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2章 ニート、交友関係が広がる(1名)。
ニートは四度目は偶然じゃないと思う。
俺がテコでもソファから動かないと知ったチェリーワインくんは、なんと毎日飽きもせずにマウントをとりに来ていた。
旦那さまが戻る予定日前日の昼過ぎ。ここ数日の定位置であるソファ、そこに俺は枕を置いて寝ているのだが、俺の頭のすぐそばにチェリーワインくんが腰を下ろす。
「レガルはああ見えて、結構夢見がちなところがあるんだよ」
「へぇ」
「14くらいの時に、あいつまだ妖精が居るって信じてて。こっそり親が用意しただけのプレゼントを妖精のしわざだって騒ぎ立ててさ」
「妖精?」
「そう。俺の作り話」
旦那さま、チェリーワインくんに騙されたのか……。俺でも嘘だと分かる話であるのに、きっと旦那さまはチェリーワインくんだからこそ信じたのだろう。可哀そうだが、惚れた弱みというやつだ。
「結局それで嘘ってわかって大喧嘩になったけど、似たようなこと結構あったわ」
「なぜ旦那さまに嘘をついたんですか?」
「あ? あぁ、まあ、揶揄ってやろうと思って」
なるほど。好きな子に意地悪しちゃうタイプの小学生男子。
「旦那さまと仲がよろしいんですね」
「は? なんでそうなる」
仰向けで寝ている俺の顔を、チェリーワインくんがのぞき込む。照れ隠しか、眉を寄せてこちらを見おろしていた。
「だって、そうやって話している口調が、とても楽しそうでしたので」
「……まぁ、一緒に居て気は楽だよな。俺が遊び歩いてもとやかく言ってこないし」
「あそび?」
「女」
女……おんな……オンナノコ!? ぎょっとして思わず体を起こしかけ、やっぱりやめてから再び枕に沈み込む。つまりこの男、旦那さまの気を引きたくてわざと遊び歩いているが、おそらくそれですれ違っているということだろう。なんということだ。
どこかつまらなさそうな顔をして、彼がソファの背もたれに腕をひっかける。やれやれ、なんて言ってから、目を丸くしている俺を見て鼻を鳴らした。
「なんだ? お前もいい加減遊び歩くのやめろとかいうタイプ?」
「うーん。あなたがそれを本心から好きでやっているのであれば、話は別かもしれません」
「……他に何の目的があってやんだよ」
「気がまぎれるからとか、でしょうか。気持ちがいいことは楽しいですから、それを目的にしても不思議はないですね」
そう。俺も気持ちいいことは大好きだ。何故か旦那さまが律義に夫夫としての関係を果たしてくれるので、俺はこの世の天国もかくやの気持ちよさを知った。だから、セックスを人生の楽しみとする人が居ても何ら不思議はないと思うし、お互い同意の上なら全然いいと思う。
「そりゃあ、ほら、無理矢理とか弱みに付け込むとか、既に相手がいるのに隠れてこっそり~とかは良くないですよ? でもそうじゃないなら、咎められる意味がわからないですよね」
「お前は、もし恋人がそういう奴だったらどうするんだよ。浮気も許すのか」
「あ~。うーん。ウーーーン。好きになってしまったなら、もうしょうがないなァとなるかもしれません。
相手にとってはそれが人生の楽しみなんでしょう? 俺にも絶対譲れないと思う楽しみがありますし、そこを尊重できるならお互いさまかも」
うむ。俺はニート生活を死守したい。チェリーワインくんは旦那さまとえっちがしたい。でも旦那さまには俺という結婚相手がいる。普通に考えたら、不倫である。現代で絶対コロされるやつである。現代じゃなくてもコロされるやつである。
でも、人の在り方が一つではないように、恋人たちの在り方も一つではない。旦那さまとチェリーワインくんがそういう関係になったら、俺は抱いてもらえなくなる。それはわりと、残念だなとか、寂しいなとかちょっと思うけど。
でも、家に置いてもらえて、チェリーワインくんとも友だち? でいられて、旦那さまが甘味をこっそり食べられるなら、それでいいのではないか。
「俺には俺なりの幸せの形がありますし、旦那さまもそうでしょう。誰も同じ形はしていないと思いますよ。でこぼこしたところがぴったり噛み合うなら、どんな形でも幸せと呼んでよいと、俺は思います」
世の中の女遊びが問題とされるのは、誰かを傷つける形をしていることが多いからだろうなぁ。いつの間にか本気になるとかもあるらしいし。
「……お前、やっぱ変なやつだよな」
「そうですね」
ニートだから当然だろうと思ったので、俺は笑って目を閉じた。
―――――――
―――――
―――
なんだか騒がしい気がする。ゆっくりと目を開いてみれば、すっかり夕方になっていて、もうすぐ夕飯の時間だなぁと思う。騒がしいと思ったのは気のせいではなく、ソファの前、俺の視界を遮る形で誰かの背中が見えた。
質の良さげなマントの裾に金の刺繍が入っていて、その模様を目で追うように視線をあげれば、見慣れた白銀が目に入る。
「いいだろ? お前がいらねえってんだから、俺がもらっても」
「いいわけがない。何度言えばわかる」
旦那さま、と、この声はチェリーワインくんか。俺が眠っている間に帰宅したのだろう。予定は明日だったはずなのに、どうしたんだろうか。
小さく彼の背を見て呟けば、振り返った彼が険しい顔をする。
「ルシア。あとで話がある。……アズヴァン。お前は今すぐ帰れ」
「はいはい。ってことで、ルシア。またな」
旦那さまのむこうから、ひょこっと顔をのぞかせたアズヴァンが、こちらに近づいて何故かイケメンウィンクを飛ばしてくる。なんだ。イケメンアピールか? 俺は胸筋だけの男ではないと言いたいのだろうか。そう思っていたら、ぐっと顔を近づけて小声で何か口にする。
「頑張れよ」
何を? そう思っていたら、ちゅ、というイケメンにしか許されないリップ音と共に顔が離れていく。次いで、猛烈な勢いで何かが眼前を通り過ぎて行って、気がづけばゲラゲラと笑うチェリーワインくんが扉の前に居た。
「おー、こわ。いきなり殴りかかるとか野蛮~。じゃあな!」
「あ、はい。お気を付けて」
ひらりと手を振られるので、こちらも振り返す。そうしたら、何故かその手を旦那さまにがしっと捕まれてしまって、そのまま強く引っ張られて強制的に旦那さまの胸にダイブした。いくら柔らかい胸筋とはいえ、顔面強打は普通に痛い。涙目になっていれば、顎を掴まれて、そのまま何を言う間もなく唇が塞がれた。
「ん、んんぅ」
「は、随分と仲良くなったようだな。家に泊めるとは」
「ぁ、ふ、彼は、旦那さまに会いに」
「だとしても、そうすべきではなかった。いいか。今後、二人で会うことは許さない」
いや本当はアンタに会いに来たんだよチェリーワインくんは、と言いたかったが、それでも俺と彼が二人になること自体が許せないらしい。旦那さま、結構独占欲が強い。
そういえばクッキー党禁止の件も、俺がクッキーを作ること自体は止めなかったし、旦那さまはクッキーが好きである。つまり、クッキーを独り占めしようとしているともとれるわけだ。
というか。
「どうして急に、俺に、その、口付けを」
「どうして? 可笑しなことを聞く」
なんで俺にちゅーするんだろう、と聞いたら、変なことを聞くなと言われる。俺のすることに口を出すなということだろうか。わかる。やりたいようにしたいよね。俺も、なんで寝るのと聞かれても困る。
「お前は自分の立場を理解していないようだ。昼まででは足りなかったな」
「へ」
ぐんと持ち上げられて、そのまま、部屋から通じている浴室への扉が旦那さまの手で開かれる。風呂に入れってことかなと思っていたら、そのままひん剥かれ。
そして、俺は尻を洗われた。自分でやると言っても無視されたけど、これはもしかすると、何も知らぬチェリーワインくんに手取り足取り教えてあげる練習の可能性があるのではないか。天才の閃き。
そう思っていたらそのまま指が突っ込まれたので、流石の俺も口を開く。
「旦那さま」
「どうした」
「ええと、このままだと、4回目です」
「……そうだな」
「二度あることは三度あると聞いたことがありますが、4度目はなんかこう、偶然と言い切れない気がします」
「何を言いたいのかはわからないが、つまり、したくないということか?」
額を合わせて、じっと見つめられるので、俺は目をぱちぱちと瞬いて。
「したいか、したくないかで言うと、気持ちがいいのでしたいです、が」
でもチェリーワインくんが、と続けようとしたら、途端に指の動きが激しくなってそれどころでは無くなったのだった。
旦那さまが戻る予定日前日の昼過ぎ。ここ数日の定位置であるソファ、そこに俺は枕を置いて寝ているのだが、俺の頭のすぐそばにチェリーワインくんが腰を下ろす。
「レガルはああ見えて、結構夢見がちなところがあるんだよ」
「へぇ」
「14くらいの時に、あいつまだ妖精が居るって信じてて。こっそり親が用意しただけのプレゼントを妖精のしわざだって騒ぎ立ててさ」
「妖精?」
「そう。俺の作り話」
旦那さま、チェリーワインくんに騙されたのか……。俺でも嘘だと分かる話であるのに、きっと旦那さまはチェリーワインくんだからこそ信じたのだろう。可哀そうだが、惚れた弱みというやつだ。
「結局それで嘘ってわかって大喧嘩になったけど、似たようなこと結構あったわ」
「なぜ旦那さまに嘘をついたんですか?」
「あ? あぁ、まあ、揶揄ってやろうと思って」
なるほど。好きな子に意地悪しちゃうタイプの小学生男子。
「旦那さまと仲がよろしいんですね」
「は? なんでそうなる」
仰向けで寝ている俺の顔を、チェリーワインくんがのぞき込む。照れ隠しか、眉を寄せてこちらを見おろしていた。
「だって、そうやって話している口調が、とても楽しそうでしたので」
「……まぁ、一緒に居て気は楽だよな。俺が遊び歩いてもとやかく言ってこないし」
「あそび?」
「女」
女……おんな……オンナノコ!? ぎょっとして思わず体を起こしかけ、やっぱりやめてから再び枕に沈み込む。つまりこの男、旦那さまの気を引きたくてわざと遊び歩いているが、おそらくそれですれ違っているということだろう。なんということだ。
どこかつまらなさそうな顔をして、彼がソファの背もたれに腕をひっかける。やれやれ、なんて言ってから、目を丸くしている俺を見て鼻を鳴らした。
「なんだ? お前もいい加減遊び歩くのやめろとかいうタイプ?」
「うーん。あなたがそれを本心から好きでやっているのであれば、話は別かもしれません」
「……他に何の目的があってやんだよ」
「気がまぎれるからとか、でしょうか。気持ちがいいことは楽しいですから、それを目的にしても不思議はないですね」
そう。俺も気持ちいいことは大好きだ。何故か旦那さまが律義に夫夫としての関係を果たしてくれるので、俺はこの世の天国もかくやの気持ちよさを知った。だから、セックスを人生の楽しみとする人が居ても何ら不思議はないと思うし、お互い同意の上なら全然いいと思う。
「そりゃあ、ほら、無理矢理とか弱みに付け込むとか、既に相手がいるのに隠れてこっそり~とかは良くないですよ? でもそうじゃないなら、咎められる意味がわからないですよね」
「お前は、もし恋人がそういう奴だったらどうするんだよ。浮気も許すのか」
「あ~。うーん。ウーーーン。好きになってしまったなら、もうしょうがないなァとなるかもしれません。
相手にとってはそれが人生の楽しみなんでしょう? 俺にも絶対譲れないと思う楽しみがありますし、そこを尊重できるならお互いさまかも」
うむ。俺はニート生活を死守したい。チェリーワインくんは旦那さまとえっちがしたい。でも旦那さまには俺という結婚相手がいる。普通に考えたら、不倫である。現代で絶対コロされるやつである。現代じゃなくてもコロされるやつである。
でも、人の在り方が一つではないように、恋人たちの在り方も一つではない。旦那さまとチェリーワインくんがそういう関係になったら、俺は抱いてもらえなくなる。それはわりと、残念だなとか、寂しいなとかちょっと思うけど。
でも、家に置いてもらえて、チェリーワインくんとも友だち? でいられて、旦那さまが甘味をこっそり食べられるなら、それでいいのではないか。
「俺には俺なりの幸せの形がありますし、旦那さまもそうでしょう。誰も同じ形はしていないと思いますよ。でこぼこしたところがぴったり噛み合うなら、どんな形でも幸せと呼んでよいと、俺は思います」
世の中の女遊びが問題とされるのは、誰かを傷つける形をしていることが多いからだろうなぁ。いつの間にか本気になるとかもあるらしいし。
「……お前、やっぱ変なやつだよな」
「そうですね」
ニートだから当然だろうと思ったので、俺は笑って目を閉じた。
―――――――
―――――
―――
なんだか騒がしい気がする。ゆっくりと目を開いてみれば、すっかり夕方になっていて、もうすぐ夕飯の時間だなぁと思う。騒がしいと思ったのは気のせいではなく、ソファの前、俺の視界を遮る形で誰かの背中が見えた。
質の良さげなマントの裾に金の刺繍が入っていて、その模様を目で追うように視線をあげれば、見慣れた白銀が目に入る。
「いいだろ? お前がいらねえってんだから、俺がもらっても」
「いいわけがない。何度言えばわかる」
旦那さま、と、この声はチェリーワインくんか。俺が眠っている間に帰宅したのだろう。予定は明日だったはずなのに、どうしたんだろうか。
小さく彼の背を見て呟けば、振り返った彼が険しい顔をする。
「ルシア。あとで話がある。……アズヴァン。お前は今すぐ帰れ」
「はいはい。ってことで、ルシア。またな」
旦那さまのむこうから、ひょこっと顔をのぞかせたアズヴァンが、こちらに近づいて何故かイケメンウィンクを飛ばしてくる。なんだ。イケメンアピールか? 俺は胸筋だけの男ではないと言いたいのだろうか。そう思っていたら、ぐっと顔を近づけて小声で何か口にする。
「頑張れよ」
何を? そう思っていたら、ちゅ、というイケメンにしか許されないリップ音と共に顔が離れていく。次いで、猛烈な勢いで何かが眼前を通り過ぎて行って、気がづけばゲラゲラと笑うチェリーワインくんが扉の前に居た。
「おー、こわ。いきなり殴りかかるとか野蛮~。じゃあな!」
「あ、はい。お気を付けて」
ひらりと手を振られるので、こちらも振り返す。そうしたら、何故かその手を旦那さまにがしっと捕まれてしまって、そのまま強く引っ張られて強制的に旦那さまの胸にダイブした。いくら柔らかい胸筋とはいえ、顔面強打は普通に痛い。涙目になっていれば、顎を掴まれて、そのまま何を言う間もなく唇が塞がれた。
「ん、んんぅ」
「は、随分と仲良くなったようだな。家に泊めるとは」
「ぁ、ふ、彼は、旦那さまに会いに」
「だとしても、そうすべきではなかった。いいか。今後、二人で会うことは許さない」
いや本当はアンタに会いに来たんだよチェリーワインくんは、と言いたかったが、それでも俺と彼が二人になること自体が許せないらしい。旦那さま、結構独占欲が強い。
そういえばクッキー党禁止の件も、俺がクッキーを作ること自体は止めなかったし、旦那さまはクッキーが好きである。つまり、クッキーを独り占めしようとしているともとれるわけだ。
というか。
「どうして急に、俺に、その、口付けを」
「どうして? 可笑しなことを聞く」
なんで俺にちゅーするんだろう、と聞いたら、変なことを聞くなと言われる。俺のすることに口を出すなということだろうか。わかる。やりたいようにしたいよね。俺も、なんで寝るのと聞かれても困る。
「お前は自分の立場を理解していないようだ。昼まででは足りなかったな」
「へ」
ぐんと持ち上げられて、そのまま、部屋から通じている浴室への扉が旦那さまの手で開かれる。風呂に入れってことかなと思っていたら、そのままひん剥かれ。
そして、俺は尻を洗われた。自分でやると言っても無視されたけど、これはもしかすると、何も知らぬチェリーワインくんに手取り足取り教えてあげる練習の可能性があるのではないか。天才の閃き。
そう思っていたらそのまま指が突っ込まれたので、流石の俺も口を開く。
「旦那さま」
「どうした」
「ええと、このままだと、4回目です」
「……そうだな」
「二度あることは三度あると聞いたことがありますが、4度目はなんかこう、偶然と言い切れない気がします」
「何を言いたいのかはわからないが、つまり、したくないということか?」
額を合わせて、じっと見つめられるので、俺は目をぱちぱちと瞬いて。
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