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狂信者はわらう
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ようやくゼキ=バルカンが帰ってきた。いつものごとく後ろにはハリトが笑顔一つなく張り付いて護衛している。
「セイラも必要か?」
リヴィオが難色を示す。事件に関わらせたくないという様子。
「居たほうがいい」
ゼキ=バルカンは低めの声でそう言う。ふざけたいつもの雰囲気はないので真剣さが伝わる。
航海から帰ってきておかえりなさい!と明るい場面ではないようだ。
帰ってきたばかりのせいか、それとも話題があまり良くないせいなのか、ゼキ=バルカンは少し疲れた顔をしている。
『コロンブス』の一室に私とリヴィオは呼ばれて話を聞くことになった。
「じゃあ、事件に心当たりがあって、セイラも無関係ではないということか?」
「わたしの推測の域は越えないけどね」
ゼキにじっとみつめられて、ドキッとする。嫌な予感がしたからだ。
「『コロンブス』はもともとシンとわたしと……もう一人で立ち上げたんだ。だが、途中であいつはシンに突き放されて『コロンブス』を去ることになった。幽霊船はそいつだと思う。あの海路を知り、船を操れるのは、限られた『コロンブス』の航海士だけだからね」
幽霊船なんて海にはいないからね!と言い切る現実主義のゼキ。
「なぜシン………お祖父様はその人を突き放したの?」
シンヤ君と言いかけて言い直す。
「黒龍信仰はこの国にあるけど、そう熱狂的ではない。たが、一部には熱狂的になりすぎた狂信者達がいる。あいつもその一人になった。シンが黒龍の守護を受けていると思い始めてきて、執着し始め、それでシンがキレたんだよ。『シン様』呼ばわりし、敬いだしてさ」
リヴィオがそれは迷惑な話だなと嫌な顔をした。
「名はアイザック。どこにいるのか何をしているのか……ある日、足取りが掴めなくなった。シンはこの国ではない国へ行ったと言っていたから国外追放させたのかもしれない」
二人に何があったのかは詳しくは知らないと言う。
「黒龍の守護を受けているセイラの祖父、シン=バシュレを敬っていたというわけか。その孫娘であるセイラをも神格化している可能性があるか?」
リヴィオの言葉にゼキは嘆息してから答える。
「無いとは言えないし、以前に黒龍に助けてもらった姿を見た船員は多数いる。口止めはしたが、完璧に人の口に蓋はできない。情報が漏れたかもしれない。だからセイラにも聞いてほしかった。……身辺を気をつけておくことだよ」
私は納得し、頷く。
「魔物の持ち込みをできるのも『コロンブス』以外では彼しかいないね」
「オレの襲撃もまさか……」
ゼキが肩をすくめる。
「それはリヴィオの日頃の行いじゃないのかい?見に覚えあるんじゃないかい?」
「オレは何もしてねーよっ!」
なんでだよ!?とリヴィオが不満の声をあげる。
「自分でなんとかできるだろう?こないだの件も返り討ちにしたって聞いてるよ」
「情報はえーな」
「誰だと思ってるんだい?『コロンブス』の………」
そうゼキが言いかけた時だった。ドンッという音がした。うわああああ!と玄関のホール方から複数の声。ゼキとハリトがすばやく立ち上がって扉を開けて走る。
リヴィオと私も走る。玄関の扉を突き破り、侵入してきたのは………。
『ま、魔物!?』
何人もの声がハモる。『コロンブス』の人達は見たことがあるため、この生き物が何かを理解し、動揺している。
「な、なんでこんなところに!?」
「ここはウィンディア王国だぞ!?」
「いるはずがない!」
獣型の黒い毛並みをし、赤い目をした魔物は体長約三メートル。サーカスにいたものと同様のものだ。
急な出来事に浮足立つ社員たちにゼキは声を張り上げる。
「落ち着いて配置につけ!武器を持て!」
『了解!』
さすが戦い慣れた『コロンブス』だった。すばやく自分たちの武器を手に構える。リヴィオも帯剣していた剣を抜く。
私は丸腰なので、魔法で応戦することにする。すでに呪を口の中で唱えて臨戦態勢。
魔物が床を蹴る。私は術を放つ。雷の魔法が発動し、パリパリと放電しながらその場に魔物の身体を繋ぎ止めた。麻痺して動けなくなる。
「グオオオオオオ」
咆哮をあげ、バタバタと身体を振ってもがき、拘束を解こうとする。振り上げた黒い前足をリヴィオが魔力を込めた剣で斬った。同時に後ろへ回り込み、ハリトが一閃する。ナイスコンビネーション。二人の動きは獣よりもすばやい。
ギャアという断末魔は短く、サラサラと黒色の砂塵と化していった。
一瞬の出来事だった。一匹の魔物程度ならば『コロンブス』に侵入したところでたいしたことない……だが、この起こってしまったことの意味は重い。
「ゼキさん!これっ!」
門の所に突き立てられた短剣には一枚の紙。
『黒龍を解放せよ。民のための神を奪う者へ警告する』
赤い文字で書かれている。
ゼキ=バルカンには驚きなどなかった。推測どおりかとニヤリと笑う。それは残酷さをも含む笑み。
「王都で堂々とやってくれるね。そして『コロンブス』に喧嘩を売るつもりかい?航海のない時は退屈だ。者ども!いいか!?これでひるむな!誰に喧嘩を売ったのか相手に目に物見せてやるぞ!」
ゼキの鼓舞にウオオオオオ!と血の気の多い海の男たちは声を大にし、かかってこーい!と拳を天へ突き上げたのだった。
リヴィオ、『コロンブス』への襲撃。……次は私かもしれない。そう予感し、怖くなった。ヒタヒタと得体のしれない者が近づいてくる気がした。
後日、サーカス団に魔物はいなくなったという。見張っていた者が言うには、サーカス団が魔物を売りに出したらしい。流行りが終わってしまえば、あんな不気味な物はいらないと言う事だったらしい。
買った者の名前は『コロンブス』
無論ゼキ=バルカンが買うはずもない。全ては仕組まれたことだ。相手は届けついでに解き放って、葬らせた。『コロンブス』がたかだか一匹の魔物にやられることなどないとわかっていたはず。
まさに警告の意味を持つ出来事。黒龍を信仰するアイザックという者は今どこに?
「セイラも必要か?」
リヴィオが難色を示す。事件に関わらせたくないという様子。
「居たほうがいい」
ゼキ=バルカンは低めの声でそう言う。ふざけたいつもの雰囲気はないので真剣さが伝わる。
航海から帰ってきておかえりなさい!と明るい場面ではないようだ。
帰ってきたばかりのせいか、それとも話題があまり良くないせいなのか、ゼキ=バルカンは少し疲れた顔をしている。
『コロンブス』の一室に私とリヴィオは呼ばれて話を聞くことになった。
「じゃあ、事件に心当たりがあって、セイラも無関係ではないということか?」
「わたしの推測の域は越えないけどね」
ゼキにじっとみつめられて、ドキッとする。嫌な予感がしたからだ。
「『コロンブス』はもともとシンとわたしと……もう一人で立ち上げたんだ。だが、途中であいつはシンに突き放されて『コロンブス』を去ることになった。幽霊船はそいつだと思う。あの海路を知り、船を操れるのは、限られた『コロンブス』の航海士だけだからね」
幽霊船なんて海にはいないからね!と言い切る現実主義のゼキ。
「なぜシン………お祖父様はその人を突き放したの?」
シンヤ君と言いかけて言い直す。
「黒龍信仰はこの国にあるけど、そう熱狂的ではない。たが、一部には熱狂的になりすぎた狂信者達がいる。あいつもその一人になった。シンが黒龍の守護を受けていると思い始めてきて、執着し始め、それでシンがキレたんだよ。『シン様』呼ばわりし、敬いだしてさ」
リヴィオがそれは迷惑な話だなと嫌な顔をした。
「名はアイザック。どこにいるのか何をしているのか……ある日、足取りが掴めなくなった。シンはこの国ではない国へ行ったと言っていたから国外追放させたのかもしれない」
二人に何があったのかは詳しくは知らないと言う。
「黒龍の守護を受けているセイラの祖父、シン=バシュレを敬っていたというわけか。その孫娘であるセイラをも神格化している可能性があるか?」
リヴィオの言葉にゼキは嘆息してから答える。
「無いとは言えないし、以前に黒龍に助けてもらった姿を見た船員は多数いる。口止めはしたが、完璧に人の口に蓋はできない。情報が漏れたかもしれない。だからセイラにも聞いてほしかった。……身辺を気をつけておくことだよ」
私は納得し、頷く。
「魔物の持ち込みをできるのも『コロンブス』以外では彼しかいないね」
「オレの襲撃もまさか……」
ゼキが肩をすくめる。
「それはリヴィオの日頃の行いじゃないのかい?見に覚えあるんじゃないかい?」
「オレは何もしてねーよっ!」
なんでだよ!?とリヴィオが不満の声をあげる。
「自分でなんとかできるだろう?こないだの件も返り討ちにしたって聞いてるよ」
「情報はえーな」
「誰だと思ってるんだい?『コロンブス』の………」
そうゼキが言いかけた時だった。ドンッという音がした。うわああああ!と玄関のホール方から複数の声。ゼキとハリトがすばやく立ち上がって扉を開けて走る。
リヴィオと私も走る。玄関の扉を突き破り、侵入してきたのは………。
『ま、魔物!?』
何人もの声がハモる。『コロンブス』の人達は見たことがあるため、この生き物が何かを理解し、動揺している。
「な、なんでこんなところに!?」
「ここはウィンディア王国だぞ!?」
「いるはずがない!」
獣型の黒い毛並みをし、赤い目をした魔物は体長約三メートル。サーカスにいたものと同様のものだ。
急な出来事に浮足立つ社員たちにゼキは声を張り上げる。
「落ち着いて配置につけ!武器を持て!」
『了解!』
さすが戦い慣れた『コロンブス』だった。すばやく自分たちの武器を手に構える。リヴィオも帯剣していた剣を抜く。
私は丸腰なので、魔法で応戦することにする。すでに呪を口の中で唱えて臨戦態勢。
魔物が床を蹴る。私は術を放つ。雷の魔法が発動し、パリパリと放電しながらその場に魔物の身体を繋ぎ止めた。麻痺して動けなくなる。
「グオオオオオオ」
咆哮をあげ、バタバタと身体を振ってもがき、拘束を解こうとする。振り上げた黒い前足をリヴィオが魔力を込めた剣で斬った。同時に後ろへ回り込み、ハリトが一閃する。ナイスコンビネーション。二人の動きは獣よりもすばやい。
ギャアという断末魔は短く、サラサラと黒色の砂塵と化していった。
一瞬の出来事だった。一匹の魔物程度ならば『コロンブス』に侵入したところでたいしたことない……だが、この起こってしまったことの意味は重い。
「ゼキさん!これっ!」
門の所に突き立てられた短剣には一枚の紙。
『黒龍を解放せよ。民のための神を奪う者へ警告する』
赤い文字で書かれている。
ゼキ=バルカンには驚きなどなかった。推測どおりかとニヤリと笑う。それは残酷さをも含む笑み。
「王都で堂々とやってくれるね。そして『コロンブス』に喧嘩を売るつもりかい?航海のない時は退屈だ。者ども!いいか!?これでひるむな!誰に喧嘩を売ったのか相手に目に物見せてやるぞ!」
ゼキの鼓舞にウオオオオオ!と血の気の多い海の男たちは声を大にし、かかってこーい!と拳を天へ突き上げたのだった。
リヴィオ、『コロンブス』への襲撃。……次は私かもしれない。そう予感し、怖くなった。ヒタヒタと得体のしれない者が近づいてくる気がした。
後日、サーカス団に魔物はいなくなったという。見張っていた者が言うには、サーカス団が魔物を売りに出したらしい。流行りが終わってしまえば、あんな不気味な物はいらないと言う事だったらしい。
買った者の名前は『コロンブス』
無論ゼキ=バルカンが買うはずもない。全ては仕組まれたことだ。相手は届けついでに解き放って、葬らせた。『コロンブス』がたかだか一匹の魔物にやられることなどないとわかっていたはず。
まさに警告の意味を持つ出来事。黒龍を信仰するアイザックという者は今どこに?
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