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1章
3話
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学校にいる【エリート】の全員が戦闘に向かい俺たちはシェルターに向かっていた時だ。突如として新たなサイレンが辺り一帯に響き渡った。そしてそのサイレンが示していた怪獣の発生場所は俺らが行こうとしているシェルターの真上だった。それはこの学校に前例がない規模の怪獣が発生していることを示していた。
「ウソだろ。またあれとおんなじ規模の怪獣が出てくるのか!」
「どうしたらいいの?【エリート】の人たちはみんな最初の怪獣との戦闘に行っちゃったよ!」
みんな口々にどうしたらいいのか、どうするべきなのか、不安が溢れてきている。
それは俺も一緒だ。今まで同一の場所に複数の怪獣が発生したことは無かった。今回は1つの穴からでさえたくさんの大型怪獣が出てきているのに、それが2つも発生だと?!もうどうしたらいいのかわかんねえよ。なにしろ俺は【劣等生】だ。戦う術も、自分の身を守る術も持たない俺はいざという時は他の人の盾となって攻撃を受ける以外に役に立つ方法がない。まあ、そんなことはしたくもないが。
「みんな!裏門の方には逃げられるから、そっちから街の方へ逃げましょう!」
さすが先生だ。この状況をいち早く整理し、僕らに適切な避難経路の提示をしてくれた。
先生の指示に従って僕らは裏門の方へ周り町の方へと逃げようとした。その途中で【エリート】の人たちの戦闘が見えたが、複数の、それも大型の怪獣相手に苦戦しているようだった。
いくら【エリート】と言ったって、まだ小学生だ。大人と比べると体格も運動量も劣っている。そんな彼らが一人で相手できる怪獣とすれば、せいぜい小型のものが限度だろう。それでも彼らは自分たちで食い止めないと他の生徒たちの方へ怪獣が行くから、一生懸命戦っている。こういう時に自分も能力を持っていて応援に行けたらいいのにな、と思ったりする。
まあ、それでもできないから、今できることとしては、早く本部の大人たちが駆けつけてくれることを願うだけだ。
そうこうしているうちに僕らは裏門について学校を出ることができた。裏門にたどり着くまでに怪獣に見つからなかったのは奇跡と言えるだろう。
助かった。
誰もがそう思っただろう。だが裏門を出て見た景色は想像を絶するものだった。
「ウソだろ。またあれとおんなじ規模の怪獣が出てくるのか!」
「どうしたらいいの?【エリート】の人たちはみんな最初の怪獣との戦闘に行っちゃったよ!」
みんな口々にどうしたらいいのか、どうするべきなのか、不安が溢れてきている。
それは俺も一緒だ。今まで同一の場所に複数の怪獣が発生したことは無かった。今回は1つの穴からでさえたくさんの大型怪獣が出てきているのに、それが2つも発生だと?!もうどうしたらいいのかわかんねえよ。なにしろ俺は【劣等生】だ。戦う術も、自分の身を守る術も持たない俺はいざという時は他の人の盾となって攻撃を受ける以外に役に立つ方法がない。まあ、そんなことはしたくもないが。
「みんな!裏門の方には逃げられるから、そっちから街の方へ逃げましょう!」
さすが先生だ。この状況をいち早く整理し、僕らに適切な避難経路の提示をしてくれた。
先生の指示に従って僕らは裏門の方へ周り町の方へと逃げようとした。その途中で【エリート】の人たちの戦闘が見えたが、複数の、それも大型の怪獣相手に苦戦しているようだった。
いくら【エリート】と言ったって、まだ小学生だ。大人と比べると体格も運動量も劣っている。そんな彼らが一人で相手できる怪獣とすれば、せいぜい小型のものが限度だろう。それでも彼らは自分たちで食い止めないと他の生徒たちの方へ怪獣が行くから、一生懸命戦っている。こういう時に自分も能力を持っていて応援に行けたらいいのにな、と思ったりする。
まあ、それでもできないから、今できることとしては、早く本部の大人たちが駆けつけてくれることを願うだけだ。
そうこうしているうちに僕らは裏門について学校を出ることができた。裏門にたどり着くまでに怪獣に見つからなかったのは奇跡と言えるだろう。
助かった。
誰もがそう思っただろう。だが裏門を出て見た景色は想像を絶するものだった。
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