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第2章
突然の襲来
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(女子目線)
「ねえ、みて、坂口先輩!」
「学年トップなんでしょ?」
「スポーツも出来るんだって!」
「見た目可愛い系なのに、闇ありそうなとこ、いいよね~」
「かっこいい~~~!!!」
(男子目線)
「聞いたかよ、すげえ強えらしいぜ」
「俺、高校生の強いヤツと戦って勝ったって聞いたぜ」
「ヤンキーもヤクザもボコボコにしたらしい!」
「それで学年トップの成績で、スポーツも何でも出来るんだろ?」
「女にもこびない! 一匹狼!」
「かっけーよなあ」
噂に尾ひれが付きまくり、学校中で坂口優希がそんな有名人になっているとは、つゆ知らず。
ーーつまらん。つまらんつまらん。
誰か俺に立ち向かってくるやつ、1人くらいいないのか。
そう思いながら校門から校舎に向かってふてぶてしく歩いていると……。
「あ、あの」
ーー挑戦者か!?
俺が凄い勢いでそいつをみると……小さくなってプルプル震えてる、小型犬みたいな女がいた。
ーーち。女か……。
「なんだ?」
「あの、好きです!」
「俺は別に好きじゃない」
「……」
その女は黙って俯くと、目に涙をいっぱい溜めて一目散に逃げていった。
ーーなんだ?
「おい、みたか。1年の中で1番可愛いっていう噂の高野美咲ちゃんを、秒でふったぞ」
「うわぁ、えげつねー」
そんな噂も瞬く間に広がり、ますます俺の近くから人が遠ざかった。
そんなある日のこと。
「はい、ホームルーム始める前に、転入生を紹介するわね」
そう言われて教室に入ってきたのは、完璧な美少年だった。
髪はサラサラの金髪。瞳は茶色。身長は170cmくらい。
あまりのキラキラ輝くようなカッコ良さに教室中がざわめいた。
ーーまるで異国の王子様だな。
「えーっと、本郷真生さん」
ーーあ、日本人か。
俺は興味なさげにしていたのだが、そいつは何故か、多分俺をジーッと見つめている。
ーーなんだ?
そして、先生の話を遮るように、急にこっちに向かって歩いてきて、あろうことか俺の前で立ち止まった。
「久しぶりだな、俺を覚えているか?」
ーーえ、俺に話しかけてんのか?
周りが一気に静まる。
「俺が分からないとでも思ったか? 気配ダダ漏れだ。急に姿を消しやがって。全部聞いたぞ!!」
ーーちょ、まて。わけがわからな……。
わけが分からず固まっていた俺は、ハッと気づいた。
俺は知っている。こいつの気配。
こいつ……
こいつは……
ーー勇者!!??
ガターーーン!!
俺は勢いよく立ち上がりすぎてイスを倒してしまったが、そんな事どうでも良かった。
しかし、教室にいる、先生を含めた全ての者は驚いて固まっている。
「なっ?!貴様、なぜここに……」
わけがわからず、頭が混乱する。
「やっと、わかったようだな」
ーー勇者が、何故ここにいる!?
ハッと正気に戻った担任が、とりあえず声をかける。
「あ、えっと、んー、知り合いかな? とりあえず席についてね! 2人の話は後で2人でしよう!」
そう言って、先生は勇者を席へと連れていった。
ーーなんだ!?なにがおこった?!
俺の頭の中はハテナでいっぱいだ。
その後の先生の話もまったく頭に入ってこなかった。
そして、チャイムが鳴ると同時に俺は席を立ち、ズカズカとヤツの元へ行く。教室の廊下側の1番後ろだ。
他の生徒は、俺の行動をじっと静かに見つめていた。
「よう!」
やつは爽やかにニコッと笑って俺に言う。
「よう、じゃねえよ」
俺がそう答えると、やつは周りを少し見まわし、また俺の顔を見た。
「移動するか」
俺もその方が良いと思い「あぁ」と軽く返事をする。
そして2人で教室を後にした。
***
2人が教室から離れると、クラス中が一気に騒がしくなる。
「えっ、なにー?」
「どゆこと?!」
「坂口くんの知り合い!? え、優珠も知ってるの?」
そう聞かれた優珠は首を横に振る。
「ううん、知らない」
「でも、凄い深い仲って感じだったよね? 因縁の仲かな!?」
「喧嘩腰だったもんなー!」
坂口優希を虐めていたヤツらも、話しに加わる。
「けど、本気で坂口とやり合えるとしたら、かなりヤバいヤツかも」
「え、やっぱりそうなのかよ!?」
「絶対、坂口は怒らせたらヤバいから。だから俺らも……」
「あー、お前らかなり色々やってたからな~。お前らが覚醒させちゃったんじゃねえの?」
「知るかよ! けど、あれはなんか、人間の域を超えてるっつーか」
「あははっ、なんだよそれ!」
「信じなくていーから。多分、話聞いただけじゃ信じらんねえと思うし」
あ!っと、優珠が声を上げる。
「そーいえば優希言ってた……かも」
優珠が言うと、クラス中が優珠の方をむく。
「俺は魔王だって」
シン……と1度、クラス中が静まる。その数秒後、ドッと笑いが起こった。
「ちょっと~優珠~!!」
「わけわかんね~から!」
「俺は魔王だ~とか、厨二病かよ!」
「え、優珠それ真に受けたの!?」
「まさか! そんなわけないけど……でも……」
また皆が口を閉じて、沈黙。
「と、とりあえず、様子見ようぜ」
「そ、そうだな……」
そんな話がクラスでされている事など俺らは知らなかった。
「ねえ、みて、坂口先輩!」
「学年トップなんでしょ?」
「スポーツも出来るんだって!」
「見た目可愛い系なのに、闇ありそうなとこ、いいよね~」
「かっこいい~~~!!!」
(男子目線)
「聞いたかよ、すげえ強えらしいぜ」
「俺、高校生の強いヤツと戦って勝ったって聞いたぜ」
「ヤンキーもヤクザもボコボコにしたらしい!」
「それで学年トップの成績で、スポーツも何でも出来るんだろ?」
「女にもこびない! 一匹狼!」
「かっけーよなあ」
噂に尾ひれが付きまくり、学校中で坂口優希がそんな有名人になっているとは、つゆ知らず。
ーーつまらん。つまらんつまらん。
誰か俺に立ち向かってくるやつ、1人くらいいないのか。
そう思いながら校門から校舎に向かってふてぶてしく歩いていると……。
「あ、あの」
ーー挑戦者か!?
俺が凄い勢いでそいつをみると……小さくなってプルプル震えてる、小型犬みたいな女がいた。
ーーち。女か……。
「なんだ?」
「あの、好きです!」
「俺は別に好きじゃない」
「……」
その女は黙って俯くと、目に涙をいっぱい溜めて一目散に逃げていった。
ーーなんだ?
「おい、みたか。1年の中で1番可愛いっていう噂の高野美咲ちゃんを、秒でふったぞ」
「うわぁ、えげつねー」
そんな噂も瞬く間に広がり、ますます俺の近くから人が遠ざかった。
そんなある日のこと。
「はい、ホームルーム始める前に、転入生を紹介するわね」
そう言われて教室に入ってきたのは、完璧な美少年だった。
髪はサラサラの金髪。瞳は茶色。身長は170cmくらい。
あまりのキラキラ輝くようなカッコ良さに教室中がざわめいた。
ーーまるで異国の王子様だな。
「えーっと、本郷真生さん」
ーーあ、日本人か。
俺は興味なさげにしていたのだが、そいつは何故か、多分俺をジーッと見つめている。
ーーなんだ?
そして、先生の話を遮るように、急にこっちに向かって歩いてきて、あろうことか俺の前で立ち止まった。
「久しぶりだな、俺を覚えているか?」
ーーえ、俺に話しかけてんのか?
周りが一気に静まる。
「俺が分からないとでも思ったか? 気配ダダ漏れだ。急に姿を消しやがって。全部聞いたぞ!!」
ーーちょ、まて。わけがわからな……。
わけが分からず固まっていた俺は、ハッと気づいた。
俺は知っている。こいつの気配。
こいつ……
こいつは……
ーー勇者!!??
ガターーーン!!
俺は勢いよく立ち上がりすぎてイスを倒してしまったが、そんな事どうでも良かった。
しかし、教室にいる、先生を含めた全ての者は驚いて固まっている。
「なっ?!貴様、なぜここに……」
わけがわからず、頭が混乱する。
「やっと、わかったようだな」
ーー勇者が、何故ここにいる!?
ハッと正気に戻った担任が、とりあえず声をかける。
「あ、えっと、んー、知り合いかな? とりあえず席についてね! 2人の話は後で2人でしよう!」
そう言って、先生は勇者を席へと連れていった。
ーーなんだ!?なにがおこった?!
俺の頭の中はハテナでいっぱいだ。
その後の先生の話もまったく頭に入ってこなかった。
そして、チャイムが鳴ると同時に俺は席を立ち、ズカズカとヤツの元へ行く。教室の廊下側の1番後ろだ。
他の生徒は、俺の行動をじっと静かに見つめていた。
「よう!」
やつは爽やかにニコッと笑って俺に言う。
「よう、じゃねえよ」
俺がそう答えると、やつは周りを少し見まわし、また俺の顔を見た。
「移動するか」
俺もその方が良いと思い「あぁ」と軽く返事をする。
そして2人で教室を後にした。
***
2人が教室から離れると、クラス中が一気に騒がしくなる。
「えっ、なにー?」
「どゆこと?!」
「坂口くんの知り合い!? え、優珠も知ってるの?」
そう聞かれた優珠は首を横に振る。
「ううん、知らない」
「でも、凄い深い仲って感じだったよね? 因縁の仲かな!?」
「喧嘩腰だったもんなー!」
坂口優希を虐めていたヤツらも、話しに加わる。
「けど、本気で坂口とやり合えるとしたら、かなりヤバいヤツかも」
「え、やっぱりそうなのかよ!?」
「絶対、坂口は怒らせたらヤバいから。だから俺らも……」
「あー、お前らかなり色々やってたからな~。お前らが覚醒させちゃったんじゃねえの?」
「知るかよ! けど、あれはなんか、人間の域を超えてるっつーか」
「あははっ、なんだよそれ!」
「信じなくていーから。多分、話聞いただけじゃ信じらんねえと思うし」
あ!っと、優珠が声を上げる。
「そーいえば優希言ってた……かも」
優珠が言うと、クラス中が優珠の方をむく。
「俺は魔王だって」
シン……と1度、クラス中が静まる。その数秒後、ドッと笑いが起こった。
「ちょっと~優珠~!!」
「わけわかんね~から!」
「俺は魔王だ~とか、厨二病かよ!」
「え、優珠それ真に受けたの!?」
「まさか! そんなわけないけど……でも……」
また皆が口を閉じて、沈黙。
「と、とりあえず、様子見ようぜ」
「そ、そうだな……」
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