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第二章 人魚の宴
5 普段温厚な人がキレたら恐いのは分かりきっている
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「じゃあ、海賊には気をつけてくださいねェ」
目当ての船の出発が数日後だというワーナーさんと別れて、朝一番の船に乗るべく港へ向かう。わざわざ起き出して見送ってくれた彼はやっぱり優しい。ベネディクトが兄のように懐いているのも無理はない。
「………………」
「……どうした、ラン?」
船に乗り込んで出航してから、何やら黙り込んでいるランに首を傾げる。しかし彼は何でもない、と微笑んだ。頭のいい彼のことだからきっと何か難しいことを考えているのだろう。この先の治療についてだろうか。俺にはさっぱり分からないのでその思考を邪魔しないようにそっとその場を離れた。
海賊に襲われる事なく無事に目的の集落へ到着した頃には既に昼を過ぎていた。昼食は船で取ったため、空腹はない。
船から降りて辺りを見回す。この集落に用がある乗客は俺たちだけだったようで他に降りる者はいない。
船頭はここで流行っている病気を恐れてか俺たちを降ろすなり逃げるように去っていってしまった。
「免疫がついていないのはこの周辺の人達だけなんだから、怖いことはないのに」
不快そうに眉を顰めたランを宥めつつ、集落の中心地へと歩く。病気のせいか人気は少なく、外にいる住人は俺たちを訝しげに見やる。
「まず、ここのリーダー的立ち位置の人に会いたいんだけど……」
「何処にいるんだろうなぁ……」
しかしそれらしき人物がいるようなところは見る限り分からない。
大人しく住人に聞くかと先程見かけた住人がいた場所へ足を向けた時、それは聞こえた。
「おいっ、いるんだろう!? 出てこい!!」
「頼む、助けてくれぇ!!」
「見殺しにする気なの!?」
ドンドン、と何かを殴りつけるような音と共に届いた怒声。
その方向を見ると遠くで他の家よりも一際小さく、みすぼらしい家の扉を住人達が何人か集まって叩いている。中には斧を持ち出す者までいた。
「なんだぁ? 揉め事か?」
スズメさんがそう溢して取り敢えず行こうぜ、と走っていく。俺とラン、そしてルリもその背を追った。
「おい。何があったのかは知らねぇが流石に人ン家の扉破るのはどうかと思うぜ」
一番に着いたスズメさんが扉を破らんと斧を振り上げた男の腕を掴む。男はそれこそ鬼が乗り移ったかのような顔で彼女に噛み付いた。
「あぁ!? 何だテメェ、この人殺し共の肩を持つのか!!」
そう振り上げられた斧の行き先が彼女の金髪の頭へと変更される。
ヒュッ、と喉の奥が鳴って止めに入ろうとするのと同時に、長くしなやかな脚が伸びた。
バキャゴッ!!!
一蹴りで木製の柄が折れて、刃の部分は数メートル離れた地面にザクリと刺さる。
「ひっ……」
へたりと腰を抜かした男を腰に手を当てて彼女が見据えた。周りの住人はその馬鹿力にただ呆然と眺める。
「で? 一体どういうワケでお前は人の家に向かって斧振り下ろそうとしたのか聞きてぇんだけど?」
……スズメさん、場慣れしすぎっス。
「この家の娘は、人魚族なんだ」
スズメさんに問われた男は情けなく地面にへたり込んだまま口を開いた。そしてそこから零れた言葉に彼女は眉をピクリとさせる。
「じゃあお前らはその娘を薬にしてここで流行してる病気を治そうとしてたってことか?」
「ああ、そうだ」
「薬……?」
彼女の口から出てきた“薬”という言葉にクエスチョンマークが浮かんだ。
そんな俺の様子にランが聞いたことない? と言う。
「人魚の肉は不老不死の妙薬だって」
「あるけど……流石に不老不死ってのはないと思ってた。人魚族ってけっこう伝説通りなんだな」
「まあ不老不死はあくまで伝説の域を出ないんだけどね」
彼はいかにも医者らしく話す。
「けど人魚族はその身体を構成する全て__肉は勿論、髪も血液もみんな何らかの薬になるんだ」
まじか。
すげえ、と思いながら考える。ということは身体が薬になるってことはその娘を薬にするために
「殺そうとしてたってことか……?」
ぽろりと転がり出た俺の声に男が顔を上げて違う! と叫んだ。
「俺たちは身体のどこか一部、髪だけでもいいからくれって言ったんだ! それだけで十分薬になるってこの集落で昔から使われてきた医学書にそう書いてあった! だがあの母親は娘は薬にならないって言って家に引き籠もりやがったんだ!!」
その叫びに他の住民たちも便乗して口々に罵詈雑言を家に向かって放つ。よくもまあここまでと思うぐらいの内容だ。
「せっかくよそ者でも住まわせてやってるのに!」
「人魚のくせに、化け物のくせに生意気な口を叩くんじゃないわよ!」
「黙って娘を差し出せば悪いようにはしないって言ってやってるのに何様のつもりだ!」
「せっかく役立たずアンタたちのために役割をやろうってんのに! ありがたく思いなさい!」
胸くそ悪い。
広がる不快感と共に一つ分かったことがある。
この人たちは、この家に住む母娘を見下している。
それでいていざ困ったら利用しようと__いや、“使ってやろう”という体で接している。
胸がムカムカする。
するとその時隣で盛大な舌打ちの音がした。
怒気を孕んだそれに先程までのムカムカは何処へやら、ビビりながらそろりと見るとランが好き勝手言う住民たちに冷ややかな目を向けている。
何アレ恐い。顔がいい分余計恐い。
彼は目と同じように冷めきった声を投げ掛けた。
「一つ、いいですか」
その冷たさにうるさかった声が一瞬にして止む。周囲の気温が一気に下がった気がする。
おっかしいなー。ココが北の方とはいえ一応常夏の国マリテ、その上今夏なんだけどなー。
「貴方たちは“娘は”人魚族だと言いましたね」
「あ、ああ……」
「では“母親”は?」
「母親、は……」
ややあって「人間だ」と小さく返された声にランは呆れ返ったようにため息を吐いた。長い長い、ため息を。それにさらに周りが寒くなる。
「責めるべきは母親ではなく、貴方たちの無知だ」
軽蔑を多分に含んだ声色。
怒ってる。めちゃくちゃ怒ってる。コイツ怒ったらこんなふうになるんだ。
……こないだ間違えてランが大事にとってたお菓子食ったのがバレないように帰ったら新しいの入れとこう。
「身体が薬になるのは純血の人魚族だけです。ハーフマーメイドは薬にはなりません。お母さんはそう言ったんじゃあありませんか」
「……っ、そんな、デタラメだ! あの女が娘を出さないために言ったウソだ!」
「あと貴方が言ってた医学書、古いんじゃないんですか。人魚族の身体はどこでも薬になるって書いてるものなんて30年は昔の本ですよ。こういう病気には人魚族の髪の毛は効きません」
さらさらと言葉を返すランに男が震える。その震えは、怒りから来ていた。
「このガキィ! 調子に乗りやがって!!」
男が立ち上がって彼に殴りかかろうとした時、俺やスズメさんがが反応するよりも早く大きな影が二人の間に入り込んだ。
『グルァッ!!!』
最終形態のルリだ。ルリは男に威力を抑えた水球を吐く。
「ぎゃあっ!」
ひっくり返った男にルリはフンと鼻息を吐いた。主人を守る素晴らしい竜の鑑である。
「ありがとう、ルリ」
ルリをゆるりと撫でて、ランは突然現れた竜に後ずさりした住民たちに手袋を脱いだ右の手の甲を見せた。
「僕は協会の依頼で来た医者です。この集落の責任者に会わせてください。正直貴方たちのような人種は嫌いですがこれでも医者。全員治します」
力強く言い切ったその声に彼らは逃げるように散っていった。
……おーい、吹っ飛ばされた奴置いてってるぞー。
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「………………」
「……どうした、ラン?」
船に乗り込んで出航してから、何やら黙り込んでいるランに首を傾げる。しかし彼は何でもない、と微笑んだ。頭のいい彼のことだからきっと何か難しいことを考えているのだろう。この先の治療についてだろうか。俺にはさっぱり分からないのでその思考を邪魔しないようにそっとその場を離れた。
海賊に襲われる事なく無事に目的の集落へ到着した頃には既に昼を過ぎていた。昼食は船で取ったため、空腹はない。
船から降りて辺りを見回す。この集落に用がある乗客は俺たちだけだったようで他に降りる者はいない。
船頭はここで流行っている病気を恐れてか俺たちを降ろすなり逃げるように去っていってしまった。
「免疫がついていないのはこの周辺の人達だけなんだから、怖いことはないのに」
不快そうに眉を顰めたランを宥めつつ、集落の中心地へと歩く。病気のせいか人気は少なく、外にいる住人は俺たちを訝しげに見やる。
「まず、ここのリーダー的立ち位置の人に会いたいんだけど……」
「何処にいるんだろうなぁ……」
しかしそれらしき人物がいるようなところは見る限り分からない。
大人しく住人に聞くかと先程見かけた住人がいた場所へ足を向けた時、それは聞こえた。
「おいっ、いるんだろう!? 出てこい!!」
「頼む、助けてくれぇ!!」
「見殺しにする気なの!?」
ドンドン、と何かを殴りつけるような音と共に届いた怒声。
その方向を見ると遠くで他の家よりも一際小さく、みすぼらしい家の扉を住人達が何人か集まって叩いている。中には斧を持ち出す者までいた。
「なんだぁ? 揉め事か?」
スズメさんがそう溢して取り敢えず行こうぜ、と走っていく。俺とラン、そしてルリもその背を追った。
「おい。何があったのかは知らねぇが流石に人ン家の扉破るのはどうかと思うぜ」
一番に着いたスズメさんが扉を破らんと斧を振り上げた男の腕を掴む。男はそれこそ鬼が乗り移ったかのような顔で彼女に噛み付いた。
「あぁ!? 何だテメェ、この人殺し共の肩を持つのか!!」
そう振り上げられた斧の行き先が彼女の金髪の頭へと変更される。
ヒュッ、と喉の奥が鳴って止めに入ろうとするのと同時に、長くしなやかな脚が伸びた。
バキャゴッ!!!
一蹴りで木製の柄が折れて、刃の部分は数メートル離れた地面にザクリと刺さる。
「ひっ……」
へたりと腰を抜かした男を腰に手を当てて彼女が見据えた。周りの住人はその馬鹿力にただ呆然と眺める。
「で? 一体どういうワケでお前は人の家に向かって斧振り下ろそうとしたのか聞きてぇんだけど?」
……スズメさん、場慣れしすぎっス。
「この家の娘は、人魚族なんだ」
スズメさんに問われた男は情けなく地面にへたり込んだまま口を開いた。そしてそこから零れた言葉に彼女は眉をピクリとさせる。
「じゃあお前らはその娘を薬にしてここで流行してる病気を治そうとしてたってことか?」
「ああ、そうだ」
「薬……?」
彼女の口から出てきた“薬”という言葉にクエスチョンマークが浮かんだ。
そんな俺の様子にランが聞いたことない? と言う。
「人魚の肉は不老不死の妙薬だって」
「あるけど……流石に不老不死ってのはないと思ってた。人魚族ってけっこう伝説通りなんだな」
「まあ不老不死はあくまで伝説の域を出ないんだけどね」
彼はいかにも医者らしく話す。
「けど人魚族はその身体を構成する全て__肉は勿論、髪も血液もみんな何らかの薬になるんだ」
まじか。
すげえ、と思いながら考える。ということは身体が薬になるってことはその娘を薬にするために
「殺そうとしてたってことか……?」
ぽろりと転がり出た俺の声に男が顔を上げて違う! と叫んだ。
「俺たちは身体のどこか一部、髪だけでもいいからくれって言ったんだ! それだけで十分薬になるってこの集落で昔から使われてきた医学書にそう書いてあった! だがあの母親は娘は薬にならないって言って家に引き籠もりやがったんだ!!」
その叫びに他の住民たちも便乗して口々に罵詈雑言を家に向かって放つ。よくもまあここまでと思うぐらいの内容だ。
「せっかくよそ者でも住まわせてやってるのに!」
「人魚のくせに、化け物のくせに生意気な口を叩くんじゃないわよ!」
「黙って娘を差し出せば悪いようにはしないって言ってやってるのに何様のつもりだ!」
「せっかく役立たずアンタたちのために役割をやろうってんのに! ありがたく思いなさい!」
胸くそ悪い。
広がる不快感と共に一つ分かったことがある。
この人たちは、この家に住む母娘を見下している。
それでいていざ困ったら利用しようと__いや、“使ってやろう”という体で接している。
胸がムカムカする。
するとその時隣で盛大な舌打ちの音がした。
怒気を孕んだそれに先程までのムカムカは何処へやら、ビビりながらそろりと見るとランが好き勝手言う住民たちに冷ややかな目を向けている。
何アレ恐い。顔がいい分余計恐い。
彼は目と同じように冷めきった声を投げ掛けた。
「一つ、いいですか」
その冷たさにうるさかった声が一瞬にして止む。周囲の気温が一気に下がった気がする。
おっかしいなー。ココが北の方とはいえ一応常夏の国マリテ、その上今夏なんだけどなー。
「貴方たちは“娘は”人魚族だと言いましたね」
「あ、ああ……」
「では“母親”は?」
「母親、は……」
ややあって「人間だ」と小さく返された声にランは呆れ返ったようにため息を吐いた。長い長い、ため息を。それにさらに周りが寒くなる。
「責めるべきは母親ではなく、貴方たちの無知だ」
軽蔑を多分に含んだ声色。
怒ってる。めちゃくちゃ怒ってる。コイツ怒ったらこんなふうになるんだ。
……こないだ間違えてランが大事にとってたお菓子食ったのがバレないように帰ったら新しいの入れとこう。
「身体が薬になるのは純血の人魚族だけです。ハーフマーメイドは薬にはなりません。お母さんはそう言ったんじゃあありませんか」
「……っ、そんな、デタラメだ! あの女が娘を出さないために言ったウソだ!」
「あと貴方が言ってた医学書、古いんじゃないんですか。人魚族の身体はどこでも薬になるって書いてるものなんて30年は昔の本ですよ。こういう病気には人魚族の髪の毛は効きません」
さらさらと言葉を返すランに男が震える。その震えは、怒りから来ていた。
「このガキィ! 調子に乗りやがって!!」
男が立ち上がって彼に殴りかかろうとした時、俺やスズメさんがが反応するよりも早く大きな影が二人の間に入り込んだ。
『グルァッ!!!』
最終形態のルリだ。ルリは男に威力を抑えた水球を吐く。
「ぎゃあっ!」
ひっくり返った男にルリはフンと鼻息を吐いた。主人を守る素晴らしい竜の鑑である。
「ありがとう、ルリ」
ルリをゆるりと撫でて、ランは突然現れた竜に後ずさりした住民たちに手袋を脱いだ右の手の甲を見せた。
「僕は協会の依頼で来た医者です。この集落の責任者に会わせてください。正直貴方たちのような人種は嫌いですがこれでも医者。全員治します」
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