我が愛しのチング

kazuayano

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我が愛しのチング

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二、
その日の人生のチングとの出逢いの酒の席、酔った。はしゃいだ。
当然、チングと思いまたそう呼び出すのにはまだまだ先の話しだが
夜の店の女になど全く意に解さない、彼氏はいないと言えば嘘で有り顧客にし、プレゼントでもドリンクバックでもとにかく金を遣わせようとしかしない。
久しぶりにええ女を見たがまぁ
そこまで。もう逢う事もないのだろう。それにしてもたまに魅せる表情は考えさせられる。
トイレを一緒に、、は3回ほど誘われたがこちらも過去に戻る
夜の女を笑わせる努力など遥か昔に捨てていた。今度は俺が後に出てやろう、オマケにトイレ内のハンドソープで髪の毛から顔も真っ白にメイクして「へいっお待ち」
さぁ呑もうか?百合音も大笑いしている。俺にとっては小技だった
昔にはアンパンマンのヅラを被り
上の服は脱ぎ、「さぁ君の好物のへそだよ」平気でやっていた。
いつの日か女と接するより同席の人間だけを大切にする人間になってしまっていた。どんな事をしようとおおよその反応は決まってる
本気か何かわからない微笑みで
「出禁なっちゃうよ?」
百合音は違った、まず出勤3回目で平気でボーイに、どころか店長にまで「わたしここで呑むの」
これも今まで無かった
ボーイに「指名が入りました」
「あらー?ごめんねまた来るね」
これが普通だし、イチキャストがわがままを通す事は許されない
少し、本人情報を聞いてみる。
日本生まれの韓国人なの!
だからなのか、美しいあまりにも
スタイルは抜群、脚は長く、腰は締まり、肌も何も欠点が見えない
化粧が濃い訳でもなくナチュラルメイク、全身綺麗な色白だ。
黒のワンピースがまたそれを引き立てる。
「わたし、看護師と介護士をしていてほとんど店には出勤しないの」これはのちにチングとなるからこそ運命的な出逢いと言えるのだろうが、たまたま兄さんを呑みに誘い、帰ろうとした所もう一件と来て、滅多に出勤しない夜の女とのはじまりだった。
百合音はタバコはやめていた
がその日、「少し吸わせてみて」
電子タバコを一、二度吸い
その日からまた吸いだした。
分からない。このあまりに男心をくすぐる行動の全てが理解出来ない。俺は人生の経験から爆笑したあとにふっと見せる人生になにかを憂いてる様な表情をする百合音の全てを護りたい気持ちになりつつあった。
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