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【アルロード視点】胸の中の黒いモヤ
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「よくない……!」
思わず口からそんな言葉が溢れていた。
よくない。嫌だ
でも。
「でも……断られてしまったんだ。僕だけは絶対にダメだって」
「まぁ、どうして? 貴方たち、放課後も休日も一緒にいるくらい仲がいいのでしょう? 断る理由はちゃんと確かめたの?」
「大好きだからこそ、絶対にダメだって」
言っていて悲しくなってきた。ルキノに絶対にダメだと言われたのが、随分と僕を臆病にしてしまったのだと気付いてしまった。
「大好きな人から結婚しようと言われて断るだなんて、意味がわからないわ」
そう言って母上が小首を傾げる。
母上は男爵家の出身ながら大恋愛の末、公爵家嫡男である父上と結婚した猛者だ。母上の価値観からすると、ルキノの考えはまさに『意味がわからない』んだろう。
「ルキノは、同情で結婚を決めるには人生は長すぎるから、考え直して欲しいって言うんだ。僕に申し訳ないって思いながら長い人生を生きるのは嫌だって」
僕の答えに、母上は目を見開いた。
「まぁ、アルロードったらまさか本当に同情で婚姻を申し込んだんじゃないでしょうね。もし同情で結婚しようなんて言ったのなら、お母様だって反対よ」
母上の眉がキリリと上がって、叱る時の表情になる。どうやら、怒らせてしまったらしい。
「そんな不誠実な人間に育てたつもりはありません。同情で結婚しようなんて思っているくらいなら、殿下にお任せするべきよ」
「そうだな、既に話は進んでいるんだ。それに、ルキノ君にとっても王族の身近に侍り御身を御守りするのはこの上ない喜びだろう」
父上の言葉に、僕はさら胸が苦しくなった。
ルキノは……ルキノも、そう思うだろうか。
「アルロード、いいか? 自分の気持ちをよく考えてみるんだ。一時の義侠心に流されず身を引くのも大切な選択肢のひとつだぞ」
「……はい」
父上の言葉は尤も過ぎて、ズシンと重く胸に響いた。
「けれどどうしてもルキノさんが好きで生涯を共にしたいというのなら、お父様もお母様も助力は惜しまないわ。その時にはお相手とよくよく話し合って、お父様のお力が必要になったらまた相談にいらっしゃい」
「……ありがとう」
よく考えてみる、と夕食もそこそこに部屋へと戻る。心配そうな家族の目線に申し訳なさを感じないでもないけれど、僕はもういっぱいいっぱいだった。
自室にたどり着いた僕は、ベッドにゴロンと転がって枕を抱きしめ丸くなった。
それにしても、まさかルキノに縁談を持ち込んだのが殿下だったなんて。
いずれはこの国最高の権力者になるお方なのだから優秀な護衛が必要だし、確かに側妃であれば護衛よりもはるかに近くに侍って殿下を守ることができるだろう。
やり甲斐があるのは間違いない。
それに殿下自身も魅力あるお方だ。
頭も良ければ顔もいい。僕ら従兄弟にはくだけた調子でからかってきたりするけれど、巷では大人の包容力とウィットに富んだ会話で令嬢たちを虜にしていると噂だ。
そんな殿下に側妃にと望まれて、嫌がる者なんているはずがない。
つまり、護衛にしろ側妃にしろ、ルキノにとって喜ばしい縁でしかない。
そう分かっているのに。
「……っ」
胸の中の黒いモヤがぐるぐると暴れて、苦しくて仕方がない。いつの間にか、嗚咽をあげて泣いていた。
……嫌だ。
ルキノが、僕ではない誰かと結婚してしまうなんて。
ふと、ベッドサイドにいつも置いてある小瓶を手にする。
いつだったか、僕が眠れていないんじゃないかとルキノが心配して渡してくれた香油の小瓶。リラックス効果があって眠る前に使うとよく眠れると笑ってくれた。
眠る前にこの小瓶を見るだけで、ルキノの優しさやあの明るい笑顔を思い出して、確かに気持ちよく眠れていた。
なのに今は、もうあの笑顔を間近で見る事ができなくなるんじゃないかという不安で、胸が押しつぶされそうだ。
ルキノが僕じゃない誰かと幸せになる事が嬉しいなんて思えない。それはもう、『推し』とかそういう気持ちとはきっと、一線を画したものなんだろう。
もう認めるしかない。
……僕は、ルキノに恋をしている。
他の誰かではなく、僕と共に、幸せであって欲しいと願っているんだ。
***
翌日の放課後。
昨日と同じように森へと向かう途中の草原で、僕はルキノに声をかけた。
「ルキノ、ちょっと話したいことがあるんだけれど……そこの木陰で少し休んでいかないか?」
「あ、はい」
ルキノは素直についてきてくれるけれど、僕の心臓はもうバクバクと激しく打っていて、体から飛び出てしまいそうだ。自分でも動きがぎくしゃくしているのが分かる。
「アルロード様、体調悪いです? もしかしてまた眠れてないのかな……」
優しいルキノは心配してくれるけれど、もちろん眠れていない。
自分の気持ちに気づいたものの、僕にはもう時間が残されていない。早くルキノに打ち明けて、殿下との結婚を思いとどまって貰えないと、僕は失恋確定でルキノとの楽しい時間も永遠に失われてしまうのだから。
今日、ルキノに自分の気持ちを正直に伝える。
それが、僕の今日のミッションだった。
「アルロード様、体調が悪いんなら今日は無理しなくても」
僕の体調が悪いと思ったらしいルキノは、木陰へと導きながら心配そうに僕の顔を覗き込んでくる。
僕を気遣う優しいエメラルドグリーンの瞳を見ると、胸がきゅう、となる。
愛しい。可愛い。
やっぱり僕は、ルキノに心を奪われているらしい。
「……違うんだ、これはその、緊張しているからで」
「緊張?」
「ルキノ、怒らないで聞いて欲しいんだけれど」
「オレがアルロード様に怒るなんてありえません」
まっすぐに見上げてくるルキノの真剣な表情に、一瞬息が止まりそうになった。
この気持ちを言ってしまったら、もうこの距離感で話せることなどなくなってしまうかもしれない。そんな恐怖がせりあがってくる。
けれど言わなければ殿下の側妃という、手の届かない存在になってしまうのだから、僕には選択肢なんて存在しないも同然だ。
「ルキノ」
名を呼んで、ルキノの両肩に手を置く。
「うわわわわ、あ、アルロード様!?」
ルキノが分かりやすくうろたえた。
その赤い顔が、手から伝わる鼓動の速さが、僕と同じ恋情であったらどんなにいいか。
「ルキノ、好きなんだ」
「へ!!???」
「縁談なんて断って、どうか僕と結婚して欲しい」
「え、いや、ちょっと待って」
思いもかけない言葉だったのだろう。ルキノが混乱から回復するのを辛抱強く待つ。
表情が目まぐるしく変わるのをこんな至近距離で見る事ができるのだって、最後かもしれないのだから、一瞬一瞬を大切にしたかった。
色んな考えがその頭を巡ったのだろう、やがてルキノがハッとしたような顔をしてまた僕を見上げた。
「アルロード様、あの、本当にオレ、大丈夫ですから。心配しないでいい……」
「そういうことじゃないんだ」
ルキノなら、きっとそう言うと思っていた。
「昨日、ルキノから縁談が決まりそうだと聞いた時、僕はものすごく悲しかった」
「え……」
「実を言うとゆうべひと晩中泣いて眠れなかった」
「泣いた!? え、アルロード様が? え、待って。ひと晩中って」
「うん、ひと晩中。こんなに感情が爆発したのは初めてで、自分でも何が起こってるのか分からなかったけれど……とにかく、ルキノが僕じゃないだれかと結婚して、会えなくなるのはどうしても無理だと思ったんだ。……言ってる意味、分かる?」
「え、えと」
またもや混乱してきたらしく、ルキノの視線がさまよって、真っ赤になったまま僕の視線から逃げようとする。
「ルキノ、僕の目を見て」
逃がすものかと思った。
思わず口からそんな言葉が溢れていた。
よくない。嫌だ
でも。
「でも……断られてしまったんだ。僕だけは絶対にダメだって」
「まぁ、どうして? 貴方たち、放課後も休日も一緒にいるくらい仲がいいのでしょう? 断る理由はちゃんと確かめたの?」
「大好きだからこそ、絶対にダメだって」
言っていて悲しくなってきた。ルキノに絶対にダメだと言われたのが、随分と僕を臆病にしてしまったのだと気付いてしまった。
「大好きな人から結婚しようと言われて断るだなんて、意味がわからないわ」
そう言って母上が小首を傾げる。
母上は男爵家の出身ながら大恋愛の末、公爵家嫡男である父上と結婚した猛者だ。母上の価値観からすると、ルキノの考えはまさに『意味がわからない』んだろう。
「ルキノは、同情で結婚を決めるには人生は長すぎるから、考え直して欲しいって言うんだ。僕に申し訳ないって思いながら長い人生を生きるのは嫌だって」
僕の答えに、母上は目を見開いた。
「まぁ、アルロードったらまさか本当に同情で婚姻を申し込んだんじゃないでしょうね。もし同情で結婚しようなんて言ったのなら、お母様だって反対よ」
母上の眉がキリリと上がって、叱る時の表情になる。どうやら、怒らせてしまったらしい。
「そんな不誠実な人間に育てたつもりはありません。同情で結婚しようなんて思っているくらいなら、殿下にお任せするべきよ」
「そうだな、既に話は進んでいるんだ。それに、ルキノ君にとっても王族の身近に侍り御身を御守りするのはこの上ない喜びだろう」
父上の言葉に、僕はさら胸が苦しくなった。
ルキノは……ルキノも、そう思うだろうか。
「アルロード、いいか? 自分の気持ちをよく考えてみるんだ。一時の義侠心に流されず身を引くのも大切な選択肢のひとつだぞ」
「……はい」
父上の言葉は尤も過ぎて、ズシンと重く胸に響いた。
「けれどどうしてもルキノさんが好きで生涯を共にしたいというのなら、お父様もお母様も助力は惜しまないわ。その時にはお相手とよくよく話し合って、お父様のお力が必要になったらまた相談にいらっしゃい」
「……ありがとう」
よく考えてみる、と夕食もそこそこに部屋へと戻る。心配そうな家族の目線に申し訳なさを感じないでもないけれど、僕はもういっぱいいっぱいだった。
自室にたどり着いた僕は、ベッドにゴロンと転がって枕を抱きしめ丸くなった。
それにしても、まさかルキノに縁談を持ち込んだのが殿下だったなんて。
いずれはこの国最高の権力者になるお方なのだから優秀な護衛が必要だし、確かに側妃であれば護衛よりもはるかに近くに侍って殿下を守ることができるだろう。
やり甲斐があるのは間違いない。
それに殿下自身も魅力あるお方だ。
頭も良ければ顔もいい。僕ら従兄弟にはくだけた調子でからかってきたりするけれど、巷では大人の包容力とウィットに富んだ会話で令嬢たちを虜にしていると噂だ。
そんな殿下に側妃にと望まれて、嫌がる者なんているはずがない。
つまり、護衛にしろ側妃にしろ、ルキノにとって喜ばしい縁でしかない。
そう分かっているのに。
「……っ」
胸の中の黒いモヤがぐるぐると暴れて、苦しくて仕方がない。いつの間にか、嗚咽をあげて泣いていた。
……嫌だ。
ルキノが、僕ではない誰かと結婚してしまうなんて。
ふと、ベッドサイドにいつも置いてある小瓶を手にする。
いつだったか、僕が眠れていないんじゃないかとルキノが心配して渡してくれた香油の小瓶。リラックス効果があって眠る前に使うとよく眠れると笑ってくれた。
眠る前にこの小瓶を見るだけで、ルキノの優しさやあの明るい笑顔を思い出して、確かに気持ちよく眠れていた。
なのに今は、もうあの笑顔を間近で見る事ができなくなるんじゃないかという不安で、胸が押しつぶされそうだ。
ルキノが僕じゃない誰かと幸せになる事が嬉しいなんて思えない。それはもう、『推し』とかそういう気持ちとはきっと、一線を画したものなんだろう。
もう認めるしかない。
……僕は、ルキノに恋をしている。
他の誰かではなく、僕と共に、幸せであって欲しいと願っているんだ。
***
翌日の放課後。
昨日と同じように森へと向かう途中の草原で、僕はルキノに声をかけた。
「ルキノ、ちょっと話したいことがあるんだけれど……そこの木陰で少し休んでいかないか?」
「あ、はい」
ルキノは素直についてきてくれるけれど、僕の心臓はもうバクバクと激しく打っていて、体から飛び出てしまいそうだ。自分でも動きがぎくしゃくしているのが分かる。
「アルロード様、体調悪いです? もしかしてまた眠れてないのかな……」
優しいルキノは心配してくれるけれど、もちろん眠れていない。
自分の気持ちに気づいたものの、僕にはもう時間が残されていない。早くルキノに打ち明けて、殿下との結婚を思いとどまって貰えないと、僕は失恋確定でルキノとの楽しい時間も永遠に失われてしまうのだから。
今日、ルキノに自分の気持ちを正直に伝える。
それが、僕の今日のミッションだった。
「アルロード様、体調が悪いんなら今日は無理しなくても」
僕の体調が悪いと思ったらしいルキノは、木陰へと導きながら心配そうに僕の顔を覗き込んでくる。
僕を気遣う優しいエメラルドグリーンの瞳を見ると、胸がきゅう、となる。
愛しい。可愛い。
やっぱり僕は、ルキノに心を奪われているらしい。
「……違うんだ、これはその、緊張しているからで」
「緊張?」
「ルキノ、怒らないで聞いて欲しいんだけれど」
「オレがアルロード様に怒るなんてありえません」
まっすぐに見上げてくるルキノの真剣な表情に、一瞬息が止まりそうになった。
この気持ちを言ってしまったら、もうこの距離感で話せることなどなくなってしまうかもしれない。そんな恐怖がせりあがってくる。
けれど言わなければ殿下の側妃という、手の届かない存在になってしまうのだから、僕には選択肢なんて存在しないも同然だ。
「ルキノ」
名を呼んで、ルキノの両肩に手を置く。
「うわわわわ、あ、アルロード様!?」
ルキノが分かりやすくうろたえた。
その赤い顔が、手から伝わる鼓動の速さが、僕と同じ恋情であったらどんなにいいか。
「ルキノ、好きなんだ」
「へ!!???」
「縁談なんて断って、どうか僕と結婚して欲しい」
「え、いや、ちょっと待って」
思いもかけない言葉だったのだろう。ルキノが混乱から回復するのを辛抱強く待つ。
表情が目まぐるしく変わるのをこんな至近距離で見る事ができるのだって、最後かもしれないのだから、一瞬一瞬を大切にしたかった。
色んな考えがその頭を巡ったのだろう、やがてルキノがハッとしたような顔をしてまた僕を見上げた。
「アルロード様、あの、本当にオレ、大丈夫ですから。心配しないでいい……」
「そういうことじゃないんだ」
ルキノなら、きっとそう言うと思っていた。
「昨日、ルキノから縁談が決まりそうだと聞いた時、僕はものすごく悲しかった」
「え……」
「実を言うとゆうべひと晩中泣いて眠れなかった」
「泣いた!? え、アルロード様が? え、待って。ひと晩中って」
「うん、ひと晩中。こんなに感情が爆発したのは初めてで、自分でも何が起こってるのか分からなかったけれど……とにかく、ルキノが僕じゃないだれかと結婚して、会えなくなるのはどうしても無理だと思ったんだ。……言ってる意味、分かる?」
「え、えと」
またもや混乱してきたらしく、ルキノの視線がさまよって、真っ赤になったまま僕の視線から逃げようとする。
「ルキノ、僕の目を見て」
逃がすものかと思った。
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