凡人が語る夢追い人たちの姿(内容紹介は字数制限のため1~79まで記載) 

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星野裕矢さん(シンガーソングライター)

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本日、ご紹介するのは新潟県魚沼市出身のシンガーソングライター星野裕矢さんのご紹介です。



星野さんは1987年1月17日生まれ。

魚好きが高じて高校卒業後に北里大水産学部に進学し、故郷を離れた。

19歳の時、「時間を持て余しているから」と何となく手にしたギターに夢中になった。毎日16時間部屋にこもり、かつて一世を 風靡ふうび したバンド「安全地帯」などの曲のコピーに明け暮れた。

大学のキャンパスが神奈川県から岩手県大船渡市に移った20歳からは作曲にも取り組み、毎週、車で2時間半ほどかけて盛岡市のライブハウスに通い、ワンマンコンサートで腕を磨いた。

大学卒業後、人が多く集まる場所を求めて上京し、東京・下北沢のライブハウスでバイトしながら、出演を重ねた。

そこで運命的な出会いを果たす。「安全地帯」のボーカル玉置浩二さんのルポを書いたライター、志田歩さんだ。志田さんに歌を披露すると、意気投合。憧れだった安全地帯のギタリスト、矢萩渉さんと武沢侑昂さんを紹介してもらった。2人の協力を得て2013年にソロデビューを果たすと、翌年には2人とバンドを結成するまでに至った。

音楽の世界で生きていくと決めた時、「飯を食えるようになるまでは故郷には帰らない」と誓った。それが、あることを契機に再び魚沼市に足が向くことになる。活躍を聞きつけた同市から17年、市の魅力を全国に紹介する魚沼特使を委嘱されたのだ。

それ以来、県内での活動が増え、チャリティーコンサートなども行うようになった。昨年は千葉県木更津市に移住したが、毎月のように新潟に足を運んでコンサートを開催し、「新潟に少しは恩返しできた1年だった」と振り返る。

現在、北海道や東京を中心に全国を渡り歩き、1年間で行うコンサートの数は200本以上に及ぶ。2021年には母校、魚沼市立広神中の創立50周年記念歌を作成。昨年からは、新年度に創立150周年を迎える十日町市立川治小の記念ソングを子どもたちと一緒に意見を出し合いながら作っており、「魚沼を音楽の町にしたい」と、大きな夢を思い描く。

デビューから10周年となる今年、「骨太な大人の色気のあるロックという僕なりの音楽のジャンルを作りたい」とフルアルバムを3枚出すことを目標に掲げる。現在制作中のアルバムのコンサートツアーも企画しており、「古里から始めて、また古里に帰ってきたい」と、魚沼市小出郷文化会館からスタートさせる予定だ。

 「やっぱり古里への思いは常にある。これまで学んできたことや県外のエネルギーを、新潟に持ってこられるような存在になりたい」。地元を飛び出して志したミュージシャンとしての地位を築き上げた今、地元への思いは、日を追うごとに強くなっている。

 地域で音楽活動をしているシンガーソングライターの記事を書いていると、人との出会いを通じて多くの経験をつみ成長している姿は素晴らしいですよね。

 本日は新潟県魚沼市出身のシンガーソングライター星野裕矢さんのご紹介でした。
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