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第59章
美晴の初恋③
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翌日、いつも以上にバッチリ髪型を整えて美晴は気合満々で学校へ行った。この日も通学路に女の子3人組がいて、その中にマキちゃんもいた。美晴は勇気を出して、マキちゃんのグループに近づき、「おはよう」って声を出した。マキちゃん達のグループも一瞬、「えっ」って表情をしたが、マキちゃんが「おはよう」って言ってくれた。美晴は勇気を出して、「昨日はメッセージありがとう」というと、全員「えっ」という表情をした。マキちゃんのグループの一人の女の子が「マキ、もしかして藤羽くんにメッセージ送ったの?」、「私、送ってないわよ」。美晴はその場から居づらくなってしまった。
マキちゃんが「藤羽くんっていったい何なの?みんないこう」って言って3人でそのままいってしまった。美晴はショックでどうすることもできなくなり家に帰りたくなったが、教室へ入っていった。
美晴が教室に入ると、男子達はみんな「ゲラゲラ」笑っていて、女子からは冷たい視線で美晴を見つめる子が多かった。
その日、美晴はずっと一人机に座って落ち込んだ表情をしてうつむいていると一人の男子が声をかけてきた。「美晴君、Aくんたちが美晴君に手紙やメールを送ってたんだよ。僕はそれを聞いた時、さすがに酷過ぎるって思って美晴君に話したんだ」。
それを聞いた美晴はショックで立ち直ることもできなかった。お友達だと思っていたAくんに裏切られ、マキちゃんにも嫌われてしまい、どうすることもできなかった。
その後、美晴に話しかけてくれた男の子がマキちゃんに「こうした事実があったんだよ」と話してくれたおかげで、マキちゃんが美晴に話しかけてきた。
マキちゃん「藤羽君、事情を全然知らなくて冷たい態度とっちゃって本当にごめんね」
美晴「僕こそ勘違いしちゃってごめんなさい」
初恋には失敗してしまった美晴であったが、美晴に同情する女の子達も多く、美晴が女の子達から嫌われるようなことはなかった。
美晴は家に帰るとソウハルやミキに話しをした。
美晴「僕、初恋していた女の子に振られちゃったよ」
ソウハル「お父さんは前世の頃の初恋は告白もできずに終わったよ」
ミキ「勇気を出して気持ちを伝えたことは立派よ」
美晴「ダメだったけど、普通に話しをするお友達程度だったらって言ってくれたんだ」
ミキ「もしかしたら美晴と一緒にいろいろ話をして楽しかったら気持ちも変わるかもしれないわね」
美晴「うん」
きっと美晴にとって今回の初恋は今後の人生においてプラスの経験になるでしょう(続)
マキちゃんが「藤羽くんっていったい何なの?みんないこう」って言って3人でそのままいってしまった。美晴はショックでどうすることもできなくなり家に帰りたくなったが、教室へ入っていった。
美晴が教室に入ると、男子達はみんな「ゲラゲラ」笑っていて、女子からは冷たい視線で美晴を見つめる子が多かった。
その日、美晴はずっと一人机に座って落ち込んだ表情をしてうつむいていると一人の男子が声をかけてきた。「美晴君、Aくんたちが美晴君に手紙やメールを送ってたんだよ。僕はそれを聞いた時、さすがに酷過ぎるって思って美晴君に話したんだ」。
それを聞いた美晴はショックで立ち直ることもできなかった。お友達だと思っていたAくんに裏切られ、マキちゃんにも嫌われてしまい、どうすることもできなかった。
その後、美晴に話しかけてくれた男の子がマキちゃんに「こうした事実があったんだよ」と話してくれたおかげで、マキちゃんが美晴に話しかけてきた。
マキちゃん「藤羽君、事情を全然知らなくて冷たい態度とっちゃって本当にごめんね」
美晴「僕こそ勘違いしちゃってごめんなさい」
初恋には失敗してしまった美晴であったが、美晴に同情する女の子達も多く、美晴が女の子達から嫌われるようなことはなかった。
美晴は家に帰るとソウハルやミキに話しをした。
美晴「僕、初恋していた女の子に振られちゃったよ」
ソウハル「お父さんは前世の頃の初恋は告白もできずに終わったよ」
ミキ「勇気を出して気持ちを伝えたことは立派よ」
美晴「ダメだったけど、普通に話しをするお友達程度だったらって言ってくれたんだ」
ミキ「もしかしたら美晴と一緒にいろいろ話をして楽しかったら気持ちも変わるかもしれないわね」
美晴「うん」
きっと美晴にとって今回の初恋は今後の人生においてプラスの経験になるでしょう(続)
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