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第6章:龍族の王女
第329話:父親
私、カイト、ポーラ、キアラ、インディゴ、ホムラ、そしてレーベルに向けられたゴーレムの光。その意味は分からない。
とはいえ、何かしらの意味はある。
加えて、光を放っているゴーレム以外の3体が、揃って軽く腰を曲げ礼をするかのように、右手をガゼボに開いた穴、このゴーレムたちが出てきた場所を指し示している。
「・・・とりあえず、行ってみる?」
どうせ反対される。そんなことは百も承知で、ひとまず提案してみる。
もちろん、
「駄目です」
アーロンに却下される。すぐ横ではボイルが首を振り、第1中隊の連中を中心に、同調する者多数。
まあ、分かってた。光で指された私たち以外が近づこうとすれば、丁寧な姿勢から一転、剛健なハルバードの槍先を突き付けられる。つまり、騎士たちが同行するのは不可能。
もちろん、倒してしまうという選択肢はあるが、まあ悪手も悪手。
とはいえ、この場所の調査に来たというのに、明らかに調査すべきこの先を無視して帰るわけにもいかない。第一、私たちが指された理由が知りたい。
「・・・いや、ごめん。行く」
アーロンを真っ直ぐ見つめ、伝える。
「・・・・・・コトハ様。いえ、承知しました。我々は中に入れないようですので・・・」
「騎士ゴーレムは?」
そう思い、近くにいた1体に近づくよう指示を出す。
「ガチャン」という音を立て、再び槍先が向けられた。
「難しいようです。・・・本当に行かれるのですか?」
「うん。ここまできて、スルーはない。どう考えても何かあるでしょ、ここ」
「・・・だからこそ、コトハ様が行くことには反対なのですが・・・。ですが、選択肢がないことも承知しております。お恥ずかしながら、本来、コトハ様には護衛は必要ないともいえます。それに、先ほどの光を見るかぎり、ホムラ殿もご一緒されるのでしょう?」
「うん。ホムラ、来てくれるよね? それにレーベルも」
光が指したメンバーだと、強いのはホムラとレーベルか。
「もちろんですわ。それにここは・・・」
「御意に・・・」
ただ引っかかるのが、先ほどからこの2人。どうも変な感じ。
この建物やゴーレムを見て、なにかを考えているような・・・
「では、コトハ様とお二方で?」
そうしようかと思ったところ、
「姉上、僕も行きたいです」
カイトが言い出す。現在は作戦行動中と言うことで呼び方もこっち。うん、寂しいねぇー・・・
「姉様! ポーラも!」
そうなると続くのはもちろんポーラ。
最近はカイトを真似してか、私のことを「姉様」と呼んだりする。同じく寂しさはある一方で、「姉様」はちょっとかっこよく感じたりもする。
「おか・・・、母上、僕も!」
ポーラが立候補すれば続くのはインディゴ。
「お母さん」呼びから「母上」呼びへ。これについては寂しいとかではなく、慣れない。責任を持って育てるつもりではいるが、母になった実感はまだ無い。
結局、光が指した全員で中に入ることになった。ちなみに、カイトが入る以上、キアラは当然一緒にいる様子だった。
カイトとキアラはともかく、ポーラとインディゴについては、やはりアーロンとボイルが難色を示した。
2人がある程度戦えることはさておき、まだ幼い。インディゴは、うちに来て十分な食事や剣術などの運動、しっかりと睡眠をとることで、すくすくと成長しているとはいえ、まだ5歳。そりゃあ、心配にもなる。
とはいえ、光が差した理由も分からない中で、あえてこのメンバーが指された。
いろいろ考えた結果、全員で入ることになったのだ。
♢ ♢ ♢
私が最終的に決めたことに異は唱えないまでも、やはり不安そうなアーロンやボイルたち騎士を背に、ガゼボに開いた穴の中へと歩を進める。
私たちが近づくと、光を指したゴーレムが先導するように前に出た。最後尾にもう1体が続き、残りは階段の入り口を守る様子。
後に続いていけば、どうやら階段が続いている。
真っ暗な先に若干の恐怖を感じつつも、先導するゴーレムの後を続く。
階段は螺旋階段になっているようで、下を覗いてみてもどれだけ深いのかは正直分からない。
ただ、階段を降りていくのに合わせて、壁に設置されていたランプのようなものが点灯し、足下を照らしてくれた。
誰も触れていないのだから、手動で火をともしたわけではないだろうし、魔法だろうか。
進むこと少し、螺旋階段の終わりが見えた。
階段が終わり、扉のようなものが見える。開け放たれてはいるが、扉自体もかなり豪華な装飾が施されている。
「姉上。ここは一体・・・」
同じく気になったのであろうカイトが声をかけてくる。
「分からない。けど、お屋敷に見えるよね」
「・・・はい」
レーベルがいろいろやってできたクルセイル大公家の屋敷。
前世では見たこともないような規模の屋敷だが、どこか雰囲気が似ている。そういえば、以前訪れたアーマスさんのお屋敷や、王城も同じ雰囲気。
実物を見たことはないが、大理石のような白く綺麗な石で作られた床や壁、天井。扉は金属のように見えたが、鉄のような乱雑な感じではなく、どこか圧倒される美しさがあった。
お屋敷の中を進んでいる。これは、進むにつれて確信に変わった。
螺旋階段を降りた後は、扉をくぐり廊下のような場所を進んだ。同じような扉が左右に複数あり、そのうちの1つの中に入る。
その先には、今度は普通の階段があり、同じく降りていく。
既に、6階層くらいは降りたのではなかろうか? さっきのガゼボから進んできたのだから、ここは相当深い場所になるはず。
やがて、一対の、これまた異常に豪華な門が見えてきた。
「カイト」
「どうしたの?」
「ここってさ、お屋敷、だよね?」
「・・・そうだと思う。
「お屋敷の中に、門があるの?」
「・・・・・・みたい、だね」
どうやらカイトにも分からないらしい。そして、前にあるのが門であることは共感を得られた。私の目がおかしいわけではないようで安心した。
門の前に到着したことで、これまで私たちを挟むように先導していた2体のゴーレムの動きが変わった。
門の両サイドへ移動し、ハルバードの下の先、石突を地面に突き立てる。白い石と強くぶつかり、「ガキンッ」と鋭い音を立てた。
次の瞬間、大きな門扉が、ゆっくりと開き出す。
見えてきたのは、
「魔石?」
門の先には半径10メートルほどの空間が広がり、中にあるのは1つだけ。
中央に台座のようなものが置かれ、その上に大きな、いや巨大な魔石が置かれている。
よく見ると台座から若干浮いた状態で、時計回りに回転しているようだ。
それ以外は何もない空間。周囲はここまでと同様に真っ白の石で覆われ、それなりに高い天井で覆われた、円形の空間。
ゴーレムたちが中へと促すので、ゆっくりと中へ入る。
おそらく、ここが目的地。
この部屋で目指す場所といえば、目の前の魔石付きの台座しかない。
そして、魔石に近づくと、
「っ! みんな、警戒して!」
魔石が目映い光を放ち、そして明滅する。
咄嗟にホムラが私たちの前に出たが、結局魔石は光っただけ。
そして、
「・・・あれは」
魔石の光が一点に収束する。
放射状に放たれた光が集まり、やがて1つの形を作り出す。
それは、人型。だんだんと形作られ、そして、
「娘よ!」
そう、叫んだ。
♢ ♢ ♢
魔石から放たれた光が収束し、形取られた人型。
その人型は、どうやらいい年のおじさんを見せていた。
全身が白光りしているので、髪の色や髭の色は不明。身長は190くらいはあるか?
・・・・・・いやいやいや。そこじゃない。問題は、そこじゃない。
思わず無視しているが、どう誤魔化そうにも、この男、私のことを「娘」って呼んだよね!?
「・・・ええっと、初めまして?」
とりあえず、返してみる。
カイトたちは状況がつかめず混乱した様子だし。いや、私もだけど。
「そうであるな、娘よ!」
うん、私が「娘」で確定だ。
いやいやいや。はい?
「私が、あなたの娘、ですか?」
「うむ。そなたは、儂の娘であるぞ。のお、レーベルバルド」
そういって、目の前の男はレーベルへ問いかけた。
「は?」
思わずそう発した私に対し、レーベルが、
「まさか、再びそのお姿を拝することができようとは・・・」
レーベルは感激した様子で呟き、そして跪いた。
「レーベル、この人って・・・」
レーベルが再会を喜び、跪く相手。そして、私を娘と呼ぶ。
レーベルは、私の魂と融合した卵を守護することを、ガーンドラバル・クルセイルという『龍族』最後の王から命じられていて・・・
「はい。コトハ様のお父上であらせられます、ガーンドラバル・クルセイル様でございます」
間違いなく、父親だった。
とはいえ、何かしらの意味はある。
加えて、光を放っているゴーレム以外の3体が、揃って軽く腰を曲げ礼をするかのように、右手をガゼボに開いた穴、このゴーレムたちが出てきた場所を指し示している。
「・・・とりあえず、行ってみる?」
どうせ反対される。そんなことは百も承知で、ひとまず提案してみる。
もちろん、
「駄目です」
アーロンに却下される。すぐ横ではボイルが首を振り、第1中隊の連中を中心に、同調する者多数。
まあ、分かってた。光で指された私たち以外が近づこうとすれば、丁寧な姿勢から一転、剛健なハルバードの槍先を突き付けられる。つまり、騎士たちが同行するのは不可能。
もちろん、倒してしまうという選択肢はあるが、まあ悪手も悪手。
とはいえ、この場所の調査に来たというのに、明らかに調査すべきこの先を無視して帰るわけにもいかない。第一、私たちが指された理由が知りたい。
「・・・いや、ごめん。行く」
アーロンを真っ直ぐ見つめ、伝える。
「・・・・・・コトハ様。いえ、承知しました。我々は中に入れないようですので・・・」
「騎士ゴーレムは?」
そう思い、近くにいた1体に近づくよう指示を出す。
「ガチャン」という音を立て、再び槍先が向けられた。
「難しいようです。・・・本当に行かれるのですか?」
「うん。ここまできて、スルーはない。どう考えても何かあるでしょ、ここ」
「・・・だからこそ、コトハ様が行くことには反対なのですが・・・。ですが、選択肢がないことも承知しております。お恥ずかしながら、本来、コトハ様には護衛は必要ないともいえます。それに、先ほどの光を見るかぎり、ホムラ殿もご一緒されるのでしょう?」
「うん。ホムラ、来てくれるよね? それにレーベルも」
光が指したメンバーだと、強いのはホムラとレーベルか。
「もちろんですわ。それにここは・・・」
「御意に・・・」
ただ引っかかるのが、先ほどからこの2人。どうも変な感じ。
この建物やゴーレムを見て、なにかを考えているような・・・
「では、コトハ様とお二方で?」
そうしようかと思ったところ、
「姉上、僕も行きたいです」
カイトが言い出す。現在は作戦行動中と言うことで呼び方もこっち。うん、寂しいねぇー・・・
「姉様! ポーラも!」
そうなると続くのはもちろんポーラ。
最近はカイトを真似してか、私のことを「姉様」と呼んだりする。同じく寂しさはある一方で、「姉様」はちょっとかっこよく感じたりもする。
「おか・・・、母上、僕も!」
ポーラが立候補すれば続くのはインディゴ。
「お母さん」呼びから「母上」呼びへ。これについては寂しいとかではなく、慣れない。責任を持って育てるつもりではいるが、母になった実感はまだ無い。
結局、光が指した全員で中に入ることになった。ちなみに、カイトが入る以上、キアラは当然一緒にいる様子だった。
カイトとキアラはともかく、ポーラとインディゴについては、やはりアーロンとボイルが難色を示した。
2人がある程度戦えることはさておき、まだ幼い。インディゴは、うちに来て十分な食事や剣術などの運動、しっかりと睡眠をとることで、すくすくと成長しているとはいえ、まだ5歳。そりゃあ、心配にもなる。
とはいえ、光が差した理由も分からない中で、あえてこのメンバーが指された。
いろいろ考えた結果、全員で入ることになったのだ。
♢ ♢ ♢
私が最終的に決めたことに異は唱えないまでも、やはり不安そうなアーロンやボイルたち騎士を背に、ガゼボに開いた穴の中へと歩を進める。
私たちが近づくと、光を指したゴーレムが先導するように前に出た。最後尾にもう1体が続き、残りは階段の入り口を守る様子。
後に続いていけば、どうやら階段が続いている。
真っ暗な先に若干の恐怖を感じつつも、先導するゴーレムの後を続く。
階段は螺旋階段になっているようで、下を覗いてみてもどれだけ深いのかは正直分からない。
ただ、階段を降りていくのに合わせて、壁に設置されていたランプのようなものが点灯し、足下を照らしてくれた。
誰も触れていないのだから、手動で火をともしたわけではないだろうし、魔法だろうか。
進むこと少し、螺旋階段の終わりが見えた。
階段が終わり、扉のようなものが見える。開け放たれてはいるが、扉自体もかなり豪華な装飾が施されている。
「姉上。ここは一体・・・」
同じく気になったのであろうカイトが声をかけてくる。
「分からない。けど、お屋敷に見えるよね」
「・・・はい」
レーベルがいろいろやってできたクルセイル大公家の屋敷。
前世では見たこともないような規模の屋敷だが、どこか雰囲気が似ている。そういえば、以前訪れたアーマスさんのお屋敷や、王城も同じ雰囲気。
実物を見たことはないが、大理石のような白く綺麗な石で作られた床や壁、天井。扉は金属のように見えたが、鉄のような乱雑な感じではなく、どこか圧倒される美しさがあった。
お屋敷の中を進んでいる。これは、進むにつれて確信に変わった。
螺旋階段を降りた後は、扉をくぐり廊下のような場所を進んだ。同じような扉が左右に複数あり、そのうちの1つの中に入る。
その先には、今度は普通の階段があり、同じく降りていく。
既に、6階層くらいは降りたのではなかろうか? さっきのガゼボから進んできたのだから、ここは相当深い場所になるはず。
やがて、一対の、これまた異常に豪華な門が見えてきた。
「カイト」
「どうしたの?」
「ここってさ、お屋敷、だよね?」
「・・・そうだと思う。
「お屋敷の中に、門があるの?」
「・・・・・・みたい、だね」
どうやらカイトにも分からないらしい。そして、前にあるのが門であることは共感を得られた。私の目がおかしいわけではないようで安心した。
門の前に到着したことで、これまで私たちを挟むように先導していた2体のゴーレムの動きが変わった。
門の両サイドへ移動し、ハルバードの下の先、石突を地面に突き立てる。白い石と強くぶつかり、「ガキンッ」と鋭い音を立てた。
次の瞬間、大きな門扉が、ゆっくりと開き出す。
見えてきたのは、
「魔石?」
門の先には半径10メートルほどの空間が広がり、中にあるのは1つだけ。
中央に台座のようなものが置かれ、その上に大きな、いや巨大な魔石が置かれている。
よく見ると台座から若干浮いた状態で、時計回りに回転しているようだ。
それ以外は何もない空間。周囲はここまでと同様に真っ白の石で覆われ、それなりに高い天井で覆われた、円形の空間。
ゴーレムたちが中へと促すので、ゆっくりと中へ入る。
おそらく、ここが目的地。
この部屋で目指す場所といえば、目の前の魔石付きの台座しかない。
そして、魔石に近づくと、
「っ! みんな、警戒して!」
魔石が目映い光を放ち、そして明滅する。
咄嗟にホムラが私たちの前に出たが、結局魔石は光っただけ。
そして、
「・・・あれは」
魔石の光が一点に収束する。
放射状に放たれた光が集まり、やがて1つの形を作り出す。
それは、人型。だんだんと形作られ、そして、
「娘よ!」
そう、叫んだ。
♢ ♢ ♢
魔石から放たれた光が収束し、形取られた人型。
その人型は、どうやらいい年のおじさんを見せていた。
全身が白光りしているので、髪の色や髭の色は不明。身長は190くらいはあるか?
・・・・・・いやいやいや。そこじゃない。問題は、そこじゃない。
思わず無視しているが、どう誤魔化そうにも、この男、私のことを「娘」って呼んだよね!?
「・・・ええっと、初めまして?」
とりあえず、返してみる。
カイトたちは状況がつかめず混乱した様子だし。いや、私もだけど。
「そうであるな、娘よ!」
うん、私が「娘」で確定だ。
いやいやいや。はい?
「私が、あなたの娘、ですか?」
「うむ。そなたは、儂の娘であるぞ。のお、レーベルバルド」
そういって、目の前の男はレーベルへ問いかけた。
「は?」
思わずそう発した私に対し、レーベルが、
「まさか、再びそのお姿を拝することができようとは・・・」
レーベルは感激した様子で呟き、そして跪いた。
「レーベル、この人って・・・」
レーベルが再会を喜び、跪く相手。そして、私を娘と呼ぶ。
レーベルは、私の魂と融合した卵を守護することを、ガーンドラバル・クルセイルという『龍族』最後の王から命じられていて・・・
「はい。コトハ様のお父上であらせられます、ガーンドラバル・クルセイル様でございます」
間違いなく、父親だった。
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