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第六章 ~ゲームと違ってオレのハーレムは自動生成されない~
俺が妻になる前日の話・4 $ルサー$
しおりを挟む俺が目を閉じようとした次の瞬間には、イグザの中心は復活を果たした。
……復活すンのが早過ぎだろ。三発出してンだぞ?
この調子で続けられたら、明日、俺は絶対にヘロヘロになっちまう。
イグザが望む事なら出来るだけ叶えてやりてぇとは思うものの、制限ナシってのは、流石の俺もマズいと思ったんでな。
大事な明日に響かねぇよう、ちゃんと言って聞かせてやった。
あと一回か二回だけだぞ、と。
風呂場でヤラねぇならもう一~二回足してもいいぞ、と。
真剣な顔して悩むイグザが可愛くて、つい絆されそうになったは秘密だ。
結果的にイグザが選んだのは『ベッドで二回、風呂場で二回』だったんだが……。
ベッドでの二回で、俺はかなり体力を消耗した。
もういい加減、ちょっとぐらいは慣れてもいい頃だろうに。上の口も下の口も濃厚に可愛がられて、みっともなく喘ぐ余裕も無かった。痺れるぐらい気持ち良くて堪らなくて、危うくそのまま抱き潰される所だった。
グッタリしてる俺を、イグザが大事そうに抱え。
そのまま浴室に連行された。
ザッ、…ザザーーー。
浴室の小さな風呂イスに俺を座らせたイグザは、おもむろにシャワーを出した。
調節した湯の温度を確認して、足先の方から俺の身体に浴びせて来る。
すぐにセックスを再開するモンだと思ってたから、俺は面食らっちまった。
「……っ、ぃ…イグザ……?」
「大丈夫か、ルサー? 熱かったり冷たかったりしないか?」
「ん、……あぁ、大丈夫…だ。」
嘘だろ。まさか俺の身体を洗って、それで終わりか……?
いや、さっきの激しさと明日の事を考えれば、これで止めておくべきか。
「いっぱい汚しちゃったから一度綺麗に洗い流そっか。」
いい笑顔を浮かべたイグザが俺の腕を掴んだ。
シャワーをかけながら、腕から肩、背中へと優しい手付きで肌を撫でる。
アチコチに散らばった情欲の痕を、イグザの指で辿られただけで俺は震えた。
お互いに裸で、身体に触られて、身体が勝手に気持ち良くなろうとしてるようだ。
あぁ全く……落ち着けよ俺。
珍しくイグザの方が治まったンなら、今日はこれで休んでおくべきだ。
もう充分、気持ち良くなっただろうが。
「どうせならよ、石鹸使った方が…」
「ルサー。それはまだ、だ。」
洗うなら石鹸を使った方がいいだろうと思って手を伸ばそうとしたんだが。
俺の手はイグザに止められる。
引き寄せられた腕の内側、暖まった所為で更に赤くなった鬱血痕にイグザが顔を寄せて行くのを見ても、俺はそれに逆らえなかった。
自分で付けた痕跡を舐めるイグザの舌が熱い。
俺を見る強いイグザから視線が逸らせねぇ。
言葉を無くしちまった俺を見て、イグザが唇を吊り上げた。
楽しそうな表情に愉悦が滲んでるオトコの笑みだ。
「まだ、シてないだろう?」
「あ……。」
満足に返事も出来ねぇ俺は頷くだけだった。
寝室から出る時点では、あと二回ヤルって約束に若干怯えてたンだがなぁ。
俺が頷いたからか、イグザは本格的に俺の身体を弄り出した。
シャワーを使っちゃいるが洗浄目的じゃねぇ。
細かく吹き出す湯で俺の、胸だの脇腹だの、背中だの腰回りだの、太腿の内側だの。とにかくイヤラしい場所ばっかり重点的に浴びせて来る。
しかもシャワーをかけたすぐから、手指で同じ場所を撫でる始末だ。
「身体を洗って貰うのって、気持ちいいよな?」
「っふ、ぅ……はっ、んん……!」
「ココも気持ちいいか? 尖ってるから気を付けて洗わないと、な?」
「ぅんっ! んっ、…ん~っ!」
特に乳首辺りがしつっこかった。
シャワーヘッドが当たるかどうかの距離で刺激を続けられて、ツラくてツラくて。
俺は半泣きでイグザの身体を叩いた。
大した打撃にはならなくても、どうにかイグザの気は引けたらしい。
やり過ぎたかって表情のイグザが俺を窺うように視線を合わせて来た。
「もぅ、洗うのは充分…っ、だろぉがっ。」
「あぁゴメン、ルサー。気持ち良さそうで可愛くて、つい…」
「ぁ……遊んでるヒマぁ無ぇだろっ。いいから、もう……早く……。」
情けねぇが涙目で強請った。
こんなに我慢が利かねぇモンかって自分で呆れるぐらいだ。
生唾を飲み込んだイグザに抱き寄せられるまま、素直に縋り付いた。
やっとイグザにしがみ付けた安心感でホッとしたのも束の間。
「んんっ? ……んっ、ふぁ…っ!」
後孔に感じた刺激で思わず声が出た。
イグザの指が孔の入り口をなぞってる……らしいんだが。
「やっ、な…、なんで……?」
「オレのを入れる前に、ちゃんと解さなきゃ。」
「違う……、そう…じゃっ……。」
なんでだ?
オカシイだろ。
俺は腰を浮かせたりしてねぇ。
まだイスに座ってる状態なんだが?
「座って、ン…のに……あっ。…なん、で……、ゆび…」
「あ、それか。イスに穴とか窪みを加工したからだな。」
だから座ったままでも孔を弄れる、って事か。
言われてみりゃ確かに、椅子の見た目が少し妙だと思った気もするな。
……って、そうじゃねぇだろ。
手先の器用さを無駄な所に費やしてンじゃねぇっ。
風呂場でイスを見るたびに変な気分になるだろがっ。
恥ずかしさ半分。カッとなった俺は。
かぷっ。
「い゛っ……!」
目の前にあるイグザの、二の腕に噛み付いて溜飲を下げる事にした。
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