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第3章:変わりゆく生活
第131話:旅立ち
領都を作り上げ、それぞれがやりたいこと、やるべきことをしつつ、ガッドへ出発する日になった。つまり、カイトとポーラがガッドに旅立つ日だ。
これから2人は、数ヶ月に渡って、いろいろなことを勉強する。距離が近いとはいえ、頻繁に帰ってくることはできないだろうから、しばらくの間お別れだ。
2人にはフェイとレビンがついて行く。本来は護衛の騎士を連れて行くものなんだろうけど、行き先がガッドであり、生活するのはバイズ公爵のお屋敷。そもそも2人に加えてフェイたちもかなり強いので、騎士の護衛は連れて行かない。
まあ、往きは私も行くし、物資の補給や素材を卸すために荷物が多いので、騎士を半分ほど連れて行く。
今回の面子は、主役のカイトとポーラ、フェイとレビン。私と15名の騎士とレーノが一緒に行く。乗って行くスレイドホースや軍馬たちはそれぞれの相棒で、スティアとウォロン、ワートがそのまま残る。ポーラはいつも通りシャロンだ。そして最後にリン。卸しに行く素材も、向こうで調達する予定の物資もかなりの量になる。馬車などなく、 —いや馬車があっても森の中を走るのは難しいだろうが— 騎士が分けても持てる量には限りがあるので、『マジックボックス』を使えるリンの出番だ。
軍隊において、物資の重要性は言うに及ばない。遠征にしろ、籠城にしろ、必要な物資をどのように運搬し保管するか、それは指揮を取るものの永遠の悩みのタネだろう。そんな難問を、リンは簡単に解決してしまう。『マジックボックス』の収容量は、リンの魔力量に依存するようで、ここでの暮らしで日々魔力を増やし、私の進化の恩恵も受けているリンの収容量はかなりのものだった。現在ではスキルの強さは“大”だ。それを知って驚き喜んだマーカスの提案で、リンは騎士団所属の唯一の補給部隊、その部隊長に任命した。
意味が分かっているのか疑問だったが、「嬉しい!」と感情がかなり激しく伝わってきたので、良かったのだろう。
騎士を率いているのは、ジョナスという騎士だ。レーノと同時期にアーマスさんのところの騎士団に入隊したらしい。マーカスの推薦で、同じく同期のアーロンという騎士と共に騎士団の副団長に任命した。数は少ないが、騎士団所属の騎士を2つに分け、第1分隊の指揮官にジョナス、第2分隊の指揮官にアーロンを指名した。これまで隊分けは、勤務時間の割り振り程度の意味しかなかったが、今回はジョナス率いる第1分隊の騎士が私と一緒にガッドへ、マーカスとアーロン率いる第2分隊そして第1分隊所属のゴーレム騎士が、ガーンドラバルを守る。
レーノは冒険者ギルドでの魔獣の素材の卸売り、主にトレイロ商会での必要物資の購入、バイズ公爵領の文官との今後の交易等の交渉など、全てを任せてある。まあ、レーノが有能かつ信頼できることは、この1ヶ月で十分に理解しているので、基本的に任せておけばいいだろう。私の役目は、2人を送り出すことにあるのだから。後は、マーカスたちの家族の移住をどうするかを、相談したいとは思っているけど。
♢ ♢ ♢
ガッドに着くと、貴族用の門へ向かう。本来は貴族の身分を示す証、冒険者カードのようなものが発行されるらしいが、カーラルド王国ではその仕組みが整えられていないし、ラシアール王国のなんて持っていない。なので、以前アーマスさんから貰った短剣を用意していたのだが、必要なかった。
門に近づくとジョナスが、
「我々はクルセイル大公殿下の一行である。責任者をお願いしたい」
と、決して大きい声では無いが、低くよく通る声で告げた。
それを聞いていた門番が後ろにあると思われる詰め所に向かって走り出し、少しして見覚えのある男性が出てきた。名前は知らないけど、一緒に戦った騎士だと思う。
「ジョナスか? ・・・そういえばクルセイル大公領に任官したんだったか」
「ああ、久しぶりだなトバイアス。今はクルセイル大公領騎士団の第1分隊長を仰せつかっている。それで、中に入りたいのだが・・・」
「ああ、申し訳ない。えっと、そちらがクルセイル大公殿下ですね。ご無沙汰しております。数ヶ月前の対魔獣戦では大変お世話になりました」
そう言ってトバイアスと呼ばれた騎士が頭を下げてきた。
「えっと、久しぶり。今日はバイズ公爵と約束があって来たんだけど、入っていい?」
「はい。アーマス様より、近々クルセイル大公殿下がお越しになることは伺っておりました。アーマス様のお屋敷まで馬車を手配しておりますので、こちらへお越しください」
トバイアスさんの案内で私たちは馬車へ乗せてもらい、アーマスさんのお屋敷まで移動した。
アーマスさんのお屋敷では、ボードさんと以前森で出会ったサーナル、そしてアーマスさんの長男ラムスさんが出迎えてくれた。
「ようこそコトハ様。カイト様にポーラ様も。バイズ公爵領を代表して歓迎致します」
そう言って、ラムスさんが挨拶してくれる。
「お久しぶりですラムスさん。お世話になりますね」
私も返し、案内に従いついて行く。カイトとポーラ、フェイとレビンとレーノは一緒に。ジョナス以下騎士たちは、サーナルさんの案内でマーラたちを厩舎へ預けに行った。
いつもの応接室に案内され、
「コトハ様。父は現在、ジャームル王国からの使者との会談中でして、少ししたら参ると思いますので、今しばらくお待ちください」
「ええ。いつ来るかとか決まってなかったのだし、大丈夫よ。・・・そういえば、アーマスさんが来る前に1つ聞いていい?」
「はい。もちろんです」
「確かラムスさんはランダル討伐に出陣すると聞いていたんだけど、ここにいるってことは・・・」
「はい。ランダルの軍勢は討伐しました。ランダルやその息子たちは死亡、子飼いの貴族も多くが死にました。数名は捕らえており王都に移送してあります」
「そう、よかった」
とりあえず一安心だ。話を聞く限り負けることは無いと思っていたが、戦場では何が起こるか分からない。それにジャームル王国の介入も予測された。なので、無事に討伐軍が勝利したのは喜ばしいことだった。
「それじゃあ、今来てるっていうジャームル王国からの使者って・・・」
「詳細は分かりませんが、どさくさに紛れてジャームル王国が奪った北側及びベルガン伯爵領にある港の処遇の相談だと思います。ハールおじさん・・・、国王陛下は王都へ戻られたばかりですし、父は宰相の地位に就いていますから、交渉相手としては父が適任なのでしょうね」
「そうねー。なんかアーマスさんが仕事漬けになってる気がするね」
「おそらく、その通りかと。数日後には王都に戻る予定ですし、王都でもやることが山積みでしょうから・・・」
宰相って大変そうよね・・・。新国家で、内乱明け、しかも他国と領土問題あり。素人の私が考えても、やることが山積みだ。
それからラムスさんからランダル討伐のこと、ガッドのこと、他の貴族のことなどをいろいろ聞いた。内乱が起きて国家が割れ、新しい国家が誕生した。それからイメージされるよりは遥かに治安は安定しているらしい。特に王都となったキャバンやガッド、こちら側の高位貴族領の領都なんかは、商人の出入りなども今まで通りみたいだ。戦争によって商人が逃げ出してしまうといった問題も発生していないようで安心した。
そんな話をしていると、アーマスさんが応接室に入ってきた。
「久しぶりだなコトハ殿、カイト殿、ポーラ殿」
「お久しぶりです」
「レーノも元気でやっているようだな」
「アーマス様もお変わりなさそうで」
「・・・そうだな、仕事がかなり増えて参っているがな」
確かにアーマスさんからは、疲労が色濃く見えた。『アマジュの実』から作った魔法薬は、栄養ドリンク的にも使えたので、後で差し入れしておこう。
「コトハ殿とはいろいろ話すべきことがあるが、とりあえず。今回は、カイト殿とポーラ殿を、教育のために受け入れるということでよかったな?」
アーマスさんがそう問いかけると、
「「よろしくお願いします」」
と、カイトとポーラが答えた。
「うむ。2人を歓迎しよう」
アーマスさんが優しそうな笑顔で応じ、2人が頭を下げた。
これから2人は、数ヶ月に渡って、いろいろなことを勉強する。距離が近いとはいえ、頻繁に帰ってくることはできないだろうから、しばらくの間お別れだ。
2人にはフェイとレビンがついて行く。本来は護衛の騎士を連れて行くものなんだろうけど、行き先がガッドであり、生活するのはバイズ公爵のお屋敷。そもそも2人に加えてフェイたちもかなり強いので、騎士の護衛は連れて行かない。
まあ、往きは私も行くし、物資の補給や素材を卸すために荷物が多いので、騎士を半分ほど連れて行く。
今回の面子は、主役のカイトとポーラ、フェイとレビン。私と15名の騎士とレーノが一緒に行く。乗って行くスレイドホースや軍馬たちはそれぞれの相棒で、スティアとウォロン、ワートがそのまま残る。ポーラはいつも通りシャロンだ。そして最後にリン。卸しに行く素材も、向こうで調達する予定の物資もかなりの量になる。馬車などなく、 —いや馬車があっても森の中を走るのは難しいだろうが— 騎士が分けても持てる量には限りがあるので、『マジックボックス』を使えるリンの出番だ。
軍隊において、物資の重要性は言うに及ばない。遠征にしろ、籠城にしろ、必要な物資をどのように運搬し保管するか、それは指揮を取るものの永遠の悩みのタネだろう。そんな難問を、リンは簡単に解決してしまう。『マジックボックス』の収容量は、リンの魔力量に依存するようで、ここでの暮らしで日々魔力を増やし、私の進化の恩恵も受けているリンの収容量はかなりのものだった。現在ではスキルの強さは“大”だ。それを知って驚き喜んだマーカスの提案で、リンは騎士団所属の唯一の補給部隊、その部隊長に任命した。
意味が分かっているのか疑問だったが、「嬉しい!」と感情がかなり激しく伝わってきたので、良かったのだろう。
騎士を率いているのは、ジョナスという騎士だ。レーノと同時期にアーマスさんのところの騎士団に入隊したらしい。マーカスの推薦で、同じく同期のアーロンという騎士と共に騎士団の副団長に任命した。数は少ないが、騎士団所属の騎士を2つに分け、第1分隊の指揮官にジョナス、第2分隊の指揮官にアーロンを指名した。これまで隊分けは、勤務時間の割り振り程度の意味しかなかったが、今回はジョナス率いる第1分隊の騎士が私と一緒にガッドへ、マーカスとアーロン率いる第2分隊そして第1分隊所属のゴーレム騎士が、ガーンドラバルを守る。
レーノは冒険者ギルドでの魔獣の素材の卸売り、主にトレイロ商会での必要物資の購入、バイズ公爵領の文官との今後の交易等の交渉など、全てを任せてある。まあ、レーノが有能かつ信頼できることは、この1ヶ月で十分に理解しているので、基本的に任せておけばいいだろう。私の役目は、2人を送り出すことにあるのだから。後は、マーカスたちの家族の移住をどうするかを、相談したいとは思っているけど。
♢ ♢ ♢
ガッドに着くと、貴族用の門へ向かう。本来は貴族の身分を示す証、冒険者カードのようなものが発行されるらしいが、カーラルド王国ではその仕組みが整えられていないし、ラシアール王国のなんて持っていない。なので、以前アーマスさんから貰った短剣を用意していたのだが、必要なかった。
門に近づくとジョナスが、
「我々はクルセイル大公殿下の一行である。責任者をお願いしたい」
と、決して大きい声では無いが、低くよく通る声で告げた。
それを聞いていた門番が後ろにあると思われる詰め所に向かって走り出し、少しして見覚えのある男性が出てきた。名前は知らないけど、一緒に戦った騎士だと思う。
「ジョナスか? ・・・そういえばクルセイル大公領に任官したんだったか」
「ああ、久しぶりだなトバイアス。今はクルセイル大公領騎士団の第1分隊長を仰せつかっている。それで、中に入りたいのだが・・・」
「ああ、申し訳ない。えっと、そちらがクルセイル大公殿下ですね。ご無沙汰しております。数ヶ月前の対魔獣戦では大変お世話になりました」
そう言ってトバイアスと呼ばれた騎士が頭を下げてきた。
「えっと、久しぶり。今日はバイズ公爵と約束があって来たんだけど、入っていい?」
「はい。アーマス様より、近々クルセイル大公殿下がお越しになることは伺っておりました。アーマス様のお屋敷まで馬車を手配しておりますので、こちらへお越しください」
トバイアスさんの案内で私たちは馬車へ乗せてもらい、アーマスさんのお屋敷まで移動した。
アーマスさんのお屋敷では、ボードさんと以前森で出会ったサーナル、そしてアーマスさんの長男ラムスさんが出迎えてくれた。
「ようこそコトハ様。カイト様にポーラ様も。バイズ公爵領を代表して歓迎致します」
そう言って、ラムスさんが挨拶してくれる。
「お久しぶりですラムスさん。お世話になりますね」
私も返し、案内に従いついて行く。カイトとポーラ、フェイとレビンとレーノは一緒に。ジョナス以下騎士たちは、サーナルさんの案内でマーラたちを厩舎へ預けに行った。
いつもの応接室に案内され、
「コトハ様。父は現在、ジャームル王国からの使者との会談中でして、少ししたら参ると思いますので、今しばらくお待ちください」
「ええ。いつ来るかとか決まってなかったのだし、大丈夫よ。・・・そういえば、アーマスさんが来る前に1つ聞いていい?」
「はい。もちろんです」
「確かラムスさんはランダル討伐に出陣すると聞いていたんだけど、ここにいるってことは・・・」
「はい。ランダルの軍勢は討伐しました。ランダルやその息子たちは死亡、子飼いの貴族も多くが死にました。数名は捕らえており王都に移送してあります」
「そう、よかった」
とりあえず一安心だ。話を聞く限り負けることは無いと思っていたが、戦場では何が起こるか分からない。それにジャームル王国の介入も予測された。なので、無事に討伐軍が勝利したのは喜ばしいことだった。
「それじゃあ、今来てるっていうジャームル王国からの使者って・・・」
「詳細は分かりませんが、どさくさに紛れてジャームル王国が奪った北側及びベルガン伯爵領にある港の処遇の相談だと思います。ハールおじさん・・・、国王陛下は王都へ戻られたばかりですし、父は宰相の地位に就いていますから、交渉相手としては父が適任なのでしょうね」
「そうねー。なんかアーマスさんが仕事漬けになってる気がするね」
「おそらく、その通りかと。数日後には王都に戻る予定ですし、王都でもやることが山積みでしょうから・・・」
宰相って大変そうよね・・・。新国家で、内乱明け、しかも他国と領土問題あり。素人の私が考えても、やることが山積みだ。
それからラムスさんからランダル討伐のこと、ガッドのこと、他の貴族のことなどをいろいろ聞いた。内乱が起きて国家が割れ、新しい国家が誕生した。それからイメージされるよりは遥かに治安は安定しているらしい。特に王都となったキャバンやガッド、こちら側の高位貴族領の領都なんかは、商人の出入りなども今まで通りみたいだ。戦争によって商人が逃げ出してしまうといった問題も発生していないようで安心した。
そんな話をしていると、アーマスさんが応接室に入ってきた。
「久しぶりだなコトハ殿、カイト殿、ポーラ殿」
「お久しぶりです」
「レーノも元気でやっているようだな」
「アーマス様もお変わりなさそうで」
「・・・そうだな、仕事がかなり増えて参っているがな」
確かにアーマスさんからは、疲労が色濃く見えた。『アマジュの実』から作った魔法薬は、栄養ドリンク的にも使えたので、後で差し入れしておこう。
「コトハ殿とはいろいろ話すべきことがあるが、とりあえず。今回は、カイト殿とポーラ殿を、教育のために受け入れるということでよかったな?」
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