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第3章:変わりゆく生活
第122話:冒険者ギルドからの要請
ギルドマスターのソメイン・ジェスラージュさんと、冒険者登録の時に審査官としてお世話になったマーカスさんが、アーマスさんの横に座った。
「えっと、ソメイン・ジェスラージュさんは初めまして。マーカスさんはお久しぶりです。コトハ・フォン・マーシャグ・クルセイルです」
「カイト・フォン・マーシャグ・クルセイルです」
「・・・・・・コトハ殿もカイト殿も、もう少し威厳というか、堅い雰囲気を出す練習をした方がいいかもな」
アーマスさんが苦笑しながらそう言ってくる。
けど、そんなこと直ぐには無理だ。
「・・・まあ、それは追い追いってことで。お二人も、そんな堅苦しくしないでいいですよ?」
私がそう言うと、2人は困ったように顔を見合わせた。そりゃ、明確な身分差がある社会で長く暮らしてきた2人からすれば、大公なんて大層な爵位を持ってる相手には、堅くなるのだろう。本当は私が、それらしい対応をするべきなんだろうけど、昨日今日でできることではないのだ。
「えっと、それではコトハ様、カイト様とお呼びさせていただいてもよろしいでしょうか?」
「うん、いいよ。それで、私たちは何て呼んだら・・・」
「ソメイン、とお呼びください。こちらはマーカスで大丈夫です」
「それじゃ、呼び捨ては気まずいからソメインさんとマーカスさんで」
「ありがとうございます。それで、本日、お時間を頂戴したのは、2つお願いがあるからでございます」
「お願い?」
「はい。1つ目は、クライスの大森林に生息している魔獣、主にファングラヴィットなどの素材を売っていただきたいのです」
「・・・素材?」
「はい。今回の魔獣の大襲撃で、多くのファングラヴィットやフォレストタイガーが討伐されました。それらの素材の一部が、バイズ公爵より冒険者ギルドへ売られたのですが、思っていた以上に良い素材でありまして、提携している商業ギルドからも、多く発注が来ているのです。ですが、この町にいる冒険者に精鋭が多いとはいえ、森の中でファングラヴィットやフォレストタイガーを多く討伐するのは困難です。そこで、クライスの大森林に住まわれているコトハ様に、素材の融通をお願いしたいと思った次第です。もちろん、十分な対価をお支払い致します」
なるほど。ファングラヴィットの毛皮は防具に使われ、牙や爪は金属に混ぜることで強力な武器へと変わる。実際にカイトの持っている双剣も、フォレストタイガーの牙や爪を使って作られたものだ。それに、フォレストタイガーの毛皮は綺麗なので、状態によっては観賞用に需要があったり、貴族の服に使われたりするらしい。
けど、私はアーマスさんに売ることを約束している。それを反故にするわけにはいかない。そう思い、アーマスさんを見ると、
「ソメインも申しておるように、今回の襲撃で、我が領は大量の素材を手に入れている。それを冒険者ギルドに流すくらいにな。なので、今後は冒険者ギルドに卸してくれれば大丈夫だ」
「そう? それなら、いいよ。私たちも使うし、余ったら、かつ、不定期だけどいい?」
「もちろんです。ありがとうございます」
「それで、2つ目は?」
「はい。コトハ様が、クルセイル大公となられたことは、既に告知されています。その領地等の詳細はまだ公表されていませんが、耳聡い者であれば、大公領にクライスの大森林が含まれていることは知っています。そのため、クライスの大森林近く及び内部での採取依頼などが多く出されている状況です。今は、それを受ける冒険者も多くはありませんが、増えていくと思われます。それこそ、一部の高ランクの冒険者は、ファングラヴィットの素材などを用いた武具を手に入れ始めていますので。そこで、コトハ様に、冒険者がクライスの大森林で活動することをお許しいただきたく思います」
「うーんと、そもそも出入りは自由なんじゃないの?」
「現在は、自由です。ですが、それはクルセイル大公領ができる前の話です。基本的に出入りは自由とはいえ、クルセイル大公領はいろいろ扱いが異なるようですから、ご相談に参った次第です」
なるほど。確かに、クルセイル大公領は、一領地というよりは自治領みたいなものだ。私の地位も特殊だし、単に領地間を移動するのとはわけが違うのだろう。
クライスの大森林に人が入って困ることといえば・・・、拠点が見つかること? でも、あれは領主の屋敷みたいなもんだし、別に見られるのは問題ない。入ってきたら困るけど。
後は・・・・・・、『アマジュの実』か。あの木の実の存在は、アーマスさんにすら明かしていない。今後どうするかはさておき、冒険者に好き勝手に木の実を採られるのは困る。
「分かった。森へ入って、採取とかの依頼を行うのは認めるよ。ただし、森の中には、囲いで覆われた場所がいくつかあるの。そこに近づくのは禁止にするけどいい?」
「承知しました。徹底させましょう。その囲いは、見れば分かるものですか?」
「うん。土壁で囲われているし、出入口も封鎖してるよ。だから、間違って入っちゃうことはありえないよ」
「なるほど。では、クライスの大森林に入る依頼を受注する冒険者には、その旨を伝え、立ち入らぬように指示致します」
「・・・確認なんだけどさ、入ってきたら、防衛していいんだよね?」
「はい。一応、依頼以外でクライスの大森林に立ち入ることは控えることとされています。それを再度、周知徹底致します。なので、忠告を聞かずに、その囲いの場所へ行ってしまう冒険者はいないと思いますので、それを無視した場合は、単なる罪人です。冒険者ギルドは、国から独立した組織であり、国から冒険者を守ることもその仕事ですが、罪を犯した者を庇うことは致しません」
「了解。まあ、間違いってこともあるだろうから、確認はするけど、あえて侵入したのなら、容赦はしないからね」
「はい」
そう言うと、ソメインさんとマーカスさんは頭を下げた。
これで話が終わりかと思うと、マーカスさんが口を開いた。
「私からも1つよろしいでしょうか?」
やっぱ、審査官の時の堂々とした感じが素な気がする。なんか、無理してるよね・・・
「マーカスさん。そんな無理しなくていいですよ? 前の審査官の時みたいな感じで」
「そ、そうですか? では、お言葉に甘えさせていただきます。私は、カイト様にお願いがあるのです」
マーカスさんは少し楽に、肩の力を抜いた感じで、そう言ってきた。
「僕ですか?」
「はい。今回の魔獣襲撃には、愚息も騎士の1人として参加しておりました。愚息は、カイト様の戦闘の様子を、細かく教えてくれました。お名前と容姿から、あの時の男の子だと分かったのですが、大変驚きまして。つきましては、もう一度、お手合わせをお願いしたいのです。あの時は、恥ずかしながら油断しており、一撃で伸されてしまいました。今回は、全力で戦わせていただきたいのです」
そう言うと、マーカスさんは再び頭を下げた。
私とカイトが困っていると、
「カイト殿。体調に問題が無ければ受けてやってくれんか? この男は、10年ほど前までは騎士団の副団長を務めていてな。とにかく訓練と強いヤツとの戦闘に目が無いヤツなんだ。引退後は冒険者をしており、筆頭冒険者となって審査官を務めていた。そんな時に2人の審査を担当したのだ。コトハ殿のことは『魔族』と気づいたが、カイト殿は『人間』の子どもにしか見えなかったので、少し油断したらしい。そのことを、これまでの全ての功績を上回るほど後悔しているらしくてな。負けるなら負けるで、全力でぶつかって負けたいそうだ」
と、アーマスさんが説明してくれた。まあ、あの時のカイトは進化していないから『人間』だし、12歳の子どもだった。・・・・・・別に今も13歳で子どもだけど。
審査官は、カイトくらいの年齢の子どもを相手に、初心者ランクでの登録を認めるかを判断するのが主な仕事らしい。それに、不合格後の訓練メニューを考えることもするので、どうしても相手の攻撃を受けてみることが出発点になる。なので、一撃で倒されることは想定していなかったのだろう。
油断があったといえばその通りだろうし、マーカスさんみたいな人がそのことを悔やむのも理解できる。
「カイト。受けてあげたら? 私は戦闘のことはよく分かんないけど、魔獣以外を相手に戦うのって、レーベルくらいでしょ? いろんな人と戦ってみるのも、良い経験だと思うよ?」
「・・・・・・そうだね。マーカスさん。是非、お願いします」
「おお。ありがとうございます。コトハ様、カイト様」
マーカスさんは嬉しそうに、頭を下げた。
「えっと、ソメイン・ジェスラージュさんは初めまして。マーカスさんはお久しぶりです。コトハ・フォン・マーシャグ・クルセイルです」
「カイト・フォン・マーシャグ・クルセイルです」
「・・・・・・コトハ殿もカイト殿も、もう少し威厳というか、堅い雰囲気を出す練習をした方がいいかもな」
アーマスさんが苦笑しながらそう言ってくる。
けど、そんなこと直ぐには無理だ。
「・・・まあ、それは追い追いってことで。お二人も、そんな堅苦しくしないでいいですよ?」
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「えっと、それではコトハ様、カイト様とお呼びさせていただいてもよろしいでしょうか?」
「うん、いいよ。それで、私たちは何て呼んだら・・・」
「ソメイン、とお呼びください。こちらはマーカスで大丈夫です」
「それじゃ、呼び捨ては気まずいからソメインさんとマーカスさんで」
「ありがとうございます。それで、本日、お時間を頂戴したのは、2つお願いがあるからでございます」
「お願い?」
「はい。1つ目は、クライスの大森林に生息している魔獣、主にファングラヴィットなどの素材を売っていただきたいのです」
「・・・素材?」
「はい。今回の魔獣の大襲撃で、多くのファングラヴィットやフォレストタイガーが討伐されました。それらの素材の一部が、バイズ公爵より冒険者ギルドへ売られたのですが、思っていた以上に良い素材でありまして、提携している商業ギルドからも、多く発注が来ているのです。ですが、この町にいる冒険者に精鋭が多いとはいえ、森の中でファングラヴィットやフォレストタイガーを多く討伐するのは困難です。そこで、クライスの大森林に住まわれているコトハ様に、素材の融通をお願いしたいと思った次第です。もちろん、十分な対価をお支払い致します」
なるほど。ファングラヴィットの毛皮は防具に使われ、牙や爪は金属に混ぜることで強力な武器へと変わる。実際にカイトの持っている双剣も、フォレストタイガーの牙や爪を使って作られたものだ。それに、フォレストタイガーの毛皮は綺麗なので、状態によっては観賞用に需要があったり、貴族の服に使われたりするらしい。
けど、私はアーマスさんに売ることを約束している。それを反故にするわけにはいかない。そう思い、アーマスさんを見ると、
「ソメインも申しておるように、今回の襲撃で、我が領は大量の素材を手に入れている。それを冒険者ギルドに流すくらいにな。なので、今後は冒険者ギルドに卸してくれれば大丈夫だ」
「そう? それなら、いいよ。私たちも使うし、余ったら、かつ、不定期だけどいい?」
「もちろんです。ありがとうございます」
「それで、2つ目は?」
「はい。コトハ様が、クルセイル大公となられたことは、既に告知されています。その領地等の詳細はまだ公表されていませんが、耳聡い者であれば、大公領にクライスの大森林が含まれていることは知っています。そのため、クライスの大森林近く及び内部での採取依頼などが多く出されている状況です。今は、それを受ける冒険者も多くはありませんが、増えていくと思われます。それこそ、一部の高ランクの冒険者は、ファングラヴィットの素材などを用いた武具を手に入れ始めていますので。そこで、コトハ様に、冒険者がクライスの大森林で活動することをお許しいただきたく思います」
「うーんと、そもそも出入りは自由なんじゃないの?」
「現在は、自由です。ですが、それはクルセイル大公領ができる前の話です。基本的に出入りは自由とはいえ、クルセイル大公領はいろいろ扱いが異なるようですから、ご相談に参った次第です」
なるほど。確かに、クルセイル大公領は、一領地というよりは自治領みたいなものだ。私の地位も特殊だし、単に領地間を移動するのとはわけが違うのだろう。
クライスの大森林に人が入って困ることといえば・・・、拠点が見つかること? でも、あれは領主の屋敷みたいなもんだし、別に見られるのは問題ない。入ってきたら困るけど。
後は・・・・・・、『アマジュの実』か。あの木の実の存在は、アーマスさんにすら明かしていない。今後どうするかはさておき、冒険者に好き勝手に木の実を採られるのは困る。
「分かった。森へ入って、採取とかの依頼を行うのは認めるよ。ただし、森の中には、囲いで覆われた場所がいくつかあるの。そこに近づくのは禁止にするけどいい?」
「承知しました。徹底させましょう。その囲いは、見れば分かるものですか?」
「うん。土壁で囲われているし、出入口も封鎖してるよ。だから、間違って入っちゃうことはありえないよ」
「なるほど。では、クライスの大森林に入る依頼を受注する冒険者には、その旨を伝え、立ち入らぬように指示致します」
「・・・確認なんだけどさ、入ってきたら、防衛していいんだよね?」
「はい。一応、依頼以外でクライスの大森林に立ち入ることは控えることとされています。それを再度、周知徹底致します。なので、忠告を聞かずに、その囲いの場所へ行ってしまう冒険者はいないと思いますので、それを無視した場合は、単なる罪人です。冒険者ギルドは、国から独立した組織であり、国から冒険者を守ることもその仕事ですが、罪を犯した者を庇うことは致しません」
「了解。まあ、間違いってこともあるだろうから、確認はするけど、あえて侵入したのなら、容赦はしないからね」
「はい」
そう言うと、ソメインさんとマーカスさんは頭を下げた。
これで話が終わりかと思うと、マーカスさんが口を開いた。
「私からも1つよろしいでしょうか?」
やっぱ、審査官の時の堂々とした感じが素な気がする。なんか、無理してるよね・・・
「マーカスさん。そんな無理しなくていいですよ? 前の審査官の時みたいな感じで」
「そ、そうですか? では、お言葉に甘えさせていただきます。私は、カイト様にお願いがあるのです」
マーカスさんは少し楽に、肩の力を抜いた感じで、そう言ってきた。
「僕ですか?」
「はい。今回の魔獣襲撃には、愚息も騎士の1人として参加しておりました。愚息は、カイト様の戦闘の様子を、細かく教えてくれました。お名前と容姿から、あの時の男の子だと分かったのですが、大変驚きまして。つきましては、もう一度、お手合わせをお願いしたいのです。あの時は、恥ずかしながら油断しており、一撃で伸されてしまいました。今回は、全力で戦わせていただきたいのです」
そう言うと、マーカスさんは再び頭を下げた。
私とカイトが困っていると、
「カイト殿。体調に問題が無ければ受けてやってくれんか? この男は、10年ほど前までは騎士団の副団長を務めていてな。とにかく訓練と強いヤツとの戦闘に目が無いヤツなんだ。引退後は冒険者をしており、筆頭冒険者となって審査官を務めていた。そんな時に2人の審査を担当したのだ。コトハ殿のことは『魔族』と気づいたが、カイト殿は『人間』の子どもにしか見えなかったので、少し油断したらしい。そのことを、これまでの全ての功績を上回るほど後悔しているらしくてな。負けるなら負けるで、全力でぶつかって負けたいそうだ」
と、アーマスさんが説明してくれた。まあ、あの時のカイトは進化していないから『人間』だし、12歳の子どもだった。・・・・・・別に今も13歳で子どもだけど。
審査官は、カイトくらいの年齢の子どもを相手に、初心者ランクでの登録を認めるかを判断するのが主な仕事らしい。それに、不合格後の訓練メニューを考えることもするので、どうしても相手の攻撃を受けてみることが出発点になる。なので、一撃で倒されることは想定していなかったのだろう。
油断があったといえばその通りだろうし、マーカスさんみたいな人がそのことを悔やむのも理解できる。
「カイト。受けてあげたら? 私は戦闘のことはよく分かんないけど、魔獣以外を相手に戦うのって、レーベルくらいでしょ? いろんな人と戦ってみるのも、良い経験だと思うよ?」
「・・・・・・そうだね。マーカスさん。是非、お願いします」
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