僕達は何処にも行けない

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 その喫煙所は道路に面した歩道から幾分離れた場所にあった。周囲を林に囲まれ、一つの街灯に照らされて灰皿のスタンドが一人でポツンと寂しく立っている。昨今の喫煙者を取り巻く事情は兎角厳しく、まるで喫煙所を林の中に隠してあるかのようだ―――というのは私の穿ちすぎだろうか。
目当ての場所をようやく見つけ、私は煙草を咥えて火を点けた。チープなデザインのそれはいつ買ったかも覚えていない、おそらくコンビニで買っであろう百円ライターだ。
どうやらオイルが切れかかっているようで、何度かヤスリを回してようやく煙草に火が灯った。残り少なった煙草の本数を数えて、ボックスの中にライターを突っ込む。そして火が付いたソレを口に咥えた。

「……ふぅ」

 そこでようやく一息つく。こうやって煙草を嗜むようになってから大分経った。朝起きるとけたたましく鳴り響くスマートフォンのアラーム機能を止めた次に眠気眼のまま煙草を手探りで探すようになって、仕事中も時折口寂しくなる。それくらいには私も喫煙者になっていた。

煙を肺に入れ、それを呼吸と共に吐き出す。白い吐息と煙が境界線も曖昧なまま放射状に延びていき、冷たい風が煙を攫って闇夜に消えていく。その様子をなんとなく視界に入れながら、私は何度か煙を肺に入れては出していく行為を繰り返した。

喫煙者の肩身が狭くなってもうしばらく経つ。私は未だに紙煙草の信奉者だが世間では電子煙草なるものが幅を利かせるようになり、煙草の値上げもあって愛煙者自体も少なくなった。そのあおりを受けたのかどうかわからないが、この喫煙所も撤去されるようだ。古ぼけた灰皿スタンドの側面には雨で滲んで読みづらくなった日付と撤去という文字が書かれている。近い将来、大よそ一月後の日付だ。

そうなったら、この場所はどうなるのだろう。日付を眺めながら、私はそんな事を思った。
小さな公園になるか、駐車場になるか―――或いは何もない場所になるのか。
考えてもそんなものはどうしようもないという事は分かっている。一般市民に過ぎない私一人が撤去を止められるほどの権力を有しているわけではないし、もっと言えばこの場所に特別な思い入れがあるわけでもない。だから喫煙所が無くなってしまっても別に構わないのだ。片隅にひっそりと在った喫煙所が一つ消える。本当に、ただそれだけの話だ。

 こんな無駄極まりない思索に耽る事が出来るのはこの喫煙所には私だけがいるからだろうか。静かな空間に車の往来がどこか遠くに聴こえる。月明りと時代に置き去りにされたような街灯だけが光源で、時折葉が散った木々の擦れあう音が耳に残る。時折吹く風がコートの隙間を縫って侵入し、身体を冷やしていく。気付けばいつの間にかもう冬だ。

こんな場所だからこそ思考は内に内にと沈んでいく。何もないという場所は自己埋没にはうってつけだ。朝の満員電車に荷物の如く詰め込まれて未だに陰鬱な気分になる軟弱者の私としては、ヒトの営みを感じさせる音や匂いが希薄なこの場所は中々居心地が良い。
ちょっと適当に外を出歩けばどこにでもありそうな場所に安らぎを感じるあたり、私も大分疲れているな、と自虐の笑みが零れた。

学生時代に戻りたいな、なんて事を最近よく思うようになった。きっと会社で出くわす理不尽が現実逃避をさせているに違いない。それにこれから高校時代の同窓会があるということも相まって学生生活が恋しくなるのだろう。
ポケットから簡素な招待状を取り出し、月に翳すように目を通す。そこには当時クラスの委員長だった藤原重吾という名前が載っていて、何故だかそれだけでおかしく感じる。
彼の声はもう随分と聞いていない。あの身体が大きくクラスの弄られキャラだった彼は、今どうしているのだろうか。自分の夢をきちんと叶えられたのだろうか。連絡なんて全然取っていなかったのに、私は今更ながらそんな事を思った。

どうでもいいことで笑いあって、どこまでも日常でありながらも刺激に満ちた学生生活にはもう戻れない。幼い頃はあれだけ大人になりたいと思っていたのに、今では無性に昔が懐かしくなる。
あの頃は良かっただなんて、まるで老人の回顧のようだ。
まだ私はそんな歳ではないどころか、世間一般で言えば二十代の若者だというのに。
これから三十、四十と齢を重ねていくと私はどうなってしまうのだろうか。
意味のない妄想はただそれだけで恐ろしくなる。
そんな中、コンクリートを叩く微かな音が耳朶を捉えた。

耳を澄ますとそれは足音のようだ。規則正しく刻む音は次第に此方に向かってくる。大きな足音ではないが、静かな場所なので私の方まで届いたのだ。
音の方向に目を向けると、黒い影が見えた。
恐らく長身の男性。顔は薄暗いせいでまだ判別できないが、おそらく待ち人が来たのだろう。シルエットに何処か見覚えがあった。
私の予想は正しかったようだ。互いに目視できるようになると相手は顔を綻ばせて足早に近づいてきた。

「よう、久しぶり」

 待ち人の生島達哉はにんまりと笑って、そう言った。

「お疲れ。今日も仕事だったんでしょ?」

 私は吸いかけの煙草を灰皿に捻じ込みながら言った。

「おう。一応部活の顧問やってるからな。偶には顔見せねえといけねんだよ」

 大学の教育学部を卒業した達哉はそのまま地元の高校の国語教師になった。なんでもサッカー部の顧問を任せられているらしく、土曜日にも関わらず声に疲れが混じっていた。
目元には薄く隈もある。あまり眠れていないのだろうか。 

「センセイは大変だ。そういえば社会人になって電話越しじゃなくて会って話すのは初めてじゃない?」
「いや本当。マジで何年ぶりだよ」
「別にウン十年、ってわけじゃないんだけどね。確かになんだか懐かしい気分になる」

 達哉の言葉に私も懐かしさを感じる。関係でいうと幼馴染という事になるがこうやって会うのは大学卒業の時以来だったりする。私は県外の企業に就職し、達哉は地元で教師生活で多忙なため、自然と疎遠になっていった。
今でも電話の遣り取りはあるが、住んでいる場所も離れ互いに社会人となった今では顔を突き合わせて会うことはそう簡単ではない。物理的にもそして精神的にも、距離はきっと遠くなった。
達哉は髪を整髪料で整え、シングルブレストのジャケットの上から無地のロングコートを羽織っていた。シンプルな服装だが、それを見事に着こなしているのは達哉の素材が良いからだろう。しばらく見ないうちに達哉は青年から男性になっていた。

「達哉、もしかして背伸びた?」

 ふと、私はそう達哉に聞いていた。

「ん?いや別に伸びてないはずだけど」
「まあそうだよね」

 成長期を終えた大学時代から背が急激に伸びた、というのは少々考えづらい。しかし達哉は私の思い出に残る姿よりもいくらか長身に見えた。それは姿勢の良さだろうか、或いは社会人として自信がついてきたのだろうか。どちらにせよ、小柄である事がコンプレックスである私にとっては羨ましい限りだ。

「っていうか此処の喫煙所で待ち合わせっていうから来たけど、なんでちょっと遠くの場所なんだよ」
「駄目だった?」
「別に駄目じゃないけど、態々ここじゃなくても会場のもっと近くに喫煙所あるぜ?」
「あ、本当? ごめん、それは知らなかった」

 成程。同窓会という事でそれなりの人数が集まる予定なのに喫煙所が閑散としているのはそれが理由のようだ。喫煙者人口が下降しているとはいえ、私以外に誰もいないのはおかしいと思っていたのだ。

「ま、それは別にいいんだけどな。どうせこっから歩いて五分もしないし。それよりお前煙草吸うんだな」

 達哉の言葉は意外そうな響きがあった。そういえば達哉は私が喫煙者である事を知らなかったかもしれない。それなりの喫煙者になった私だが、非禁煙者の前で態々煙草を吸わないといけないほどニコチンに依存しているわけでもない。これでもマナーや分別はつけているつもりだし、成人してから達哉と会った回数は両手で足りるくらいだ。思い返すと、達哉の前では吸ったことがなかったのかもしれない。

「そういえば言ったことなかったっけ?」
「初耳。吸ってるの初めて見たぞ。吸うイメージもなかったし」
「煙草吸う人のイメージってどんな感じなのさ」
「あー、なんつーか言葉で言うのは難しいんだけどな。こう、いかにも『私は煙草を吸います』って奴じゃねーだろ、お前は。見た目だけは真面目そうだし」

 確かに、と私は静かに笑った。
社会人になって、休憩時間にビル一階の喫煙室で煙草を吸っていると、先輩社員が驚いた顔で達哉と同じような事を言っていたものだった。決まって彼等は意外だ、そんなタイプには見えなかったと口々に言うのだが、喫煙に意外もなにもあったものじゃないと思う。

「まあ、達哉煙草吸わないでしょ。それぐらいは気利かすさ。マナーだよ、マナー」
「今しがた吸ってただろうが」
「だから消したでしょ。もうちょっと吸えたけど、煙が駄目な人は本当に駄目だしね」

 副流煙やら臭いやらでただでさえ喫煙者に対する目は厳しいのだ。であれば喫煙に対して相応のモラルが求められるのは当然だろう。私としては至極当然の事を言ったつもりだったが、達哉は曖昧な表情で笑った。そして無言でジャケットのポケットから四角い箱を取り出した。掌のそれを私に差し出すようにして見せた。

「俺も言ってなかったけど、実は俺も吸うようになったんだわ、煙草」

 その箱には圧迫されていたせいか少し凹んでいた。そのパッケージには私も知っている有名な煙草の銘柄が刻まれていた。コンビニで見た事がある、煙草のソフトボックスだ。

「俺もさあ、学生時代には全然吸ってなかったけど」

 煙草を取り出し、口に咥えた達哉は愚痴るようにそう溢した。私も同じ喫煙者なら遠慮はいらない。私も達哉の隣に立ち、二本目の煙草を取り出す。火を点けて、示し合わせたように二人同時に、煙を吐き出した。

「……大学時代、先輩に吸わされて思いっきり咽てさ。それから煙草なんて絶対吸わないって思ってたんだよ」

 人差し指と中指に挟まれた煙草をじっと見て、達哉は呟いた。

「賢明な判断だね」
「煙草なんて百害あって一利なしってな。でも社会人になったら意外と喫煙者が多くて。……まあ、付き合いとかで吸って気づけば今じゃ立派なニコチン中毒者だよ。体に良くないって分かってんだけどな」

 教師っていうのはストレスが溜まるんだ、とボヤく。つん、と風で流れてきた煙が私の鼻腔を刺激した。

「そういやお前、大学から吸い出したのか?それとも社会人?」
「大学。高校の時に一回吸ったこともあったけど」
「……え?マジで?」

 心底驚いたようにまじまじと達哉は私の顔を覗き込む。
高校時代、県下ではそこそこ名の知れた進学校に通っていた私の生活態度は傍目から見れば真面目なものだったから、当時の私が煙草を吸う絵を想像するのは難しいのかもしれない。それに高校時代は達哉と良くつるんでいたから、尚更驚きがあるのだろう。

「いやぁ、お前は真面目そうに見えてそうでもないしな。でもヤンキーってわけでもなかったろ。少なくとも校則とか法律を積極的に破るタイプじゃなかった」
「吸ったのは一本だけだったけどね。それも結構衝動的だったし。ほら、宇津木って覚えてる?」

 宇津木大輔。彼は私達の母校にはあまりいないタイプの人間だった。
今では連絡することもないし、話すようになったのは高校三年生の夏以降だったからそこまで親しい関係だったわけではない。だから知ったように彼の事を語るのは憚れるが、今思えば彼は不良になり切れていない不真面目な学生だったと思う。
たまに授業をサボって、退学にならない程度に校則に違反するような事をして。
私達が通っていた高校はそれなりレベルの学力はあったから、髪を金髪に染めたりピアスをしたり、そういったあからさまな不良はいなかった覚えがある。
宇津木もおそらく、上手く校風に馴染めなかった中途半端な学生だったのだろう。

「あーいたな。俺はあんまり喋ってなかったけど、お前とはなんか突然話すようになったよな」

 印象的なエピソードがあった僕と違い、達哉と宇津木の関わり合いは僕よりももっと薄い。眉間に皺を寄せて、思い出すように達哉は言った。

「そういや宇津木はこないらしいぞ。仕事が忙しいらしくてな」
「社会人だからね。予定が合わないっていうのはしょうがない。……そういえば宇津木ってなんの仕事をしてるのかな」
「委員長からの又聞きだけど、アイツは国土交通省にいるらしいぞ」

 達哉の言葉に一瞬固まる。国家公務員だ。肩書だけで見れば普通にエリートだ。高校卒業からそれなりに月日が経っているから、当時だけのイメージで彼を語るのは失礼だが、如何せん想像が出来ない。
家を出る前に覗いたアルバムの顔写真を思い出す。鋭い目付きで髪をワックスで逆立たせた男にスーツを着せてみたが、まったく似合っていない。

「人って変わるもんだね、まさか宇津木がそうなっているなんて。で、話戻るけど三年生の時、宇津木が学校で吸ってるの偶然見ちゃったんだよ、その時に一本だけ貰って。後はちゃんと二十歳から吸ってたよ」
「お前学校で吸ったのかよ。まあもう時効か。っていうか二十歳ね、……ああ、そういえば俺達もう二十代なんだよなあ。大学も卒業して、社会人もして」

 そんな当然の事を、どこか達哉はしみじみとした様子で。フィルターに近づいた煙草を灰皿でもみ消していたから、私からは達哉の表情は窺えなかった。ただ、声色は草臥れているようにも聞こえた。

「何か職場で嫌なことでもあった?」

 僕の言葉に達哉は大仰に肩を竦めた。

「そりゃあるさ、年がら年中な。糞餓鬼共は生意気だしモンスターペアレントはいるし。本当今更ながら、五十嵐先生は偉大だったって今になって思うな。……まあ、それもあるけどそうじゃなくて、もう俺達大人なんだよなぁって思ってさ」

 ごく当然の事を達哉は感慨深く言った。

「世間一般から見れば、私達も大人なんだろうね」
「ぜーんぜん大人になった気がしねえや。俺の頭ん中は中学高校で止まってて、もう成長しそうにない。もう十年もすれば無駄に歳だけ食ったみっともないオッサンが出来上がるだろうよ」

 自虐するように言った達哉は二本目の煙草に手を付けた。大分疲れが溜まっているようだ。思春期の生徒の相手を
する、というのは私が想像する以上にストレスが溜まりそうだ。

「まあ、言いたいことは分かるよ。私もあんまりそういう実感はないから」
「なんつーかまだ学生気分なんだよ。社会人経験はまだ短いからって言えばそれまでだけど、まだ俺達は大人になり切れてない。昔は、煙草吸ったり酒飲めるようになったら大人になれるって思ってたけどな」
「……そうだね、私もそんな事思ってた時期があったけどそうじゃないね」

 私が中学に進学する頃には禁煙していたが、今は亡き祖父は重度のヘビースモーカーで、幼い頃の私には縁側でぷかぷか揺れる紫煙が大人の証のように見えていた。
実際に私の兄は祖父に憧れて煙草を吸い始めた気がある。
一方の私は、本当になんとなく吸い始めた。高校時代の喫煙以外での切っ掛けはもしかしたらあったかもしれないが、少なくとも記憶に残らない程度の些細な事だ。
……実際、どうなのだろう。
右手の、すっかり短くなった煙草をじっと見つめる。こうやって堂々と煙草を吸える年齢になっても、就職して自分の食い扶持を稼いでいても、果たして大人とやらになれたのか私には分からない。
私は自分が大人になったという自覚がいまいち持てないでいた。

「なあ、そういえばアイツは今、どうしてんのかな」

 アイツという抽象的な言葉は一体誰を指すのか、理解するのに一時が必要だった。

「俺達は、まあ社会人にはなった。五十嵐先生はもう還暦だし、歌川なんか結婚するらしいぜ。委員長はきっちり神主やってるって聞くし」

 そこまでの言葉を聞いて、ようやく『アイツ』の正体に突き当たった。

「……ああ、『彼』ね。さあ、どうだろう。向こうの世界でよろしくやってるんじゃないかな。確かめようがないし、今更あんまり興味も沸かないけど」
「おいおい薄情だな、一応は十年ぐらいの仲だっただろうが」
「確かにね。でもそれも過去の事だ。割り切ったよ、流石に」

 だって、もう終わってしまったことだ。これだけ時間が過ぎれば折り合いだってつく。
とっくの昔にケジメはつけた。あの不思議な出来事をなかった事のように扱う気はないけれど、高校時代の一つの思い出として数える程度には過去の事になった。
高校時代のアルバムを見たから顔の造形がなんとなく脳裏に浮かび上がるが、それがなければきっと無理だった。達哉も大した関心があったように見えない。話の流れで言ってみた、その程度のものだろう。
……時の流れは過去を洗い流していく。いい思い出も、悪い思い出も。
気が利かない事に、悩んだ処で時間は都合良く止まってくれないから押し寄せる新しい厄介事に過去は追いやられてしまうのだ。
砂浜をさらう、さざ波のように。
どんな出来事も、いつかは過去になる。

「今更だが思うよ。果たしてあれは本当に存在した出来事なのか。もしかすると俺達の妄想じゃないかって」
「否定したい気持ちは理解できるけど、あれは間違いなく現実にあったことだよ。……本当に残念な事にね」
「マジであれってなんだったんだろうな。『悪戯だ―』って当時はムキになってたけどあれは本物っぽかったよな。……確かに、今となっちゃあ確認のしようなんてないんだけどさ。つーかお前はまだあれ持ってんの?」
「んー、多分どこかのタイミングで捨てたと思うよ。あんまり覚えてないけど」 

 高校三年生の春に起きた出来事。
時間が経過した今となれば悪い夢だったかのように思っても仕方ない。
出来の悪い冗談にしても随分と悪辣で、一時期達哉は犯人探しに躍起になっていた。
でも私は―――いや、達哉もあれが『彼』の仕業であると感づいていた。
誰かの悪戯に違いない、と疑う気持ちもあったが―――。
……いや、それは少し違うか。
かつての私はあれを、『彼』の仕業だと信じたくなかったのだろう。
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