300 / 364
第六章 ~ゲームと違ってオレのハーレムは自動生成されない~
最近のオレは頭に血が昇りやすくなってる
しおりを挟む
「あ~……っと、……呼び方はビリー、でいいか? ビリー、の分はコッチに置いとくからな?」
「……ありが、とぅ。」
ルサーがビリーに声を掛けて、近くにある小さなテーブルにカップを置いた。
それからオレの方に歩いて来て、隣の一人掛けソファに腰掛ける。
カップを傾けてコーヒーを啜るルサーの眉間にちょっとシワが寄ってて、オレはそれを宥めるように、空いてる方のルサーの手に触れた。
横目で見て来るルサーと視線を合わせながら、手を繋いでみる。
なんとなくだけど、そうしたくなったんだ。
ちょっと驚いたような顔をしたルサーはそれでも、オレの手を柔らかく握り返した。
「今朝、いきなり……王都の兵士がこちらに来ると連絡がありましてね? 一応、表向きの目的としては、地方の兵士団を視察して王都兵士団の参考とする。だったんですが。」
「うぅ……。」
全員のポジションも落ち着いた……ビリーは床だけど……のを確認して、エステードさんが淡々とした声で話し始めた。
カシュが悔しそうな表情を浮かべて唇を噛む。
……なんかちょっとヤバそうな匂いのする話だな。
まぁ、例え聞いちゃマズい話だったとしても、オレは聞かなかったフリするけどさ。
「ふぅ~む……。どう、話しましょう? カシュがこうして怒ってる原因を端的に言うと、ですね……。」
まだまだ悔しそうなカシュを見て、エステードさんは小首を傾げる。
たぶんエステードさんは、一番簡単で分かりやすくて早く終わるような説明の仕方を探してるんだろう。
さっきも思ったけどエステードさん、冷静過ぎだぞ。凄いな。
「王都から来た兵士達は、私に用事があったんですよ。私が出した被害届を取り下げるように言って来たんですが、その時の様子が随分と高圧的で。それで、カシュが…」
「それだけ…っ、で……怒ってるんじゃ、ない…からね……っ。」
……あ、ホラ。エステードさんの口から不穏な言葉が出て来た。
なんだか、嫌な予感だ……。
「した事も、酷いのにぃ……っ。ぃ…今更、なに言ってるの、って…」
「…あぁ……。もう、一年近くは前になりますかねぇ……。」
……なんで? なんでエステードさん、シミジミした顔してるんだ?
今の話の流れだと、何らかの被害に遭ったエステードさんが出した被害届を。それから一年近くも経ってから、王都の兵士がそれを取り下げるようにって、わざわざエステードさんに言いに来た。って話じゃないのか?
ソコを聞いただけでも、関係無いハズのオレですら、ちょっとイラッとしてるぞ?
そもそも……なんで被害届を取り下げなきゃならないんだ? 兵士が『被害』なんて体裁が悪い、とかか?
なんとなく予想出来るような、やっぱり分かんないようなオレ。
ビリーもどうやらオレと同じなのか、首を捻ってる。
「それ、で……?」
「すみません、それだけ聞いてもやっぱり分かりませんよねぇ。……元はと言えば、ですが。一年ぐらい前に私、王都から来た兵士達から輪姦されまして…」
「えっ…」
「ええええぇぇぇぇっっっっ?」
ビックリした! 物凄いビックリした!
驚き過ぎて、ビリーの声を掻き消すような大声が出ちゃったけど気にしてられない!
いや…っ、あの……!
お……王都の兵士って奴等、ナニ考えてるんだっ? なんでエステードさんが被害届を取り下げなきゃいけないんだっ?
「その時の被害届について取り下げるか、相手のタチ兵士を宥恕するようにと。かなり高圧的な態度で言われたものですから、私もつい言い返してしまいましたよ。……まぁ、結果としては。私一人の意地でどうこう出来る話でもなかったので……然るべく。という事になるんですがね。」
「なっ……、ん、な…」
ナンダヨ、ソレえぇっ!
ウッカリ怒鳴りそうになった。
いや、気持ちの中ではオレ、間違いなく怒鳴った。
あんまりにも怒りが湧き過ぎて、その所為で声が咽喉に引っ掛かって出て来なかっただけだ。我慢出来たワケじゃない。
この世界にタチ人口が少ないからって、やらかした犯罪を……被害者を威圧して、無かったことにしようとか。いくらなんでもオカシくないかっ?
せめて謝れよ。許して欲しいなら、まずはソレだろ。反省して、謝罪して、二度とするな。……いや、そもそも、最初っからするな、だけど。
人間だから、魔が差したりして罪を犯したりもあるだろう。その場合だって……同じだぞ。被害者を攻撃するなんて、有り得ない。
「っふ…ざける、な……タチだからって、……ナニサマだよ……。」
怒り過ぎて目眩がする。
タチが皆、こんなんだって思われたくない。……誰に、ってことじゃなくて。
ワナワナしながら、ちょっと汚い言葉を吐くオレ。
傷付いてるのはエステードさんで、オレがいくら怒りを感じたって、それをアピールするのはオレ自身の溜飲を下げる意味しかない。って、それは分かってる。
だけど止めれなかった。
「ありがとう、イグゥ君。変な話を聞かせてすみませんね。でも私は充分に言い返しましたから、大丈夫です。」
微笑んでくれるエステードさん。
今までの記憶の中にある限りじゃ、一番優しい笑顔だったのがオレは悔しかった。
カシュの気持ちが今、凄く良く分かるぞ。
「まぁ、そういう事ですから……。カシュに何かがあったんじゃないので、安心してください。……ねっ?」
エステードさんは、強張ったビリーにも優しく言う。
でもビリーは、まだオレよりは冷静っぽい。エステードさんの言葉にコックリする。
「エステード……明日、休みだったな? あー……、晩飯とか、どうだ?」
そっとお誘いを掛けるルサーの声。
努めてのんびりな感じにしてるって、オレにも分かる。
それに、気付いたら……ルサーがオレの手をぎゅうぎゅう握ってくれてた。
ルサーの掌の暖かさとかに神経を持ってって、オレは懸命に自分の怒りを抑える。
今日はビリーとカシュを誘って一緒に晩御飯を、とか思ってたけど。
エステードさんさえ良ければ…
「すみません、せっかくなんですが今日は実家に行く予定なんです。」
「あ、……あぁ、そうか、分かった。」
「えぇ。両親も在宅ですから、その……フィロウとも、ちゃんと話をする約束になってまして。……また誘ってください。」
この場で今一番、表面は穏やかなのがエステードさんだ。
だけど兵舎に帰って、一人暮らしの部屋で、どんな気持ちになるだろうって。
オレは勝手に、そんな心配してたから。
実家に行くって聞いて、余計なお世話なんだけど……オレはちょっとホッとした。
「……ありが、とぅ。」
ルサーがビリーに声を掛けて、近くにある小さなテーブルにカップを置いた。
それからオレの方に歩いて来て、隣の一人掛けソファに腰掛ける。
カップを傾けてコーヒーを啜るルサーの眉間にちょっとシワが寄ってて、オレはそれを宥めるように、空いてる方のルサーの手に触れた。
横目で見て来るルサーと視線を合わせながら、手を繋いでみる。
なんとなくだけど、そうしたくなったんだ。
ちょっと驚いたような顔をしたルサーはそれでも、オレの手を柔らかく握り返した。
「今朝、いきなり……王都の兵士がこちらに来ると連絡がありましてね? 一応、表向きの目的としては、地方の兵士団を視察して王都兵士団の参考とする。だったんですが。」
「うぅ……。」
全員のポジションも落ち着いた……ビリーは床だけど……のを確認して、エステードさんが淡々とした声で話し始めた。
カシュが悔しそうな表情を浮かべて唇を噛む。
……なんかちょっとヤバそうな匂いのする話だな。
まぁ、例え聞いちゃマズい話だったとしても、オレは聞かなかったフリするけどさ。
「ふぅ~む……。どう、話しましょう? カシュがこうして怒ってる原因を端的に言うと、ですね……。」
まだまだ悔しそうなカシュを見て、エステードさんは小首を傾げる。
たぶんエステードさんは、一番簡単で分かりやすくて早く終わるような説明の仕方を探してるんだろう。
さっきも思ったけどエステードさん、冷静過ぎだぞ。凄いな。
「王都から来た兵士達は、私に用事があったんですよ。私が出した被害届を取り下げるように言って来たんですが、その時の様子が随分と高圧的で。それで、カシュが…」
「それだけ…っ、で……怒ってるんじゃ、ない…からね……っ。」
……あ、ホラ。エステードさんの口から不穏な言葉が出て来た。
なんだか、嫌な予感だ……。
「した事も、酷いのにぃ……っ。ぃ…今更、なに言ってるの、って…」
「…あぁ……。もう、一年近くは前になりますかねぇ……。」
……なんで? なんでエステードさん、シミジミした顔してるんだ?
今の話の流れだと、何らかの被害に遭ったエステードさんが出した被害届を。それから一年近くも経ってから、王都の兵士がそれを取り下げるようにって、わざわざエステードさんに言いに来た。って話じゃないのか?
ソコを聞いただけでも、関係無いハズのオレですら、ちょっとイラッとしてるぞ?
そもそも……なんで被害届を取り下げなきゃならないんだ? 兵士が『被害』なんて体裁が悪い、とかか?
なんとなく予想出来るような、やっぱり分かんないようなオレ。
ビリーもどうやらオレと同じなのか、首を捻ってる。
「それ、で……?」
「すみません、それだけ聞いてもやっぱり分かりませんよねぇ。……元はと言えば、ですが。一年ぐらい前に私、王都から来た兵士達から輪姦されまして…」
「えっ…」
「ええええぇぇぇぇっっっっ?」
ビックリした! 物凄いビックリした!
驚き過ぎて、ビリーの声を掻き消すような大声が出ちゃったけど気にしてられない!
いや…っ、あの……!
お……王都の兵士って奴等、ナニ考えてるんだっ? なんでエステードさんが被害届を取り下げなきゃいけないんだっ?
「その時の被害届について取り下げるか、相手のタチ兵士を宥恕するようにと。かなり高圧的な態度で言われたものですから、私もつい言い返してしまいましたよ。……まぁ、結果としては。私一人の意地でどうこう出来る話でもなかったので……然るべく。という事になるんですがね。」
「なっ……、ん、な…」
ナンダヨ、ソレえぇっ!
ウッカリ怒鳴りそうになった。
いや、気持ちの中ではオレ、間違いなく怒鳴った。
あんまりにも怒りが湧き過ぎて、その所為で声が咽喉に引っ掛かって出て来なかっただけだ。我慢出来たワケじゃない。
この世界にタチ人口が少ないからって、やらかした犯罪を……被害者を威圧して、無かったことにしようとか。いくらなんでもオカシくないかっ?
せめて謝れよ。許して欲しいなら、まずはソレだろ。反省して、謝罪して、二度とするな。……いや、そもそも、最初っからするな、だけど。
人間だから、魔が差したりして罪を犯したりもあるだろう。その場合だって……同じだぞ。被害者を攻撃するなんて、有り得ない。
「っふ…ざける、な……タチだからって、……ナニサマだよ……。」
怒り過ぎて目眩がする。
タチが皆、こんなんだって思われたくない。……誰に、ってことじゃなくて。
ワナワナしながら、ちょっと汚い言葉を吐くオレ。
傷付いてるのはエステードさんで、オレがいくら怒りを感じたって、それをアピールするのはオレ自身の溜飲を下げる意味しかない。って、それは分かってる。
だけど止めれなかった。
「ありがとう、イグゥ君。変な話を聞かせてすみませんね。でも私は充分に言い返しましたから、大丈夫です。」
微笑んでくれるエステードさん。
今までの記憶の中にある限りじゃ、一番優しい笑顔だったのがオレは悔しかった。
カシュの気持ちが今、凄く良く分かるぞ。
「まぁ、そういう事ですから……。カシュに何かがあったんじゃないので、安心してください。……ねっ?」
エステードさんは、強張ったビリーにも優しく言う。
でもビリーは、まだオレよりは冷静っぽい。エステードさんの言葉にコックリする。
「エステード……明日、休みだったな? あー……、晩飯とか、どうだ?」
そっとお誘いを掛けるルサーの声。
努めてのんびりな感じにしてるって、オレにも分かる。
それに、気付いたら……ルサーがオレの手をぎゅうぎゅう握ってくれてた。
ルサーの掌の暖かさとかに神経を持ってって、オレは懸命に自分の怒りを抑える。
今日はビリーとカシュを誘って一緒に晩御飯を、とか思ってたけど。
エステードさんさえ良ければ…
「すみません、せっかくなんですが今日は実家に行く予定なんです。」
「あ、……あぁ、そうか、分かった。」
「えぇ。両親も在宅ですから、その……フィロウとも、ちゃんと話をする約束になってまして。……また誘ってください。」
この場で今一番、表面は穏やかなのがエステードさんだ。
だけど兵舎に帰って、一人暮らしの部屋で、どんな気持ちになるだろうって。
オレは勝手に、そんな心配してたから。
実家に行くって聞いて、余計なお世話なんだけど……オレはちょっとホッとした。
0
あなたにおすすめの小説
泥酔している間に愛人契約されていたんだが
暮田呉子
BL
泥酔していた夜、目を覚ましたら――【愛人契約書】にサインしていた。
黒髪の青年公爵レナード・フォン・ディアセント。
かつて嫡外子として疎まれ、戦場に送られた彼は、己の命を救った傭兵グレイを「女避けの盾」として雇う。
だが、片腕を失ったその男こそ、レナードの心を動かした唯一の存在だった。
元部下の冷徹な公爵と、酒に溺れる片腕の傭兵。
交わした契約の中で、二人の距離は少しずつ近づいていくが――。
主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。
運悪く放課後に屯してる不良たちと一緒に転移に巻き込まれた俺、到底馴染めそうにないのでソロで無双する事に決めました。~なのに何故かついて来る…
こまの ととと
BL
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』
ある日、教室中に響いた声だ。
……この言い方には語弊があった。
正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえて来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。
テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。
問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。
*当作品はカクヨム様でも掲載しております。
実は俺、悪役なんだけど周りの人達から溺愛されている件について…
彩ノ華
BL
あのぅ、、おれ一応悪役なんですけど〜??
ひょんな事からこの世界に転生したオレは、自分が悪役だと思い出した。そんな俺は…!!ヒロイン(男)と攻略対象者達の恋愛を全力で応援します!断罪されない程度に悪役としての責務を全うします_。
みんなから嫌われるはずの悪役。
そ・れ・な・の・に…
どうしてみんなから構われるの?!溺愛されるの?!
もしもーし・・・ヒロインあっちだよ?!どうぞヒロインとイチャついちゃってくださいよぉ…(泣)
そんなオレの物語が今始まる___。
ちょっとアレなやつには✾←このマークを付けておきます。読む際にお気を付けください☺️
ざこてん〜初期雑魚モンスターに転生した俺は、勇者にテイムしてもらう〜
キノア9g
BL
「俺の血を啜るとは……それほど俺を愛しているのか?」
(いえ、ただの生存戦略です!!)
【元社畜の雑魚モンスター(うさぎ)】×【勘違い独占欲勇者】
生き残るために媚びを売ったら、最強の勇者に溺愛されました。
ブラック企業で過労死した俺が転生したのは、RPGの最弱モンスター『ダーク・ラビット(黒うさぎ)』だった。
のんびり草を食んでいたある日、目の前に現れたのはゲーム最強の勇者・アレクセイ。
「経験値」として狩られる!と焦った俺は、生き残るために咄嗟の機転で彼と『従魔契約』を結ぶことに成功する。
「殺さないでくれ!」という一心で、傷口を舐めて契約しただけなのに……。
「魔物の分際で、俺にこれほど情熱的な求愛をするとは」
なぜか勇者様、俺のことを「自分に惚れ込んでいる健気な相棒」だと盛大に勘違い!?
勘違いされたまま、勇者の膝の上で可愛がられる日々。
捨てられないために必死で「有能なペット」を演じていたら、勇者の魔力を受けすぎて、なんと人間の姿に進化してしまい――!?
「もう使い魔の枠には収まらない。俺のすべてはお前のものだ」
ま、待ってください勇者様、愛が重すぎます!
元社畜の生存本能が生んだ、すれ違いと溺愛の異世界BLファンタジー!
メインキャラ達の様子がおかしい件について
白鳩 唯斗
BL
前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生した。
サポートキャラとして、攻略対象キャラたちと過ごしていたフィンレーだが・・・・・・。
どうも攻略対象キャラ達の様子がおかしい。
ヒロインが登場しても、興味を示されないのだ。
世界を救うためにも、僕としては皆さん仲良くされて欲しいのですが・・・。
どうして僕の周りにメインキャラ達が集まるんですかっ!!
主人公が老若男女問わず好かれる話です。
登場キャラは全員闇を抱えています。
精神的に重めの描写、残酷な描写などがあります。
BL作品ですが、舞台が乙女ゲームなので、女性キャラも登場します。
恋愛というよりも、執着や依存といった重めの感情を主人公が向けられる作品となっております。
イケメンチート王子に転生した俺に待ち受けていたのは予想もしない試練でした
和泉臨音
BL
文武両道、容姿端麗な大国の第二皇子に転生したヴェルダードには黒髪黒目の婚約者エルレがいる。黒髪黒目は魔王になりやすいためこの世界では要注意人物として国家で保護する存在だが、元日本人のヴェルダードからすれば黒色など気にならない。努力家で真面目なエルレを幼い頃から純粋に愛しているのだが、最近ではなぜか二人の関係に壁を感じるようになった。
そんなある日、エルレの弟レイリーからエルレの不貞を告げられる。不安を感じたヴェルダードがエルレの屋敷に赴くと、屋敷から火の手があがっており……。
* 金髪青目イケメンチート転生者皇子 × 黒髪黒目平凡の魔力チート伯爵
* 一部流血シーンがあるので苦手な方はご注意ください
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる