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婚約選手権
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「おい!ここは勇者である俺がだろ!」
「違うな、女の扱いを知らず無愛想な俺が、恋に目覚めて、変わっていくダークヒーローのだな...」
「いや、これははっきり言って、三人の中で一番地味な僕こそ、与えられる使命と思うよ」
三人は胸ぐらを掴み合い、怖い顔で睨んでいた。
ちょっと前まで仲の良かった勇者パーティーと思えないくらいに、アホをやっていた。
そんは事をしてるうちに。
パシャバシャ...ヒヒぃーン!
王国から追ってが来ました。
「ちょっと!みんな!仲間で争ってる場合じゃ?」
とは言ったけども、全く聞こえてなかった。
王国の軍勢はその内に私達を取り囲み。その中でも先頭を走ってる騎士だけが馬から降りて、私達の方へやってくる。
「ユーレカ・シロよ?我が何を言いたいか分かるであろうな?」
アリスト王子・・・・・・
「・・・・・・」
「そんなに怖い顔をするではない、せっかくの麗しい顔も台無しではないか?」
「何よ......今からわたしを殺しにきた貴方にそんな事は言われたくないわ!」
「なるほど....ところであの者達はなんだ?オマエの新しい旦那か?」
三人は喧嘩の手を止め答えた。
「そうだ、俺がそうだ!」
「そうだ、俺がそうだ!」
「そうだ、僕が旦那だよ!」
「ふん、なら主らも同罪の罪で処刑罪だ。オマエら、姫以外は殺していいぞ」
そう王子が騎士兵に告げると剣を鞘から取り出し構えてくるのだった。
この数、およそ2000・・・・・・
例え勇者達でもこの数は難しい・・・・・・
なら!
「この中で一番多く倒した者と私は婚約を結ぶわ!」
「何!?」
「なんだと!?」
「マジで!?」
「ええ、だから頑張って♡」
似合いもしない色ぽさで投げキスまでも送り、馬鹿な三人のテンションを上げてみた。
「だってよ、ハーデス。丁度いいではないか?」
「ああ、そうだな。どっちが剣の使い手か測るには丁度いいな」
「待てよ、僕だっているんだからね」
と、鞘から、聖剣エクスカリバー、魔剣デュランダルを構える聖の勇者と悪のヒーロー。
そしてジルは8階級魔方陣を張り封印された最強魔法を唱えようとしていた。
「違うな、女の扱いを知らず無愛想な俺が、恋に目覚めて、変わっていくダークヒーローのだな...」
「いや、これははっきり言って、三人の中で一番地味な僕こそ、与えられる使命と思うよ」
三人は胸ぐらを掴み合い、怖い顔で睨んでいた。
ちょっと前まで仲の良かった勇者パーティーと思えないくらいに、アホをやっていた。
そんは事をしてるうちに。
パシャバシャ...ヒヒぃーン!
王国から追ってが来ました。
「ちょっと!みんな!仲間で争ってる場合じゃ?」
とは言ったけども、全く聞こえてなかった。
王国の軍勢はその内に私達を取り囲み。その中でも先頭を走ってる騎士だけが馬から降りて、私達の方へやってくる。
「ユーレカ・シロよ?我が何を言いたいか分かるであろうな?」
アリスト王子・・・・・・
「・・・・・・」
「そんなに怖い顔をするではない、せっかくの麗しい顔も台無しではないか?」
「何よ......今からわたしを殺しにきた貴方にそんな事は言われたくないわ!」
「なるほど....ところであの者達はなんだ?オマエの新しい旦那か?」
三人は喧嘩の手を止め答えた。
「そうだ、俺がそうだ!」
「そうだ、俺がそうだ!」
「そうだ、僕が旦那だよ!」
「ふん、なら主らも同罪の罪で処刑罪だ。オマエら、姫以外は殺していいぞ」
そう王子が騎士兵に告げると剣を鞘から取り出し構えてくるのだった。
この数、およそ2000・・・・・・
例え勇者達でもこの数は難しい・・・・・・
なら!
「この中で一番多く倒した者と私は婚約を結ぶわ!」
「何!?」
「なんだと!?」
「マジで!?」
「ええ、だから頑張って♡」
似合いもしない色ぽさで投げキスまでも送り、馬鹿な三人のテンションを上げてみた。
「だってよ、ハーデス。丁度いいではないか?」
「ああ、そうだな。どっちが剣の使い手か測るには丁度いいな」
「待てよ、僕だっているんだからね」
と、鞘から、聖剣エクスカリバー、魔剣デュランダルを構える聖の勇者と悪のヒーロー。
そしてジルは8階級魔方陣を張り封印された最強魔法を唱えようとしていた。
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