふふ。エミルも一緒に勉強できる子がいてくれて嬉しいでしょうね」
そう言うとプリシラは東の空を見やる。
どこまでも続く晴天であり明日も引き続き晴れてくれそうだ。
そして明日はプリシラの14回目の誕生日だった。
彼女にとって13歳の1年間は人生を大きく変えるような激動の1年間だった。
だが、そのおかげで大きく成長できたとプリシラは自覚している。
1年前の自分と今の自分は大きく違う。
きっとこの先はもっと色々なことがあるだろう。
良いことも悪いことも。
だがプリシラは何があっても自分ならば乗り越えられると信じている。
なぜならば自分の周りには力になってくれるたくさんの仲間たちがいてくれるからだ。
「明日は皆がお祝いに来てくれる。楽しみだな」
そう言うとプリシラは美しい金髪を翻して歩き出すのだった。
この先へと続いていく未来に向かって。
【完】
**********************************
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございます。
少しでもお楽しみいたけましたら幸いです。
枕崎先生の次回作にご期待ください(笑)。
そこに存在する共和国政府の迎賓館では、銀髪の姉妹が共に3日間ほどを過ごして交流を持っていた。
クローディアとチェルシーだ。
生き別れの姉妹であった2人は和解を経て、こうして親交を深めるようになったのだ。
共和国と王国の戦いが停戦を迎えてから半年の間に、これが2度目の交流だった。
前回はクローディアが王国北部の港町に出向き、体調が回復したショーナも交えて3日間を共に過ごした。
2度目となる今回はチェルシーが共和国を訪問したのだ。
まずは首都を訪れてクローディアの夫であるイライアス大統領に挨拶を済ませたチェルシーはその後、墓地に赴いた。
ジリアンとリビーの墓前に花を手向けるためだ。
墓石の前で詫びの言葉を口にしながらチェルシーは2人の冥福を祈った。
その傍にはずっとクローディアが付いて見守っていた。
それから2人は北部の港町に戻り、そこで買い物をしたり遊覧船に乗ったりと姉妹水入らずの時間を過ごしたのだ。
当初はぎこちなかった2人だが、2人きりで過ごすうちに次第に打ち解けていった。
そして3日目になりチェルシーが王国に帰国する日を迎えると、クローディアは寂しそうな顔で言ったのだ。
「もう帰っちゃうのね。残念だわ。明日はプリシラの14歳の誕生日だから、あなたももう一泊して一緒にお祝い出来ればいいのに……」
「姉様……それ本気で言ってる? ワタシが顔を出したらせっかくのお祝いの場が凍り付くわよ。ワタシもどんな顔でプリシラに会えばいいのか分からないし」
そう言って姉の話を一蹴するチェルシーだが、それでもポツリと言った。
「誕生日おめでとうって……彼女に伝えておいて。人に聞かれないところでそっと」
チェルシーはこうしてクローディアとは会えている。
しかし彼女の夫のイライアスとも挨拶の時以外は会っておらず、さすがにヴァージルとウェンディーにはとてもではないが会えない。
かつての誘拐犯であるチェルシーの顔を見たら2人とも怖がってしまうだろう。
同じように敵として死闘を繰り広げたプリシラにおいそれと会う気にはなれないのだ。
だがそんなチェルシーも精一杯歩み寄ろうとしてくれているのだと感じ、クローディアは嬉しそうに頷く。
「ええ。伝えておくわ。きっとプリシラは……喜んでくれる。あの子は大きな心で皆を照らす太陽みたいな子だもの。必ずあなたのことも受け入れてくれるわ」
そう言って微笑むクローディアに、確かにその通りだと笑みを浮かべながらチェルシーは頷くのだった。
☆☆☆☆☆☆
「これはどうだ? 逸品だぞ」
店の奥でそう言ってジャスティーナが指差した小刀を見て、ジュードは思わずため息をついた。
共和国領ビバルデ。
共和国内をあちこち旅して回っていたジャスティーナとジュードの2人は明日に控えたプリシラの誕生日を祝うためにこの街で贈り物を選んでいた。
しかしジャスティーナが武器や防具など色気のない物ばかりを選ぶのでジュードは困り果てていたのだ。
「ジャスティーナ。プリシラは14歳の女の子だぞ。もっとあるだろう。女の子が喜びそうなお洒落な装飾品とか服とか靴とか」
そう言うジュードはすでにプリシラのために高価な装飾品をいくつか選び出していた。
ジャスティーナは面白くなさそうに鼻を鳴らす。
「フンッ。私はそういうのは詳しくないんだよ。おまえが選べ」
そう言いながらも真剣に店の棚を睨み続けるジャスティーナにジュードは苦笑しつつ、彼女の贈り物選びに助言を送るのだった。
☆☆☆☆☆☆
ダニアの都ではエステルとオリアーナ、そしてエリカとハリエットの4人が兵舎に集まり、それぞれ真剣な面持ちでプリシラへの手紙を書いていた。
明日、14歳の誕生日を迎えるプリシラに送るお祝いの手紙だ。
もちろん4人ともそれぞれプリシラへの贈り物は用意しており、その贈り物に添える手紙を書いているのだ。
王国での戦いが終わってからこの半年の間に、この4人はそれぞれ誕生日を迎えていた。
プリシラは4人それぞれに贈り物をしてお祝いの席を設けただけでなく、皆に祝福の手紙を送ったのだ。
そんな友達思いのプリシラのために、今度は4人がそれぞれ心を込めて手紙を書こうということになった。
「それにしてもネルの奴、結局一度も帰ってこないわね。プリシラの誕生日くらい帰ってきてお祝いしなさいよ」
ハリエットはそう言って唇を尖らせた。
次期女王であるプリシラの誕生日は、ダニアの者ならば誰もが知っている。
プリシラが生まれた日は国を挙げて祝福したからだ。
むくれるハリエットにエリカは嘆息する。
「ネルが他人の誕生日に興味あるわけないよ。そもそもプリシラの誕生日自体覚えていないかもしれないし。百歩譲って覚えていたとしても、ネルがプリシラのために手紙を書いている姿なんて想像できる?」
そう言うエリカに皆は声を上げて笑う。
1人足りないが、明日はこの4人で盛大にプリシラの14歳の誕生日を祝うつもりであり、皆その顔を高揚させて準備に勤しむのだった。
☆☆☆☆☆☆
「ックション! ……んあっ。誰か噂してやがるな?」
ダニアの都から遠く離れた見知らぬ土地でネルは1人そう呟くと、よく晴れた空を見上げる。
そして故郷に残してきた年下の友の顔を思い浮かべた。
「そういやそろそろプリシラの誕生日だな。14歳か。へっ。せいぜい楽しくやりな」
ネルの言葉は初夏を思わせる陽気の空に溶けていくのだった。
☆☆☆☆☆☆
春が終わり、初夏の陽気を思わせる日々が続いていた。
岩山の上に築かれたダニアの都には強い日差しが降り注いでいる。
額にじんわりと汗を浮かべながら、ココノエの少女ヤブランは洗濯物を金聖宮の庭に干していた。
王国での戦いから半年と少し。
つい1ヶ月前にこのダニアの都に移住してきたばかりのヤブランは少しずつここでの生活に慣れ始めていた。
王国では王妃ジェラルディーンのためにシャクナゲの罪を証言した。
その際、逆上したシャクナゲによりヤブラン自身のエミルの逃亡幇助の罪も暴露された。
しかしヤブランは王妃に協力した功績により投獄を免れ、ダニアの都への国外追放という処分にのみ落ち着いたのだ。
全てはジェラルディーンの取り計らいだった。
もちろん事前にヤブランが銃火器等の知識や技術を持っていないことを厳しく検証された上でのことだが。
ちなみにシャクナゲは公妾の立場を剥奪され、国家権力を私物化しようとした罪により縛り首となった。
哀れな最期だった。
一方、ダニアに移住したヤブランをエミルは大喜びで迎えた。
エミルの家族も彼女を歓迎し、今ヤブランはエミルが家族で住まう金聖宮で住み込みの侍女として働いていた。
王国で小間使いとして働いていた彼女は仕事を覚えるのも早く、すぐに掃除や洗濯などの作業を難なくこなすようになっていた。
そして……。
「ヤブラン。先生が来てるわよ。授業が始まるって」
そうヤブランに呼びかけたのは庭に出てきたプリシラだ。
ヤブランはプリシラに礼を言ってペコリと一礼し、残っていた洗濯物を手早く干すと小走りで屋内に戻っていく。
向かうはエミルの部屋だ。
エミルの部屋に勉強を教えに訪れる教師の小姓が、ヤブランにも一緒に勉強を教えてくれるのだ。
ヤブランは賢い娘だった。
それを早くから見抜いたボルドがブリジットに提言し、ヤブランにも教育の機会を与えてあげたいと言ったのだった。
そうしてヤブランは毎日、午後の3時間ほどを勉強に当てていた。
元々、知識を得ることに貪欲なヤブランは喜んで勉学に勤しんでいる。
「ふふ。エミルも一緒に勉強できる子がいてくれて嬉しいでしょうね」
そう言うとプリシラは東の空を見やる。
どこまでも続く晴天であり明日も引き続き晴れてくれそうだ。
そして明日はプリシラの14回目の誕生日だった。
彼女にとって13歳の1年間は人生を大きく変えるような激動の1年間だった。
だが、そのおかげで大きく成長できたとプリシラは自覚している。
1年前の自分と今の自分は大きく違う。
きっとこの先はもっと色々なことがあるだろう。
良いことも悪いことも。
だがプリシラは何があっても自分ならば乗り越えられると信じている。
なぜならば自分の周りには力になってくれるたくさんの仲間たちがいてくれるからだ。
「明日は皆がお祝いに来てくれる。楽しみだな」
そう言うとプリシラは美しい金髪を翻して歩き出すのだった。
この先へと続いていく未来に向かって。
【完】
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少しでもお楽しみいたけましたら幸いです。
枕崎先生の次回作にご期待ください(笑)。
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