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第二章
第18話 もう1人のチート能力者
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「マサヤ……良かった……あなたに会えて……」
そう言ってセレスが微笑むも、横になったまま起き上がりもしない。
こんな所でセレスは一体何をしているのだろう。声に力は無いし、明らかに衰弱しているように見える。
これってどう考えても……いや、女神に限ってそんな……。
「申し訳ないですが、何か食べ物を持っていませんか……お金を持っていないので、こちらの世界に来てから何も食べていないんです……」
そう言い終わると、グウ~とセレスから腹の鳴る音が聞こえてきた。
まさかとは思ったけど、やっぱり生活費が無くて路上生活をしてたのかよ。
× × ×
「ありがとうございます。わざわざ食料を調達して頂きまして……」
あの状態では話どころではなかったので、俺は近くのコンビニで買ってきたパンと牛乳をセレスに渡すと、涙交じりに礼を言ってむさぼりだした。
もはや女神らしさの欠片もない姿を見て、俺はセレスに今までの出来事への憤りよりも、憐れみを感じてしまっていた。
「このまま絶食が続いていたのなら、飢えをしのぐために女神の尊厳を投げ捨てる行為をしなければならなくなる所でした……本当にありがとうございます」
路上生活を送っている時点で女神の尊厳を十分に投げ捨てていると思うが、これ以上何をするつもりだったんだろうか。
……詳しく聞くのはやめておこう。それよりも気になることがある。
「あのさ、こっちの世界に来た理由って何? もしかして、異世界に行く予定だった俺を無理に生き返らせたせいで、元の世界を追放されたとか……」
「いいえ、あなたを生き返らせた時に、上の方から『次に来た人間は必ず異世界に転生させるように』と言われはしましたが、この世界に来た理由とは無関係です」
「じゃあ、どうしてこの世界に?」
俺がそう聞くと、セレスが顔をうつむけた。
「本来は異世界に転生させる人間に授けるべき能力を、私がマサヤを生き返らせた時に誤って渡してしまいました。その影響で世の中に混乱が生じるのを防ぐため、この世界に来たのです。今まではマサヤを見つけられずに何もできていませんでしたが、こうして会えたことでようやく役目を果たせます……」
俺に対処してくれるのは確かにありがたいけど、もしこの道を通っていなかったら、このまま会えずじまいだったのでは……。流石に言わないけど。
「そうか、そういう理由でこの世界に来てたんだ」
「はい、マサヤの対応は私がすることになりましたので」
ちょっと待った。今、聞き捨てならない言葉が聞こえたぞ。
「俺の対応はって言ったけど、もしかして他に対応しなきゃいけない人間がいるってことなんじゃ……」
「……はい。あなたを生き返らせた後に、小さい子供を助けて死んでしまったアイバタカヒロという名の若者が来たのです。彼には魔王を倒す使命を果たすために、マサヤと同じ能力を授けた上で異世界に転生して頂きました。彼こそが対応が必要なもう1人の人間です」
やっぱり、制御できないままに桁外れのパワーを出すこの能力を、他の人間にも渡してたのか、この女神は。
しかし対応が必要ってことは……。
「異世界では何があったのさ」
「はい。タカヒロは異世界に転生したての時は、能力を上手く扱えずにトラブルを起こしてしまったこともありました。しかし、それでも勇敢にも1人で旅をしてモンスターの軍勢を撃破し、功績を残していたのです」
それは勇敢だから1人旅をしているんじゃなくって、最初に起こしたトラブルのせいで誰もパーティを組んでくれなくなっただけだと思う。
しかし今の話の範囲では、マイナス面があっても、プラス面もまだあるから、迷惑だけを掛けている俺よりもマシな気がするけどな。
俺の疑問をよそに、セレスが言葉を続ける。
「ですがある日に、私がタカヒロの様子を見た時……彼は今までの活躍とは打って変わり、魔王軍の軍門に下っていたのです!!」
なんで魔王を倒す使命を受けた転生者が魔王軍に入ってるんだ!!
「タカヒロは魔王軍の尖兵として動き、人々にその力を誇示しました。その結果、戦わずして既にいくつかの国が降伏し、魔王軍の支配を受け入れたようなのです……」
セレスの言葉に俺が大爆発を起こした光景が頭をよぎる。
あんな超必殺技を撃った後でも消耗してた感じはなかったし、あの規模の攻撃を連発されたら、街なんてあっという間に壊滅するだろう。
元々いる異世界の人達の強さは分からないが、明らかにデタラメなチート能力持ちの相手とは勝負にならないのかもしれない。
それにしても……。
「一応聞くけど、制御が効かない能力のせいで迫害を受けたから、人間に憎悪を抱いて魔王軍に寝返った可能性は?」
「断じてそのようなことはありません!! 人々から遠巻きにされてはいましたが、迫害を受けてはいませんでした!! それに彼は強い心の持ち主です。上手くいかないことがあっても、くじけずに前を目指していました!!」
セレスが力説しているが、それならどうして魔王軍に入ったんだろうか。
「魔王軍に入る前と後で何か変化があったりは?」
「はい、目が虚ろとなり感情も無くなっているようでして、それに邪悪な気すら感じられました」
……目が虚ろで、感情も無くなっている?
それ明らかに普通じゃないよな。というかその状態って。
「俺の想像だけど、そのタカヒロって人は洗脳とか受けて操られてると思う」
「えっ! 操られてる!?」
俺の予想を聞いたセレスが驚愕する。
いや、それぐらいは普通思いつくって。
とはいえ、仮にもチート能力持ちに洗脳なんて簡単に効くもんなのか?
俺が考えていると、自分が送り出した人間が操られていると聞いたのがよほどショックだったのか、セレスが「強い心を持ったタカヒロがそんな……」とかブツブツ言っている。
ここまで操られるのが予想外ってことは、セレスが渡した能力で俺の知らない部分がまだあるのか?
「確認したいんだけど、セレスが渡した能力ってどんなもの?」
「はい。まずは任意で操れるものとして、剛力や俊足の発動、それから本人がイメージした現象を具現化する力などがあります」
「……なるほど、他には?」
任意で操れるという部分に物凄くツッコミを入れたくてしょうがないが、話を促す。
「ええ、強力な物理攻撃や魔法攻撃、それに毒やマヒ攻撃を受けても耐えられるように常時肉体を強靭にしています。任意発動では不意の事態に対応できませんから」
確かに意識しないと身体が頑丈にならないなら、高速で塀にぶつかった時点で俺は再び死んでいただろうし、能力を抑える練習をした時から数えれば今まで何度死んでいたか分からない。
しかし、常に身体が頑丈になっているなら、化け物の奇妙な声を聞いた時にどうして意識が朦朧として倒れそうになったんだろうか。
……そういえば。
俺はセレスから聞いていない部分があるのに気づいた。
「あのさ、肉体を強靭にしたのは分かったけど、精神の方は何かしたの?」
「え? 精神に干渉して人格を変えるような非道な真似は一切していませんよ!!」
「いや、そうじゃなくってさ。精神に何か攻撃を受けても耐えられるように精神を強化をしたのかを聞いたんだけど」
俺の問いにセレスがキョトンとした表情をする。
「いえ、精神に干渉してしまえば、その人本来の人格を歪めてしまうと思いましたので、何もしていませんが」
「せめて精神攻撃への耐性ぐらいは付けろよ!! それじゃあ何か精神攻撃を喰らったらアウトだろうがああぁぁ!!!!」
じゃあ、俺は化け物の精神攻撃を何の強化も無しに受けていたってことじゃないか!!
あの時、もの凄く危ない橋を渡っていた事実にゾッとする。
「確かに!! ああ、良かれと思ったことが、まさかこんな事態を招くなんて……」
セレスがハッと気づいた様子で頭を抱えているが、今さら過ぎる。
そう言ってセレスが微笑むも、横になったまま起き上がりもしない。
こんな所でセレスは一体何をしているのだろう。声に力は無いし、明らかに衰弱しているように見える。
これってどう考えても……いや、女神に限ってそんな……。
「申し訳ないですが、何か食べ物を持っていませんか……お金を持っていないので、こちらの世界に来てから何も食べていないんです……」
そう言い終わると、グウ~とセレスから腹の鳴る音が聞こえてきた。
まさかとは思ったけど、やっぱり生活費が無くて路上生活をしてたのかよ。
× × ×
「ありがとうございます。わざわざ食料を調達して頂きまして……」
あの状態では話どころではなかったので、俺は近くのコンビニで買ってきたパンと牛乳をセレスに渡すと、涙交じりに礼を言ってむさぼりだした。
もはや女神らしさの欠片もない姿を見て、俺はセレスに今までの出来事への憤りよりも、憐れみを感じてしまっていた。
「このまま絶食が続いていたのなら、飢えをしのぐために女神の尊厳を投げ捨てる行為をしなければならなくなる所でした……本当にありがとうございます」
路上生活を送っている時点で女神の尊厳を十分に投げ捨てていると思うが、これ以上何をするつもりだったんだろうか。
……詳しく聞くのはやめておこう。それよりも気になることがある。
「あのさ、こっちの世界に来た理由って何? もしかして、異世界に行く予定だった俺を無理に生き返らせたせいで、元の世界を追放されたとか……」
「いいえ、あなたを生き返らせた時に、上の方から『次に来た人間は必ず異世界に転生させるように』と言われはしましたが、この世界に来た理由とは無関係です」
「じゃあ、どうしてこの世界に?」
俺がそう聞くと、セレスが顔をうつむけた。
「本来は異世界に転生させる人間に授けるべき能力を、私がマサヤを生き返らせた時に誤って渡してしまいました。その影響で世の中に混乱が生じるのを防ぐため、この世界に来たのです。今まではマサヤを見つけられずに何もできていませんでしたが、こうして会えたことでようやく役目を果たせます……」
俺に対処してくれるのは確かにありがたいけど、もしこの道を通っていなかったら、このまま会えずじまいだったのでは……。流石に言わないけど。
「そうか、そういう理由でこの世界に来てたんだ」
「はい、マサヤの対応は私がすることになりましたので」
ちょっと待った。今、聞き捨てならない言葉が聞こえたぞ。
「俺の対応はって言ったけど、もしかして他に対応しなきゃいけない人間がいるってことなんじゃ……」
「……はい。あなたを生き返らせた後に、小さい子供を助けて死んでしまったアイバタカヒロという名の若者が来たのです。彼には魔王を倒す使命を果たすために、マサヤと同じ能力を授けた上で異世界に転生して頂きました。彼こそが対応が必要なもう1人の人間です」
やっぱり、制御できないままに桁外れのパワーを出すこの能力を、他の人間にも渡してたのか、この女神は。
しかし対応が必要ってことは……。
「異世界では何があったのさ」
「はい。タカヒロは異世界に転生したての時は、能力を上手く扱えずにトラブルを起こしてしまったこともありました。しかし、それでも勇敢にも1人で旅をしてモンスターの軍勢を撃破し、功績を残していたのです」
それは勇敢だから1人旅をしているんじゃなくって、最初に起こしたトラブルのせいで誰もパーティを組んでくれなくなっただけだと思う。
しかし今の話の範囲では、マイナス面があっても、プラス面もまだあるから、迷惑だけを掛けている俺よりもマシな気がするけどな。
俺の疑問をよそに、セレスが言葉を続ける。
「ですがある日に、私がタカヒロの様子を見た時……彼は今までの活躍とは打って変わり、魔王軍の軍門に下っていたのです!!」
なんで魔王を倒す使命を受けた転生者が魔王軍に入ってるんだ!!
「タカヒロは魔王軍の尖兵として動き、人々にその力を誇示しました。その結果、戦わずして既にいくつかの国が降伏し、魔王軍の支配を受け入れたようなのです……」
セレスの言葉に俺が大爆発を起こした光景が頭をよぎる。
あんな超必殺技を撃った後でも消耗してた感じはなかったし、あの規模の攻撃を連発されたら、街なんてあっという間に壊滅するだろう。
元々いる異世界の人達の強さは分からないが、明らかにデタラメなチート能力持ちの相手とは勝負にならないのかもしれない。
それにしても……。
「一応聞くけど、制御が効かない能力のせいで迫害を受けたから、人間に憎悪を抱いて魔王軍に寝返った可能性は?」
「断じてそのようなことはありません!! 人々から遠巻きにされてはいましたが、迫害を受けてはいませんでした!! それに彼は強い心の持ち主です。上手くいかないことがあっても、くじけずに前を目指していました!!」
セレスが力説しているが、それならどうして魔王軍に入ったんだろうか。
「魔王軍に入る前と後で何か変化があったりは?」
「はい、目が虚ろとなり感情も無くなっているようでして、それに邪悪な気すら感じられました」
……目が虚ろで、感情も無くなっている?
それ明らかに普通じゃないよな。というかその状態って。
「俺の想像だけど、そのタカヒロって人は洗脳とか受けて操られてると思う」
「えっ! 操られてる!?」
俺の予想を聞いたセレスが驚愕する。
いや、それぐらいは普通思いつくって。
とはいえ、仮にもチート能力持ちに洗脳なんて簡単に効くもんなのか?
俺が考えていると、自分が送り出した人間が操られていると聞いたのがよほどショックだったのか、セレスが「強い心を持ったタカヒロがそんな……」とかブツブツ言っている。
ここまで操られるのが予想外ってことは、セレスが渡した能力で俺の知らない部分がまだあるのか?
「確認したいんだけど、セレスが渡した能力ってどんなもの?」
「はい。まずは任意で操れるものとして、剛力や俊足の発動、それから本人がイメージした現象を具現化する力などがあります」
「……なるほど、他には?」
任意で操れるという部分に物凄くツッコミを入れたくてしょうがないが、話を促す。
「ええ、強力な物理攻撃や魔法攻撃、それに毒やマヒ攻撃を受けても耐えられるように常時肉体を強靭にしています。任意発動では不意の事態に対応できませんから」
確かに意識しないと身体が頑丈にならないなら、高速で塀にぶつかった時点で俺は再び死んでいただろうし、能力を抑える練習をした時から数えれば今まで何度死んでいたか分からない。
しかし、常に身体が頑丈になっているなら、化け物の奇妙な声を聞いた時にどうして意識が朦朧として倒れそうになったんだろうか。
……そういえば。
俺はセレスから聞いていない部分があるのに気づいた。
「あのさ、肉体を強靭にしたのは分かったけど、精神の方は何かしたの?」
「え? 精神に干渉して人格を変えるような非道な真似は一切していませんよ!!」
「いや、そうじゃなくってさ。精神に何か攻撃を受けても耐えられるように精神を強化をしたのかを聞いたんだけど」
俺の問いにセレスがキョトンとした表情をする。
「いえ、精神に干渉してしまえば、その人本来の人格を歪めてしまうと思いましたので、何もしていませんが」
「せめて精神攻撃への耐性ぐらいは付けろよ!! それじゃあ何か精神攻撃を喰らったらアウトだろうがああぁぁ!!!!」
じゃあ、俺は化け物の精神攻撃を何の強化も無しに受けていたってことじゃないか!!
あの時、もの凄く危ない橋を渡っていた事実にゾッとする。
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