13 / 27
リア充? No!
しおりを挟む
やべぇ。緊張するよー! どうしよう!!
鼻くそマシンガンなんでこんなに可愛いのぉ!? 弱々しい顔をして、俺の右腕に両手でむぎゅ。ってしちゃってさぁ! 今の俺、リア充じゃん!!
「……大丈夫?」
「もう少し……だけ」
俺の腕に顔を潜らせ、彼女はそう言う。
いやいやいや! 可愛すぎな!
「どっかで一旦休む?」
「うん……」
彼女も照れているのか、俺の腕から少し漏れてる耳は真っ赤になっていた。
そして、俺は休みたいと申した彼女のために二人くらい掛けれそうな黒い長椅子に座る。
「ここで一旦休もう」
「うんっ……」
とりあえず、俺はスマホであいつらに「後で合流するから。どっかいってて」と連絡を入れておく。
わぁ! 完全に二人きりだー!
どうしよう! どうしよう!!
「俺、何か飲み物買ってくるわ……」
座るに耐えなくなつた俺はベンチから立ち上がり、近くの自販機まで走って向かう。
あー! 席を立っちゃった! 次、座りにくいやつやん!
自販機にはたくさんの飲み物があり、体が楽になりそうなスポーツドリンクを買ってベンチに戻ろうとした、その時……。
「ぎざまぁぁぁあ……」
どこからか唸り声が聞こえてくる。
怖い。怖い。この状況でドッキリか何かのイベントに付き合ってる暇はねーんだよ!
そう思い走ろうとすると……。
目が手に押さえつけられる。
「!?」
「リア充……殺す」
「ひぃいいぃい」
俺は恐怖のあまり声が出てしまう。
視界を奪われた後に殺害予告とか恐怖でしかないからな!? てか、リア充に見えてたのか!!
喜びと悲しみが交差する。
そんな不思議な感覚が起きていると「やめなさい」という声と共に視界が元に戻る。
俺はその後、後ろを振り返ると豚人間が野獣のように歯ぎしりを起こし俺を睨んでいた。それを何とかアゴシャベルが押さえつけていた。
「頑張って……!」
「アゴシャベルぅ……。ありがとう!!」
俺は急いでベンチに戻った。
いやぁー、変なやつらのせいで無駄に汗をかいちゃったなー。
汗が額から零れ落ちる。
そんな汗をしっかりと拭き取ってからベンチに戻る。
「ごーめん。少し手間取って遅れた。はい、これ飲めよ」
ペットボトルを鼻くそマシンガンの上にコツンと当てる。
「ありがとう……。汗かいてるけど大丈夫?」
「俺の心配なんてしなくていいよ」
「それにしては息切れが酷いよ」
言われてみれば、確かに喉が乾いたかもしれない。
「確かに。喉は乾いたな。もう一度買ってくるよ」
俺が再び立ち上がり自販機へ向かおうとすると、服の裾がぎゅっと握られる。
「あの……さ。これ、飲んでいいよ」
「ま、ま、マジで!? 後から訴えても知らないよ?!」
「そういうのいいからさ……。んっ……」
俺の右手にペットボトルを握らせる。
こ、これを本当に飲んでいいんだよな?!
口付けキター!!
ゴクリ。
俺はそのスポーツドリンクを一口飲む。うめぇー!! 心做しか美味しく感じるー!
恥ずかしいけど美味い!!
そして、もう一口だけ貰おうと口を付けた時、俺の手からスポーツドリンクが離された。
「ごめーん! こ、このバカを抑えられなかった……」
と、謝るのは木陰からひょこっと顔を現したアゴシャベル。
そして、その前でゴクゴクとスポーツドリンクを飲み干す豚人間。
ふざけんなよ!
「あのさ……ごめん」
俺はベンチに座る鼻くそマシンガンにスポーツドリンクを取られてしまったことを謝る。
「ううん。いいの。それより早く行こっか……!」
彼女の顔は明るくなり頬に体温も戻ってきているように感じた。
「じゃあ、行こっか」
その後、俺達は付き合っていないということを証明した後、たくさんのアトラクションに乗った。だが、鼻くそマシンガンのことで頭がいっぱいだった。
そして、終了の時間になった時、俺らは別れの挨拶をし各自電車に乗った。
その帰り際に鼻くそマシンガンが俺の耳元で放った『今日は楽しかったよ……。ありがと』の言葉が脳に焼き付けられ忘れることは出来なかった。
俺は家に帰った後も嬉しい気持ちでいっぱいだった。自分で言うのもなんだけどチョロいよなぁ。
この後はこれといったイベントは無く、無事に今日から学校が始まろうとしている。
絶対にクラス昇格してやるぜ!!
鼻くそマシンガンなんでこんなに可愛いのぉ!? 弱々しい顔をして、俺の右腕に両手でむぎゅ。ってしちゃってさぁ! 今の俺、リア充じゃん!!
「……大丈夫?」
「もう少し……だけ」
俺の腕に顔を潜らせ、彼女はそう言う。
いやいやいや! 可愛すぎな!
「どっかで一旦休む?」
「うん……」
彼女も照れているのか、俺の腕から少し漏れてる耳は真っ赤になっていた。
そして、俺は休みたいと申した彼女のために二人くらい掛けれそうな黒い長椅子に座る。
「ここで一旦休もう」
「うんっ……」
とりあえず、俺はスマホであいつらに「後で合流するから。どっかいってて」と連絡を入れておく。
わぁ! 完全に二人きりだー!
どうしよう! どうしよう!!
「俺、何か飲み物買ってくるわ……」
座るに耐えなくなつた俺はベンチから立ち上がり、近くの自販機まで走って向かう。
あー! 席を立っちゃった! 次、座りにくいやつやん!
自販機にはたくさんの飲み物があり、体が楽になりそうなスポーツドリンクを買ってベンチに戻ろうとした、その時……。
「ぎざまぁぁぁあ……」
どこからか唸り声が聞こえてくる。
怖い。怖い。この状況でドッキリか何かのイベントに付き合ってる暇はねーんだよ!
そう思い走ろうとすると……。
目が手に押さえつけられる。
「!?」
「リア充……殺す」
「ひぃいいぃい」
俺は恐怖のあまり声が出てしまう。
視界を奪われた後に殺害予告とか恐怖でしかないからな!? てか、リア充に見えてたのか!!
喜びと悲しみが交差する。
そんな不思議な感覚が起きていると「やめなさい」という声と共に視界が元に戻る。
俺はその後、後ろを振り返ると豚人間が野獣のように歯ぎしりを起こし俺を睨んでいた。それを何とかアゴシャベルが押さえつけていた。
「頑張って……!」
「アゴシャベルぅ……。ありがとう!!」
俺は急いでベンチに戻った。
いやぁー、変なやつらのせいで無駄に汗をかいちゃったなー。
汗が額から零れ落ちる。
そんな汗をしっかりと拭き取ってからベンチに戻る。
「ごーめん。少し手間取って遅れた。はい、これ飲めよ」
ペットボトルを鼻くそマシンガンの上にコツンと当てる。
「ありがとう……。汗かいてるけど大丈夫?」
「俺の心配なんてしなくていいよ」
「それにしては息切れが酷いよ」
言われてみれば、確かに喉が乾いたかもしれない。
「確かに。喉は乾いたな。もう一度買ってくるよ」
俺が再び立ち上がり自販機へ向かおうとすると、服の裾がぎゅっと握られる。
「あの……さ。これ、飲んでいいよ」
「ま、ま、マジで!? 後から訴えても知らないよ?!」
「そういうのいいからさ……。んっ……」
俺の右手にペットボトルを握らせる。
こ、これを本当に飲んでいいんだよな?!
口付けキター!!
ゴクリ。
俺はそのスポーツドリンクを一口飲む。うめぇー!! 心做しか美味しく感じるー!
恥ずかしいけど美味い!!
そして、もう一口だけ貰おうと口を付けた時、俺の手からスポーツドリンクが離された。
「ごめーん! こ、このバカを抑えられなかった……」
と、謝るのは木陰からひょこっと顔を現したアゴシャベル。
そして、その前でゴクゴクとスポーツドリンクを飲み干す豚人間。
ふざけんなよ!
「あのさ……ごめん」
俺はベンチに座る鼻くそマシンガンにスポーツドリンクを取られてしまったことを謝る。
「ううん。いいの。それより早く行こっか……!」
彼女の顔は明るくなり頬に体温も戻ってきているように感じた。
「じゃあ、行こっか」
その後、俺達は付き合っていないということを証明した後、たくさんのアトラクションに乗った。だが、鼻くそマシンガンのことで頭がいっぱいだった。
そして、終了の時間になった時、俺らは別れの挨拶をし各自電車に乗った。
その帰り際に鼻くそマシンガンが俺の耳元で放った『今日は楽しかったよ……。ありがと』の言葉が脳に焼き付けられ忘れることは出来なかった。
俺は家に帰った後も嬉しい気持ちでいっぱいだった。自分で言うのもなんだけどチョロいよなぁ。
この後はこれといったイベントは無く、無事に今日から学校が始まろうとしている。
絶対にクラス昇格してやるぜ!!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
貞操逆転世界で出会い系アプリをしたら
普通
恋愛
男性は弱く、女性は強い。この世界ではそれが当たり前。性被害を受けるのは男。そんな世界に生を受けた葉山優は普通に生きてきたが、ある日前世の記憶取り戻す。そこで前世ではこんな風に男女比の偏りもなく、普通に男女が一緒に生活できたことを思い出し、もう一度女性と関わってみようと決意する。
そこで会うのにまだ抵抗がある、優は出会い系アプリを見つける。まずはここでメッセージのやり取りだけでも女性としてから会うことしようと試みるのだった。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる