凡人が語る夢追い人たちの姿(内容紹介は字数制限のため1~79まで記載)

84日目（スポーツ編）

ハッブス大起さん（東北高校）

高校野球ファンのみなさんこんばんは。

本日は東北高校のハッブス大起投手のご紹介です。

プロフィール
基本情報
世代 2005年度生まれ
利き腕 右投右打
身長 188cm
体重 85kg
ポジション 投手
最高球速 147km
(2023-05-25)
球速ランキング
所属 東北
学年 3年
小学 白鳩ジュニアーズ
2016年,2017年
ジュニア 東京ヤクルトスワローズジュニア
2017年
中学
中学時代 上尾リトルシニア
2018年,2019年,2020年
高校
高校時代 東北
2021年,2022年,2023年
全国大会 1
NPB12球団ジュニアトーナメント2017年(グループリーグ)
中学2年生
リトルシニア全国選抜野球大会2019年(3回戦)
高校3年生
センバツ高校野球2023年(1回戦)
ドラフト 2023年ドラフト候補

下記は朝日デジタル新聞の記事になります。

楽しんだ、そして勝負の一球に涙した　東北エース・ハッブス大起の夏
福留庸友2023年7月20日 18時00分

仙台育英―東北　九回、安打を放ち代走を送られたチームメートを笑顔で迎える、東北のハッブス大起投手（右から2人目）=石巻市民

（20日、第105回全国高校野球選手権記念宮城大会準々決勝、仙台育英5―0東北）

　1点差で迎えた八回表2死満塁のピンチ。相棒の要求は内角高めの直球、肝心な時に頼る自信の球だった。スライダーで相手打者をこの日抑えた自負はあったが、「僕のまっすぐに期待してくれた。応えたい」。

　188センチの長身からしなるように右腕を振り下ろして投げた球は、やや甘かったか。仙台育英の5番、斎藤敏哉（はるや）選手（3年）にはじき返されると、打球は右翼席に消えた。東北のエース、ハッブス大起投手（3年）は打球が消えた方向を見つめ、立ち尽くした。

　埼玉県出身。進学先に東北を選んだのは、ダルビッシュ有投手（米大リーグ・パドレス）への憧れから。だが、当初、練習は思った以上に個人の裁量が小さかった。ライバルの仙台育英との力の差も予想以上。入学時から帽子のツバに「enjoy」と書くほど楽しむことが大事な自らのスタイルとの違いに、気持ちが冷めた時もあった。

　転機は昨年の宮城大会後、佐藤洋監督の就任だった。「野球を楽しむ」をモットーに掲げ、選手の自主性が尊重されるようになった。

　この日も無失点に抑えベンチに戻る度、野手と笑顔でタッチを交わす。夏の最後の瞬間まで笑顔で手をたたき、味方を鼓舞した。

　野球は楽しんだ。でも、「悔やんでも悔やみきれない。腹をくくって厳しいコースに投げきれなかった」。試合後、あの一球について尋ねられると、ほおに大粒の涙が流れた。（福留庸友）

今日でドラフト候補の高校野球の選手紹介をいったん終了しますが、有望な選手がいれば随時紹介していきます。

本日は東北高校のハッブス大起投手のご紹介でした。