【本編完結・外伝投稿予定】異世界で双子の弟に手篭めにされたけど薬師に救われる

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第二章 良太との日々

良太にまた…※

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 微笑んでいた良太は俺の手を握り、手にキスを落とした。そんな姿を見たくなくて、良太から手を離そうとするのに、良太は手をしっかりと握ったまま離してくれない。
 どうして手を離してくれないのか?と良太の目を見ると、良太の人はゆらゆらと蠢いて欲情してる。昨日の良太との行為を思い出して、ベッドからすぐに離れようとした。

「わっ……」

 良太を押しのけてベッドから立ち上がろうとしたら、良太に肩を押されて、そのままベッドへと押し倒された。良太が俺に覆いかぶさり、キスをした。
 この流れはダメだ。このままだとまた良太に抱かれてしまう……。キスから逃れようと顔を背け、良太の唇を手で受け止めるようにかざした。良太はその手を難なく掴み取ると、強引にキスをした。

「んっ……いやだ……お前としたくない……」

 どれだけ抵抗しても良太の抑える力は強く、空いた手で俺のシャツを捲り上げた。

(このままだとまたヤられる……)

 焦った俺は良太のことを勢いよく退けた。思いのほか、良太を強く押してしまい良太は驚いた表情をした。
 その隙に、シャツを慌てて直してベッドから下りた。扉へ急いで向かおうとした時、朝より怠さは抜けていたものの、俺の足腰は走ることには負担が大きかったのか、バタンともつれて床に腹這いになった。

「え……なんで……?!」

 慌てて床から立ち上がろうとしたのに、手足は動かせず、起き上がれない状態に驚いた声を出した。

「ふふっ、またホールドで固定したから動けないよ」

 ホールド?聞きなれない言葉なものの、昨日、両手を頭上で固定されて、良太にいいようにされていたことを思い出した。そして、今も手足をそのホールで固定しているのだと分かり、絶望した。

(良太から……逃げられないのか……?)

 必死に転がって、この拘束から抜け出そうとするものの、手足が拘束されているせいで、胴体だけが揺れ動き、ミノムシのような状態だ。どれだけあがいても、その場から結局動けないでいる。

「ゆうにぃ……その仕草、いやらしいんだけど……」

「なっ……ちがっ……」

(良太としたくなくて逃げたいだけなのに……)

 良太から見ると、俺はお尻を振っているような状況だったのだ。指摘されて気づき慌てるも、やはりこの場所から動くことはできなかった。
 良太が背後から近づき、俺の腰をぐいっと持ち上げると、手足をぴんとした状態の四つん這いにさせられる。良太がカチャカチャと俺のズボンを引き下ろした。

 後ろにいる良太が何をしようとしているのか分からず、嫌な汗が背中を伝う。すると、ズボンもパンツも脱がされて露わになったお尻の割れ目に指を滑らせた。
 ひと肌の温もりが撫でるように割れ目をなぞった。昨日の異物感を思い出し、その指が侵入してこないようにお尻にキュッと思わず力を入れる。今、良太にお尻をさらけ出している四つん這い状態なので、良太から全てが丸見えで、それがいっそう俺を辱めた。

「ゆうにぃ……お尻の穴まで丸見えだよ。お尻の穴も可愛い……」

 後孔に吐息がかかり、お尻のそばで良太が喋っているのだと分かった。その時、お尻の穴をヌルッとした何かがかすめた。

(……?!)

 驚き戸惑っていると、そのヌルヌルとした何かがツプっと、中へと入り込んできた。指よりも柔らかいそれは熱く生暖かい。それが良太の舌のだと分かった。

「やっ……め……きたなっ……」

「ゆうにぃのお尻の穴、汚くないよ」

 お尻の穴を舐められる。そんなことを平然とする良太。自分ではありえないことばかりが起こり、頭がくらくらした。
 良太は俺のお尻の穴に息を吹きかけ、ビクッと腰を震わせた。良太の熱い舌は戸惑うことなく奥へと突き進み、堪能するように舐め、時折舌を引き抜いて穴の周りを舐めると、また中を楽しんだ。

 実の弟にお尻の穴を舐められるなんてことは夢であって欲しいのに、現実だ。まだ良太は舌を出し入れしていて、おぞましい。ピチャピチャという音をさせながら十分に舐めた後、良太の人差し指がお尻の穴の周りを円を描くように撫でた。

「いや……だ……やめてくれ……」

 このままだと入れられてしまう。嫌だ、ダメだ、恐怖で自然と涙が零れ落ちた。泣きながらやめて欲しいと伝えるのに、良太は俺を無視して唾液でさんざん濡らされた後孔へと人差し指を差し込んだ。

「……んっ……」

「昨日もしたからすんなり指を咥えこんでる。偉いね、ゆうにぃ。ゆうにぃは昔から物覚えが早かったもんね」

 良太の指はどんどん奥の方へと突き進み、ビリビリして頭が真っ白になる場所を刺激した。

「ここ気持ちいいでしょ?前立腺って言うんだよ?お尻だけでイケるようになろうね」

「ひっ……ああっ……」

 良太の指は2本3本と徐々に増やされ、空いた手は俺の乳首をキュッと摘む。乳首なんて感じたことがなかったはずなのに昨日と同様に乳首はいつの間にかツンと立ち上がっていた。

 後孔も乳首も執拗にいじられ、俺のペニスはいつの間にか立ち上がっていて、先口からは透明の液が滴り出て床へと垂れ流していた。乳首も硬くツンと尖っていて熱を持っている。
 良太は乳首から手を離すと、カチャカチャという音をさせている。自身のズボンを寛げさせているようだ。太ももに濡れそぼった何かがペチッとあたった。見えないけど、良太の熱くいきり立ったペニスが俺の太ももにあたったのだ。良太が俺の腰を掴み、身体をビクッとさせた。

 入れられる恐怖と、異物感を思い出し、目を閉じて身構えたけど、良太はすぐには入れず、お尻の割れ目にペニスを挟み、ヌルヌルと動かした。時折、お尻の穴をなぞるようにしてペニスがあたるので、気が気じゃなった。

「んん……いっ、やだ……こわい……」

 良太のペニスの先走りがお尻に擦り付けられ、ヌチヌチという音を立てている。いつお尻の穴に挿入されるのか分からず怖いと、良太に素直に言った。昨日は時間をかけて良太が解したので、お尻の穴が切れはしなかったけど、今日は切れるかもしれない。それに今のこの体勢だと、良太が何をしようとしているのか、まったく分からず恐怖感が倍増しているのだ。

「怖くないよ。ゆうにぃのお尻、欲しそうにヒクヒクしてるよ?」

 良太が腰を掴んでいた力を強くして、熱く濡れそぼったペニスを打ち付けた。

「んぁあっ!やぁあっ……あっ……」

 昨日は、俺の様子を見ながらゆっくり入れていたのに、一気に奥深くまで突き上げられ、思わず悲鳴ともうめき声ともとれるような大きな声を出した。恐怖で頭は怯えているはずなのに、何故か身体は仰け反り、ビクビクっと精子を吐き出していた。

「ゆうにぃ、入れられてイっちゃったの?ゆうにぃの身体は僕を受け入れてくれてるんだよ。偉いね」

 良太は奥まで突き上げたペニスをギリギリまで引き抜き、また奥深くまで勢いよく突き上げた。

「ああああっ、やぁっああ、んっ」

 先ほどイったばかりの俺に容赦無く良太は腰を打ち付けた。手足を固定されていなければ崩れ落ちるんじゃないかと思うくらいに激しく、腰を動かす。

「ゆうにぃっ、気持ちいい、吸い付いて離さなくて……んっ……すごい」

「やぁっ……うぅ……んっ……」

 挿入時から激しかった良太の肉棒が俺の前立腺にあたり、さっき出したばかりのはずの俺のペニスはまた硬く勃起していた。良太が小さなうめき声と共に、腰使いがより激しくなり良太ももうイキそうなのだと分かった。

「やめっ……中に、出すな……」

 中に良太の性を出されたくなくて言うも虚しく、良太は俺の腰を強く掴むと、奥深くへとペニスを押し付け、熱い精子をドクドクとお腹の中に注ぎ込んだ。

「あっ、あっ、でてる……」

 良太の熱い精子が中へと注ぎ込まれて、身体がその精子を受け止める度にビクビクと跳ね上げた。頭が真っ白になりながら、俺のペニスも2度目の精子を吐き出していた。その俺の様子を見て、良太が嬉しそうに言った。

「ゆうにぃ、僕で感じてくれて嬉しい……これからもたくさんここで受け止めてね……」

 背後から俺のお腹に手を回しすと、よしよしとお腹を撫でた。まだ良太の肉棒は中に入っていて、ゆるゆると動かした。昨日もしていたその行動は、最後の最後まで俺の中に精液を全て出し切ろうとしているかのようだった。

「床でしちゃったね。足痛くなかった?続きはベッドでね」

 良太はそう言うと俺の手足のホールドを解除すると、簡単に俺を抱きかかえベッドへと連れて行った。

「も……いやだ……」

 良太の「続きは」という言葉に、この後もまた抱かれるのかと思い、泣き声で嫌だと言う。良太は気にとめることなく、俺をベッドへと下ろすと、満面の笑みでキスを額に落とした。

「ゆうにぃ、大好きだよ。ふふっ……これから毎日愛してあげるね……」
 
 うっとりした表情でそう言うので、良太は本当に毎日俺を抱くつもりなのだと分かった。
 これから弟に凌辱される日々が続くのかと思うと、俺の心はどんどん死んでいった。
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