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第7章
第338話:貴族って本当に
~カイト視点~
「つまり・・・、なんだ? カーラルド王国がダーバルド帝国を滅ぼすってことか? うちはそれに合わせて帝都を襲うことにして、計画の1つだった帝都への攻撃は延期するわけか」
2人の王子が帰り、ようやく一息つけた夕食時、オプスが話し始めた。オプスは最初に挨拶した以外は話していないんだけど、やっぱ攻撃関係が気になるみたい。
にしてもオプスは、どうもチラチラとダンさんと視線を戦わせていたんだよね。あれって、手合わせしたいとかそういった・・・
面倒だし、触れないでおこう、うん。僕は知らない。
「最終的には、ってことでしょうね。今はまだ、その準備段階のようだし」
キアラがオプスに答えているのを聞きながら、これからのことを考えてみる。
とりあえず、王都での用事を済ませてしまおう。
各ギルドは、そこまで時間はかからないだろうから纏めて。
ギブスさんの所は、今予定を確認してもらっている。
終わったら、急いで戻って、砦と研究所かな。コトハお姉ちゃんは早く処理したそうだったし。
♢ ♢ ♢
初日は王宮関連で終わり、翌日はギルドでの用事を片付けた。
冒険者ギルドでは、クライスの大森林で狩れる希少な魔獣の素材が増えるからか、かなり積極的な様子。ガッドの冒険者ギルドのギルドマスターであるソメインさんの名前もかなり効果的だったらしく、「急ぎ調整します!」とのことだった。
商業ギルドも同じ。
うちの領産の素材や武具、魔法薬が定期的に外部へ卸されることは大歓迎らしく、かなり優遇した条件での登録が認められた。
商業ギルドに登録するには、一定金額を納める必要がある。それが、領の特産品の流通を一手に担う商会を設立するためとなるとかなりの高額になる。
もちろんうちの金庫にある白金貨や金貨で足りるし、むしろ貯まっていく一方のお金を使う機会と思っていたのに、想定より大分少額で済んでしまった。
お金が貯まりすぎる現状は健全ではないし、どうにか考えないとね・・・
うちの領の品物を卸す商会の設立は近いうちに行う予定であり、キアラがその商会長となる。今回うちが設立する商会のように領の息が強くかかった商会を設立する場合には、王都の商業ギルドでその手続きを行うことが慣例らしいので、王都の商業ギルドは改めて訪れる必要がある。
何はともあれ、両ギルドでの用事も完了した。
これで、新たな領都の整備と共に行う予定の現在の領都の外部公開への準備も進むし一安心かな。
♢ ♢ ♢
「なあ、カイト。王都ってこんなに戦力揃えてないと危険なのか?」
サイル伯爵家へ向かう馬車の中で、オプスが呆れたように聞いてくる。
僕が指示したわけではないんだけど・・・
現在僕たちが乗る馬車は、4台の馬車に囲まれて王都の通りを進んでいる。
前にガッドのバイズ公爵家を訪れた際に利用した馬車ではないものの、各馬車には騎士や騎士ゴーレムが多数乗り込んでおり、その戦力はかなりのものになる。
王都の治安は落ち着いていると聞いているし、明らかに過剰戦力なのは間違いない。
「仕方がないよ。レーノが『大公家の威容を見せつけることも大切』とか言うから、騎士団も文官衆も張り切っちゃったみたいだし」
「にしてもだろ・・・。王都ってのはそんな危険なのか? 来てから会った奴らで、強そうなのは昨日の冒険者ギルドにいた何人かと、うちに来た王子とその護衛ぐらいだぞ? それも、うちの騎士と比べたら全然・・・」
「そこまで、オプス。そんな分かりきっていること言っても仕方がないでしょ? 全員が全員、あなたみたいに力量の差を感じ取れはしないの。こうやって、見える形で力をアピールすることも大切なのよ」
オプスの疑問はもっともだけど、キアラの指摘も正しい。
それに、今から向かうのはサイル伯爵家。もちろん、当主で伯爵のギブスさんやコトハお姉ちゃんの友だちのサーシャさんなど、伯爵家の方々はうちが仲良くしている数少ない貴族であり、何の不安もない。
けれど、王都に来てから聞いたり、レーベルたちが集めてきたりした情報の中には無視できないものがあったんだよね・・・
「・・・オプス。一応、僕にも考えがあってね」
「そうなのか? まあ、難しいこと考えるのは俺の仕事じゃねぇし、いいか。俺の仕事は2人を守ることだから、その助けになるとだけ考えとくわ」
今回のオプスの一番の仕事は、『獣人族』の代表として僕と一緒にいること、なんだけど・・・、まあいっか。
友だちとして、一緒にいてくれるだけで僕的には嬉しいし。
「それで大丈夫。よろしくね」
「おう」
この素直というかなんというか・・・
オプスは一緒にいて楽なんだよね。
「カイト君! キアラちゃん!」
ギブスさんを押し除け、僕たちの方へ駆け寄ってきてくれたサーシャさんの元気な様子に、ひとまず安心できた。
「・・・サーシャ。正式な訪問を受けているのだからな・・・」
何も言えない様子のギブスさんをこれまた無視して、サイル伯爵家嫡男のロッドさんがサーシャさんを嗜めている。
「急な訪問の失礼をお詫びします。サイル伯爵、サイル伯爵家の皆様方。クルセイル大公、コトハの名代として参りました、大公弟のカイトにございます」
とりあえず、外形的な挨拶を済ませ、再起動したギブスさんの案内に従ってお屋敷の中に入る。
ちなみに、ギブスさんが固まってしまった原因は、うちの車列にあると思う。
ギブスさんは武の心得がある人だし、最初に王都に来た際にサイル伯爵領を襲う魔獣・魔物の大群への対処に手を貸したことで、うちの騎士団や騎士ゴーレムのことはよく知っているしね。
「それでカイト殿。この度はどういった御用向きかな?」
部屋に入り気を取り直したギブスさんがそう切り出す。サイル伯爵家はギブスさん、ロッドさん、サーシャさんの3人だ。
ギブスさんはやはりどこか緊張した様子。一方の、というか当事者のサーシャさんは全く気にしていない様子なところを見ると少し笑ってしまいそう。
「はい。まずは、姉の伝言を伝えに参りました」
「コトハの伝言?」
「はい。姉は、サーシャさんの結婚式に参加できることをとても楽しみにしておりまして。姉からの手紙になります」
コトハお姉ちゃんの手紙をサーシャさんに渡し、とりあえずの役目は終わり。
まあ、本題はここからだけど。
「コトハから? ありがとうカイト君。・・・読ませてもらって、返事を書きたいのだけど、まだ時間はあるかしら?」
「はい。今日は他に予定はないです」
「分かったわ。それなら、少し失礼するわね」
サーシャさんが部屋を出たのを見て、一呼吸置いて今日の本題を切り出す。
「ギブスさん。サーシャさんの結婚に関してお伺いしてもいいでしょうか?」
「「っ!?」」
今度はギブスさんだけでなくロッドさんまでも反応した。
「王都に来たのは一昨日ですが、到着後に情報収集を行ったところ、少し不快な話を聞きました」
「・・・カイト殿の耳にも入ってしまったか、申し訳ない」
「いえ。むしろ、こちらが招いた事態ともいえますので」
王都に来てから僕たちの耳に入ってきたのは、貴族たちにも知れているコトハお姉ちゃんの友人、サーシャさんの結婚相手に自分の息子をあてようとする貴族の存在だ。
貴族的な考えでは、クルセイル大公とお近づきになりたいが、伝手がない。ならば、その友人の結婚相手に自身の縁者をあて、無理矢理伝手を生み出そうというものであり、ある種合理的なのかもしれない。
しかしこれは、サーシャさんやサイル伯爵家、サーシャさんの婚約者であるバロナム伯爵家のヤートンさんの気持ちを無視した手法であるのはもちろん、ほぼ確実にコトハお姉ちゃんの逆鱗に触れる行いだ。
コトハお姉ちゃんは、ヤートンさんと会ったことはないが、王都から戻ってからもサーシャさんとは手紙のやり取りをしており、お二人の結婚を心から祝福していることを僕たちは知っている。加えて、サーシャさんとヤートンさんが婚約するに至った事情、つまりギブスさんの気持ちも知っているわけだ。
そんなコトハお姉ちゃんが、一部の貴族の暴挙を知ったら・・・
馬鹿な企てをした貴族が物理的に滅びるだけで済めば穏便な方だろうか?
僕もサーシャさんには幸せになってもらいたいし、ヤートンさんとの結婚を祝福したい。
そして何より、コトハお姉ちゃんが激怒し同じ国の貴族を破滅させる様を見たくはない。
「正直に申し上げます。下手に姉に知られる前に、姉がサーシャさんとヤートンさんの結婚を心から祝福していることを示し、愚かな考えを持つ者を牽制したいと考えています」
「・・・それは大変ありがたい申し出ではあるが・・・」
「そこで、しばらくの間、サーシャさんとヤートンさんのお二人で、我が領にお越しになりませんか?」
「「えっ!?」」
「つまり・・・、なんだ? カーラルド王国がダーバルド帝国を滅ぼすってことか? うちはそれに合わせて帝都を襲うことにして、計画の1つだった帝都への攻撃は延期するわけか」
2人の王子が帰り、ようやく一息つけた夕食時、オプスが話し始めた。オプスは最初に挨拶した以外は話していないんだけど、やっぱ攻撃関係が気になるみたい。
にしてもオプスは、どうもチラチラとダンさんと視線を戦わせていたんだよね。あれって、手合わせしたいとかそういった・・・
面倒だし、触れないでおこう、うん。僕は知らない。
「最終的には、ってことでしょうね。今はまだ、その準備段階のようだし」
キアラがオプスに答えているのを聞きながら、これからのことを考えてみる。
とりあえず、王都での用事を済ませてしまおう。
各ギルドは、そこまで時間はかからないだろうから纏めて。
ギブスさんの所は、今予定を確認してもらっている。
終わったら、急いで戻って、砦と研究所かな。コトハお姉ちゃんは早く処理したそうだったし。
♢ ♢ ♢
初日は王宮関連で終わり、翌日はギルドでの用事を片付けた。
冒険者ギルドでは、クライスの大森林で狩れる希少な魔獣の素材が増えるからか、かなり積極的な様子。ガッドの冒険者ギルドのギルドマスターであるソメインさんの名前もかなり効果的だったらしく、「急ぎ調整します!」とのことだった。
商業ギルドも同じ。
うちの領産の素材や武具、魔法薬が定期的に外部へ卸されることは大歓迎らしく、かなり優遇した条件での登録が認められた。
商業ギルドに登録するには、一定金額を納める必要がある。それが、領の特産品の流通を一手に担う商会を設立するためとなるとかなりの高額になる。
もちろんうちの金庫にある白金貨や金貨で足りるし、むしろ貯まっていく一方のお金を使う機会と思っていたのに、想定より大分少額で済んでしまった。
お金が貯まりすぎる現状は健全ではないし、どうにか考えないとね・・・
うちの領の品物を卸す商会の設立は近いうちに行う予定であり、キアラがその商会長となる。今回うちが設立する商会のように領の息が強くかかった商会を設立する場合には、王都の商業ギルドでその手続きを行うことが慣例らしいので、王都の商業ギルドは改めて訪れる必要がある。
何はともあれ、両ギルドでの用事も完了した。
これで、新たな領都の整備と共に行う予定の現在の領都の外部公開への準備も進むし一安心かな。
♢ ♢ ♢
「なあ、カイト。王都ってこんなに戦力揃えてないと危険なのか?」
サイル伯爵家へ向かう馬車の中で、オプスが呆れたように聞いてくる。
僕が指示したわけではないんだけど・・・
現在僕たちが乗る馬車は、4台の馬車に囲まれて王都の通りを進んでいる。
前にガッドのバイズ公爵家を訪れた際に利用した馬車ではないものの、各馬車には騎士や騎士ゴーレムが多数乗り込んでおり、その戦力はかなりのものになる。
王都の治安は落ち着いていると聞いているし、明らかに過剰戦力なのは間違いない。
「仕方がないよ。レーノが『大公家の威容を見せつけることも大切』とか言うから、騎士団も文官衆も張り切っちゃったみたいだし」
「にしてもだろ・・・。王都ってのはそんな危険なのか? 来てから会った奴らで、強そうなのは昨日の冒険者ギルドにいた何人かと、うちに来た王子とその護衛ぐらいだぞ? それも、うちの騎士と比べたら全然・・・」
「そこまで、オプス。そんな分かりきっていること言っても仕方がないでしょ? 全員が全員、あなたみたいに力量の差を感じ取れはしないの。こうやって、見える形で力をアピールすることも大切なのよ」
オプスの疑問はもっともだけど、キアラの指摘も正しい。
それに、今から向かうのはサイル伯爵家。もちろん、当主で伯爵のギブスさんやコトハお姉ちゃんの友だちのサーシャさんなど、伯爵家の方々はうちが仲良くしている数少ない貴族であり、何の不安もない。
けれど、王都に来てから聞いたり、レーベルたちが集めてきたりした情報の中には無視できないものがあったんだよね・・・
「・・・オプス。一応、僕にも考えがあってね」
「そうなのか? まあ、難しいこと考えるのは俺の仕事じゃねぇし、いいか。俺の仕事は2人を守ることだから、その助けになるとだけ考えとくわ」
今回のオプスの一番の仕事は、『獣人族』の代表として僕と一緒にいること、なんだけど・・・、まあいっか。
友だちとして、一緒にいてくれるだけで僕的には嬉しいし。
「それで大丈夫。よろしくね」
「おう」
この素直というかなんというか・・・
オプスは一緒にいて楽なんだよね。
「カイト君! キアラちゃん!」
ギブスさんを押し除け、僕たちの方へ駆け寄ってきてくれたサーシャさんの元気な様子に、ひとまず安心できた。
「・・・サーシャ。正式な訪問を受けているのだからな・・・」
何も言えない様子のギブスさんをこれまた無視して、サイル伯爵家嫡男のロッドさんがサーシャさんを嗜めている。
「急な訪問の失礼をお詫びします。サイル伯爵、サイル伯爵家の皆様方。クルセイル大公、コトハの名代として参りました、大公弟のカイトにございます」
とりあえず、外形的な挨拶を済ませ、再起動したギブスさんの案内に従ってお屋敷の中に入る。
ちなみに、ギブスさんが固まってしまった原因は、うちの車列にあると思う。
ギブスさんは武の心得がある人だし、最初に王都に来た際にサイル伯爵領を襲う魔獣・魔物の大群への対処に手を貸したことで、うちの騎士団や騎士ゴーレムのことはよく知っているしね。
「それでカイト殿。この度はどういった御用向きかな?」
部屋に入り気を取り直したギブスさんがそう切り出す。サイル伯爵家はギブスさん、ロッドさん、サーシャさんの3人だ。
ギブスさんはやはりどこか緊張した様子。一方の、というか当事者のサーシャさんは全く気にしていない様子なところを見ると少し笑ってしまいそう。
「はい。まずは、姉の伝言を伝えに参りました」
「コトハの伝言?」
「はい。姉は、サーシャさんの結婚式に参加できることをとても楽しみにしておりまして。姉からの手紙になります」
コトハお姉ちゃんの手紙をサーシャさんに渡し、とりあえずの役目は終わり。
まあ、本題はここからだけど。
「コトハから? ありがとうカイト君。・・・読ませてもらって、返事を書きたいのだけど、まだ時間はあるかしら?」
「はい。今日は他に予定はないです」
「分かったわ。それなら、少し失礼するわね」
サーシャさんが部屋を出たのを見て、一呼吸置いて今日の本題を切り出す。
「ギブスさん。サーシャさんの結婚に関してお伺いしてもいいでしょうか?」
「「っ!?」」
今度はギブスさんだけでなくロッドさんまでも反応した。
「王都に来たのは一昨日ですが、到着後に情報収集を行ったところ、少し不快な話を聞きました」
「・・・カイト殿の耳にも入ってしまったか、申し訳ない」
「いえ。むしろ、こちらが招いた事態ともいえますので」
王都に来てから僕たちの耳に入ってきたのは、貴族たちにも知れているコトハお姉ちゃんの友人、サーシャさんの結婚相手に自分の息子をあてようとする貴族の存在だ。
貴族的な考えでは、クルセイル大公とお近づきになりたいが、伝手がない。ならば、その友人の結婚相手に自身の縁者をあて、無理矢理伝手を生み出そうというものであり、ある種合理的なのかもしれない。
しかしこれは、サーシャさんやサイル伯爵家、サーシャさんの婚約者であるバロナム伯爵家のヤートンさんの気持ちを無視した手法であるのはもちろん、ほぼ確実にコトハお姉ちゃんの逆鱗に触れる行いだ。
コトハお姉ちゃんは、ヤートンさんと会ったことはないが、王都から戻ってからもサーシャさんとは手紙のやり取りをしており、お二人の結婚を心から祝福していることを僕たちは知っている。加えて、サーシャさんとヤートンさんが婚約するに至った事情、つまりギブスさんの気持ちも知っているわけだ。
そんなコトハお姉ちゃんが、一部の貴族の暴挙を知ったら・・・
馬鹿な企てをした貴族が物理的に滅びるだけで済めば穏便な方だろうか?
僕もサーシャさんには幸せになってもらいたいし、ヤートンさんとの結婚を祝福したい。
そして何より、コトハお姉ちゃんが激怒し同じ国の貴族を破滅させる様を見たくはない。
「正直に申し上げます。下手に姉に知られる前に、姉がサーシャさんとヤートンさんの結婚を心から祝福していることを示し、愚かな考えを持つ者を牽制したいと考えています」
「・・・それは大変ありがたい申し出ではあるが・・・」
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「「えっ!?」」
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