せっかくBLゲームに転生したのにモブだったけど前向きに生きる!

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第六章 ~ゲームと違ってオレのハーレムは自動生成されない~

俺が妻になる前日の話・3 $ルサー$

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   *   *   *






それから先の展開は予想通りだ。分かり切ってた、その通り。

息苦しくなるまで唇を重ね合わせ、長ソファに押し倒され、抱きたいと強請られ。
ゾクゾクするタチの色香を浴びせられた俺が断れるワケが無かった。
俺を抱きたくて欲情してるイグザに抵抗出来るワケが無ぇだろ。
寧ろそこまで求められて、歓喜に震えるのを抑えるだけで精一杯だった。

俺もいいトシした大人だってのに。
精々余裕ぶってみたが、イグザにどれだけ効果があったのやら。
まぁ、その場でおっ始めなかっただけマシってモンか。



あっという間にイグザの部屋に連れ込まれた。
ベッドに寝かされ、俺が自分で脱ぐよりもずっと手早く衣服を剥がれる。
シャワーを浴びたいって言ったのに、アイツ……。


「ルサーは帰って来てから浴びただろう? むしろオレがシャワー浴びてなくてゴメン。」

着てる物を乱雑に脱ぎ捨て、惜し気も無くイグザが裸を晒す。
背の高いイグザの、引き締まったエロい身体を見て息を呑むのも何度目だか。
相変わらず胸から腹、腰へと続くラインの筋肉がやたら綺麗で。今からこの身体に抱かれるのかと思ったら、それだけで身体が甘く疼いた。
地味目な顔立ちも、初めて見た時よりグッとタチらしさが出てるように感じるのは、俺がイグザに惚れてる所為ってだけじゃねぇだろう。


「……だけど待てない。」

ベッドに上がって来たイグザの匂いでクラクラする。
俺も待てなくなってるようだ。
欲しがる俺の手が無意識の内にイグザの身体を撫でてた。
張りのある筋肉がイグザの若さを表してる。

こんなに若くて、タチで、天守で、……いいオトコが、よ。


「…いつまで、イグザは俺に……ガッ付いてくれンだろうなぁ。」
「ルサーがいいなら、ずっとだ。ルサーこそ……イヤに、ならないでくれ。」
「イグザに欲しがられて、嫌になったりなんぞ、しねぇさ。」
「……ルサぁ~っ!」
「うをぉっ!」

弱気な言葉を漏らした俺は。
こういうのが『学習しない』って事だと、改めて思い知らされる事になった。




   *   *   *




イグザを煽るモンじゃねぇ。
いや、俺は煽ったツモリは無ぇんだ。
そもそも、どういうのがイグザを『煽る』のか、未だに分からん所だらけだ。

俺の顔中にキスを落としたイグザに、身体中も舐め回された。
舌を捻じ込まれたら、耳ですら気持ちいい。
強く吸い付かれるたびに、気持ち良さで身体が跳ねる。
たった数日前にも付けたばっかりだってのに、イグザがまた俺にキスマークを付けまくってンのが堪らなく幸せで……ずっとそうして居たいのに、中に欲しくて我慢出来ねぇ。


「もう、いいから…入れてくれ……。」

足を開いて誘ったのに、イグザは尻を解そうとして指を入れて来た。
そのまんま指で、中をいいだけ弄くられる。
イグザだって股間を目一杯滾らせてるクセしてよ。

あぁもうっ、まだ焦らす気か。クソ……っ!

気持ちいいのに物足りねぇ。
俺ァ違うモンが欲しいんだ。


こんなん、堪えられるワケが無ぇ。
いいトシだからとか、明日は予定があるとか、そんなモンは放り投げて強請った。
準備なんぞ要らねぇから、早く奥まで貫いて欲しかった。



「ぁ、あ゛あ゛あああぁぁぁっ! ああっ、あっ、んぁっ、あっは、ぁんんっ!」
「ゴメン、無理だった、ガッ付いちゃう、……ルサぁ~!」

腰を掴んで奥まで突き入れられ、ガツガツ抉られる。
待ち侘びた衝撃に俺は呆気なくイッた。


一発でイグザは治まらねぇ。
今日は俺もおかしかった。
余韻でビク付く腰をくねらせ、もっと欲しいって強請る有り様で。
信じられねぇぐらい短時間で復活したイグザに揺さぶられて、俺はまた達した。


それだけじゃ終わるワケもなく。
ヤラしい手付きで肌をイグザに撫でられ、言葉で強請られ、まだ俺ン中に入ってるアイツ自身にも欲情され。
全身で俺が欲しいと甘えられたら、アイツにベタ惚れな俺は断れねぇだろ。
言葉では一応、イグザを諌める事を言ってみたが……可愛くて仕方ねぇんだ。

イグザが一回り以上も年齢の離れた俺に欲情するとか。今でも夢じゃねぇかって思うぐらい、俺はコイツに嵌まってる。
何でも許しちまう。
そう思うぐらい、イグザに惚れてンだ。


「ルサー、ルサぁっ……、ルサーっ。」
「あっ、ああっ、あっ、…んふ、ぁ…いっ、……ぃぐ、ざ…あ、んんっ。」

イイ所を抉られる。
奥まった所を激しく突かれる。

どれも気持ち良くて勝手に声が出る。
だんだんと掠れて来ンのさえ心地良かった。


「く、う……、るさ…ぁ、……もっ、出る…っ。」
「んっ、イグ……っん、ああっ、イグザっ、あっ、いく、いぐ……ぁあ゛あぁっ!」

耳元でイグザの切羽詰まった声を聞いたらもう、無理だった。
もう俺の身体は制御が利かねぇ。
さっき二回イッたのが無かった事のように、俺は深く中イキして、イグザの精液をこれでもかと搾り取った。



流石のイグザも三発出したら少しは落ち着いたようだ。
中に突っ込んだまま、俺が呼吸を整えるまで大人しくジッとしてた。


「ルサー。ずっと一緒にいよう。」

聞いた瞬間、年甲斐もなく俺は泣きそうになった。
イグザはどれだけ俺の心を揺さぶる気なんだか。


「……あぁ。」

小さな声でどうにか返事した俺は、ゆっくりと目を閉じ……。




これで終わるワケが無かったんだ。
あぁ本当に、俺は、学習しねぇな。
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