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第一章 ~始まりの章~
〈40〉科学の学習というか復習そして、超合金ロボで遊んだり
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母さんの影響もあって、工業デザインの道に行きたいと、そういう学部のある大学の進学先を選んだ俺は、いろいろな素材にも興味がある。小学生の校外学習で地域の科学館に行って、鉱物標本を見た時は大興奮!でも、石が並んでいるのを張り付いて眺めてたら、何故か分からないけど、クラスのやつらに変に見られちゃってさ、それでもその後に何度か母さんに強請って連れて行ってもらったり、中学以降は一人で見に行ったりしていた。
そんな思い出を薄ら思い出す今日この頃。
俺は同級生の護衛二人を従えた、この国の第三皇子のセイラード殿下と一緒に座っている、カフェのテーブルの前で、高校の化学の教科書を出す。
「それはシュンスケのお国の本ですか?」
「本当だな、字が読めぬ」
「ええ、俺が二年前に読んでたものです」
「字は読めないが、お前二年前は四才だろう?それにしては文字が細かすぎないか?」
「まあ、そうですね」
殿下に突っ込まれたけど無視。
「僕が二年前は八才か。まだ常用漢字を半分覚えたぐらいですよ」
ラスが言うけど、八才で常用漢字半分で十分ですよ!
母さんは断捨離が趣味とか言ってて、大学の進路が確定したとたん俺の高校二までの教科書全部も「もう、授業に要らないんでしょ?」とか言いながら部屋から持っていっちゃったけど、ウエストポーチに放り込んだんだね。
殿下は相変わらず火属性魔法のレポートを作っている。殿下は五属性全部あるんだけど、火が好きなんだってさ。最近はちょっと風属性を混ぜるようになったけどね。
使い込んでた教科書を出したのは、元素の周期表をこちらの文字に書き出そうと思ったんだよね。一応覚えているんだけど、ちゃんと確認しながら。定規も要るね、表を描くには。
先日、地下の図書館で、錬金術の本を読んでいた。基本から応用、発展まで。
錬金術は俺の場合はもともとのスキルにあったんだけど使い方が分からなくて。でも、緑色ちゃんの土属性魔法をダウンロードされたときに、ぴぴぴっと使い方が分かったんだ。
まずは、基本だよね。でも、関係ない物質はさらっと書く。書かないと空欄が気になっちゃうからね。
周期表は埋めたから、あとは、化合物と、地球には無い素材だよね。
魔石はこっちに書くものかな・・・
“緑色ちゃん居てる?”
“なあに?”
緑色ちゃんは比較的クールな女の子。可愛いのに大人っぽいギャップをお持ちで。
“ほかに金属あるよね、何だっけ”
“どれどれ うーん”
俺の書いている表の上を手を組んで歩いてます。
“ごうきんがたりないわ”
“うん、たぶん”
真鍮とかステンレスとかは書き出してある。割合も。
“すぅぱぁあろいとか”
“スーパーアロイ?ああ、超合金ね”
“まてつ、みすりる、あだまんたいと、ひひいろかね、おりはるこん”
“魔力を合成した金属だね”
“うん、ひりつはそれぞれ・・・・”
「すごいよ、緑色ちゃん。」
念話に戻る。
“スーパーアロイのゴーレムってどう?”
“うーん、いーらんくのまものや、ひとあいてにはかてる”
“Eランクって、弱い方だよね”
“よわっちぃ”
“でもあるんだよねーちっちゃいのが”
母さんのポーチに。いつも思うけどなんで?
俺、これで遊んだことないんだけど。母さんのコレクション?
こういうジャンルのオタクではないと思ってたんだけど、
テーブルに昭和時代の超合金と、最近まで何十年もやってるロボットアニメの超合金を一つずつ出す。どっちも、現代では子供の玩具にはすごく良いお値段。それも調べてみております。身長は二十センチしかないのに!
「お、シュンスケなんだそれは?」
「ゴーレムですね」
ブリドが良いように言ってくれるのは少し恥ずかしいけど。
「まあ、玩具ですよ。男の子向けの人形というか。俺も実は初めて見ました。
関節とかちゃんと・・動きますね。」
玩具だからきっと関節は樹脂でできてるんだろうな。自分で作るときは、医療の人口関節の図解とかネットにあったし、研究してみるのもいいよね。何しろ、時間はたっぷりありますし俺の寿命的に。
“おうじ、あたしそれにのりたい~”
“黄色ちゃん?コックピットはないし、あってもこのコックピットはフェイクだし”
“だいじょぶ、だいじょぶ~”
っていつものハイテンションで、昭和の方の超合金ロボの上で黄色ちゃんが潜っていくように消える。
でも、これが勝てるのは虫ぐらい?
カタン、カタン、カタン
「おお、うごきだしましたよ!」ラスが興奮したようにロボを見る。
“きゃー、たのしー”
「まだ、なんか動きがぎこちないな」
筆入れやカトラリーなどでテーブルの端にちょっとした土手をつくり、サッカーボールの模様の銀紙で巻かれたチョコレートを置いてみる。
“これを足で転がしてみよう”
“よーし、えい!はずれた、もういっかい”
コロツーコロコロ
「おお、なかなか」
「だんだん慣れてきたね」
“皆がほめてるよ!”
“よーし、しゅーと!”
なぜシュートって単語を知ってるのさ。
シュートされたチョコは俺の胸ポケットに吸い込まれていったー。じゃない。
“ごーるはふせいだぜ”
ポケットに入ってしまう前に赤色くんに取られてしまった。
“しょっく・・・”
がっくりポーズの黄色ちゃんの入ったロボット
“おほほほ!” ペチペチ
緑色ちゃんはもう一体の超合金ロボを動かして手を叩いております。
クールだけどはしゃぐのは一緒。
「わはは、傑作だ。おもしろい」
ブリドにも受けている。
“むーわらうな”
黄色ちゃんの声は殿下達には聞こえてません。
「これって、いつもの精霊ちゃんがうごかしたんだろ?」
「そうです」
「初めて動かしたにしては上手だったね」ラスが感想を言ってくれる。
“上手だったって”
“そう?えへへー”
「上手って言われて照れてますな」ブリドもロボットの動きで分かってしまう。
「ほんと、武骨なデザインなのにかわいいね」
「かわいいだって良かったな」
“黄色ちゃん本人は滅茶苦茶可愛いけどね”
“そう?うふふふ”
超合金ロボから飛び出ていつものようにはしゃいでる。
「お、もう、精霊ちゃんは抜けちゃいましたか」
ロボはうつ伏せで放置されて、もうピクリともしない。
その横でもう直接サッカーボールチョコを転がしている精霊たち
“どりぶるどりぶる”
“かっとするぜ”
“あーこらー”
いつも思うけど癒されるなー。
「私は相変わらず精霊たちは見えないけど、楽しそうにしているのは分かってきたな」
皇子もそのうち見えたらいいな。
「そうですな、平和でいいです」
ブリドの言葉にみんなで頷く。
「そうだ、私はいいものを持って来たんだった」
皇子も腰に小さめの魔法のカバンを付けている。
そこに普通に入りそうなポチ袋みたいな小さな紙袋を出すと、ティーセットのカップをどけてソーサーに中身を入れる。
カラカラカラ
あ、金平糖。きれいじゃん。
「たまには私から、どうぞ」
“わーきれい!せいらーど ありがと っていって!おうじ”
“これも、あまーい”
「殿下にありがとうって言ってますよ」
「そうか。よかった」
いつの間にか数人増えた精霊ちゃんが手に手に金平糖をもって飛ぶ。
温室じゃないのに最近すごいよね。でもさ、
三人には、金平糖だけが浮いている状態を見ているってことなんだろうな。
今日も平和で良き。
いつか、殿下にもあの子たちが見えたらいいな。
あれ?そういえば黄色ちゃんてば、殿下には名前呼びじゃん。
・・・ちょっとショック。
そんな思い出を薄ら思い出す今日この頃。
俺は同級生の護衛二人を従えた、この国の第三皇子のセイラード殿下と一緒に座っている、カフェのテーブルの前で、高校の化学の教科書を出す。
「それはシュンスケのお国の本ですか?」
「本当だな、字が読めぬ」
「ええ、俺が二年前に読んでたものです」
「字は読めないが、お前二年前は四才だろう?それにしては文字が細かすぎないか?」
「まあ、そうですね」
殿下に突っ込まれたけど無視。
「僕が二年前は八才か。まだ常用漢字を半分覚えたぐらいですよ」
ラスが言うけど、八才で常用漢字半分で十分ですよ!
母さんは断捨離が趣味とか言ってて、大学の進路が確定したとたん俺の高校二までの教科書全部も「もう、授業に要らないんでしょ?」とか言いながら部屋から持っていっちゃったけど、ウエストポーチに放り込んだんだね。
殿下は相変わらず火属性魔法のレポートを作っている。殿下は五属性全部あるんだけど、火が好きなんだってさ。最近はちょっと風属性を混ぜるようになったけどね。
使い込んでた教科書を出したのは、元素の周期表をこちらの文字に書き出そうと思ったんだよね。一応覚えているんだけど、ちゃんと確認しながら。定規も要るね、表を描くには。
先日、地下の図書館で、錬金術の本を読んでいた。基本から応用、発展まで。
錬金術は俺の場合はもともとのスキルにあったんだけど使い方が分からなくて。でも、緑色ちゃんの土属性魔法をダウンロードされたときに、ぴぴぴっと使い方が分かったんだ。
まずは、基本だよね。でも、関係ない物質はさらっと書く。書かないと空欄が気になっちゃうからね。
周期表は埋めたから、あとは、化合物と、地球には無い素材だよね。
魔石はこっちに書くものかな・・・
“緑色ちゃん居てる?”
“なあに?”
緑色ちゃんは比較的クールな女の子。可愛いのに大人っぽいギャップをお持ちで。
“ほかに金属あるよね、何だっけ”
“どれどれ うーん”
俺の書いている表の上を手を組んで歩いてます。
“ごうきんがたりないわ”
“うん、たぶん”
真鍮とかステンレスとかは書き出してある。割合も。
“すぅぱぁあろいとか”
“スーパーアロイ?ああ、超合金ね”
“まてつ、みすりる、あだまんたいと、ひひいろかね、おりはるこん”
“魔力を合成した金属だね”
“うん、ひりつはそれぞれ・・・・”
「すごいよ、緑色ちゃん。」
念話に戻る。
“スーパーアロイのゴーレムってどう?”
“うーん、いーらんくのまものや、ひとあいてにはかてる”
“Eランクって、弱い方だよね”
“よわっちぃ”
“でもあるんだよねーちっちゃいのが”
母さんのポーチに。いつも思うけどなんで?
俺、これで遊んだことないんだけど。母さんのコレクション?
こういうジャンルのオタクではないと思ってたんだけど、
テーブルに昭和時代の超合金と、最近まで何十年もやってるロボットアニメの超合金を一つずつ出す。どっちも、現代では子供の玩具にはすごく良いお値段。それも調べてみております。身長は二十センチしかないのに!
「お、シュンスケなんだそれは?」
「ゴーレムですね」
ブリドが良いように言ってくれるのは少し恥ずかしいけど。
「まあ、玩具ですよ。男の子向けの人形というか。俺も実は初めて見ました。
関節とかちゃんと・・動きますね。」
玩具だからきっと関節は樹脂でできてるんだろうな。自分で作るときは、医療の人口関節の図解とかネットにあったし、研究してみるのもいいよね。何しろ、時間はたっぷりありますし俺の寿命的に。
“おうじ、あたしそれにのりたい~”
“黄色ちゃん?コックピットはないし、あってもこのコックピットはフェイクだし”
“だいじょぶ、だいじょぶ~”
っていつものハイテンションで、昭和の方の超合金ロボの上で黄色ちゃんが潜っていくように消える。
でも、これが勝てるのは虫ぐらい?
カタン、カタン、カタン
「おお、うごきだしましたよ!」ラスが興奮したようにロボを見る。
“きゃー、たのしー”
「まだ、なんか動きがぎこちないな」
筆入れやカトラリーなどでテーブルの端にちょっとした土手をつくり、サッカーボールの模様の銀紙で巻かれたチョコレートを置いてみる。
“これを足で転がしてみよう”
“よーし、えい!はずれた、もういっかい”
コロツーコロコロ
「おお、なかなか」
「だんだん慣れてきたね」
“皆がほめてるよ!”
“よーし、しゅーと!”
なぜシュートって単語を知ってるのさ。
シュートされたチョコは俺の胸ポケットに吸い込まれていったー。じゃない。
“ごーるはふせいだぜ”
ポケットに入ってしまう前に赤色くんに取られてしまった。
“しょっく・・・”
がっくりポーズの黄色ちゃんの入ったロボット
“おほほほ!” ペチペチ
緑色ちゃんはもう一体の超合金ロボを動かして手を叩いております。
クールだけどはしゃぐのは一緒。
「わはは、傑作だ。おもしろい」
ブリドにも受けている。
“むーわらうな”
黄色ちゃんの声は殿下達には聞こえてません。
「これって、いつもの精霊ちゃんがうごかしたんだろ?」
「そうです」
「初めて動かしたにしては上手だったね」ラスが感想を言ってくれる。
“上手だったって”
“そう?えへへー”
「上手って言われて照れてますな」ブリドもロボットの動きで分かってしまう。
「ほんと、武骨なデザインなのにかわいいね」
「かわいいだって良かったな」
“黄色ちゃん本人は滅茶苦茶可愛いけどね”
“そう?うふふふ”
超合金ロボから飛び出ていつものようにはしゃいでる。
「お、もう、精霊ちゃんは抜けちゃいましたか」
ロボはうつ伏せで放置されて、もうピクリともしない。
その横でもう直接サッカーボールチョコを転がしている精霊たち
“どりぶるどりぶる”
“かっとするぜ”
“あーこらー”
いつも思うけど癒されるなー。
「私は相変わらず精霊たちは見えないけど、楽しそうにしているのは分かってきたな」
皇子もそのうち見えたらいいな。
「そうですな、平和でいいです」
ブリドの言葉にみんなで頷く。
「そうだ、私はいいものを持って来たんだった」
皇子も腰に小さめの魔法のカバンを付けている。
そこに普通に入りそうなポチ袋みたいな小さな紙袋を出すと、ティーセットのカップをどけてソーサーに中身を入れる。
カラカラカラ
あ、金平糖。きれいじゃん。
「たまには私から、どうぞ」
“わーきれい!せいらーど ありがと っていって!おうじ”
“これも、あまーい”
「殿下にありがとうって言ってますよ」
「そうか。よかった」
いつの間にか数人増えた精霊ちゃんが手に手に金平糖をもって飛ぶ。
温室じゃないのに最近すごいよね。でもさ、
三人には、金平糖だけが浮いている状態を見ているってことなんだろうな。
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