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最終話 深く昏い森の中、垣根の向こう、ふたりきりの匣庭で
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深い深い森の奥、垣根に囲われた広い庭の奥にその屋敷はある。
二階建ての屋敷の庭には四季折々の花々が咲き誇り、おだやかな木漏れ日が差す。
その屋敷の二階にある寝室の大きな寝台で、うつくしい男が眠っていた。
「フィン」
不意に眠りから呼び覚ますように、やさしい男の声が彼を呼ぶ。
「フィン」
「…ん」
さら、とやわらかな髪を梳いた指先に、男はかすかに眉を寄せたあと、まぶたを開いてぼうっとした。
しかしすぐハッとすると飛び起きて、そばに立っていた自分を起こした相手と室内を見てほっと息を吐く。
「フィン。
また朝のお祈りしなきゃとか思っただろ」
「…はい。
根付いた習慣ってなかなか抜けないですね」
そう寝台の上に座った男──フィンが苦笑すれば、その傍らに立ったレンドーサがやさしく笑ってその髪をまた撫でた。
「朝飯出来てるぞ。
顔洗って来いよ」
「…はい」
やわらかな口調で言ったレンドーサが軽く身をかがめ、フィンの唇にキスをひとつ落とす。
フィンはそれを目を伏せて、心地よさそうに享受した。
フィンとレンドーサがこの森の奥深くにある屋敷で暮らすようになって、もう一年は経つだろうか。
あのレンドフルール家の一族が死に絶えた日から、それだけの時間が過ぎた。
フィンはあの教会からも姿を消し、公には死んだことになっている。
教会のあった街にはリュシアンが「フィンは事故に遭って亡くなった」と説明してくれただろう。
「でも、いいのか?
リュシアンさんとかには、まだ会いに行く気なら会いに行けるだろ」
朝食の席でそう言ったレンドーサに、フィンはゆるく首を左右に振る。
「私が生きているとほかの悪魔祓いや“呪憑き”の一族に知れれば大変なことになります。
リュシアンさんたちやそのご家族に累が及んではいけませんから」
ここに来る前、フィンは友人たちに最後の別れをしてきた。
もう会えないと、会わないと決めたから。
レンドフルール家は断絶したことになっている。当代の“呪憑き”であるフィンも、死んだと思われている。
それがちがうと知れれば、問題になるからだ。
“呪憑き”の一族はレンドフルール家を除いても五十近くある。
彼らは皆、悪魔の呪いから逃れる方法を知りたがっている。
だからこそ、悪魔の呪いから逃れたフィンの存在が露見すれば大変なことになるのだ。
またほかの悪魔の呪いを受ける形で呪いから逃れたことや、ほかの血族を死に追いやる形で“呪憑き”が呪いから逃れる術があると知れても問題の種になる。
またフィンの存在が知られれば、悪魔祓いは滅ぼさなければならないと考えるかもしれない。
強い力を持った悪魔と、その悪魔の呪いを望んだ男の存在を。
フィンは悪魔祓いとして仕事をしていた。だから同業者たちに広く顔を知られているし、なにしろ際立って容姿の整ったフィンは人の印象に残りやすい。
だからこそ何度もリュシアンたちに接触していたら、フィンが生きていることがバレるかもしれないし、そのせいでリュシアンたち友人やその家族に害が及ぶかもしれない。
それがわかっていたから、フィンはもう二度と友人たちには会わないと決めたのだ。
「…それに、私はずっと、自分が見送られる側だと思っていましたから。
…いざ、彼らが年老いて死んでいく様を見たら、きっと、…堪えられない気がして」
テーブルの上で手を組み合わせ、切なげに微笑んで告げたフィンにレンドーサは「そうか」とだけ返す。
フィンの痛みに寄り添うように、その手に自分の手をそっと重ねながら。
「それに、私、ここの生活は気に入ってるんです。
元々あの教会で、一人で生活していましたから、あまり変わりませんし。
時々やってくるレンくんのご友人と話すのも面白いので」
「そっか」
ここには時々、レンドーサの友人である悪魔が訪ねてくる。
以前世話になったファンティアや、ほかの悪魔たちが。
彼らはレンドーサの偏食を知っていたからそのレンドーサの好みに合う血の持ち主がいたことに驚いていたし、またレンドーサがその相手を愛したことにも驚いていたが、なんだかんだ祝福してくれた。
フィンが悪魔だとかなにも気にしなかったのも、彼らに気に入られた要因なのだろう。
「に、してもよ」
「はい?」
「あんた、その呼び方いつ直んの?」
「え」
「『レンくん』て」
「……あ」
指摘されてフィンがちいさく声を漏らし、かすかに頬を赤らめた。
「いい加減、慣れろよ。
フィン」
「…………恥ずかしいんですよ」
「いいから、呼んで」
「…………レンドーサ」
甘い声でせがまれて、フィンは恥ずかしそうに目を逸らしてからまたレンドーサを見て、かすかな声で名を呼んだ。
「やっぱり恥ずかしいんですけど、これ」
「そのうち慣れる。
なんせ、あんたはずっとオレと一緒なんだから」
当然と言った口調で、満ち足りたように微笑んだレンドーサに、フィンもうれしそうに瞳をほころばせた。
フィンのまとった白いシャツから覗く胸元には、蒼い薔薇の刻印がある。
それは、レンドーサの刻んだものだ。
フィンは厳密に言えば悪魔ではない。だが、人間の理からは外れてしまった。
レンドーサの刻んだ呪いによって。
フィンはこれから、長い歳月をレンドーサと共に生きる。
レンドーサが生き続ける限り、ずっと。
「…後悔してるか?」
「…いいえ」
レンドーサの問いかけに、フィンはゆっくり首を振って否定した。
「後悔なんてしません。
きみに会ったことも、きみの手を取ったことも、その呪いを望んだことも、なにも。
だって、私は今、紛れもなく幸福なんですから」
「…それならいい」
深い情愛を宿した瞳でレンドーサを見つめたフィンに、レンドーサはまなじりをゆるませると椅子から立ち上がってフィンの手を取った。
「だいたい、オレの超偏食知ってんだろーが。
あんたの血を知った以上、あんたの血以外飲める気しねえし、どのみちあんたが死んだらオレも死ぬっつの」
「だから甲斐甲斐しく毎日私のために料理を作ってくれるんですか?」
「そりゃそうだろ。
あんたはオレのごちそうなんだから、それくらいいくらでもしてやる」
「至れり尽くせりですね」
「あんたのためなら、安いもんだ」
レンドーサは甘いばかりの声でささやいてフィンの指先をやさしく撫でる。
レンドーサは時々買い物に街へと出かけるが、フィンはこの垣根の中からは出ない。
庭に咲いた花を世話したり、畑の野菜を収穫したりして、ゆったりと流れる時間の中で過ごしている。
これからずっと、レンドーサと共に、そんなおだやかでささやかな日々を。
「オレも悪魔だ。
死んであんたを楽になんてしてやらねえ。
オレの気が済むまで、オレのそばで生きてろ。
ずっと」
「…はい」
愛おしさを込めたようなまなざしでレンドーサを見つめれば、そのままそっと抱き寄せられた。
フィンはこれからも生き続ける。レンドーサが生きる限り、その心臓が動き続ける限りずっと。
それがたとえ永遠に等しい時間であっても。
レンドーサがフィンに刻んだ呪いは、レンドーサの心臓が止まるときに一緒に死ぬという呪い。
レンドーサが生き続ける限り、共にずっと生きるという呪いだ。
だからフィンは既に人間の理の中にはない。
その大きな胸に頬を寄せれば、とくとくと心臓の音が聞こえる。
生きている証の音だ。
この心臓が止まるまで、自分も共に生き続ける。
そのことを、ただ幸福だと思えた。
ほかに望むことなんて、なかったのだから。
「責任、取ってくださいね。
レンドーサ」
そうささやいて、レンドーサの頬に手を添える。
「私をこの世に繋ぐのは、きみなんですから。
…ずっと、そばにいてください」
「…ああ」
幸福に胸を詰まらせて、微笑んだレンドーサがフィンの後ろ頭を抱き寄せて口づける。
繋いだ手が、離れることはない。互いの心臓が止まるまで、ずっと。
それが、二人が交わした呪いなのだから。
深く昏い森の中、ひっそりとある屋敷。
おそろしい悪魔と、悪魔に呪われた男が住んでいる。
ふたりを繋ぐ呪い──それを彼らは“愛”と呼んだ。
二階建ての屋敷の庭には四季折々の花々が咲き誇り、おだやかな木漏れ日が差す。
その屋敷の二階にある寝室の大きな寝台で、うつくしい男が眠っていた。
「フィン」
不意に眠りから呼び覚ますように、やさしい男の声が彼を呼ぶ。
「フィン」
「…ん」
さら、とやわらかな髪を梳いた指先に、男はかすかに眉を寄せたあと、まぶたを開いてぼうっとした。
しかしすぐハッとすると飛び起きて、そばに立っていた自分を起こした相手と室内を見てほっと息を吐く。
「フィン。
また朝のお祈りしなきゃとか思っただろ」
「…はい。
根付いた習慣ってなかなか抜けないですね」
そう寝台の上に座った男──フィンが苦笑すれば、その傍らに立ったレンドーサがやさしく笑ってその髪をまた撫でた。
「朝飯出来てるぞ。
顔洗って来いよ」
「…はい」
やわらかな口調で言ったレンドーサが軽く身をかがめ、フィンの唇にキスをひとつ落とす。
フィンはそれを目を伏せて、心地よさそうに享受した。
フィンとレンドーサがこの森の奥深くにある屋敷で暮らすようになって、もう一年は経つだろうか。
あのレンドフルール家の一族が死に絶えた日から、それだけの時間が過ぎた。
フィンはあの教会からも姿を消し、公には死んだことになっている。
教会のあった街にはリュシアンが「フィンは事故に遭って亡くなった」と説明してくれただろう。
「でも、いいのか?
リュシアンさんとかには、まだ会いに行く気なら会いに行けるだろ」
朝食の席でそう言ったレンドーサに、フィンはゆるく首を左右に振る。
「私が生きているとほかの悪魔祓いや“呪憑き”の一族に知れれば大変なことになります。
リュシアンさんたちやそのご家族に累が及んではいけませんから」
ここに来る前、フィンは友人たちに最後の別れをしてきた。
もう会えないと、会わないと決めたから。
レンドフルール家は断絶したことになっている。当代の“呪憑き”であるフィンも、死んだと思われている。
それがちがうと知れれば、問題になるからだ。
“呪憑き”の一族はレンドフルール家を除いても五十近くある。
彼らは皆、悪魔の呪いから逃れる方法を知りたがっている。
だからこそ、悪魔の呪いから逃れたフィンの存在が露見すれば大変なことになるのだ。
またほかの悪魔の呪いを受ける形で呪いから逃れたことや、ほかの血族を死に追いやる形で“呪憑き”が呪いから逃れる術があると知れても問題の種になる。
またフィンの存在が知られれば、悪魔祓いは滅ぼさなければならないと考えるかもしれない。
強い力を持った悪魔と、その悪魔の呪いを望んだ男の存在を。
フィンは悪魔祓いとして仕事をしていた。だから同業者たちに広く顔を知られているし、なにしろ際立って容姿の整ったフィンは人の印象に残りやすい。
だからこそ何度もリュシアンたちに接触していたら、フィンが生きていることがバレるかもしれないし、そのせいでリュシアンたち友人やその家族に害が及ぶかもしれない。
それがわかっていたから、フィンはもう二度と友人たちには会わないと決めたのだ。
「…それに、私はずっと、自分が見送られる側だと思っていましたから。
…いざ、彼らが年老いて死んでいく様を見たら、きっと、…堪えられない気がして」
テーブルの上で手を組み合わせ、切なげに微笑んで告げたフィンにレンドーサは「そうか」とだけ返す。
フィンの痛みに寄り添うように、その手に自分の手をそっと重ねながら。
「それに、私、ここの生活は気に入ってるんです。
元々あの教会で、一人で生活していましたから、あまり変わりませんし。
時々やってくるレンくんのご友人と話すのも面白いので」
「そっか」
ここには時々、レンドーサの友人である悪魔が訪ねてくる。
以前世話になったファンティアや、ほかの悪魔たちが。
彼らはレンドーサの偏食を知っていたからそのレンドーサの好みに合う血の持ち主がいたことに驚いていたし、またレンドーサがその相手を愛したことにも驚いていたが、なんだかんだ祝福してくれた。
フィンが悪魔だとかなにも気にしなかったのも、彼らに気に入られた要因なのだろう。
「に、してもよ」
「はい?」
「あんた、その呼び方いつ直んの?」
「え」
「『レンくん』て」
「……あ」
指摘されてフィンがちいさく声を漏らし、かすかに頬を赤らめた。
「いい加減、慣れろよ。
フィン」
「…………恥ずかしいんですよ」
「いいから、呼んで」
「…………レンドーサ」
甘い声でせがまれて、フィンは恥ずかしそうに目を逸らしてからまたレンドーサを見て、かすかな声で名を呼んだ。
「やっぱり恥ずかしいんですけど、これ」
「そのうち慣れる。
なんせ、あんたはずっとオレと一緒なんだから」
当然と言った口調で、満ち足りたように微笑んだレンドーサに、フィンもうれしそうに瞳をほころばせた。
フィンのまとった白いシャツから覗く胸元には、蒼い薔薇の刻印がある。
それは、レンドーサの刻んだものだ。
フィンは厳密に言えば悪魔ではない。だが、人間の理からは外れてしまった。
レンドーサの刻んだ呪いによって。
フィンはこれから、長い歳月をレンドーサと共に生きる。
レンドーサが生き続ける限り、ずっと。
「…後悔してるか?」
「…いいえ」
レンドーサの問いかけに、フィンはゆっくり首を振って否定した。
「後悔なんてしません。
きみに会ったことも、きみの手を取ったことも、その呪いを望んだことも、なにも。
だって、私は今、紛れもなく幸福なんですから」
「…それならいい」
深い情愛を宿した瞳でレンドーサを見つめたフィンに、レンドーサはまなじりをゆるませると椅子から立ち上がってフィンの手を取った。
「だいたい、オレの超偏食知ってんだろーが。
あんたの血を知った以上、あんたの血以外飲める気しねえし、どのみちあんたが死んだらオレも死ぬっつの」
「だから甲斐甲斐しく毎日私のために料理を作ってくれるんですか?」
「そりゃそうだろ。
あんたはオレのごちそうなんだから、それくらいいくらでもしてやる」
「至れり尽くせりですね」
「あんたのためなら、安いもんだ」
レンドーサは甘いばかりの声でささやいてフィンの指先をやさしく撫でる。
レンドーサは時々買い物に街へと出かけるが、フィンはこの垣根の中からは出ない。
庭に咲いた花を世話したり、畑の野菜を収穫したりして、ゆったりと流れる時間の中で過ごしている。
これからずっと、レンドーサと共に、そんなおだやかでささやかな日々を。
「オレも悪魔だ。
死んであんたを楽になんてしてやらねえ。
オレの気が済むまで、オレのそばで生きてろ。
ずっと」
「…はい」
愛おしさを込めたようなまなざしでレンドーサを見つめれば、そのままそっと抱き寄せられた。
フィンはこれからも生き続ける。レンドーサが生きる限り、その心臓が動き続ける限りずっと。
それがたとえ永遠に等しい時間であっても。
レンドーサがフィンに刻んだ呪いは、レンドーサの心臓が止まるときに一緒に死ぬという呪い。
レンドーサが生き続ける限り、共にずっと生きるという呪いだ。
だからフィンは既に人間の理の中にはない。
その大きな胸に頬を寄せれば、とくとくと心臓の音が聞こえる。
生きている証の音だ。
この心臓が止まるまで、自分も共に生き続ける。
そのことを、ただ幸福だと思えた。
ほかに望むことなんて、なかったのだから。
「責任、取ってくださいね。
レンドーサ」
そうささやいて、レンドーサの頬に手を添える。
「私をこの世に繋ぐのは、きみなんですから。
…ずっと、そばにいてください」
「…ああ」
幸福に胸を詰まらせて、微笑んだレンドーサがフィンの後ろ頭を抱き寄せて口づける。
繋いだ手が、離れることはない。互いの心臓が止まるまで、ずっと。
それが、二人が交わした呪いなのだから。
深く昏い森の中、ひっそりとある屋敷。
おそろしい悪魔と、悪魔に呪われた男が住んでいる。
ふたりを繋ぐ呪い──それを彼らは“愛”と呼んだ。
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