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汎アールヴ社会主義共和国
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前回までのあらすじ。
《転校生》たちの首魁、緋袴イバラはこの世界を統べる女神クティスに宣戦布告した。
◆◆◆
汎アールヴ社会主義共和国。
最後の妖精種国家にして、この世界で唯一、民主主義的政体を持つ妖精種のアジールである。
「知らん」
妖精種の大統領が答えた。
「確かに華凜は妾が受粉して産んだ子じゃが、親は子の往く末に責任を持たぬし、持ってはならないのじゃ。すくなくとも民主主義国家においてはな」
黒髪をおさげに結った少女がうなずく。
「なるほど……それでは、もうひとつ。この世界では、どうして貴国以外に議会制民主主義国家が育たないのでしょう」
《文學少女》神崎ツマリが問う。
「知れたこと。人類種はそれをなしえぬからよ。……それとも、主らが旅してきた世界ではそれをなしえた人類種が存在したのかのう?」
ツマリは応えなかった。
かわりに問いに問いをかぶせる。
「あなたがたの民主主義は血よりも濃いものだと、そうおっしゃるのですね?」
「しかり。妖精種に赤い血は流れておらんがのぅ」
「あなたの娘である華凛さんは《われら》に依頼しました。その意味はご存知ですね」
「妾はな。華凛は知らんじゃろう。あの娘はついぞ政治に興味を持たなんだ」
対話は唐突に終わった。
ツマリは言いはなつ。
「『銀狼』は汎アールヴ社会主義共和国に対し、一方的に中立及び停戦を宣言します」
「ふむん?」
ツマリは理由を語らない。
語りえないのだった。
ツマリが知覚できたのは、日常的に女を殴っていそうな男が、初手から存在していなかったという事実だけである。
良かった、殴られた女はいなかったんだ。
ちょうどそのころ、《ツーブロ》渕上シンタロウがマリアに敗北した。
敗北しただろう誰かの名前を、ツマリは思いだすことができない。けれど、《文學少女》神崎ツマリは歴戦の《転校生》だった。
「《われら》は天敵からの攻撃を受けているのでしょう。おそらくはそれが理由なのでしょう」
反転した宿命。
転倒した時制。
それを操るのが《文學少女》である。
「妖精種は局外中立を宣言する。主らが民主主義に敵対しない場合、かつその場合に限り」
大統領が告げる。
「重畳ですわ」
シオリは身をひるがえし、歩み去る。
初戦で《転校生》が敗北するとは、かつてない事態であった。しかも、誰がどのように敗北したのかさえ言語化できない。
敵対者は因果論兵器または物語論兵器を保有していると推察できる。
いまや《ツーブロ》渕上シンタロウは、あらかじめ存在していないからだ。敗北したという認識だけを抱きしめて、シオリは歩み去る。
◆◆◆
アンダカーラ教団と呼ばれる組織がある。
その組織をふたりの男が訪れた。
ひとりは、メガネをかけた標準服の男。
もうひとりは、細目の似非関西弁だった。
アンダカーラ教団は定義上も法律上も宗教団体ではない。信仰するべき神々を持たないからだ。
一方でカルト組織ではあった。
アンダカーラ教団は、魔力の増強という現世利益を約束する。
この世界において、魔法とは永らく血統と才能の産物だった。戦士階級が軍事力を独占してきたのと同様、魔術師階級が魔術を独占してきた。
その均衡を崩したのは、火薬とその運用術の進歩、数理魔導学の発達である。
特に、数学的才能が魔力の多寡を決める主要因だと証明されてしまったのがおおきい。
いわゆる「青い血」の信仰が崩れ去った。
アンダカーラ教団はそこにつけこんだ。
彼らの主張は単純だ。
無限からではなく、原初の混沌から魔力を汲みだせば、誰でも魔術を遣うことができる。
これを彼らは実践した。
理論上はたしかに可能だった。
ただし、効率が悪い。
本質的に、混沌は混沌としているから混沌なのだ。なまなかな遣りくちで、そのトートロジーから抜けだすことはできない。
ふたりの男が案内されたのは、教団の地下研究所だった。
アンダカーラ教団の極秘施設だ。
白衣を着た痩せた男が両手を広げた。
「ようこそおいでくださいました。同志!」
「同志……同志ですか……」
標準服の男はメガネを高速に上下させながらつぶやく。《博士》大河原ユージンはいらだちを隠さなかった。
ユージンにとって「同志」は特別な意味を持つ言葉である。
「まあまあ、ユージン、そないイライラせんとき」
《狐目》田沼ヤスヒロはユージンのいらだちを理解してなお、それをなだめようとする。この男はこういう役回りである。
「ヤス、ごめん……」
ユージンは素直に謝った。
意気揚々と教団の研究員たちは成果を開陳する。界渡りの稀人であるふたりから知識を得て、自らの研究を加速させようと目論んでいる。自然、説明に力が入ろうというものだろう。
ユージンはもはやメガネのツルを触ることもなく、ハンズ・イン・ポケッツで立っている。
この男がそういう態度を取るとき、分析はすでに完了している。
ありていにいって、興味を喪っている。
「やはり、宗教はアヘンだねぇ。いやいや、ここは教会はと言うべきですか」
「この世界にも賢者の石はなさげやな」
史的唯物論と科学的弁証法が結晶した賢者の石。《転校生》の目的のひとつである。
ヤスは研究員の説明をさえぎり、
「説明ありがとうなぁ。ほな、そろそろビジネスの話をしようやないか。ご紹介するんは、うちんとこの新商品ですわ。あんさんらの研究に役立つ画期的な触媒でっせ」
褐色の粉がはいったガラス瓶を机に置いた。
研究員たちは色めき立った。
「これは……!」
「はいはいはい、みなさん静粛にお願いいたしますわぁ」
ヤスが声を張る。細く引き絞られた瞳の奥で、鋭い光が踊っている。
研究員のひとりが問うた。
「どのようなものか聞かせていただけますか?」
「これはな、《キューバ》の秘薬の粉末でおま。名前はハッピーパウダー、どなたさまも幸せになれまっせ」
ユージンの拳がポケットのなかで硬く握られた。掌には爪がくいこんでいる。
敗北の記憶、失敗の悔恨を握りしめている。
ケネディが暗殺されなかった世界の《合衆国》は《キューバ》に熱核攻撃を加えた。無限の防御力を持つ《転校生》であっても、核分裂反応による肉体の損傷は避けられなかった。
正確に精確に名づけるならば、その粉末はゾンビパウダーと呼ばれるべき代物である。
アフリカの土着宗教とメシア教が融合し、核戦争下および核戦争以降の人類の生残性担保のために産まれた魔薬である。
「服用するだけで、どなたさまも魔力増大、ビンビンのバキバキになりますわ」
胡散臭さしかないヤスの言葉に、研究員たちは惹きつけられている。信ずるに足る要素がないにもかかわらず、信じてしまう。
それが《狐目》の固有能力だった。
三千大千世界のどの世界においても、三億円強盗をなしとげる能力であった。
「まいどぉ、おおきに」
ヤスがほがらかに笑った。かたわらにたたずむユージンは無表情を保っていた。
こうしてアンダカーラ教団は生体兵器開発の最後の要素技術を入手したのである。
《転校生》たちの首魁、緋袴イバラはこの世界を統べる女神クティスに宣戦布告した。
◆◆◆
汎アールヴ社会主義共和国。
最後の妖精種国家にして、この世界で唯一、民主主義的政体を持つ妖精種のアジールである。
「知らん」
妖精種の大統領が答えた。
「確かに華凜は妾が受粉して産んだ子じゃが、親は子の往く末に責任を持たぬし、持ってはならないのじゃ。すくなくとも民主主義国家においてはな」
黒髪をおさげに結った少女がうなずく。
「なるほど……それでは、もうひとつ。この世界では、どうして貴国以外に議会制民主主義国家が育たないのでしょう」
《文學少女》神崎ツマリが問う。
「知れたこと。人類種はそれをなしえぬからよ。……それとも、主らが旅してきた世界ではそれをなしえた人類種が存在したのかのう?」
ツマリは応えなかった。
かわりに問いに問いをかぶせる。
「あなたがたの民主主義は血よりも濃いものだと、そうおっしゃるのですね?」
「しかり。妖精種に赤い血は流れておらんがのぅ」
「あなたの娘である華凛さんは《われら》に依頼しました。その意味はご存知ですね」
「妾はな。華凛は知らんじゃろう。あの娘はついぞ政治に興味を持たなんだ」
対話は唐突に終わった。
ツマリは言いはなつ。
「『銀狼』は汎アールヴ社会主義共和国に対し、一方的に中立及び停戦を宣言します」
「ふむん?」
ツマリは理由を語らない。
語りえないのだった。
ツマリが知覚できたのは、日常的に女を殴っていそうな男が、初手から存在していなかったという事実だけである。
良かった、殴られた女はいなかったんだ。
ちょうどそのころ、《ツーブロ》渕上シンタロウがマリアに敗北した。
敗北しただろう誰かの名前を、ツマリは思いだすことができない。けれど、《文學少女》神崎ツマリは歴戦の《転校生》だった。
「《われら》は天敵からの攻撃を受けているのでしょう。おそらくはそれが理由なのでしょう」
反転した宿命。
転倒した時制。
それを操るのが《文學少女》である。
「妖精種は局外中立を宣言する。主らが民主主義に敵対しない場合、かつその場合に限り」
大統領が告げる。
「重畳ですわ」
シオリは身をひるがえし、歩み去る。
初戦で《転校生》が敗北するとは、かつてない事態であった。しかも、誰がどのように敗北したのかさえ言語化できない。
敵対者は因果論兵器または物語論兵器を保有していると推察できる。
いまや《ツーブロ》渕上シンタロウは、あらかじめ存在していないからだ。敗北したという認識だけを抱きしめて、シオリは歩み去る。
◆◆◆
アンダカーラ教団と呼ばれる組織がある。
その組織をふたりの男が訪れた。
ひとりは、メガネをかけた標準服の男。
もうひとりは、細目の似非関西弁だった。
アンダカーラ教団は定義上も法律上も宗教団体ではない。信仰するべき神々を持たないからだ。
一方でカルト組織ではあった。
アンダカーラ教団は、魔力の増強という現世利益を約束する。
この世界において、魔法とは永らく血統と才能の産物だった。戦士階級が軍事力を独占してきたのと同様、魔術師階級が魔術を独占してきた。
その均衡を崩したのは、火薬とその運用術の進歩、数理魔導学の発達である。
特に、数学的才能が魔力の多寡を決める主要因だと証明されてしまったのがおおきい。
いわゆる「青い血」の信仰が崩れ去った。
アンダカーラ教団はそこにつけこんだ。
彼らの主張は単純だ。
無限からではなく、原初の混沌から魔力を汲みだせば、誰でも魔術を遣うことができる。
これを彼らは実践した。
理論上はたしかに可能だった。
ただし、効率が悪い。
本質的に、混沌は混沌としているから混沌なのだ。なまなかな遣りくちで、そのトートロジーから抜けだすことはできない。
ふたりの男が案内されたのは、教団の地下研究所だった。
アンダカーラ教団の極秘施設だ。
白衣を着た痩せた男が両手を広げた。
「ようこそおいでくださいました。同志!」
「同志……同志ですか……」
標準服の男はメガネを高速に上下させながらつぶやく。《博士》大河原ユージンはいらだちを隠さなかった。
ユージンにとって「同志」は特別な意味を持つ言葉である。
「まあまあ、ユージン、そないイライラせんとき」
《狐目》田沼ヤスヒロはユージンのいらだちを理解してなお、それをなだめようとする。この男はこういう役回りである。
「ヤス、ごめん……」
ユージンは素直に謝った。
意気揚々と教団の研究員たちは成果を開陳する。界渡りの稀人であるふたりから知識を得て、自らの研究を加速させようと目論んでいる。自然、説明に力が入ろうというものだろう。
ユージンはもはやメガネのツルを触ることもなく、ハンズ・イン・ポケッツで立っている。
この男がそういう態度を取るとき、分析はすでに完了している。
ありていにいって、興味を喪っている。
「やはり、宗教はアヘンだねぇ。いやいや、ここは教会はと言うべきですか」
「この世界にも賢者の石はなさげやな」
史的唯物論と科学的弁証法が結晶した賢者の石。《転校生》の目的のひとつである。
ヤスは研究員の説明をさえぎり、
「説明ありがとうなぁ。ほな、そろそろビジネスの話をしようやないか。ご紹介するんは、うちんとこの新商品ですわ。あんさんらの研究に役立つ画期的な触媒でっせ」
褐色の粉がはいったガラス瓶を机に置いた。
研究員たちは色めき立った。
「これは……!」
「はいはいはい、みなさん静粛にお願いいたしますわぁ」
ヤスが声を張る。細く引き絞られた瞳の奥で、鋭い光が踊っている。
研究員のひとりが問うた。
「どのようなものか聞かせていただけますか?」
「これはな、《キューバ》の秘薬の粉末でおま。名前はハッピーパウダー、どなたさまも幸せになれまっせ」
ユージンの拳がポケットのなかで硬く握られた。掌には爪がくいこんでいる。
敗北の記憶、失敗の悔恨を握りしめている。
ケネディが暗殺されなかった世界の《合衆国》は《キューバ》に熱核攻撃を加えた。無限の防御力を持つ《転校生》であっても、核分裂反応による肉体の損傷は避けられなかった。
正確に精確に名づけるならば、その粉末はゾンビパウダーと呼ばれるべき代物である。
アフリカの土着宗教とメシア教が融合し、核戦争下および核戦争以降の人類の生残性担保のために産まれた魔薬である。
「服用するだけで、どなたさまも魔力増大、ビンビンのバキバキになりますわ」
胡散臭さしかないヤスの言葉に、研究員たちは惹きつけられている。信ずるに足る要素がないにもかかわらず、信じてしまう。
それが《狐目》の固有能力だった。
三千大千世界のどの世界においても、三億円強盗をなしとげる能力であった。
「まいどぉ、おおきに」
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