【完結保証】超能力者学園の転入生は生徒会長を溺愛する

兔世夜美(トヨヤミ)

文字の大きさ
6 / 103
第一章 鬼様に免罪符

第五話 ここから始まり

しおりを挟む
「ほんっとに、すまん!」
 翌朝、吾妻と白倉は寮の食堂で、手を合わせて謝罪された。
 もちろん、九生に。
「ほんの出来心なんじゃ。然したる意味はなくての…あー、ごめん」
 ひたすら申し訳ないと、真剣に、しかしどこかに苦笑を混ぜて謝る九生に、白倉は腕を組んで隣の吾妻を見上げた。
「これからしばらくパシリでもなんでもやるけん、マジ許してくれ」
「…なんでパシリ」
 白倉の重苦しい言葉に、九生は自分の頭を掻いた。
「ほら、俺等Sランクやろ? 全員。
 そしたら好きなもん無料で食えるん当たり前やし、そしたら『なにか奢るけん』っちゅうんはできんじゃろ」
「…まあな」
 白倉に「どうする?」という視線で見られ、吾妻は気まずそうに目を逸らす。
 この場合、傷が重いのは告白した方の吾妻だ。本気の告白を全校に流された。
 白倉も大変だが、彼は以前の吾妻の出会い頭のプロポーズで一通り噂が広まっていることもあって、あまり被害はない。
 被害といっても、精々冷やかされるくらいだが。
「…あんたに確認していい?」
「うん? うん」
 吾妻の唾を飲み込んだ、真面目な問いと声でわかる言葉に、九生は今までの彼が嘘のような素直さで頷いた。
 自分の手を後ろで組んで自分を見上げ、じっと自分の言葉を待つ様は、普通の友人に怒られた同級生。
  今までの印象はなんだったんだ?
 特に白倉関連の。
「…一昨日と昨日、僕に言ったことは、全部僕をはめるため?」
「うん。そう。すまんの」
 九生は極めて神妙に謝った。
「白倉のこと、どう思ってる?」
「え? 仲良し幼馴染みやろ。当たり前じゃろ。お前と一緒にすんな」
 すらすらーっと出てきた言葉は、早口でもないし、視線を逸らされてもいない。
 つまり、本音。
 自分になにかと牽制していたのも、白倉に特別な感情があるとかではなく、自分を罠にかけるためだけのことで。
 事実、あの後岩永や夕に「九生って見た目詐欺言われとるくらいやしなぁ」と聞いた。
 人をおちょくるのが好きというか、悪戯大好き、らしい。多分。
 岩永も夕も「らしい。多分」をつけた。九生の本性なんかわからない、と。
 悪戯好きというとこすら詐欺かもしれないし、と。
 だから、顔面から「白倉に他意はない」というのは信じられないが、かといって今までのように本気で疑ってかかるほどとは思わない。
 自分の感覚も、そう告げている。
「…ならいい」
「お! お前さん気前いいの」
「そのかわり、もう僕で遊ぶんよして」
「そこは保証せん」
「しなよ!」
 吾妻と九生のやりとりを聞いていた白倉がくすくすと笑い出した。
「白倉?」
「ふふ。でも、なんだかんだで、馴染んでよかった」
 吾妻が問うと、白倉は笑ってそう言う。
「初めてがあんなんだから、なじめるか不安だったけど、なじめそうじゃない吾妻。
 一番難易度高いの九生だよ?」
「…あれは馴染んだんじゃなく、からかわれただけ」
「九生は人格を信用してないバカをからかったりしないぞ」
 九生がからかったってことは、少なくとも信用できる人格ってこと、と白倉は綺麗に微笑んだ。
「ま、俺も罰は受けるけん、すまんな」
「もういいよ。…あ」
「平気じゃよ。お前さんらみたく超能力使用禁止に違反したわけじゃないからの」
 ランク引き下げを心配した白倉に、九生はそう言う。
 吾妻は内心「でも自分をはめるために一回使ったけど」と思う。あれは教師にばれてないからだ。吾妻ももうばらす気はない。
「時波のヤツも、あれはお前さんを助けるためやけん、正当防衛で許可されたしな」
「そっか。よかった」
「…あんた、時波に入れ知恵したたいね?」
「うん」
 あの時、助けてくれた時波という男が、「九生」だと思った感覚はもう思い出せない。
 曖昧になってしまった。
 だから、多分、時波は九生の悪巧みに乗っただけなんだろう。
 九生に「吾妻にこう言え」と吹き込まれて。
「かなわんね」
「俺に?」
「違うよ」
 自分を指さした九生を睨んで、吾妻は白倉を見下ろした。
「あんたには、かなわない」
 真正面から褒められて、白倉は言葉を失う。
「ごめん。取り消していい?」
「え?」
「出会い頭のあれ。戦闘試験で勝ったら負けたらっていう…」
 吾妻の言葉に、白倉は呼吸すら忘れた。
「勝負にかけて済むような安いもんじゃないよ。あんた。
 僕の態度で惚れさせる。だから、…取り消させて」
「…吾妻」
「…本気で好きだから、…白倉の返事を待つよ」
 そう言って吾妻は微笑んだ。


『あんた、無敗って言われてるだろ?
 戦闘授業で、戦って、僕があんたに勝ったら、僕のモンになる』


 なかったことにしよう。
 本気で君が好きになったから、勝負で手に入れたって嬉しくない。
 キミの本気の愛が欲しいから。



「おはよう」
 九生と別れて学校に向かった際、昇降口で時波に出会った。
「おはよう」
「九生は罰当番か?」
 白倉の挨拶に頷いて、時波はそう聞いた。
「ああ、教材運び任されたとか」
「そうか」
 吾妻とは顔を合わせづらくて校門で別れた。
 白倉の複雑な心情を察したのか、時波は微かに笑う。
 安心を誘うやさしい笑みだ。
「ここでは話が出来ないな。
 図書室に行くか」
「え? 授業」
「一時間目は自習だそうだ」
 時波はそう言って、白倉を促した。



 自習の場合、図書室に行くなり、トレーニングルームに行くなり、自由だ。
 超能力のトレーニングルームが校内にあり、その中ならば違反にはならない。
 戦闘鳥籠〈バトルケイジ〉に似た構造で、使用時間は決められているが、基本休日でも自由に使える。
 図書室は何万という量の蔵書があり、毎日全国から仕入れられているため、本屋に行く必要がないほどだ。
 本好きな時波や岩永、白倉もよく来る。
 沢山並ぶテーブルの一つに腰掛けて、朝の顛末を語る白倉の話に耳を傾けていた時波は不意に苦笑した。
「どうした?」
「いや、それで? 吾妻のなにが気に入らないんだ。
 吾妻の方から過ちに気づいたならいいことだろう」
「…まだ怒ってるな時波」
「当たり前だ。人の気持ちを勝負の秤に掛けるなど神経を疑う」
 淡々と、しかし厳しい言葉で非難した時波は、複雑そうな白倉を見つめて視線を和らげた。
「それとも、変わったのは吾妻だけではないのか?」
「…間違っても好きじゃない」
「そうだな。恋愛の好きではないだろう。
 だが、以前の嫌悪感はもうないのではないか?」
「…うん」
 白倉は微かに頬を赤くして頷いた。
「…ちゃんと話してみたらいいやつっぽいし、気遣ってくれるし、…恋を軽々しく捉えてたわけじゃないみたいで…」
「嫌いじゃないと」
「うん」
 最初は、気持ちを勝負で決めるなんて、と憤慨した。
 男に告白された嫌悪もあって、吾妻を嫌った。
 でも、彼は想像以上に真摯だった。
 真面目だった。
「だから、…なんか物足りないなぁと」
「…白倉は、向上心が強いからな」
「へ?」
 時波は見透かしたように、笑った。優しくて、そして、戦闘鳥籠〈バトルケイジ〉で対戦相手に見せる表情に似ている笑み。
「Sランクは最上の証。しかし、俺達は知っている。
 Sランクへの到達は目標を失うことだ。
 Aランクまでは『Sランク』という目標がある。
 頂点に上り詰めてしまったあとというのは、空しいものだ」
「……」
「もちろん、最後まで守り通し、自分を更に高めるという目標はあるがな」
 時波の言葉に、白倉はくす、と笑う。
「その中で、お互いを尊重出来るライバルの誕生というのは、代え難い。
 吾妻は強い。
 そのうえで、お前を尊重し、しあえるならば、それはとてもいいことだ」
「…うん」
 白倉は頷いて微笑んだ。とても、綺麗に。
「俺も戦ってみたいしな」
「…時波、まさか以前、吾妻を倒すとか言ったの、純粋に戦ってみたいのもあった?」
「あらいでか」
「…そうか」
「…しかし」
 時波は腕を組んで、椅子の背もたれに背中を預けた。
 さっきまでテーブルに身を乗り出していたので、距離が少し離れる。
「九生も難儀だな」
「九生?」
「あれは吾妻で遊んだわけではないだろう」
 疑問符を浮かべる白倉を見つめて、時波は優しい口調で語る。
「あいつは俺達の中で心の関門が一番狭いだろう?
 一番節操ナシに見えるが、その実、付き合う相手を一番厳選する。
 その分、一度親しくしたヤツには優しいからな。
 …面白くなかったんだろう。吾妻が」
「…ごめん。よくわからん」
「告白されたのが俺でも同じだとは思うが、単純に最初は白倉に近づく吾妻を排除する気だったんだろう。
 あいつはお前に優しいし甘い。俺にもだな。
 だが、思った以上に吾妻が本気だったうえ、真剣だったから、ギャグにしたんじゃないのか?」
 からかったことにして。という時波の説明に白倉はやっと「ああ!」と手を打った。
「吾妻を一番認められなかったからこそ、『認めて欲しいならもう一回全校生徒の前で愛を誓え』という心づもりだったんじゃないのか?
 だから俺は協力したんだ」
「あははすっぱり言い切ったー!!」
 腕組み姿勢のまま言い放った時波に白倉は爆笑する。
「そうだな。普通ならお前がまず九生を叱っとるもんな」
「当たり前だ。そもそも実行させん」
「あははっ」
 ばしばしと机を叩いた白倉は、不意にはた、と表情を引き締めた。
「九生がそう言った?」
「言わない。一言も本心はな。そういう面倒なやつだ」
「だな…」
「ただ、持つ能力が能力なだけに、友人を大事にするヤツだと俺達は知っている。
 それから推察するには十分だ」
「…そうだな」
 九生はそういうヤツ、とまとめて、にこにこ笑って「なんか借りようかなー」と言う白倉を見遣って、時波は口の中だけで呟いた。
「…全く、厄介な相手に恋したものだ」
 と。



 その日は校外の見回りも仕事にあった。
 白倉と並んで歩く吾妻は、時折白倉から寄越される視線に、無駄に心拍数をあげてしまう。
 多分然したる話じゃないが、なにかを自分に話したがっている様子だ。
 それも、悪い話じゃない。
 間違っても告白ではない。そんな気持ちは全く感じられない。
 ただ、自分に以前より友好的だと自惚れている。だからこそ、
「吾妻なぁ」
「! うん」
「…なに? その顔」
 足を止めて、びしっと直立不動のポーズを取ってしまった吾妻に、白倉は怪訝そうな視線を向ける。
「いや、なんでも」
「そうか?」
「うん!」
「…」
 まだ、なにか考えている様子で、言い悩むような表情だ。
 なんでも気にしないのに。
「白倉、言っていいよ?」
「え?」
「なんか言いたいんでしょ?」
「…」
「言って。な?」
 まだ躊躇う彼を促した。
 構わない。なんでも言って。
 君の話なら、聞きたい。
「あのな――――」

 瞬間、悲鳴が耳を塞いだ。現実の悲鳴ではない。心の声。
 吾妻がハッとして白倉の背後を見遣ると、道路を走るトラックがこちらに向かってきていた。
 歩道に乗り上げている。運転手はいる。青ざめた顔が見える。
 九生の言葉に他意はないとわかったのに、頭に過ぎる。

『惚れたはれたの相手を助けられんとは情けないの。
 肝心なとこで後込みするんはいかんぜよ?』

 自分の力は発火能力。
 燃やしたのではガソリンに引火する。そもそもそんなことしたら運転手が死ぬ。
 思いついた方法は一つしかない。
「白倉!」
「え」
 気づいて後ろを振り返るところだった白倉を抱き込み、自分の背後に庇うと、足を踏ん張って、両手を構えた。
 息を吸い込んで、両手から炎を発現する。
 突進してきたトラックの車体を、両手で受け止めた。
「あがつ…っ!」
 衝撃で数十㎝背後に下がったが、吾妻は手を離して「ふう」と息を吐いた。
 トラックは停止している。炎上していない。運転手も無事だ。
「お前、なんて無茶っ!」
 自分に駆け寄ってきた白倉が、吾妻の両手を掴んで見た。
 火傷が両手の平にできている。
 吾妻はトラックの車体と接触する寸前に、自分の手の平とトラックの間に小さな爆発を発生させて、その衝撃で止めたのだ。
 しかし、発火能力には変わりない。自分の手がただですまなかった。
「仕方ないよ。僕の力は発火だから。
 …白倉みたいな力があったらいいけど」
「だ、けど…」
「守りたかった。それだけ」
 握られている手の平を見つめて、吾妻は嬉しそうに笑った。
 その表情に、胸が騒ぐ。
「……」
「白倉?」
 本当に、自分を好きだと言うんだ。
 本気で。
「…ちゃんと勝負しろ」
 痛々しい手を掴んだまま、言ったら泣きそうになってしまった。
「…え?」
 突拍子がなさすぎて聞き返した吾妻は間抜けだった。
 意味を理解はしたらしく、間抜けな顔をした。
 白倉は一呼吸して、声を落ち着ける。
「俺は勝負する気なんだよ、戦え」
 声が今度は掠れず、震えなかったのでホッとする。
「……白倉っ…それ」
「ただ! 俺はまだ、お前のこと好きじゃないからな!」
 手を優しく撫でる。
 見上げて、はっきり言った。
「Sランク同士の試合は一年に一回あればいい方。
 だから、それまでに、俺の気持ちを傾けられたら、…そのうえで俺に勝ったなら、いい」
「……しらくら……」
「な?」
 吾妻は耳まで真っ赤にして、白倉の手を振りほどく。
 白倉が気にする暇なく、その場にしゃがみ込んだ。
「反則だよその笑顔…」という情けない声。
「ごめん。今顔見ないで。…はずかしい」
 首筋も真っ赤だ。嫌じゃなく、正反対。
「……情けないなぁ」
 と思わず笑ったら、吾妻に、
「僕は一途だよ!」
 と、真っ赤な顔で言われてしまった。
「…そういや、お前、昨日もだけどよくわかるな」
「…へ?」
「バイクといい、なんでわかる?」
 白倉の質問に、吾妻は赤い顔のまま立ち上がると、迷ったあと、
「ほら、パンツ何色って聞いたでしょ? あ、そういう意味じゃなく!」
 白倉の視線が一瞬で険しくなったので吾妻は慌てた。
「あれはそういう意味」

『……んー、どっちでもいいよ。
 白倉がそう思うなら』

「僕、超能力が二つあるんだ。
 一つは発火能力。一つはテレパス」
「…って」
「簡単に、人の心を読む力ね」
「…………」
 わかりやすい白倉の沈黙に、吾妻はハッとして「いつも使ってないよ? 場合わきまえてるよ!? 今使ってなかったよ!?」と弁解した。
 あんまり必死だったので、白倉は噴き出す。
「わかった」
 と言ってやると吾妻はやっと安堵した。



「好き」って気持ちじゃないけど、気に入った。
 やから、まあ、考えてやる。
 少なくとも、今はそう思う。
 それが、お前への免罪符。
 お前から告げられる愛への、――――免罪符。 



 ちなみに帰寮したら、出迎えた九生に、
「ああ、そうそう。俺、例の件の処罰で一週間、週番やることになったから、一週間よろしゅうな♪」
 と言われて、吾妻は絶叫した。
 もちろん、嬉しくない悲鳴。
「失礼やのぅ。一週間だけじゃろ?」
「そんでも嫌なんやろ。独占欲強いんが普通なんかな? 吾妻は」
 九生と岩永の会話が聞こえたが、吾妻はなにも言えなかった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い

青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。 神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。 もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。 生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。 過去世と同じ轍を踏みたくない……

多分悪役令嬢ですが、うっかりヒーローを餌付けして執着されています

結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【美味しそう……? こ、これは誰にもあげませんから!】 23歳、ブラック企業で働いている社畜OLの私。この日も帰宅は深夜過ぎ。泥のように眠りに着き、目覚めれば綺羅びやかな部屋にいた。しかも私は意地悪な貴族令嬢のようで使用人たちはビクビクしている。ひょっとして私って……悪役令嬢? テンプレ通りなら、将来破滅してしまうかも! そこで、細くても長く生きるために、目立たず空気のように生きようと決めた。それなのに、ひょんな出来事からヒーロー? に執着される羽目に……。 お願いですから、私に構わないで下さい! ※ 他サイトでも投稿中

異世界転生したおっさんが普通に生きる

カジキカジキ
ファンタジー
 第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位 応援頂きありがとうございました!  異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界  主人公のゴウは異世界転生した元冒険者  引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。  知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?

男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。

カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。 今年のメインイベントは受験、 あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。 だがそんな彼は飛行機が苦手だった。 電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?! あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな? 急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。 さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?! 変なレアスキルや神具、 八百万(やおよろず)の神の加護。 レアチート盛りだくさん?! 半ばあたりシリアス 後半ざまぁ。 訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前 お腹がすいた時に食べたい食べ物など 思いついた名前とかをもじり、 なんとか、名前決めてます。     *** お名前使用してもいいよ💕っていう 心優しい方、教えて下さい🥺 悪役には使わないようにします、たぶん。 ちょっとオネェだったり、 アレ…だったりする程度です😁 すでに、使用オッケーしてくださった心優しい 皆様ありがとうございます😘 読んでくださる方や応援してくださる全てに めっちゃ感謝を込めて💕 ありがとうございます💞

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 【ご報告】 2月28日より、第五章の連載を再開いたします。毎週金・土・日の20時に更新予定です。 また、誤字脱字の修正および一部表現の見直しを行いました。ただし、記載内容の趣旨に大きな変更はございません。 引き続きよろしくお願いいたします。

異世界転移したら、神の力と無敵の天使軍団を授かったんだが。

猫正宗
ファンタジー
白羽明星は気付けば異世界転移しており、背に純白の六翼を生やした熾天使となっていた。 もともと現世に未練などなかった明星は、大喜びで異世界の大空を飛び回る。 すると遥か空の彼方、誰も到達できないほどの高度に存在する、巨大な空獣に守られた天空城にたどり着く。 主人不在らしきその城に入ると頭の中にダイレクトに声が流れてきた。 ――霊子力パターン、熾天使《セラフ》と認識。天界の座マスター登録します。……ああ、お帰りなさいルシフェル様。お戻りをお待ち申し上げておりました―― 風景が目まぐるしく移り変わる。 天空城に封じられていた七つの天国が解放されていく。 移り変わる景色こそは、 第一天 ヴィロン。 第二天 ラキア。 第三天 シャハクィム。 第四天 ゼブル。 第五天 マオン。 第六天 マコン。 それらはかつて天界を構成していた七つの天国を再現したものだ。 気付けば明星は、玉座に座っていた。 そこは天の最高位。 第七天 アラボト。 そして玉座の前には、明星に絶対の忠誠を誓う超常なる存在《七元徳の守護天使たち》が膝をついていたのだった。 ――これは異世界で神なる権能と無敵の天使軍団を手にした明星が、調子に乗ったエセ強者を相手に無双したり、のんびりスローライフを満喫したりする物語。

魔王城の清掃係ですが、ラスボスに懐かれて世界を磨くことになりました

由香
恋愛
異世界に転移したら、なぜか魔王城の清掃係に就職していました。 巨大な玉座、血のついた回廊、禍々しい装飾品の数々。 今日も黙々と床を磨いていたら―― 「お前の磨いた床は、よく眠れる」 恐怖の象徴と名高い魔王様に懐かれました。 見た目は完全にラスボス。 中身はちょっと不器用で、独占欲強めの努力型。 勇者は帰還の道を示し、魔王は隣を選べと願う。 光と闇のはざまで、選ぶのは――ただの清掃係。 戦争よりも、まず床。 征服よりも、まず対話。 これは、世界最強の存在に溺愛されながら 世界平和を“足元から”始める物語。 甘くて、少し熱くて、ちゃんと選ぶ恋。

薬師だからってポイ捨てされました~異世界の薬師なめんなよ。神様の弟子は無双する~

黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト・シルベスタは偉大な師匠(神様)の教えを終えて自領に戻ろうとした所、異世界勇者召喚に巻き込まれて、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。  ─── からの~数年後 ──── 俺が此処に来て幾日が過ぎただろう。  ここは俺が生まれ育った場所とは全く違う、環境が全然違った世界だった。 「ロブ、申し訳無いがお前、明日から来なくていいから。急な事で済まねえが、俺もちっせえパーティーの長だ。より良きパーティーの運営の為、泣く泣くお前を切らなきゃならなくなった。ただ、俺も薄情な奴じゃねぇつもりだ。今日までの給料に、迷惑料としてちと上乗せして払っておくから、穏便に頼む。断れば上乗せは無しでクビにする」  そう言われて俺に何が言えよう、これで何回目か? まぁ、薬師の扱いなどこんなものかもな。  この世界の薬師は、ただポーションを造るだけの職業。  多岐に亘った薬を作るが、僧侶とは違い瞬時に体を癒す事は出来ない。  普通は……。 異世界勇者巻き込まれ召喚から数年、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。 勇者?そんな物ロベルトには関係無い。 魔王が居ようが居まいが、世界は変わらず巡っている。 とんでもなく普通じゃないお師匠様に薬師の業を仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。 はてさて一体どうなるの? と、言う話。ここに開幕! ● ロベルトの独り言の多い作品です。ご了承お願いします。 ● 世界観はひよこの想像力全開の世界です。

処理中です...